June 22, 2008

Tower Crane

AssistOnを出て横断歩道の前で明治通りの向かい側に目をやると鈍色の空に二台のメタルカラーのタワークレーンが凛として聳え立っていた。タワークレーンを美しいと感じたのは久しくなかったことだ。

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June 03, 2008

藤森照信 グラウンド・ツアー

F-moriGT.jpg

編集出版組織体・アセテートから『藤森照信 グラウンド・ツアー』刊行決定の案内が届いた。発行日、価格等の詳細は未定であるが、サイトにはグラウンド・ツアー【泥もの】【石もの】【積みもの】【地底もの】【UFO】それぞれの収録予定地座標がありGoogleMapやGoogle Earthとリンクできるようになっている。そういえばGoogleMapもアップデートされマップ上に写真やWikipediaの情報を表示できるようになった。それにしてもポタラ宮を【UFO】に分類するとは、いかにもF森教授....。

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May 15, 2008

バウハウス・デッサウ展


昨日は出講日の午後を利用してバウハウス・デッサウ展に行ってきました。もちろん、その前に18日が開催期限のTizianoを観賞する為、西洋美術館に立ち寄ってからです。
と云うことで写真は只で入手できるパンフレット、右下の四つ折りにされたA4サイズのパンプレットを広げるとA2サイズ用紙の隅々に展示品が並んでいる。解説はないけど、これだけでも立派な資料。左下は同時開催されている芸大コレクション展の「東京美術学校とバウハウス」のリーフレット、これは1階の受付で申し出ると貰えます。因みにリーフレット右上の図はバウハウスに留学した山脇巌の芸大卒業制作。

展覧会の内容は次の通り
一部:デッサウ以前/バウハウスとその時代(地下展示室)
二部:デッサウのバウハウス/基礎教育と工房(三階展示室)
三部:建築(三階展示室)一画にグロピウスによる校長室をサッシュのディテールまで再現
尚、地下展示室では芸大コレクション展を同時開催

バウハウスのあるデッサウ(Dessau)は1989年のベルリンの壁崩壊まで、第二次世界大戦後は東ドイツ領であったため永い期間その実態の詳細が分からず、建築史の写真資料は戦前の写真か、戦後の荒廃した写真くらいであった。バウハウスを自由に訪れることが可能になったのは1990年代以降、ようやくこうした映像を見られるようになった。
GoogleMap:BAUHAUS( 51°50'23.04"N 12°13'39.25"E)

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April 19, 2008

ショーの製塩工場

今日(4/19)のテレビ東京系「美の巨人たち」(PM10:00〜10:30)はクロード・N・ルドゥーの「アル=ケ=スナンの王立製塩所」だ。地名を冠にした名称(Saline royale d'Arc-et-Senans)もフランス語を仮名表記すると「アル=ケ=スナン」と「アルク・エ・スナン」と翻訳者によって微妙な違いがあるようだが、「ショーの製塩工場」と覚えた世代にはどちらも舌を噛みそうである。
GoogleMap( 47°2'6.00"N 5°46'37.26"E)
NHK 世界遺産の旅:【アルク・エ・スナンの王立製塩所】

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April 04, 2008

BAUHAUS experience, dessau

BauhausExp.jpg

昨年はル・コルビュジエ展でしたが、今年は藝大美術館でバウハウス・デッサウ展が大型連休前から開催されます。(引き続き巡回展が夏に浜松、秋に新潟、来春が宇都宮と開催予定。)そういえば三年前にエントリーした「Landscape of Architectures」でバウハウスについて触れていたこと思い出した。そうだ!5月18日までなら上野でヴィーナスにも会えるのだ。

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March 30, 2008

地中海ブログ

medblog.jpg

その名の通り【地中海都市バルセロナから日本人というフィルターを通したヨーロッパの社会文化をお送りします。】と云うコンセプトで運営されているバルセロナ在住の建築家・cruasan 氏のブログである。見つけたのは偶然、いわゆるセレンディピティである。先のエントリーGoogleMapでPalladio tourで作成したGoogleMapにカルロ・スカルパのブリオン・ヴェガをプロットする際、場所を特定するのに何か情報がないかと"Cemetery Brion-Vega"をキーワードに検索していて見つけたサイトである。普通ならそのまま見逃してしまうのであるが、私の作成したGoogleMap"Palladio Tour in Veneto"の主要なポイントを押さえ「旅行記:建築 」のカテゴリーでエントリーされていたのであった。19年前の記憶を絞り出して書き綴っている私よりも、この三月に訪れた氏の新鮮な旅行記の方が情報が確かなことは言うまでもない。早速便乗させてもらうべくコメントを寄せたところ快く承諾を戴いた次第です。コンテンツは歴史、都市、建築、美術からサブカルチャーとその守備範囲は広く、その視点は人間社会に向けられています。最新のエントリー都市の闇:ヴェネチア(Venezia)の裏の顔とジェントリフィケーション(Gentrification)で氏は『一匹の妖怪がヨーロッパを徘徊している。ジェントリフィケーションという妖怪が』の言葉で結んでいる。重い言葉である、僕には「住む・2008春号」の松山巌氏によるエッセー「怠けるヒント」の『...どうやら川ばかりか、空まで人間は埋め立てはじめている。...』の言葉と共鳴して聴こえてきた。

