March 21, 2017

Chernobyl nuclear power plant.2016

サイエンスZEROの「チェルノブイリと福島〜廃炉編〜」を見て、GoogleMapではどうなっておるのか、久しぶりにチェルノブイリまで飛んでみたが、ドームは工事半ばといった様子である。物は試しとStreetviewで見ると現場近くまで行けたのにはビックリした。ウクライナは旧ソヴィエト時代の負の遺産を隠さず、情報公開することで世界中から知の支援を受入れることを選んだのだろう。
関連:そういえば福島原発事故の五年前、チェルノブイリ原発事故から20年目にGoogle Earthで現場の状況をみていました。
April 25, 2006:1986.Chernobyl nuclear power plant.2006
February 22, 2012:Chernobyl Heart
March 17, 2016:荒れ野...

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June 12, 2014

深海魚

shinkaigyo.jpg深海魚・勝又進 著
東京人7月号の「特集・ガロとCOMの時代」を読んでいて気になった作家がいた。掲載作家のリストにはあったが、作品は紹介されておらず、無視されていたから余計に気になった。そういえば数年前に死亡記事を見たような気がしたので取り敢えずGoogleで検索してみた。勝又進が「ガロ」に描き始めた頃は確か未だ理系の大学院生か研究生か助手か何かだったと記憶していたが、大学院で原子核物理学を専攻していたとは知らなかった。最初は4コマ漫画が長くても8コマ位の短編しか描いていなかったが、後に民話の世界に着想を得た短編を書き始めたこと位までは知っていたが、30年前の1984年に福島第一原発を取材し原発で働く被爆労働者を扱った漫画を書いていたことは知らなかった。
本書は勝又進 の死の四年後に起きた3.11を踏まえて新たに編纂された遺作集である。腰巻きの勝又進の言葉。
Amazonから届いた本書を最後の解説まで読んでみて、何故「東京人」が勝又進を無視と云うか排除したのか、「東京人7月号」奥付の編集後記の文脈に隠されている様な気がしたが、考え過ぎだろうか。

本書を読んで初めて勝又進 の出自を知った。彼は戦時中、宮城県桃生郡河北町(現・石巻市)で私生児として生れ、幼くして実母を亡くしている。4コマ漫画には見られなかった勝又進の短編作品に通奏低音の様に流れる孤独感や疎外感の源流は其処にあったのかも知れない。純文学的な私小説的漫画表現から、民話に主題を求めたファンタジー、科学知識に基づいた児童向けの理科系の図書、反原発や冤罪をテーマにした作品と、その作品の幅は広かった。彼が生きていたら故郷を襲った津波被害や原発事故で棄民とされた寄る辺なき人々に寄り添った問題作を描いていただろう。

内容(掲載作品)
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・深海魚        (COMICバク 1984年12月)
・デビルフィッシュ(蛸)(季刊リトルボーイ 1989年4月)
・かっぱ郎       (ガロ増刊・勝又進特集 1969年10月)
・半兵衛        (ガロ 1973年8月)
・わら草紙       (ガロ 1970年5月)
・木の葉経       (ガロ 1970年11月)
・冬の虫        (COM 1971年3月)
・冬の海        (ガロ 1971年4月)
・春の霊        (ガロ 1972年3月)
・収録作品解題 斧田小
・解説 阿部幸弘
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青林工藝舎深海魚・無料試し読み
関連
金平茂紀:勝又進「深海魚」のこと
闇に消される原発労働者

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March 22, 2014

三年目の空間線量

3.11から3年が過ぎて浜松市の古山くん家の食卓は、検知可能限度以下となったようだが、多摩の山里で"Pocket Geiger T4"で空間線量を計測してみたら、ノイズが出て避難区域内に匹敵するような線量が…どうもケーブルの不具合のようだ。プラグを差し替えたり何やらで…一年前の線量と大差ない右端の数値に落ち着いたが、心許ないのでSOEKS-01Mでも計測してみた。

こうして見ると山里の空間線量は三年前と大差ないようだ。
February 01, 2012/今日の線量...
April 08, 2012/4月8日の線量
June 16, 2012/原発汚染地図

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March 19, 2014

Jimmy Murakami

JTmurakami.jpg

18日・朝刊の訃報が目に留まった。故人の名前は記憶していなかったが、このジミー・テルアキ・ムラカミこと村上輝明氏(Jimmy Murakami)はアニメーション映画「風が吹くとき」の監督だった人だ。それからThe Snowmanの監修(supervising director)もしていたそうだ。そういえば昨年末に「スノーマン」とその続編の「スノーマンとスノードッグ」をEtvで放送していた。
Jimmy Murakamiが少年時代を日系人強制収容所で過ごしたことも知らなかったが、制作活動の場を西海岸のハリウッドではなく、アイルランドに移したことも何やらが気になる。何れにせよ「風が吹くとき」も「スノーマン」もハリウッドでは出来ない作品だろう。合掌。

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August 23, 2013

Beginnings

「9歳のアメリカ人少女がはじめて『はだしのゲン』を読んだとき」とネットで紹介され話題となった米国人漫画家が夕刊の一面に、この記事も一つの「Beginnings(きっかけ)」から...
東京新聞・「はだしのゲン」の衝撃 米少女を漫画家に
GORAINA・Beginnings
GORAINA・‘Beginnings’ in Japanese!

