iGaさんの解説を期待しているかのような(事実、期待はしていたのですが(^^;)URL貼り付けに、丁寧な説明や情報をいただき、大変恐縮しています。ほんとうにありがとうございました。
しかし、妙なことからビルや建築家への興味が湧いたりするものです。ケヤキにつきましては、僕も、高校時代は清瀬の病院のなかに住み、江古田に通っていましたので、イメージ納得です。
masaさん、コメント有り難うございます。
谷中の石碑の写真は必見ですね。
TOD'S表参道ビルもプラダビルも外被を構造体にし、内部には構造的な柱をなくす等、似たような考え方だと思いますね。違いはプラダビルが鉄骨、TOD'Sがコンクリート打ち放し、マテリアルとデザインモチーフの違いですね。それにどちらも免震構造となっていて、基礎と建物本体とがダンパーを介して切り離されています。
多くのブランドビルがダブルスキンとか建物の表層を主体としたパッケージデザインに終始しているのに対して、この二つのビルは構造的にもトライアルなデザインと云えます。もちろんコンピュータによる構造解析が可能になったから成立したデザインですよね。
GA-72号で設計者の伊東豊雄はこう語っています。
「資本に犯されつつある現代建築の際どい状況をしっかり認識しないと、表層を巧みに操る建築ばかりで日本は埋まってしまうのではないでしょうか。」
外被に構造体を表わしたのは簡単に消費されないぞ、という建築家の心意気かも知れません。
伊東豊雄氏は武蔵境新公共施設設計プロポーザルの応募案でもケヤキをスケルトンのデザインモチーフにしていますが、私も高校の三年間、武蔵境駅を利用していましたので、このイメージはよく解ります。私も武蔵野のイメージはケヤキと青い空です。
iGaさん
今日、僕の拙サイトで、このビルに触れましたので、エントリー中、iGaさんのこの記事を、参照記事としてURL記載させていただきました。よろしくお願いいたします。