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March 27, 2008

GoogleMapでPalladio tour

GoogleMapの解像度が多少向上したので、今まで識別不能だったVilla Barbaro の形状が漸く確認できるようになった。と云うことで2008年は建築家"Andrea Palladio"の生誕500年なのでGoogleMapでPalladio tourを企画してみた。400年程の時代の差があるが同郷の建築家と云うことで、ちょっとだけ"Carlo Scarpa"も加えてある。

GoogleMapで"Palladio Tour in Veneto"を開く。

今まで書いた"Andrea Palladio"(アンドレア・パッラーディオ)に関するエントリー。
August 26, 2005 Rotonda
August 29, 2005 マゼールの館
January 06, 2006 Anaglyph
January 10, 2006 立体写真集 NIPPON・明治の日本を旅する
February 06, 2007 完璧な家
May 06, 2007 Santa Sofia
cruasanさんの地中海ブログ・ 旅行記:建築に"Palladio Tour in Veneto"で紹介したパラーディオやスカルパの作品についてのエントリーがあります。


いつか見に行きたいGiulio Romanoの"Palazzo del TE"も加えてしまいました。あまり大風呂敷を広げずに、このマップはポー川より北の範囲に留めて置かねばいけませんね。

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March 07, 2008

なんちゃってバラック

saigou-barrack00.jpg

この建築物はバラックに擬態しているのでしょうか、どうやら鉄筋コンクリート造の外壁とコンクリートの片持ち庇を錆トタンで覆っているようです。元の形態は分かりませんが、マンサード屋根と外壁のトタンは増改築の結果でしょうか、「なんちゃってセレブ」に対抗して「なんちゃってバラック」とか...。南西側から見ると屋上にコンテナらしきものが...。

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February 17, 2008

建築の記憶-写真と建築の近現代-

kenchikunokioku.jpg

東京都庭園美術館で開催中の『建築の記憶-写真と建築の近現代-』期間は3月31日まで、ドレスコードによる割引があるらしい。と云うことで見逃さないように備忘録。

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January 24, 2008

VectorWorks2008


(画像クリックで拡大)
と云うことで昨日、小雪がちらつく中、六本木ヒルズ49階のアカデミーヒルズ・タワーホールで行なわれたA&A主催による『VectorWorks2008全国 Tour東京』に行ってきたのだ。
VectorWorks13ではなくVectorWorks2008である。NNA(Nemetschek North America)のショーンはこれから一年毎にアップグレードを行なうと宣っていたが、そんなに煩雑にアップグレードするのは如何なものだろう。画面はVectorWorks2008のデモ版であるが、見て分かる通りアイコンやらデータバー等のインターフェースが大幅に変更されている。データバーはショートカットバーと統合され作図ウィンドウ上部に「表示バー」として再構築され、モードバーはツールバーと名称変更されている。特筆すべき改良点は「第二座標軸」への対応である。「第二座標軸」は拙著「2D-CAD」でも言及し、90年代にNNA(当時DGS)のショーンがディールと共に初来日したとき私と古山君が何とかしてくれないかとお願いしていた機能である。まぁ14年目にして漸く実現したと云うことである。画面の選択図形とデータパレットを見て解る通り、用紙を回転させても図形の属性は失われる事もなく、回転させたままで形状の変更も可能である。2月1日から発売の予定。
追記:困ったことに2D平面の回転は上位商品のDesignerにしか搭載されてない機能でした。m(__)m

VW2008-totalPrice.jpg

来年まで使うとして総計85万1550円を19年で割ると年平均4万4818円の使用料と考えることもできる。前回のアップグレードと比べ32.7%の値上げ率が気になるところです。

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November 21, 2007

多摩美術大学図書館

伊東豊雄氏の設計になる多摩美術大学図書館を見学してきた。この10年くらいの間、多摩美・八王子キャンパス前の谷道を車で通ると、いつも工事中のシートや足場が見えていたが、それもこの図書館の完成で終止符を迎えたようだ。多摩美には10年一昔前くらいに行った事があるが、それ以来の訪問である。兎に角、キャンパスが広くなった。と云うよりも多摩ニュータウンが東側の道路を挟んで多摩美の隣まで押し寄せてきたと云うのが実感。(Google Earthの○が図書館の位置)

多摩丘陵の傾斜に合わせて1階・アーケードギャラリーの床も傾斜が付けられている。

建物廻りのグレーチングは免震構造により設けられた緩衝帯。傾斜している床に置かれた傘立ての水平調整が微妙です。閲覧室と開架書庫の撮影は禁止されているので写真はありませんが、閲覧室の窓から眺める八王子は鑓水の里山風景は心が和みます。

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October 23, 2007

タレル的な...

先週、横須賀美術館を見てきた。特に開催中の「澁澤龍彦 幻想美術館」を見たかった訳でもはなく、神奈川県立近代美術館-鎌倉の「アントニン&ノエミ・レーモンド」を見に行った足で、ちょっと横須賀までと思い立った。
1階の企画展示室を繋ぐ廊下から浦賀水道を航行する貨物船を見ていたら、係員の女性が『日没後の天窓も色が、、、奇麗ですよ。』と教えてくれた。

なるほど、時間限定だけど、タレル的な孔々である。建物を構成するニュートラルなマテリアルがより一層の効果を生んでいるように見える。(念の為、壁は白ですが、照明の色温度の関係で赤みを帯びて、それが青の補色効果を強調しているようです。)

