Comment: 丹下健三が遺せなかったモノ

こんばんは。
トラックバックがわりです。
丸ノ内庁舎に思いをはせることができました。
http://asabo.exblog.jp/3070315/

Posted by aneppe at January 23, 2006 01:39 AM

そういえば磯崎氏は90年代のGA誌上でも晩節を汚さないよう丹下氏に引退勧告を突きつけていましたね。
昔、勤めていた頃に担当した仕事を通じて知り合った建築業者と不動産業者が、前夫人の仕事もしていて、そのとき不動産業者から成城の自邸を処分して、どうのこうのと云う話を伺いました。住宅としての住みやすさは何とも言えませんが、端正なプロポーションを持つ美しい建築でした。
今考えると、あの住宅は故イサムノグチの四国のアトリエにゲストハウスとして復元保存したら似合うでしょうね。

Posted by S.Igarashi at March 26, 2005 09:33 AM

朝日新聞の磯崎新氏の追悼文では、丹下健三氏を日本という国家との関係で捉えていました。そして大阪万博までの輝かしい業績を最後に建築家としては終わってしまったと。保存問題もそんな時期にあたるのではないでしょうか?大阪万博以前の氏の建築に対するあれだけのエネルギー溢れる作品から、後年、作品に突如緊張感が無くなったのは、作品作りに情熱が冷めてしまったからなのでしょうか?
それにしても代々木体育館を見る度に凛とした緊張感を感じます。

Posted by ishiakwa at March 26, 2005 04:57 AM