January 18, 2006

情報選択の時代

MY ARCHITECT A Son's Journeyのチラシにルイス・カーンを取り巻く人物相関図(サイトでも見られる)があった。その「元所員・弟子」の括りの中にリチャード・ワーマンの名を見つけた。そう「情報選択の時代」(初版・1990年)の著者・リチャード・ワーマンはカーンの教え子なのだ。装丁はお堅いビジネス書風に仕上がっているが、内容はハイパーテキスト的に編集され興味に応じてどこから読もうが自由である。そして、テーマの一つである「情報へのアクセス方法」は今でも有効である。

野口悠紀雄著の「超」整理法を読むと時間軸が最優先されているが、これはあくまでも個人的なレベルでの整理法である。
リチャード・ワーマンの云う「情報へのアクセス」の5つの方法とは

カテゴリー
時間
位置
アルファベット
連続量

である。
考えてみると、これは犯罪捜査のイロハ、推理小説の事件解決のキーワードでもあるのだ。

Posted by S.Igarashi at January 18, 2006 08:00 AM