と云うことで肝心の展覧会ですが、『澁澤龍彦 幻想美術館』は表現者として、ディレッタントしての澁澤龍彦と昭和の時代を俯瞰的に観るには良い企画だと思います。何か1970年代というか昭和40年代のユリイカや現代思想、美術手帖等の雑誌を観ているようで、時代がプレイバックしているように思えました。最初の展示物がジャン・コクトーの「大股開き」続いて、マン・レイのサド公爵、、後は、ご想像を、、、。

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September 20, 2007

MoMA Design Store

MoMA-Design-Store.jpg

MoMA E-News】から「MoMA Design Storeが表参道にOpen!」と云う案内が届いた。場所は何処かと確認すると「原宿ビブレ21」を解体撤去して新たに建設された商業施設「GYRE」である。

昔、1970年代まで、ここには鉄骨平屋建ての紀伊国屋ストアがあって、その裏が駐車場になっていました。その敷地にN商事ビルが建ち、「原宿ビブレ21」が入居した訳ですが、その間、なんたらかんたらと紆余曲折があった物件です。原宿・表参道も大手資本が闊歩する時代ですが、裏道までにもそうした大手資本が侵入したら、この街も死んでゆくでしょうね。

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July 04, 2007

Philip Johnson: A Glass House Opens

A-Glass-House.jpg

Apple.comPhilip Johnson: A Glass House Opensの記事によると、Philip Johnsonの没後二年を経て、彼の自邸である Glass House が一般公開されるそうだ。この記事はビジターセンター内のマルチメディア・システムをAppleが協力したということによるものだろう。見学料金は、1人90分で25ドルの人数限定の予約制となっている。尚、500ドル払えばピクニック・ランチ付きのツアーもあるとか、、、、時間があって、お金もある人はこの夏休みにどうでしょうか。

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June 17, 2007

新日曜美術館:近代建築の父 ル・コルビュジエの真実

MCが替わってから、あまり見なくなった新日曜美術館なので今朝(6/17)【むしろ『画家』と呼ばれたかった〜近代建築の父 ル・コルビュジエの真実〜】が放送されるとは気がつかなかった。(再放送:6/17午後8時から)
解説は我国有数のコルビュジエ・コレクターである大成建設・ギャルリー・タイセイ学芸員の林美佐さん、未だに多くの誤解を招いてるコルビュジエの言葉:「住宅は棲むための機械」について、メディアリテラシー的に正しく解釈を述べている。
現在開催中の森美術館・「ル・コルビュジエ展:建築とアート、その創造の軌跡」のナビゲーターは建築家・青木淳氏。

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June 04, 2007

ル・コルビュジエ展

Corbujier2007b.jpg

六本木ヒルズ・森美術館でル・コルビュジエ展:建築とアート、その創造の軌跡を見てきた。
パリのコルビュジエのアトリエとマルセイユのユニテ・ダビタシオン、それにカップマルタンの休暇小屋の原寸室内模型が展示されているとのことであるが、イタリアの家具メーカー・カッシーナがミラノ・サローネに展示する為に製作したカップマルタンの休暇小屋の室内レプリカは良くできていたが、他の二点は貧弱でお粗末、多くを期待しないでスケールを確認するだけのものと考えた方が良さそうだ。そんな中で、ユニテ・ダビタシオンの室内階段のレプリカだけは一見の価値がある。ジャン・プルーヴェの影響によるデザインであろうか、薄板鋼板を三角形にロールフォーミングによる曲げ加工したササラ桁とプライウッドの踏み板のディテールが実に理に適って美しい。

そういえば、六本木にはコルビュジエを師とする前川國男氏の元で修業した大高正人氏による全日本海員組合会館が建っている。この建物にもコルビュジエのミームは受け継がれているのである。それにしても周囲に高層建築のなかった竣工当時の写真と比べると、様変わりしたものである。

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May 24, 2007

JISハンドブック・製図

JIS2006.jpg

下が1993年度版、上が2006年度版のJISハンドブック・製図です。頁数にして928頁から2152頁に増え、値段も4660円から9000円と略二倍になっている。この10年余りでグローバル・スタンダード化の潮流には逆らえずか、ISOの規格に準拠するカタチで"handbook"と云うには手に余る"a fat book"に、、、。

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May 19, 2007

TALIESIN EAST

MyPlaceにエントリーされたタリアセン・ウェスト:TALIESIN WESTを見て、早速"Google Earth"で"TALIESIN WEST"まで飛んで行き、周囲を偵察していたら、もうひとつのタリアセン"TALIESIN EAST"はどうなっているのか好奇心が湧いて出た。丁度、Google Earthのサイドバーのレイヤに「AIA(アメリカ建築家協会)の特集コンテンツ」が組込まれていたのでそれを頼りに"TALIESIN EAST"( 43° 8'29.37"N  90° 4'13.30"W)まで飛んでみた。すると、低解像度の衛星写真の中に"TALIESIN EAST"が丘の上に漂着していた。このイメージはどこかで見たことがある。30年前に見たタルコフスキーの映画・惑星ソラリスラストシーンにイメージが重なって見えてきた。

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May 08, 2007

藤森建築と路上観察

Fmori.jpg
と云うことで昨年の第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展帰国展の「藤森建築と路上観察:誰も知らない日本の建築と都市」である。

