今朝の日曜美術館のアートコーナーで伊東豊雄の「アイランドシティ中央公園中核施設 ぐりんぐりん 」が紹介され、工事中の映像もありました。(午後8時45分過ぎからNHK教育で再放送)
三次元曲面を巧みに使った鉄筋コンクリートシェルによるランドスケープ・アーキテクチャーなのですが、設計はコンピュータで解析できて問題ないのでしょうが、施工が一筋縄ではいかない代物です。優秀な仮枠大工に鉄筋工を必要とするもので、コンクリート打ちの品質にも徹底した管理が求められるものです。CADの普及によって建築家には造形の自由度が齎されましたが、施工現場にはあまり恩恵が齎されていないと云うのが現実。