と云うことで昨年の第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展帰国展の「藤森建築と路上観察:誰も知らない日本の建築と都市」である。
銀座・メゾンエルメス:「メゾン四畳半 藤森照信 展」
と云うことで10日の午後、初台で途中下車して展覧会を観てきました。会場入り口でエレベータに乗ろうとする縄文人に遭遇、ロッカーに荷物を預け、第一展示室に入るとそこには藤森建築で使用された素材や屋根や壁のモックアップが展示されている。縄文建築を標榜する藤森建築であるが、その表面の自然素材に隠された裏側から近代合理主義に裏付けされたHigh-Techな甲冑が見え隠れし、決してナチュラルではないエキセントリックで強かな彼の二面性が伺え、そこが何であるが、、、。
第二展示室は下足をぬいで躙り口から入る仕掛けとなる。(靴下に穴が開いていると恥ずかしい思いをするので事前に要チェックである。)Tokyo Plan 2101は地球温暖化で海面上昇による都心部の水没を縄文海進期に見立て、生き残った未来人の為のサバイバル・シテイプランのようだが、些か漫画チックで藤森建築にしては皮肉のスパイスが今一つ不足しているように思えた。
竹と縄で編んだパビリオンの中では路上観察学会のスライドショーが見られ、路上観察写真のツボがオヤジ達の雑談(解説?)で語られ、それなりに面白いが、、既に賞味期限が切れているのが些か哀しい。
しかし、時代の感覚なのかF森教授と路上観察学会のオヤジ達は極くフツーに見えてしまうのだ。このまま縄文式掘っ建て柱の様に立ち枯れてしまうのかしら、、、アンチテーゼとしての作品主義の限界かなとも思う。
aneppeさん、どうも。
去年「木村伊兵衛のパリ」を見に初めてエルメスに入りました。確かにエルメスは、慇懃無礼なドアマンとマヌカンの(このオヤジは何も買わないなと云う)白い視線で居心地は悪いですね。因みにエレベーターはシンドラー社製です。(^_^;)
新聞で知りましたが、
エルメスって入ってもいいんですかー?
というレベルで近づけません(*_*;
メゾンエルメスはそうでしたか。
明日は出講日なので帰りに初台で途中下車して東京オペラシティアートギャラリーに寄ってみるつもりですが、、、。
メゾンエルメスは先日行ってきました。
感想は???でした。σ(^_^;)