銀座・メゾンエルメス:「メゾン四畳半 藤森照信 展

と云うことで10日の午後、初台で途中下車して展覧会を観てきました。会場入り口でエレベータに乗ろうとする縄文人に遭遇、ロッカーに荷物を預け、第一展示室に入るとそこには藤森建築で使用された素材や屋根や壁のモックアップが展示されている。縄文建築を標榜する藤森建築であるが、その表面の自然素材に隠された裏側から近代合理主義に裏付けされたHigh-Techな甲冑が見え隠れし、決してナチュラルではないエキセントリックで強かな彼の二面性が伺え、そこが何であるが、、、。
第二展示室は下足をぬいで躙り口から入る仕掛けとなる。(靴下に穴が開いていると恥ずかしい思いをするので事前に要チェックである。)Tokyo Plan 2101は地球温暖化で海面上昇による都心部の水没を縄文海進期に見立て、生き残った未来人の為のサバイバル・シテイプランのようだが、些か漫画チックで藤森建築にしては皮肉のスパイスが今一つ不足しているように思えた。
竹と縄で編んだパビリオンの中では路上観察学会のスライドショーが見られ、路上観察写真のツボがオヤジ達の雑談(解説?)で語られ、それなりに面白いが、、既に賞味期限が切れているのが些か哀しい。
 
しかし、時代の感覚なのかF森教授と路上観察学会のオヤジ達は極くフツーに見えてしまうのだ。このまま縄文式掘っ建て柱の様に立ち枯れてしまうのかしら、、、アンチテーゼとしての作品主義の限界かなとも思う。

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May 06, 2007

Santa Sofia

akiさんのLizards of OZを読んでリンク先の"JAPAN WINE CHALLENGE 2006"の"Gold Medal"を見ると"Santa Sofia"の文字が目に入った。このワイナリーは18年前に訪れているが、訪問の目的はワインではなく建築である。ヴェローナ郊外にあるパラーディオによる"Villa Serego"( 45°29'56.49"N 10°55'26.52"E)が、そのワイナリーなのである。

Santa-Sofia02.jpg

もちろん建築見学に留まらずワインを試飲して、1ダースのワインをゲットした事は云うまでもない。写真はワインケースを担いで"Villa Serego"を引き上げてくるツアー一行。(撮影場所:Google Earth 衛星写真の赤丸付近)

ヴェローナと云えば観光的にはヴェローナ・デ・アレーナのイタリアオペラとシェークスピアのロメオとジュリエットの舞台となったことで有名だが、建築家カルロ・スカルパの代表作の"Banca Popolare di Verona "( 45°26'24.41"N 10°59'48.62"E)と"Castelvecchio Museum "( 45°26'23.32"N 10°59'16.83"E)があることでも知られている。

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May 02, 2007

National Assembly in Dacca

今日は連休の谷間の出講日、明日から連休後半に突入、しかし連休明けに提出しなければいけない仕事があって、とーぜん休みはない。こんなときはGoogle Earthで気分転換するしかないのである。
と云うことで、昨年、建築家"Louis I. Khan"の足跡を追った映画"MY ARCHITECT A Son's Journey"を地味に話題にしたが、その時カーンの遺作となったダッカの国会議事堂をGoogle Earthで探してみた。だが川と大地の違いが判る程度の衛星写真ではとても見つけることはできなかった。それから一年、今日の再挑戦で漸くカーンの遺作である国会議事堂の幾何学的な形態を鮮明にみることができたのである。やれやれなのだ。
National Assembly Hall in Dacca, Bangladesh ( 23°45'45.79"N 90°22'46.69"E)

ところで、ダッカの旧市街地を上空から眺めるのも初めてなのだが、この楕円形をした池(?)のようなモノの存在が気になる。

カーンと云えばソーク研究所はどうなっているのだろうと偵察に行くと、こちらも鮮明な画像になっていた。研究所南側にある新興高級住宅地の成功者向け大邸宅がなんていうか、、、アメリカンです。
Salk Institute ( 32°53'13.68"N 117°14'43.25"W)

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April 29, 2007

ル・コルビュジエ展:建築とアート その創造の軌跡

corbusierexi07.jpg
ル・コルビュジエ生誕120周年を記念した展覧会が5月26日から森美術館で開かれる。目玉はマルセイユのユニテ・ダビタシオンとカップマルタンの休暇小屋の原寸室内模型だそうだ。それまでには六本木ヒルズのエレベーター・ワイヤーケーブルの補修も終わるだろうが、、、。

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April 23, 2007

ずれてる「TBS世界遺産」

Google Earthのサイドメニューバーを見ると特集コンテンツに「TBS世界遺産」が付け加えられていた事に気付いた。ならば世界遺産の二つの住宅はどうなっておるのか先ずは"Die Villa Tugendhat"に飛んでみた。するとウィキペデアやPanoramioのコンテンツのマーキングはあるが「TBS世界遺産」はない。ブルノの街を上空から偵察するとトンデモない場所にマーキングがあった。

と云うことで直線距離にして約780メートルも離れているのでした。TBSはこれだけのコンテンツを提供している訳ですから、位置情報も正確に伝えましょうね。
Die Villa Tugendhat (49°12'25.97"N 16°36'57.38"E)
因みにSchroder House (52° 5'7.30"N 5° 8'51.83"E)の位置情報は許容範囲内で問題ありませんでした。

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April 19, 2007

Siedlung Halen

Siedlung-Halen06.jpg

この写真はSiedlung Halen(ハーレン・ジードルング)の写真集Wohnort Halenの表紙見返しである。阿佐ケ谷テラスハウスを見てから、略同時期に造られた"Siedlung Halen"の現在はどうなっているのか気になり"Google Earth"で一飛びした。空から"Siedlung Halen"とその周辺の環境を見ると人が集まって住むと云うことの意味と自然と開発について考えさせてくれる。

