August 07, 2008

偶然にも...

いわゆるレーベルを越えたコンピレーション・アルバムの先魁となったMighty Sixtiesのシリーズであるが、全十枚を曲名で並べてみたら皮肉にも"Sweet Little Sixteen"と"Surfin' U.S.A."が並んでしまった。巷間伝え聞くところによればChuck Berryの"Sweet Little Sixteen"をそのまんまパクって(善意に解釈するとアレンジしてだが...)出来たのがThe Beach Boysの"Surfin' U.S.A."と云われている。まぁChuck Berryの肌の色が白くて、プロモーターやレコード会社に騙されずに正当な報酬を受け取っていたら間違いなく億万長者になっていた...かも...。

Posted by S.Igarashi at August 7, 2008 07:12 AM
コメント

僕は70年代に京橋の近代美術館フィルムセンターで上映した「真夏の夜のジャズ」のChuck Berryを見て、「なぁ〜んだ、みんなこれのパクリじゃん。」と思った次第です。

今日みたいな暑さで脳味噌が売れ残りのウニ状態の時はスーパーイノセントと云うより能天気なThe Beach Boysを聴きたくなります。

Posted by: iGa at August 16, 2008 11:23 AM

たいやき君。良い例かも知れません。
猜疑心が強く、狭量だった彼自身が招いた結果の可能性もあります。
レコード会社やプロモーターだけで無く、自分以外の誰も信じない。バンドの仲間を作る事も無い。毎晩近所の高校生以下のバンドを付けて一夜限りのコンサートを繰り返す。
この悲惨な状態を見て、一度ちゃんとしたコンサートをやらせたいと、あのキースリチャーズが善意のかたまりに成ってしまう。
映画ヘイルヘイルロックンロールを思い出しました。
(そうなってしまった原因がSURFIN'USAなのかな?)

Posted by: kawa at August 16, 2008 11:05 AM

そうですか、CDが一枚だけあるから調べてみよう。

タダじゃなかったら「およげたいやきくん」と同じ程度かしら...(^_^;)
でもオリジナルをあそこまで歌詞とタイトルを変えてしまうのは、尊敬していたら出来ないことですよね。

何か、プロモーターやレコードディレクターに騙され続けていた所為か、パルコか日テレのCFに出演した時、契約に対して異常に神経質になっていたと云う話は聞いた事があります。
彼もあの"The Harder They Come"と変わらぬ世界を生きていたと思いますけど....。

Posted by: iGa at August 16, 2008 10:30 AM

正当な報酬だったかどうかは分かりません。
けれど、ビーチボーズのレコードにはSURFIN'USA (Chuck Berry)と書いてあります。
これでタダだったらすごいなぁ。

Posted by: kawa at August 16, 2008 10:09 AM