VectorWorks11の追加オプションのレンダリングエンジン・RenderWorks11の新機能・アートレンダリング。12種類のオプションがあるが、Photoshopのフィルター機能で代用できる表現を除いても、オリジナリティのある表現として使えそうなものは2種類くらいだろう。
RW-仕上げレンダリング
背景テクスチャーにイメージファイルを適用。
基本的にRenderWorks10と同じである。
RW-アートレンダリング(セル画)
RW-仕上げレンダリングと同様にレイトレーシングやテクスチャーマッピングを行うがエッジを強調した画風で仕上げられる。エッジの設定によっては往年のレンダリングアーチスト・ジャコビー風に仕上げられそうだ。但しイメージファイルを点景にした場合は透明な筈のマスクイメージのエッジも表示されてしまう。
RW-アートレンダリング(水筆)
予想しがたい色相だが、陰影のないマットでソフトなイラストレーション風な仕上がりになる。