Siedlung-Halen01.jpg
( 46°58'23.93"N 7°24'46.78"E )

因みに高木滋生建築設計事務所の同僚だった横澤くんがハーレンの集合住宅(Siedlung Halen 1959-61)として彼のサイトに写真をアップしてある。
(このエントリー、実は昨年暮れから下書きのまま、塩漬け状態でありました。akiさんのLe Corbusier ......を見て思いだし、取りあえずアップした次第であります。)
ハーレン・ジードルング付近の地形図:MapGate24

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April 01, 2007

第五回アースダイビング・善福寺川+阿佐ケ谷住宅 報告

と云うことで昨日、善福寺川・調査ミニダイブから数えて5ヶ月が経ちましたが参加者21名で第五回アースダイビング・善福寺川+阿佐ケ谷住宅を無事に実行することができました。気になる天気もどうにか持ちこたえ、桜の花の下を方南町から阿佐ケ谷住宅まで善福寺川沿いに約4.2キロを3時間半近く掛けて散策し、途中でkawaさんから提供された善福寺川今昔を伝える写真撮影の場所も確認、時代による大都市郊外の変貌を改めて実感した次第であります。参加者の皆様お疲れさまでした。
Kai-Wai 散策:第五回アースダイビング (珍編)
aki's STOCKTAKING:第五回アースダイビング・善福寺川+阿佐ケ谷住宅
af_blog:花曇り@第五回アースダイビング大会
Roc写真箱:5th Earth diving
秋葉OLの楽しみ探し : ぜんぷくじ川周辺
N的画譚 : トタン系溶接加工工場
ONE DAY :第五回 アースダイビング<善福寺川+阿佐ケ谷住宅>その1
ONE DAY :第五回 アースダイビング<善福寺川+阿佐ヶ谷住宅>その2
東京クリップ: 善福寺川を歩く
MyPlace:「第五回アースダイビング・善福寺川+阿佐ケ谷住宅」
simple pleasure:桜・さくら・SAKURA
Blog版「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」:
第五回アースダイビング-善福寺川と阿佐ヶ谷住宅地の50年を探る。- (その1)-川の『原地形』-
第五回アースダイビング-善福寺川と阿佐ヶ谷住宅地の50年を探る。- (その2)-潰された『クボ』-
第五回アースダイビング-善福寺川と阿佐ヶ谷住宅地の50年を探る。- (その3)-阿佐ヶ谷住宅-
う・らくん家:アースダイビング

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March 20, 2007

第五回アースダイビング・善福寺川+阿佐ケ谷住宅

アナウンスだけで日程が決まっていなかった「第五回アースダイビング・善福寺川と阿佐ケ谷住宅の50年を探る。」+「花見付き」を3月31日午後に開催します。集合地点は地下鉄丸ノ内線・方南町駅、目的地は阿佐ケ谷住宅です。集合時間等のタイムスケジュール等が確定しましたら当ブログにて告知する他、前回参加者の皆様にメール致します。
これが阿佐ケ谷住宅を見る最後の機会かも知れません。散りゆく桜花を愛でながら1950年代のモダニズムに想いをはせるアースダイビングとなりそうです。
追記・更新:アバウトなタイムテーブル等を追加しました。

5th Earth diving. 『善福寺川と阿佐ケ谷住宅の50年を探る。』 

 今回のルートは神田川水系の善福寺川を方南町から南阿佐ケ谷の阿佐ケ谷住宅までです。ゴール地点の阿佐ケ谷住宅は昭和33年(1958)に竣工した日本住宅公団による分譲住宅の団地です。今から約50年前の昭和33年当時の地形図(P-6)を読むと台地部分は宅地化されていますが善福寺川流域には多くの水田が残されていた事が解ります。阿佐ケ谷住宅はそれらの水田を埋め立て宅地造成して建設された住宅公団による団地の一つです。現在の善福寺川流域には既に水田もなく護岸も整備され川底が深く渓谷化されています。それは川底の浅かった善福寺川の流域に沿って窪田が広がっていた嘗ての風景とは異なるものでしょう。昭和22年の航空写真(P-7)を見ても解る通り、当時既に武蔵野台地の薪炭林である雑木林や田畑の殆どは失われ宅地化されています。右のGoogleEarthの航空写真に見られる善福寺川流域の緑地は嘗て水田だった場所を埋め立て整備して緑地化されたものです。これらは古くからある大宮八幡宮と戦前から整備された和田堀公園を除いては未だ50年経っていないものです。逆に言えば50年あれば森を造る事が可能であることを示しています。また嘗ての窪田は豪雨の氾濫に対し調節池の役割も担っていました。今日の様に川幅ぎりぎりに宅地化された河川は豪雨に対する抵抗力を失い、新たな都市水害を招いています。そうした都市水害に備え流域の緑地では運動公園を兼ねた調節池の整備が現在進行中です。それが可能なのは善福寺川流域の元農地を私有地のままに置かず、行政が長年に亘り共有地として確保してきたからでしょう。理想的には英国の様に都市の余白としてヒースを残す事かも知れません。今回のダイビングは阿佐ケ谷住宅と重ね合わせ『コモンの思想』を考えてみる機会になればと思います。因みに善福寺川ではアースダイビングのシンボルである水鳥「カイツブリ」が出迎えます。


