July 04, 2008

スティーヴ・ライヒの音楽

composium2008.jpg
東京オペラシティ メールニュースから、5月に公演された『スティーヴ・ライヒの音楽』の[ On Air 情報]が届いた。

番組名:NHK教育テレビ「芸術劇場」(毎週金曜日 22:30〜24:45)
放送日時:2008年7月4日[金]22:30〜24:45
・情報コーナー 22:30〜22:48 「スティーヴ・ライヒの世界・その魅力」
・公演コーナー 22:48〜24:45 「コンポージアム2008」スティーヴ・ライヒの音楽

情報コーナーではライヒ氏のインタビューを交えて、ライヒについて、お送りする作品の魅力について紹介いたします。
22:48からの公演コーナーは、第1部(22:48〜24:17)が「コンポージアム2008」から《ダニエル・ヴァリエーションズ》と《18人の音楽家のための音楽》をフルサイズで放送。
第2部(24:17〜24:45)は2月にNHKのスタジオで収録したストリング・クヮルテット・アルコの演奏による《ディファレント・トレインズ》を放送します。


スティーヴ・ライヒ
iTunes StoreでMinimum-Musicを聴こう
追記:放送は本日、うっかりして忘れる処でした。(6/11エントリー済み、日付のみ訂正)

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May 06, 2008

孤戀花

 風微々風微々(♪フォンビビ〜♪フォンビビ〜)の唄いだしで始まる孤戀花(コーロァンホエ)は古山くんの十八番「カスバの女」と同じ楊三郎の作曲だ。
淑樺的台湾歌(台湾盤)の陳淑樺(サラ・チェン)によって台湾語で唄われている唄を聴きながら、台湾語の歌詞カードを読む?と、かなり日本語と同じ発音の語句が見つかる。例えば水蓮花はスイレンホエ、期待はそのままキタイとか、北京語よりその度合いは高い気がする。ハングルでは取り付く島もないが、漢字はそれなりに唄を聴きながら発音を確かめることができる。嘗て「Ilha Formosa(麗しの島)」と呼ばれた時代の台湾を想像させるような、ゆったりとした時間が流れている不思議なアルバムである。
と云うことでDoc.Fumanchu から「またも台湾歌謡にダイブ中」なるメールが届き、そういえば書きかけていたテキスト(日付05.08.31)があったことを思い出したので、中途半端を承知で取敢ずアップしてみた。そうかあれから12年も経っているのだ。
Doc.Fumanchuの台湾行

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April 13, 2008

もう一つのツェッペリン

BandW-ZEPPELIN.jpg

空を飛ぶツェッペリンは一回の遊覧クルーズでこの位掛かるそうだが、こちらは空は飛ばない黒いZEPPELINの日本上陸。このカタチはどこかで...。

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March 08, 2008

Asa

Fire-on-the-Mountain.jpg

"iTunes Store"で一週間の期間限定で無料配信している「今週のシングル」であるが、いつもはダウンロードしてもあまり聴くこともないのだが、今週の"Asa"による"Fire on the Mountain"は珍しくリピートして聴きたくなるものがある。コピーによれば『パリ発ナイジェリア経由の新進アフロ・フォーク。ヨーロッパから世界へ火がついた話題のシンガー、Asaのソウルフルなヴォーカル』と云うことである。(無料配信終了)


ナイジェリア出身の女性シンガー、日本初上陸
アシャ MYSPACE
Asaオフィシャルサイト

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February 23, 2008

Grammy Winners+1

iTunesStoreは"Grammy Winners"の特設ページから一曲買いでコンピレーションアルバムを作ってみた。"Grammy Winners"の8人から9曲を買ったのだが、それではCDジャケットをプリントするのに一コマ空白が生じるので"MacBook Air"のTVCFで唄われている"Yael Naim"の"New Soul"を加えて+1とした。

私が知っているのは"Herbie Hancock"、"Joni Mitchell"、"Chaka Khan"位なもの、後は初めてその名を知ったミュージシャンだ。その中で"Amy Winehouse"はM.NiijimaさんのAcross the Street Soundsのエントリーで紹介されて知ったのだが現在最も話題のミュージシャンである。
Jazzを好む私としては"Grammy Winners"の中から選ぶとどうしてもR&B系が多くなる。先日のCBSドキュメントでも紹介されていた再結成し新しいアルバムをリリースして話題のEAGLESはちょっとパスして、こんな面子と相成った。iTunesで"Grammy Winners"のプレイリストを作成し全体を通して聴いてみると、全く違和感なく聴こえるのである。これも時代の共時性とでも云うのであろうか。

