と云うことで、昨日(4月13日)宇都宮美術館まで「リートフェルトの平行定規」を取材に行ってきました。宇都宮美術館は市の北部「うつのみや文化の森」に設計が岡田新一設計事務所で1966年に竣工、翌年1997年3月にオープンした未だ新しい美術館です。宇都宮の美術館というと1970年代初頭の川崎清・設計の栃木県立美術館と勘違いしてしまいそうですが、どちらも或る意味、その時代の精神を反映している建物のような気もします。
地域の美術館としての宇都宮美術館を特徴づけるテーマの一つに「生活と美術」があり、デザインや建築にフォーカスした企画の一環として今回の「リートフェルト展」を開催、より多くの人にデザインを身近に親しめるように「職人であり続けた、、、、」の名コピーが生まれたようです。
宇都宮美術館"Utsunomiya Museum of Art"を省略すると"U-MOA"ユーモアと読めます。これからも、人間性に溢れた楽しい企画が展開されることでしょう。
今回、「リートフェルト展」を企画された宇都宮美術館・学芸員橋本優子さんのコメントです。
「リートフェルト展」は大幅なバージョン・アップをして、宇都宮美術館で始まりました。府中では全く実現できなかったインスタレーション「シュロイダー邸インテリアの部分再現」、スライド・ショー「シュロイダー邸=ベルリン・チェア」のほか、研究目的で再制作した子供用家具なども特別出品します。展示面積は格段に広く、内容や展示デザインも充実。関連事業も盛り沢山ですので、ご期待ください。詳しくは、宇都宮美術館HPでどうぞ。会期は3月28日〜5月23日です
こんにちは。
撤収中に再実測されたんですね〜、スゴイ!!
あ、僕も製図板の上の青焼き、気になってたんです。
やっぱりアレが提出図面だったんですね。
あとは施工図なのか…。
なるほどなるほど、勉強になりました☆
Posted by: DRAFTER@【BLUEPRINTS】 at May 25, 2004 06:40 AMDRAFTERさん、どうも
昨日の最終日、閉館後に撤収作業中の展示室内で忘れていた部分の実測をしてきました。
BLUEPRINTSと云えばリートフェルトの製図板の上にあった青図がシュロイダー邸の確認申請図面だそうです。設計図はあの一枚だけ、他の図面は施工図として描かれたものです。
はじめまして。建築+文学のBLOG、【BLUEPRINTS】の管理人DRAFTERといいます。
いまさらなんですが、僕も宇都宮美術館のリートフェルト展に行って、感想を書きました。
リートフェルト展のリンクとしてこちらのBLOGを紹介させていただき、せっかくなのでトラックバックさせてもらっちゃいました。勝手にスミマセン。
以前からこちらにはチョクチョク伺っていたのですが、なかなかコメントできず申し訳ないです。
これからも楽しみにしています☆
あっ、平行定規のCG、感動しちゃいました…。
エントランスポーチの向こうにオルデンバーグの歯磨チューブがちょっこと見えてます。
Posted by: S.Igarashi at April 15, 2004 10:14 PM長いアプローチを散歩気分でてくてく歩いていると、芝生の向こうにフラナガンの兎の彫刻が見えますね。
なかなかやるウサギで、茨城県の笠間日動美術館にもおどけたのがいます。こちらもいい雰囲気の美術館です。
リートフェルト展、行かなくっちゃ!