・日時 2007年3月31日(土曜)PM1:00〜PM6:00
・内容 距離:約4.2km
・PM1:00〜 方南町に集合し堀之内橋から善福寺川流域を散策
・PM2:00〜 杉並区立郷土資料館見学(入場料¥100)
・PM2:45〜 大宮八幡宮と和田堀公園を散策(休憩)
・PM3:45〜 花見がてら善福寺川を阿佐ケ谷住宅まで散策
・PM4:30〜 阿佐ケ谷住宅及びにトタンギャラリーを見学
   公団阿佐ケ谷住宅・テラスハウス25号棟
・PM6:00〜 阿佐ケ谷界隈にて打上・反省会(場所未定)

・集合場所
2007年3月31日PM1:00
地下鉄丸ノ内線・方南町駅西改札を出る
地下鉄出口1(地上・方南町交差点角)
環状七号線・方南町交差点・北西側角にて。

・参考時刻表(ジョルダン・乗換案内調べ)
・新宿発12:46荻窪行・中野坂上乗換
 方南町12:57着
・荻窪発12:37池袋行・中野坂上乗換
 方南町12:57着
※中野坂上で乗換に注意!
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以上、資料等のダウンロード方法については別途メールにして連絡します。

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March 12, 2007

手掛かりを求めて

akiさんから『天狗様、お願げえしますだ。』のメールを頂戴したので「水無瀬の町家」の所在地発見までの事の顛末を取り上げます。それは2月10日のこと、akiさんから電話で「水無瀬の町家」の場所を知らない?と尋ねられた。そういえば水無瀬橋の傍にある位の知識しかなく、その水無瀬橋も浅川に架かっているのは知ってるがその場所は知らなかった。坂本一成氏の教え子である河さんが以前「水無瀬の町家」をエントリーして、そこで『、、、信じられない程綺麗な水無瀬の町家を見る事ができて、凄く嬉しかった。』書いてあったので、「きっと河さんが知っているんじゃないかな。」と答えた。程なく「河さんも行ったことないらしい」とakiさんから電話がきた。なんだ河さんも自分と同じ講釈師だった。それならば"GoogleEarth"に頼るしかない、手掛かりを求めて古雑誌を調べはじめた。

そういえば「水無瀬の町家」はTOTO通信のF森教授の連載「原・現代住宅再見」に近況が出ていた筈と探したがこういう時に限って見つからない。確か雑誌・都市住宅に出ている筈と書棚から都市住宅7109臨時増刊・住宅第1集を引っ張り出した。ネットでも「水無瀬の町家」についての情報がないか調べてみた。都市住宅には旧道沿いの町並に建つ「水無瀬の町家」の写真があった。ネットからの情報では南南西に向かって建っているらしい。一番の手掛かりは都市住宅の町並が写った写真である。旧道が浅川の堤に向かって緩い勾配の上りになっていること、「水無瀬の町家」の左隣の家は角地でそこが四つ辻になっている。この写真とネット情報から浅川の南側にあるらしいことが推測される。地形と建物の形状、銀色の屋根にはトップライト、それらを手掛かりにして水無瀬橋の付近を"GoogleEarth"で調べた。そして浮かび上がったのがこの地点。
< 35°39'42.15"N 139°18'40.70"E >
それらの条件に該当する場所は此処しかない。座標情報をakiさんにメールすると『、、、なんだか軒が出ていて影が落ちている感じだし、ちょっと大きいという感じがしますが、、、』の返事。
翌日の2月11日、車で買い出しに、運転の途中で、そうだついでに水無瀬橋まで行ってみようと思い立つ。目的のスーパーを行き過ごし、甲州街道に出て千人町の交差点で左折する。この道は八王子市役所に行く時に通る道だ。その道を陣馬街道の手前で左折すれば、この道の右手に「水無瀬の町家」がある筈だ。ゆっくりと車を走らせると右手前方に銀色に輝く建物が、、、『やったね!(^o^)』、生憎とカメラを持たずに出たので証拠写真はないが、家に戻ってから『へへへ、、、、』の一行メールをakiさんに送信。
aki's STOCKTAKINGのコメントにも書いたが、「水無瀬の町家」を手掛けた建築家・坂本一成氏の処女作「散田の家」は中央線の車窓から工事中の段階から注目していた。尤も、その段階では誰の仕事かは知る由もないが近隣に点在する住宅と異なる文脈で造られている事は理解できた。完成した姿から建築家・篠原一男氏の影響を受けている住宅であることは予想できた。それから、後に新建築に「散田の家」として発表されたのを見て坂本一成と云う名がインプットされた。昭和30年代初めの西八王子から高尾(浅川)までの中央線の南側は、一面に畑が広がり、曲がりくねった農道の両側には桑の木が植えられ、雑木林の丘陵の山裾に人家が点在するような風景であった。散田(八王子市側)または三田(旧南多摩郡浅川町側、現・東浅川)と云う同じ読みの地名が付けられてはいたが水田は見たことがない。散田から東浅川の一帯が工場誘致の為に区画整理されたのは浅川町が八王子市に編入合併された後の昭和30年代も後半になってからである。1969年(昭和44)の「散田の家」も周囲は畑ばかりで、野中の一軒家と云う様相であったが、いつの間にか人家が建込み中央線の車窓から姿を消してしまった。
GoogleEarthで「散田の家」を探す手掛かりは方形屋根とトップライト、それにGA HOUSE No.4に掲載の図面であった。何よりも正方形のプランに側室の出張りが決め手となった。
< 35°39'4.66"N  139°18'17.44"E >

北側の前面道路に沿って附属棟が増築され建物全体を伺う事は叶わない。築40年近く経っているがメンテナンスも良い、やはり庇の存在によって建物の傷みも押えられているのだろう。

どうも、右側のサイディングの家はOMっぽいのだが、モスバーガーの駐車場からなら確認できるでしょう。その奥の建物が散田の共同住宅ではとfuruさんに指摘されました。やはり教え子の力は違います。
東京工業大学・坂本一成研究室

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March 11, 2007

木造四階建?