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October 24, 2007

運が良ければ...

iPod-touch-Honda.jpg

運が良ければiPod touchが当るキャンペーンがある。条件はHONDA CROSSROADのメールサービスに登録すること。締切は12月10日。因みに画面はiPod touchで見る"Honda Podline"。

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October 19, 2007

iTunes Plusの値下げ

iTunes Plusの200万曲以上を新たに99セントで提供開始と云うことで、個々のアルバムの楽曲は200円から150円に訂正されているようだがiTunes StoreのiTunes Plusへのアクセスが混雑しているようである。するとiTunes Plusアップグレードはどうなるのだろうか。経過措置としての対応だったのだろうか、差額がなくなってもアップグレードに対応するのか、さてさて。

ようやく"iTunes Plus"に接続するとライブラリアップグレードへの案内がされ、説明が英語から日本語になっていた。アップグレード料金は以前と同じ据え置き。うーむ。

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September 30, 2007

Touch Me

Touch-Me.jpg

The Doors - The Very Best of (Bonus Track Version) [With Bonus Video] - Touch Me
1969年と云えば"Miles Davis"が"In A Silent Way"と"Bitches Brew"をリリースした年だが、ラジオのヒットチャートから良く聴こえてきたのがThe Doorsの"Touch Me"であった。デビューから40年、ジム・モリソンの死から36年を経て"iPod touch"で"The Doors"のVideoeが見られるのも、もう直ぐなのだ。

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August 31, 2007

Umbabarauma

左の画像はジョルジ・ベンのウンババラウマにスーザン・ヤングのアニメーションによる映像を付けたミュージッククリップである。そのまま「NHK・みんなのうた」に使えそうなこのアニメーションはデビッド・バーンによる1989年発売のLDによる異色ドキュメンタリー作品「ILE AIYE(The House of Life)」に付属する12cmCDVに収録されたものである。(2004年に米国仕様DVDのIle Aiye が発売されている。)「ILE AIYE(The House of Life)」はアフリカよりアフリカ伝統音楽のルーツが残されているとさえ云われているブラジル東北部バイーア(BAHIA)地方で取材したカンドンブレ(アフリカにルーツを持つ宗教)の宗教的儀式と音楽を記録したものである。そうした趣向のアルバムの中に唯一のブラジル・ポピュラー音楽としてジョルジ・ベンのウンババラウマが選ばれている。この3分50秒のミュージッククリップは商業的に洗練されたサンバやボサノバとは一味異なる、アフロ系ブラジリアンのルーツと音楽を豊かなイメージで伝える優れ物である。

Umbabarauma homem gol Umbabarauma homem gol Joga bola, joga bola, jogador Joga bola, quero jogar bola, jogador Pula, pula, cai, levanta, sobe e desce Corre, chuta, abre espaco, vibra e agradece Olha que a cidade toda ficou vazia Nessa tarde bonita pra te ver jogar Joga bola, jogador Joga bola, corocondo Favela Pelada Favela Pelada Futebol Futebol Futebol Futebol... *Eis ai a historia de Umbabarauma Um ponta de lanca Africano Um ponta de lanca decidido Umbabarauma*
ブラジルだから歌詞はポルトガル語だろうと云うことで、先ずは英語に自動翻訳してみた。
Umbabarauma man goal Umbabarauma man goal Plays ball, plays ball, player Plays ball, wants to play ball, player Polishes, polishes, falls, raises, goes up and goes down Runs, kicks, opens espaco, vibrates and is thankful Looks at that the city all was empty In this pretty afternoon pra to see to play you Plays ball, player Plays ball, corocondo Bare Slum quarter Bare Slum quarter Soccer Soccer Soccer Soccer... * Here it is ai the historia of Umbabarauma an African tip of lanca a tip of lanca determined Umbabarauma *
で、英語に自動翻訳した文章をさらに日本語に自動翻訳するとこうなったのだが、文章としては滅茶苦茶であるが、"Susan Young"によるアニメーションのイメージは伝えている。
目的が球、演劇の球、プレーヤーをするUmbabarauma の人の目的のUmbabarauma の人は球をしたり、磨き、、磨き、、ころび、、上がり、、行き、そして実行をたどって行き、蹴り、開け、espaco を、都市、プレーヤーの演劇の球、corocondo の裸のスラム街の四分の一の裸のスラム街の四分の一のサッカーのサッカーのサッカーのサッカー振動し、そしてそれにである感謝している一見演じるためにすべてが見るようにこのきれいな午後のpra で空する球をだった... 球、プレーヤーをしたいと思う* ここにそれはhistoria ai Umbabarauma のlanca のアフリカの先端lanca によって定められるUmbabarauma の先端である*
Jorge Ben - Football & Samba Groove Association - Ponta de Lan?a Africano (Umbabarauma) Jorge Ben:Umbabarauma しかし、このジャケット写真は何だか、、、であるが。
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August 28, 2007

