先日、中学生が竜巻によって倒壊した住宅の下敷きになって亡くなった。その倒壊現場をTV-Newsで見て唖然とした。住宅のあったと云う場所には基礎も残っていない。残っているのは割栗というよりも採石を敷き詰めた地業のみである。恐らく鉄筋コンクリートのベタ基礎に土台と柱をホールダウン金物によって強固に緊結されていたのだろう。布基礎ならばフーチングの引き抜き抵抗があるだろうが...地盤に載せただけのベタ基礎では引き抜き抵抗もなく建物本体諸共竜巻に持って行かれたのだろう。
Posted by S.Igarashi at May 8, 2012 04:04 PM規制緩和による木造三階建ての認可と引き換えにホールダウン金物の設置が義務づけられた訳ですが...竜巻までは....だったのでしょう。もちろん津波も...
Posted by: iGa at May 8, 2012 07:50 PM建築基準法は地震の基準はありますが、津波の基準は無いのですね。
1km以上も離れた田んぼの中に見た目そのままの壁工法の家が残っていたりしました。
在来構法では土台から上が無くなっているものもありました。
http://www.tcp-ip.or.jp/~ask/urbanism/snc/2011/0405/M/108.jpg
http://www.tcp-ip.or.jp/~ask/urbanism/snc/2011/0515/M/060.jpg
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