昨日、打合せで杉並校舎に行ったついでに、31日の為の調査ダイブとして方南町から阿佐ケ谷住宅まで歩きました。昨年の10月28日に一度 善福寺川・調査ミニダイブは済ませていますが、調査に漏れた箇所と地下鉄・方南町駅からのルートを確認する為です。そして前回立ち寄らなかった杉並区立郷土博物館で資料の収集、大宮八幡宮ではアースダイビングの無事を願っての神頼みです。と云うことで左の写真は善福寺川の緑地に面した木造四階建?の建物ですが、実際は鉄骨で補強した木造三階+地下一階(擁壁部分を利用)でしょうか。それにしても恐れを知らぬ三階部分のオーバーハングです。

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February 22, 2007

耐震偽装

月に響く笛・耐震偽装   藤田 東吾 (著)
耐震偽装を公表したイーホームズ藤田東吾による所謂告発本である。Amazonから購入したが正規販売でなくマーケットプレイスによる代行販売である。前書きによれば文藝春秋社から刊行することで合意していたそうだが、アパグループによる耐震偽装の記述を削除しなければ文藝春秋社から発行できない、云々の経緯が記されている。そうした耐震偽装に関わることだけでなく、何故に建築の専門教育を受けていない上昇志向の強い青年が検査機関を起業し経営するに至った動機付け知りたかったが、キャッチコピーのようなイーホームズの理念「21世紀の住環境の向上」から伺い知る筈もなく、只そこには文系による理系支配と云う、今日的な社会構図さえ隠れみえてくる。新幹線で野中広務を見掛けた事象を出会いのエピソードに増幅する例からも、彼にとって検査機関の経営は己の社会的発言権を確実にするための布石だったのだろう。今回の別件逮捕に等しい社会的制裁は、逆に彼にとっては政界進出の好機と捉えているのではなかろうか。感傷的すぎる文体も、そうした思惑があってのことかと意地悪オヤジは勘ぐってしまうのだが、、、

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February 14, 2007

Luis Barragan House and Studio

Barragan.jpg

2002年に東京都現代美術館で「ルイス・バラガン 静かなる革命」 展が開かれた当時は未だ世界遺産に指定されていなかった「ルイス・バラガンの自邸とスタジオ」であるが、その当時、NHK新日曜美術館やテレビ朝日の特別番組で放送されて以来のメディア登場ではなかろうか。シンプルな片持ちの木製階段に注目を。
2007年2月18日午後11時30分 TBS系列「世界遺産」で放送予定。
GoogleEarth < 19°24'39.98"N  99°11'32.65"W >

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February 10, 2007

フランク・ロイド・ライト「落水荘」

本日のテレビ東京・「美の巨人たち」はフランク・ロイド・ライト「落水荘」です。
放送は午後10時から午後10時30分まで、ライトのファンもそうでない人も必見か、『滝の上に家を建てるという構想を抱いたライトは、わずか2時間で設計図を完成させた。』と云う伝説を縦糸に番組制作しているようだが、、、さて、録画予約だけは忘れないようにしておこう。
Great Buildings Online:Fallingwater
公式サイト:Fallingwater
GoogleEarth < 39°54'20.48"N  79°27'39.62"W >低解像度

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February 08, 2007

図説・西洋建築史

図説・西洋建築史グルッポ7・共著
彰国社・刊 ISBN4-395-00648-5 定価(¥2,800+税)
7人の建築史家のコラボレーションによる西洋建築史の入門本である。内容は古代から19世紀までを五つの時代に分類、各時代毎に15のテーマを設定し、一つのテーマを見開き二頁で一人の執筆者が担当している。ある意味、カタログ的な編集でもある。読者は興味や関心のあるテーマから読めるようになっている。読者には建築史を履修する学生を対象としているが、勿論一般の読者にも受けいられる内容でもある。もしも、欧州への旅行を計画しているのならば、旅行に沿ったテーマを選び一読しておくことを勧めたい。旅行が100倍楽しくなることは間違いない。
手前味噌になるがこれは「Macintosh Desktop Architecture Guide」の編集方針と共通するものがある。グループで一冊の本を上梓する場合の最善の選択肢の一つであるようだ。

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February 07, 2007

VectorWorks12.5

Google-Earth-VW12.5.jpg

アップデートされたVectorWorks12.5はGoogle-Earthで3Dを表示するKMLファイル形式を取り出せるようになりました。と云う訳で手持ちのファイルからKMLファイルを作成してみました。(但し、KMLの取り出しは12.5DXのみ。)
Schroder House.kml:Download file