Bose in-ear headphones

Bose-in-ear-headphones.jpg

8月10日の夕刻、Mac用のUSBタイプのワンセグ・チューナーがあるか八王子みなみ野のノジマに行ってみたが、やはりと云うかWindows用しか置いてなかった。そこで、店内のiPodコーナー近辺を物色していると"Bose in-ear headphones"が視聴できるように展示されていた。車載していた自分のiPodで視聴してみると、中々の音質である。SHURE E2cの様に低域がこもる事もなく、ATH-EM7 GMの様に高域が強調されている事もない。どうも、自分の身体に何かを装着したり挿入することが苦痛なので、インイヤーヘッドホンを長時間付けていられない性質である。"SHURE E2c"等は一番小さなイヤパッドでも耳の穴にきつくて痛いが、このBoseのイヤーチップは耳の穴に無理矢理嵌め込む事も必要なく、装着時の不快感が少なく、身体的にも音質的にも疲れが少なく有り難い。Boseのサイトからは専用イヤーチップの無償配布のサービスもあり、シリアルナンバーを書いて申込むと予備のイヤーチップが送られてくる。と云うことで、先々週にエントリーを書いて下書きのまま忘れていたが、fuRuさんのCX300を見て思い出したのである。

と云うことで、いつの間にか増えてしまったヘッドホンです。右下はソニーのノイズキャンセリングのMDR-NC22、主電源を切り忘れると気づいた時には電池の寿命が事切れている。地下鉄の中でも音量を上げなくても良いのだが、何か音楽を聴く楽しさが感じられない。中央が初代iPodの付属品、色もヤレてプラグ付近で断線している。こうしてみると海外製品は持ち運びと保管を考えたケースが付属しているが、ソニーの巾着のようなポシェットはどうでもよいオマケにしか見えない。

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August 16, 2007

スクラッチノイズの除去

と云う事でION iTTUSB05 USB Record Playerから取込んだLP音源のスクラッチノイズをフリーウェアの波形編集ソフト"Audacity"を用いて除去してみた。マニュアルも何も無いので手探りによる操作である。上図ウィンドウの赤枠で囲まれた部分がスクラッチノイズである。スクラッチノイズの除去には二通りあり一つは「ポップノイズとクリックノイズの除去」のコマンドからパラメータ(数値の対応付けが良く解らない)を設定する方法と、もう一つは波形をマニュアルで編集する方法である。下図はスクラッチノイズを除去した後の波形である。

「ポップノイズとクリックノイズの除去」のコマンドでは除去出来なかったノイズは波形編集して除去する。先ずはノイズ部分を選択して拡大する。

更に拡大する。

波形にポインタが現れるまで更に拡大する。

ドローツールを用いて波形を編集してノイズを除去する。と云う事で手間暇の掛かる作業なのである。簡単にワンクリックでプチプチとゴミを除けば良いものと思っていたが、そうではなかった。また細かなチリチリ音のノイズ除去も難しい。
まぁ、手間暇や音質を考えるとCDが発売されているならば、当然ながらCDを買った方が良い。

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August 11, 2007

The Monster iFreePlay

AppleStoreでiWork '08を注文したついでにThe Monster iFreePlayも注文してしまった。まぁグリーンのshuffleにはミスマッチであるが、コード類がないのは快適だ。しかし今日日の様な真夏日が続く季節にイヤーパッドで耳を覆うのは些か鬱陶しいが、逆に冬場の散歩には良さそう。但しオープンエアなので音漏れや周囲の雑音等を考えると公共交通機関内での使用には不向き。音質は高域や低域が強調されていることもなく、際立ったモノもなく凡庸。

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August 04, 2007

Penguin Cafe again

Penguin Cafeと云えば2年半前に拙ブログでもエントリーしていたが、最近Apple JapanのサイトにPENGUIN CAFE ORCHESTRAのトリビュートアルバムのデザインワークが紹介されている。今年はリーダーのSimon Jeffesの没後10年に因みトリビュートアルバムとベストアルバムが来週リリースされるそうで、iTunesStoreでは既に先行発売されている。
因みに左上のLPジャケットは"obscure"から1976年にリリースされた"Music From the Penguin Cafe"のオリジナルである。このファーストアルバムの制作に1974年から1976年まで掛かり、そして二枚目のPenguin Cafe Orchestraのリリースが1981年と、その間に5年を要している。どこかスローライフを象徴するような音楽が求められているのだろうか。買ったばかりのION iTTUSB05 USB Record Playerでこの"Music From the Penguin Cafe"もCD化することにしよう。

