VectorworksではじめるCAD 2010/2009/2008対応
と云うことで前書・VectorWorks12ではじめるCADから略三年半ぶりに改訂版を上梓致しました。2008年1月のVectorWorks2008の発表から一年毎のアップデートが決まりVectorworks2009の発表会も同じ年の12月に行われ、一年後の昨年12月にVectorworks2010の発表会があり、今年1月に製品がリリースされると云うように慌ただしい限りで、出版もそれに振り回された感があります。それで何が変わったかと申しますと、パッケージの見た目で云えば『VectorWorks』が『Vectorworks』に変わっていると云うことでしょうか。Version2008の頃からCEOであるショーンのスピーチによれば、これからはBIMを標榜するらしく、と云うことで全て変数によって情報を支配制御する方向に向かって製品開発がシフトしていることは確かで、異なるパッケージによる製品の差別化にもそれは反映しているようです。一方、未だにプレゼンのドローイングをAdobeのillustratorで描くと云う極端な人もいて、今更...化石のような図面を描いても...と思いますが...かと言ってデザインプロセスのアルゴリズムも確立しないで、いきなりBIMもないでしょうね。
それからVersion2010からはIntelMacだけの対応となりPowerMac G5は切り捨てられ...お蔭でハードウェアやらAdobeのCS4やらにも...でした。
shinさん、Vectorworks2010の動作環境は以下の通りです。
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【Windows】
OS:WindowsXP、Vista、Windows7 CPU:2GHz以上(Intel互換)
【Macintosh】
OS:MacOS X 10.5.7Leopard, MacOS X 10.6.2 SnowLeopard CPU:Intel Core2GHz以上
VW2010からPowerPC G5には非対応となり動作環境はIntelMacのみ。
他にインストールに2層式DVDドライブ、1280×800(1024×768)以上のモニタ解像度等
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そうそうレパード以上でハードも変えないとだめんなんだ
PowerPCG5がだめだったのですね、こりゃ大変です
ソフト、ハード両方か.....ユーザーのこと考えているのかな?
shinさん、どうもです。
v12.5以上ならハードウェアを買い替えても一応動きますが...v12.0はPowerMacG5のLeopardでも作図ウィンドウ内の画像表示が乱れて使い物にならないので...v11ではハードウェアを買い替えたら...ソフトもアップデートしないとで...予算が..辛い処ですね.。
Vectorworksもいつ頃64bitに完全対応するかも...ハードウェアとの絡みで...気になる処ですが...
まぁ...毎年のアップグレードに耐えられる...ユーザーがどれほどいるのか...ベンダーも考え直した方が良いでしょうね。
事務所は2008designer with RW1本、あとはv11が5本やらRWやらです。あと一月に迫ったキャンペーンをどうするか迷っています。原因は一言priceです。バージョンアップが5-6万円だったのが、いつごろか判りませんが今や11万円とかで、Autocadみたいになってしまいました。少し見送っていたのがあだです。
Posted by: shin at April 21, 2010 11:29 AM古山さん、どうもです。
FDについては、もう別の物をとかいろいろ言われますが、電子的記憶装置でありながら、機械的なギミックもあって、逆にレガシーな技術として面白いものと思いますね。
Posted by: iGa at April 17, 2010 10:32 PM御著落手。感謝。
しかしFDなど今やこの本でなければお目にかかれないのでは、
こうなると一つの歴史資料となっているような気がします。