Brian EnoによるBloomはiPhoneをインタラクティブな環境音楽装置に変えるアプリケーションである。まさにこれは彼の"Ambient 1: Music for Airports"に匹敵する21世紀の"Ambient 5: Music For iPhone"だ。アーティストが制作したソフトだけに一味違う。楽しみ方もエンドレス、これだけでもiPhoneを持つ価値があるかも知れない。
AppStore:Bloom(\450)
Bloomが起動したら「Listen」「Create」何れかを選択、右はコントロールとモードの設定画面。
アバウトにはイーノのバイオグラフィーが...
そして、静かに通奏低音が流れている画面をタップすると...デレィ効果による音の残像が...
そういえばイーノの音楽はobscureレーベルの"Discreet Music"や未だロック色の強い"Before and After Science"の頃から30年以上に亘ってリアルタイムで聴き続けてきたことになる。それにしても"Before and After Science"はリスナーが容易く参加できる環境音楽装置を作り上げた今日のイーノの活動を予言するようなタイトルだ。
追記:iPodTouchにもインストールして外部スピーカーに接続したドッグに収めて聴いてみましたが、これならエンドレスで環境音楽を流すことが可能ですね。まさにアンビエント、家具の音楽。
因みにイーノのプロデュースによるアンビエント・シリーズは"Ambient 2: The Plateaux of Mirror"、"Ambient 3: Day of Radiance"、"Ambient 4: On Land"まで、"Ambient 5"は作られなかった。
アーティストがiPhone/iPodTouchを広い意味の"Instrument"として考えているのが解ります。このムーブメントが発展すると面白いですね。
Posted by: iGa at October 13, 2008 12:37 AMすばらしい!!!
さっそく、購入してみます!!!