こちらの企画モノは、如何にも業界受けの話題作りという気がしないでもないが、Simon JeffesやPENGUIN CAFE ORCHESTRAは流行とは無縁な存在でしょうね。
???? - PENGUIN CAFE ORCHESTRA -tribute-

Simon-Jeffes.jpg
ところで、"Simon Jeffes" の" Simon Jeffes Piano Music"はAmazonでは入荷未定となっているがiTunesStoreからは入手可能だ。カテゴリーはJazzとなっているが、クラシックに分類されたり、NewAgeとされたりと微妙である。

Simon Jeffes - Simon Jeffes Piano Music

The Penguin Cafe Orchestra
Penguin Cafe Orchestra unofficial Japanese Site

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August 01, 2007

ION iTTUSB05 USB Record Player

AppleStoreからION iTTUSB05 USB Record Playerを買った。
CD化されていないLPの音源をiTunesに取込み、外部スピーカーやiPodで聴くためである。USB Record Playerから音源を取込むのにはApple純正のGarageBandを用いる。かなり酷いスクラッチノイズも自動的にカットされ、気にならない程度に抑えられる。GarageBandからiTunesに書き出して曲名やら何やらを編集して完了。どんなに新しいLPでも20年以上経っているし、古いものは40年近く経っているので決して状態は宜しくない。そんなLPでもGarageBandで取込みデジタル化することでスクラッチノイズから開放されるのは有り難い。まぁ、アナログ原理主義からすれば特定の音域がカットされた聴くに耐えないものだと思うが、既にモスキート音も聴こえない年齢なので気にすることもないのである。問題は取込みに要する時間、これだけはどうしようもない。夜中にLP片面程度を取込んで整理するくらいが適当だろう。



と云うことで夏なのでラテン系の "Nat King Cole"のLP"En Espanol"をデジタル化してみました。

"Audacity"というフリーウェアの波形編集ソフトを使えばノイズカットとかもう少し詳細に設定することができるみたいですが、使用法が未だよく分かってないです。

追記:Audacityによるスクラッチノイズの除去を新たにエントリーした。

因みにレコード・カセットテープの高音質CD化のサービスを行なっている業者によるとLP一枚で3900円が基本料金。やはりスクラッチノイズを100%完全に除去するのは難しいようです。いちおう手間抜きでLP6枚で元が取れる勘定ですね。

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June 10, 2007

iTunes StoreでMinimum-Musicを聴こう


最近のiTunes Storeの音楽ジャンルの充実ぶりには目を見張るものがある。一般的とは云えない現代音楽の作品もいつのまにか増えている。ミニマル・ミュージックと云えばスティーヴ・ライヒであるが、私が初めてライブで聴いたスティーヴ・ライヒの音楽は武満徹・企画構成によるMusicTodayに於けるネクサスの演奏による『ドラミング』であったと思う。兎も角、こうした音楽は言葉に囚われず小難しい理屈を考えずに音楽にどっぷりと浸り楽しむことである。
Steve Reich - Drumming


私が聴いた初めてのミニマル・ミュージックフィリップ・グラスの"SOLO MUSIC"であるがiTunes Storeではこの"Glass: Two Pages"が最もその演奏に近いと思われる。
Philip Glass & Michael Riesman - Glass: Two Pages


と云うことでテリー・ライリーの"In C"も忘れてはいけない。これは1500円と価格はミニマムでもないが、私は上海で録音されたこのチャイナ盤が好きだ。テリー・ライリーの曲ではないがアルバム収録の"Zen Of Water"も好きである。
こうしたマイナーな音楽のジャンルこそネット配信に向いていると思う。
Shanghai Film Chinese Orchestra & Wang Yongji - Riley: In C

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June 02, 2007

iTunes Plus DRM Free



と云うことでEMIとのコラボレーションによりiTunesStoreでのDRM Free楽曲の提供が開始された。iTunesStoreにアクセスすると以前に購入したアルバムと楽曲がアップグレード(ビットレートが128kbpsから256kbpsへ)の対象となりリストアップされる。

