こんなメーターボックスを見たのは初めてだ。プレキャストコンクリートの枠にスレート板を嵌め込んだものである。阿佐ヶ谷テラスハウス固有のディテールはこちらに倣い取り敢ず『阿佐ヶ谷式...』と呼ぶことにした。
2階窓に設けられた手摺りの腰板にスリットが3箇所設けられている。意匠以外の用途があるかは不明だが、全て共通の意匠である。この棟は増築はされておらず、アルミサッシュへの交換以外、外観は略オリジナルのままのようだ。