September 23, 2003

Louis I Khanの映画

Louis I Khanの息子が父の足跡を辿るドキュメンタリー映画MY ARCHITECT A Son's Journeyを創ったという。
Louis I Khanが亡くなったのがイランがまだパーレビ政権下にあるときで、首都テヘランの都市計画を日本の丹下健三と協同で設計しているときだから1970年代の後半だろう。
今になって考えるとLouis I Khanの死因はいわゆる俗に言う「エコノミークラス症候群」ではないだろうか。イランからの帰路、N.Y.のペンシルベニア駅で行き倒れ、そのまま身元不明の遺体として三日の間、モルグに安置されていたという。長時間のフライトで血液がドロドロになり、それによって生じた血栓で肺血栓による呼吸器障害による心不全、或いは心筋梗塞か脳梗塞を起こしたとも考えられる。これは全くの想像であるが考えられないこともない。

Posted by S.Igarashi at September 23, 2003 07:26 PM
コメント

来年早々に国内上映の予定があるそうです。
下記の新建築・編集者のブログに情報がありました。
一酔千日戯言覚書2
http://oyabin304.exblog.jp/

Posted by: iGa at October 19, 2005 04:09 PM

残念ながらアカデミー賞は逃してしまったようです。

Posted by: S.Igarashi at March 2, 2004 12:28 PM

>昨晩、ボストンでこの映画を見ました。
それは素敵ですね。この映画は今年のアカデミー賞・ドキュメンタリー部門にノミネートされてますから受賞するといいですね。

Posted by: S.Igarashi at February 20, 2004 04:39 PM

遅いレスですみません。昨晩、ボストンでこの映画を見ました。カーンには2人も愛人がいたんですね。ドキュメンタリーの映画ですが、私はとても感動しました。ダッカの議事堂の美しいこと、、、、、

Posted by: 田中隆 at February 20, 2004 03:37 PM

おっしゃる通りエコノミークラスの乗客が着陸後に発症する事例が多いことから「エコノミークラス症候群」と命名された経緯があります。(現在は誤解を避ける意味で、深部静脈血栓症とか旅行者血栓症とか呼ばれる場合もあるそうです。)ファーストクラスでも、長距離ドライブでも手術後でも長時間、水分も摂らず身体を動かさないでいると、その原因となる血栓が生じやすく、またその症状も必ずしも直ぐに現れるとは限らず、一週間後に発症する事例もあるそうです。有名な話ではサッカーの高原選手が海外遠征の帰国後に身体の不調を訴え、検査してみたら血栓が見つかり、「エコノミークラス症候群」と診断され、ワールドカップに出場できませんでした。カーンの場合もストレスもあるでしょうし、何かの既往症もあったかも知れませんし、何が原因なのか分かりませんが、深部静脈血栓が心臓発作の引き金になった可能性も考えられると思います。(高原とカーンの名前が並ぶと、オリバー・カーンと誤解されそうですね。)

Posted by: S.Igarashi at December 4, 2003 11:20 AM

カーンがなくなったのは1974年3月、心臓発作と知られています。エコノミークラス症候群って一般的に空港で発病しますし、当時カーンがエコノミクラスに乗ってたのでしょうか。やはり死因は莫大な仕事量、金銭的トラブルからきたストレスではないでしょうか。映画は日本でも早く公開してほしいですね。愛人の娘は本を、本妻の息子は映画を、、私は息子の映画に一票って感じです。

Posted by: ica at December 3, 2003 03:12 AM

見たいですねぇ。
こうした独立系プロダクション制作の映画はアメリカでも上映するのは、そう簡単じゃないだろうな。やっぱり自主上映会のような形式なのかな。

Posted by: 五十嵐進 at September 24, 2003 08:19 PM

サイト見ました。美しいですね。見たい。

Posted by: 秋山東一 at September 24, 2003 12:29 PM