物は試しとアップグレードしたDRM Freeの楽曲は拡張子が『.m4p』から『.m4a』となりアイコンからプロテクトが外れ、サイズも倍になっている。

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April 24, 2007

アトリエ 1951年6月号

日曜日の午前中、投票に行ったついでに駅前の書店で文庫と新書を買い求め、その足で古本屋に立ち寄った。そこで見つけたのが「アトリエ1951年6月号」である。買い求めた動機は表紙にある「アトリエ社復活記念号」でも「パウル・クレエ特集」でもない。武満徹によるエッセー「パウル・クレエと音楽」が掲載されていたからである。恐らくは武満徹が出版メディアに初めて書いたエッセーであろう。家に戻って調べてみると一周忌にあたる1997年に集英社より刊行された追悼版「武満徹の世界」に掲載の秋山邦晴による年譜にも、昨年刊行された「作曲家・武満徹との日々を語る」に掲載されている年譜にも、このエッセーについての記述は見つからなかった。そこで昨年の「武満徹 ─ Visions in Time 展」を記念して出版されたカタログ「武満徹 ─ Visions in Time」に掲載されている小野光子による武満徹年譜を調べると滝口修造の口添えにより執筆したと記されている。いや、年譜だけでなく「武満徹 ─ Visions in Time」の本文にも「パウル・クレエと音楽」が収録され、この文章で『「文筆家」としてデビューした。』とされている。時に武満徹は21歳、「ですます体」で書かれた文章は良く云えば瑞々しくもあり、悪く云えば青臭さも感じる。武満の良き理解者であった秋山邦晴がこのエッセーを年譜に敢えて加えなかったのかは、武満の死から半年後に秋山邦晴も病で亡くなった事から永遠の謎である。

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April 15, 2007

Twilight Time

"The Platters"と云えば"Only You"を思いだすのがフツーでしょうが、僕は高校生の時、下校時間になると流れていた"Twilight Time"が脳に刷り込まれている所為か、こうした風景を見ると何となく"Twilight Time"のフレーズが脳裏に浮かびます。因みにUFOもどきは窓に映りこんだダウンライトですので"Twilight Zone"を狙った写真ではありません、念為。(法政大学・ボアソナードタワー26階にて)
Twilight Time
The Platters - The Platters: Golden Hits - Twilight Time

The Platters
The Platters


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March 06, 2007

武満徹-音の森への旅

テキストだけ買ってそのまんま忘れるところだった。今日から映画監督・篠田正浩による武満徹-音の森への旅が始まる。放送は午後10時25分から、備忘録のつもりでエントリー。
追記:昨年の武満徹 ─ Visions in Time 展を記念したコンサート《武満徹の宇宙》のライブ録音が4月4日にCDで発売されるそうです。

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February 19, 2007

Green and Green

銀座・伊東屋に行ったなら、やはりAppleStoreにも立ち寄ります。そこで見つけたのがこのドイツのメーカー「ゼンハイザー」のスポーツタイプのヘッドフォンSennheiser MX75です。決めては音質と言いたいところですが色です。そうなるとiPod shuffle(aluminum)のGreenが欲しくなりますね。と云う訳で初代"iPod shuffle"は1GBのUSBメモリーとして働いてもらうことになりました。肝心の"Sennheiser MX75"ですが"TwistToFit"と云うことで装着感が良く、耳から外れることも無いようです。但しマグネットはかなり強力なので置き場所等には気をつけたほうが宜しいようです。

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February 15, 2007

Frankie Laine

先日、フランキー・レイン(Frankie Laine)の訃報記事(2007年2月6日没)が目に付いた。その訃報記事で生まれたのが1913年(大正2年)と知った、う〜む小学生の頃のアイドルが亡父と同い年だったとは、、、。
フランキー・レインが唄ったTV映画・ローハイド(Rawhide)の主題歌が日本でヒットしたのは確か1959年(昭和34年)だと思う。当時、家には未だTVはなく、TVを見たいときは近くの檀那寺にお邪魔していたが、どちらかと云えば専らラジオの「L盤アワー」や「S盤アワー」等の洋楽ヒットパレードに耳を傾け、小学生の餓鬼のくせに洋楽を聴いているか、ラジオ寄席を聴いていた。小学校の同級生で日劇最後のウェスタンカーニバルにバンドマンとして出ていたKは、音楽の道に進んだのは私の影響だったと、後に述懐していた。その後、Kはスナックを始めたりしたが、体調を崩したのを切っ掛けに夜の生活から足を洗い、今は勤め人となって更生しているので、彼の人生の道を誤らせた己としては些かホッとしているのである。

Frankie Laine / Riders In the Skay: Frankie Laine - Riders In the Sky - Rawhide
偶には能天気にウェスタンの懐メロに浸るのも一興かも。