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February 06, 2007

完璧な家

完璧な家 パラーディオのヴィラをめぐる旅
ヴィトルト・リプチンスキ (著), 渡辺 真弓 (翻訳)
白水社・刊 ISBN4-560-02702-1
サブタイトルの通り、 本書はパラーディオ設計の公共建築や宗教建築、はたまたパラッツオと呼ばれる都市住宅ではなく、郊外や田園地帯に建つヴィラ(別荘と云うよりも荘園住宅)に焦点が当てられている。
完璧な家とは所謂『用・美・強』を兼ね備えた家である。『、、、なぜなら、有用であっても長持ちしない建物、永続性はあっても便利でない建物、あるいは耐久性と有用性の両方を供えていてはいても美しさに欠ける建物を、完璧と呼ぶことはできないからである。』とパラーディオは語る。
因みに2005年12月の地中海学会月報285の「自著を語る」に於いて翻訳者の渡辺真弓さんが著者や本の内容についてのエピソード等を語られている。尚、リプチンスキ氏はねじとねじ回しの著者でもある。

そういえば来年はパラーディオ生誕500年を記念する年である。没後400年を迎えた1980年も世界各地でパラーディオを記念する展覧会が開かれ、日本では九段のイタリア文化会館で開催されている。そのとき配布された建築見学案内の小冊子・表紙のロトンダの空撮写真が珍しかった。
パラーディオに興味を抱いたのはロバート・ヴェンチュリーの「建築の複合と対立」に於けるサン・ジョルジョ・マッジョーレのファサードの分析からであろう。その後、ヴィチェンツアのバシリカの写真のセルリアン・モチーフの端正な力強さに魅せられ、これはいつか見に行きたいと思っていた。

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そんなことで建築家協会が「パラーディオ紀行」を企画していたのを知り、渡りに舟と申込んだ。時はバブル絶世期の1989年、世の中の建築関係者の誰もが多忙を極めていた。最小催行人員15人のところ、集まったのはたったの9人だけであったが、ツアーは予定通り実行された。ツアーに先立ち勉強会が行なわれたが、その講師を担当されたのが「完璧な家」の翻訳者・渡辺真弓さんであった。

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1989年8月27日21時30発・搭乗予定の英国航空006便が台風の影響で韓国の金浦空港より遅れて成田に到着、時間は遅れたが搭乗手続きも荷物も積み終え、滑走路に出て、いざ離陸と云うところでタイムオーバー、成田空港の離着陸時間を過ぎ空港が使用できなくなってしまった。これは言い訳、本当は機体整備の不良であることは間違いない。きっと、離陸寸前まで機長、機関士、整備員、管制官の間で揉めていたのだろう。深夜につき、そのまま機中に泊まり、翌日午後の英国航空008便で再出発。てことで命拾いしたのだが、当初の予定が狂い、パドヴァ行きはキャンセルと相成り、パドヴァ近郊の五つのヴィラを見学することは叶わなかった。結局、一日遅れでヴェネチアに到着、その翌日の8月30日午前10時にロトンダに辿り着いた次第である。

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Villa Malcontentaは運河からの眺めが優美である。

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Villa Cornaro の前の通りでは朝市が開かれていたが、村人は我々日本人の一団を珍しそうに眺めていた。

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Villa Emoの前に訪れたVilla Barbaroについては拙ブログのマゼールの館で触れている。
現地で「パラーディオ紀行」に同行し、我々に解説と助言を与えてくれた福田晴虔氏はGA JAPAN47の「歴史は現代建築に必要か」に於いて『建築史という学問の目標は、建築創作の過程を追体験することだと考えている。、、、、、その追体験を学生諸君に語ることによって、幾分かはもの作りの倫理が伝えられるのではないかと考えている。』と述べている。
「完璧な家」の著者・ヴィトルト・リプチンスキも建築家としてパラーディオのヴィラをめぐる旅を続けながら、パラーディオの建築創作の過程を追体験しているのであろう。そうした視点で本書を読むと、訪問したヴィラの佇まいが脳裏に浮かび、未だ見ていないヴィラへの想像力がかきたてられてゆく。なかでも最終章のヴィラ・サラチェーノは見学予定を断念したヴィラであるが、現在は貸別荘として利用できるようになっているようだ。

翻訳者である渡辺真弓先生は私が週に一度、非常勤講師を務める東京造形大学の教授である。昨年、海外研修で半年間ヴェネツィアに滞在しパラーディオの研究を続けてこられた。そのエピソードは地中海学会月報は2006年10月の月報293「ヴェネツィア雑感」としてエッセーに記されている。

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January 06, 2007

趣味と実業


暮れの吉原ミニダイブで見掛けた趣味と実業を併用した建築。家主の本来の趣味は左側の立面にあるのだろうが、それと対照的に右側鉄工所側の立面は実用的に敷地の接道部分全面に八枚建てのハンガードアとそれを吊り支えるトラスによって構成されている。ホイスト・クレーンのタワーと控えが隣接する建物にある所を見ると、其処までが鉄工所なのだろうか。ホイスト・クレーンやキュービクルにも小屋根が設けられているところが、うーむ。

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December 30, 2006

若王子の四軒長屋

先月のアースダイビングのポイントである王子、それに私の住んでいる八王子から、王子繋がりと云う事ではないが、京都東山は若王子神社参道近くの四軒長屋である。東京は谷根千界隈にある長屋とも趣が異なる。大阪の文化住宅に見られる破風を強調した妻入り程ではないが、下屋部分の出張りで分節し入り母屋にしているところが、軒入り(平入り)を旨とする市中の町屋に見られない自己主張なのだろうか。

二軒毎に前面道路の高低差に合わせられている。南面する