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February 13, 2007

A Hard Day's Night

Apple Inc.とApple Corps Ltd.が和解したと云うことでThe BEATLESの楽曲入りiPodのスペシャルバージョンがリリースされるのではと噂されているが、探し物をしていたらこんなCD-ROMが出てきた。マルチメディア黎明期の1993年にVOYAGERからリリースされた"A Hard Day's Night"だ。てことでCD-ROMのムービーファイルが不可視となっていないので"m4v"に書き出してiTunesに取込みiPodに転送してみた。最小のムービーサイズだけどiPodにはジャストサイズだ。この"A Hard Day's Night"を、例えば電車の中で個人的に楽しむといっても、一時間半も液晶画面を見続けるほどの集中力もなく、途中で居眠りすることは間違いない。

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December 31, 2006

大晦日だからサディスティック・ミカ・バンドを聴いて、、、

大晦日だからカエラの参加したサディスティック・ミカ・バンドを聴いて元気を貰って、シャカシャカシャキシャキと、もうちょっと働こう。と云う事で昨日は紅白ナマスを作り、買い出しをして、ノーアイデアのまま、やっとこさ年賀状を作成した。今日は仕事場の片付けと掃除、夕方からお煮しめを作って正月料理はおしまい。後は同時多発エントリーわがやのお雑煮大会の為に出汁を取っておこう。
拙ブログは年中無休(無給)nanoで、明日というか来年も宜しくお願いします。皆様、良いお年を、、、

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September 22, 2006

iPod Generation5 / 80GB

と云うことで我が"iPod-Familye"に80GBのiPod Generation5が仲間が加わりました。 40GBのiPod Generation4が手狭になったのでポッドキャストを全て削除したり、持ち運びするデータを最小限にしてましたが、倍の80GBに移転です。これで写真の取込みにも余裕が生まれ、iPodのフルスペックが使える状態になりましたが、残念なのはiPod Generation4用の音声取込みアダプタが使えないこと。

データストレージとしても使っていた 40GBのiPod Generation4から、データを取り除いて1.8GBの余裕が生じた。

5GBのiPod Generation1のバッテリー寿命は既に尽きてしまっている。


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September 21, 2006

リンガリング・コンサート

operaCity.jpg

「東京オペラシティ メールニュース」から『10/8「リンガリング・コンサート」(東京アンサンブル)申込受付中』の案内が届いていた。対象は4歳〜高校生まで。

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September 19, 2006

iTunes 7.0 の新機能で

iTunesMD.jpg

iTunes 7.0 の新機能「アルバムのアートワークを入手する」を用いてリッピングしたCDのアルバムジャケットを揃えてみたが不足するアートワークも多く、入手したアートワークもオリジナルでなかったりと、結局、昨日は一日掛けて181枚のCDジャケットの取込みを行なった。と云うことで"Miles Davis"の"Jack Johnson"もオリジナルに戻したのである。何故か"Philip GLASS"のアルバムに間違ってこんなアートワークが付けられたのはどうしてだろう。しかし、テキスト情報だけでなく視覚情報によるブラウズは必要である。これで、ご無沙汰していたアルバムも聴いてみようと思う気持ちになれるのだ。

追記:i7AWF.php demo このサイトでも"Artist","Album"のタイトルからアートワークを検索できる。

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August 31, 2006

Bob Dylan Modern Times

新しい"iPod + iTunes Ad"は8月29日に全米でリリースされたBob Dylan のニューアルバムModern Timesだが、iTunes MusicStore JapanではBob Dylanのカバー曲はあっても残念ながらSONYに専属しているBob Dylan本人による楽曲は扱ってない。AmazonJapanでもModern Timesは未だ扱っていないので、今のところ国内では"iPod + iTunes Ad"でサワリを聴くだけである。しかし、Dylanも老けましたな。

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August 26, 2006

東京日和

アラーキ繋がりと云う事で昨日の「東京人生」に続いて「東京日和」である。竹中直人・監督の映画は見てないが、その音楽を担当した大貫妙子によるサントラ盤は、ちょうど今頃の季節、夏の終わりの午睡から目覚めるときに相応しい、気怠さの残る身体に心地良く響く音楽である。
「東京日和」

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August 13, 2006

快便なれど心晴れず

先日のタモリ倶楽部の空耳アワーを見ていると、聴き覚えのある曲と空耳ワード、しかしセルジオ・メンデスとブラジル65ではなく、同じボサノバの曲でも歌手はアストラット・ジルベルト、思わず「なんだ!俺が一昨年、応募した空耳じゃないか!」、、、あのハガキはちゃんと届いていたのでしょうかと、がっかり、手拭いをもらい損ねた。残念!

BRASIL '65 The Sergio Mendes Trio
(東芝EMI / TOCP-50632)
アルバムタイトル:ブラジル '65/セルジオ・メンデス・トリオ
二曲目:BERIMBAU (41秒辺り)
空耳ヵ所:E se um dia ele cai, cai bem.... 快便〜♪
訳詩:そしてある日落ちるときは見事に落ちる。(快便〜♪)
採用された投稿者は"dia ele cai"の部分に"歯科医師"と空耳ワードを当てていたけれど、タモリ同様、「そうは聴こえない」
iTMSには"BRASIL '65 The Sergio Mendes Trio"の"BERIMBAU"はないが"Astrud Gilberto"のならあり、快便〜♪ も試聴可能。

Astrud Gilberto - Astrud Gilberto's Finest Hour

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June 19, 2006

SOUL TAKEMITSU

SoulTakemitsu.jpg

昨日は東京オペラシティコンサートホールで武満徹 ─ Visions in Time 展の最終日を飾る『武満徹トリビュート・コンサート"SOUL TAKEMITSU"』を聴いてきた。
「FOR TORU」と題された一部は武満徹の遺作「エア(フルートのための)」へのオマージュでもある一柳彗の「時の佇まいIV」で始まり、武満徹の70年代の代表作「カトレーンII」がリチャード・ストルツマン(CL)の加わったカルテットによる演奏で締めくくられた。
「SOUL of TORU」と題された二部では武満の残した小さな作品を様々なジャンルから参加したミュージシャンによるコラボレーションが繰り広げられ、最後は谷川賢作アレンジによる武満徹メロディが参加者全員で演奏され、やがてデキシーランドジャズの大団円となり、再び「明日ハ晴レカナ曇リカナ」のメロディが静かに流れ幕を閉じた。アンコールも終わって会場を出ようとするとステージから演奏が聴こえてきた。リチャード・ストルツマンのクラリネットと小室等のバンジョーによるセッションがステージ奥で繰り広げられていたのだ。残っていた客もステージの廻りに集まり、手拍子でそのセッションを楽しんでいた。なんて、リチャード・ストルツマンは良い奴なんだろう。28年前に聴いたTASHIの頃は、未だ少年の面影が残っていたが、白髪の混じった今、その風貌と眼差しがどこか武満徹に似てきてると思えた。トリビュート・コンサート大成功である。

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June 15, 2006

地下鉄のレクイエム

昨日の早朝、丸ノ内線・南阿佐ケ谷を過ぎて暫くするとiPod shuffleから武満徹の「弦楽のためのレクイエム」が聴こえてきた。プログラミングされた偶然性ではあるが前日に指揮者・岩城宏之氏が亡くなったばかりである。地下鉄の車内で聴く「弦楽のためのレクイエム」は不思議な感覚を呼び起こす。それほど音量を上げていないにも関わらず、音楽が地下鉄内の騒音を溶解し、静寂なプラネットの胎内へと空間を変容していった。程なくして東高円寺で地下鉄を降り、歩いている途中で曲はキース・ジャレットの弾く"My Wild Irish Rose"に変わり、校門に着いたところで曲が終わった。

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June 12, 2006

デジタル著作権とか

ITmedia +D LifeStyleの小寺信良によるコラム「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言 がJASRACやデジタル著作権管理 (DRM)の問題点をズバリ指摘していて興味深い内容だ。昔、西武美術館のセミナーで高橋悠治が語った「大衆消費音楽」と云う言葉を思いだした。

Posted by S.Igarashi at 09:39 AM | コメント (0) | トラックバック

June 06, 2006

Family Tree

10年前の1996年6月5日にリリースされたToru Takemitsu Requiemは、その年の2月に亡くなった武満徹へ捧げる追悼盤である。内容は遺作となった「エア(フルートのための)」で始まり、「系図-Family Tree」、「エクリプス」、代表作の「ノヴェンバー・ステップス」、そしてストラビンスキーに認められた出世作であり武満徹の原点とも云える「弦楽のためのレクイエム」で終わっているが、全体を通して聴いてみると恰も一つの変奏曲のようにも聴こえてくる。

アルバム収録の『系図-若い人たちのための音楽詩(Family Tree - Musical Verses for Young People)』は「むかしむかしわたしはいた」のフレーズで始まり、「でもわたしはきっとうみよりももっととおくへいける」のフレーズで終わる音楽詩である。テキストは谷川俊太郎による詩集「はだか」より六篇の詩を元に武満徹によって再構成されている。1995年春のN饗による日本初演では15歳の遠野凪子が朗読している。このアルバムに収録されている"Family Tree "は1995年秋の小沢征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラによるもので朗読は遠野凪子、武満徹が亡くなる半年前の演奏だ。そして没後一年の1997年6月18日にシャルル・デュトワ指揮 NHK交響楽団による再演がNHK芸術劇場(左図)で放送されている。

六篇の詩、むかしむかし(Once upon a time)、おじいちゃん(Grandpa)、おばあちゃん(Grandma)、おとうさん(Dad)、おかあさん(Mom)、とおく(A Distant Place)、は全て少女の一人称で語られている。この"Family Tree "を聴きたくなったのは映画もんしぇんを見たからだろう。嘗て生きていた人、いま生きている人、未来を生きる人、世界はそうした名も無い多くの人々の命の絆で成り立っている。だから、、、

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June 04, 2006

やってしまった

iPodSpace.jpg
「やってしまった!」、人に話しかけられたときは作業を中断しなければいけないのだが、それを怠ってしまったのだ。そう、"iPod"の音楽データを消してしまったのである。

直ぐにiTunesをキャンセルし、"iPod"を確認したら一見して音楽データは残っているように見えたのでそれで安心してしまったのが二度目のケアレスミス。そんなことも忘れて"iPod"を使い続けていたのだが、時々妙な現象が起きるようになった。アルバムやプレイリストを再生すると、再生できる場合と、再生しないで曲目が次から次へと送られる場合が生じた。"iPod"をリセットしても改善されなかった。音楽データの消失に気付いたのはMacに繋いで"iTunes"と同期させたときである。
『iPodのアップデートが完了しました。』"iTunes"のウィンドウを見ると空き容量が2/3以上になっていた。音楽データのラベルだけは残っている為か、同期させてもデータをリカバリーしなかったようだ。と云う事で、一旦"iPod"の音楽データを全て削除してから、音楽データを再インストールしたのだ。流石に40GBのバックアップは時間が掛かるのである。やれやれ。

Posted by S.Igarashi at 10:26 AM | コメント (4) | トラックバック

May 23, 2006

stop-rokkasho podcast feed

stoprokkasho.jpgMURMUR_AOKI takamasaさんのブログで知ったのだが、音楽家・坂本龍一氏を中心とするグループによる青森県六ヶ所村・核燃料再処理施設の活動中止を訴えるアピールがポッドキャストになってiTMS-Japanに登録されている。

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May 11, 2006

武満徹 ─ Visions in Time 展

Tkemitsuvisionsintime.jpg

東京オペラシティアートギャラリーの「武満徹 ─ Visions in Time 展」を見てきた。
平日の午後とあってか静謐な展示会場は「実験工房時代」の滝口修造に捧げられたともいえるピアノ曲「遮られない休息」の精緻な自筆スコアから始まり、「御代田のアトリエ」「美術家との交流」「映画・テレビ・ラジオ」「著述」「プロデューサー」のコーナーと続き、アルバムや著書に用いられた原画が展示され、最後はデビット・シルビアンとラッセル・ミルズによるビデオ・インスタレーション「トオルのいない庭で」によってデクレッシェンドされる。

いつの事だったか憶えていないが、1970年代の前半だったと思う。テレビで武満徹と黒川紀章ともう一人誰か記憶にないが三人で六義園を散策しながら何かを話す企画番組を見た。その中で黒川の話しを受けて、武満は「どこからともなく表れて、いつの間にか消えている、風のような音楽を作りたい。」と、そのような意味の事を言っていた。30年以上前の記憶なので精確ではないが、その部分だけ憶えている。

そんな事を展覧会カタログの次の一節を読んで思いだした。

匿名の部分

私の音楽は、たんに娯みや慰めのためのものではない。

私の音楽は、いま生きている時代の、知や感情と結びついてはいるが、
だからといっって同時代性に凭れかかっているわけではない。

私の音楽は、つねに、個人的(パーソナル)な感情から生まれるものであり
「日本主義」というようなものとは関わりをもつものではない。

私の音楽は、「自然」から多くを学んでいる。自然が謙虚に、
しかし無類の精確さでさししめすこの宇宙の仕組みにたいして、
私の音楽は、その不可知の秩序への限りない讃歌なのだ。

私は、音楽を通して、「世界」の匿名の部分(パーツ)たりたい。

Posted by S.Igarashi at 10:12 AM | コメント (6) | トラックバック

May 03, 2006

作曲家・武満徹との日々を語る