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August 06, 2013

ピカドン

詩人:アーサー・ビナードは「原爆投下は正しかった」と教育され育った米国人だが、大学卒業後、平仮名・片仮名・漢字が入り交じった日本語と日本文化に興味を持ち来日、広島で「ピカドン」という言葉に出あう。核兵器や原子爆弾は爆撃機エノラ・ゲイから原爆投下する側の言葉であり、「ピカドン」は原爆投下された市民が未知の新型爆弾に付けた、弱者からみた原子爆弾の呼名だとアーサー・ビナードは言う。

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平成25年長崎平和宣言
原爆の子
ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸

Posted by S.Igarashi at 10:23 AM | コメント (2)

March 11, 2013

忘れない...

と云うことで昨日は金八デモ以来のデモ参加、久しぶりに0310 原発ゼロ☆大行動に行ってきました。出掛ける時は生暖かい陽気だったのが地下鉄丸ノ内線・霞が関駅から表に出ると肌寒く、空も黄色く霞んでいました。

野音のステージにはデモ隊を送り出す為の演奏が...忌野清志郎ともジャンルを超えてコラボレーションしていたフリージャズの梅津和時の姿も...

日比谷公園内ではピースオンアース / Peace On Earthが...政府による被災地復興支援はゼネコンに資金が還流する土木工事が主流で農林漁業その他地場産業への持続可能な復興支援は限りなくゼロに等しいとの訴えも...働き手は取り敢えず現金収入の入る土木工事に流れているが...先行き不安...

「ピースオンアース / Peace On Earth」会場内でふくしま集団疎開裁判のリーフレットとステッカーを購入...胸が痛む。

そう云えば、二年前は地震発生から168時間が...過ぎて...漸くブログに手を入れていた。

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January 23, 2013

日米同盟と原発

昨年8月から始まった東京新聞の【特集・連載】「日米同盟と原発」の第5回は「毒をもって毒を制す」これは正力松太郎の懐刀と言われた柴田秀利の言葉だ。この人物と、この言葉を私が知ったのはYouTubeにアップされていた1994年にNHKが放送した「現代史スクープドキュメント・原発導入のシナリオ 〜冷戦下の対日原子力戦略」からである。私が見たYouTubeの映像はこの二社の申し出によって削除されているが、内容を文字起こししたサイトもあるようだ。この映像は監視人によって直ぐに消されるようだが、こまめに検索すれば見つかるだろう。
東京新聞の特集記事も内容的には特に目新しい情報はないが、きちんと整理されていて貴重な資料であり、ネット上にアーカイブとして誰でも読める状態に公開していることが大切だろう。何れにせよ、大手町や汐留、お台場にあるメディアからは発信されることのない情報である。

柴田秀利の著書・電子版「戦後マスコミ回遊記」より当該部分を引用...まぁ自慢話の類いであるが...如何にメディアを用いて情報操作したかを...延々と綴った文章には...ウンザリさせられる。偉そうな自慢話も戦前は大本営に戦後はGHQとCIAに都合の良いなポチと云うだけで...何だかなと思うのだが。
電子書籍版『戦後マスコミ回遊記』誕生秘話

Posted by S.Igarashi at 10:22 PM

October 04, 2012

ニッポンの嘘

fkushimakikujiro.jpg

7月29日に三原橋の銀座傳八に行ったとき銀座シネパトスのポスターで知ってツイートしたのは良いが、8月、9月と時が過ぎ、新宿のK's cinemaで明日・午前の回で上映終了となるニッポンの嘘を漸く、滑り込みで見てきた。噂に違わず、無理をしても見て良かったと思えるドキュメンタリー映画であった。福島菊次郎が報道写真家として生きる切っ掛けとなった『ピカドン ある原爆被災者の記録』の撮影に於いて、被写体となる原爆被災者に寄り添い、向き合い、シャッターを切る。フィルムに現実を晒し露にする時、写される方も、写す方も互いに精神的に無傷ではいられない。その現実的な重みを押しても表現しなければいけないもの、まさにそれがニッポンの嘘なのだ...。映画は日本の欺瞞に満ちた戦後史を描いているが、それは現在も原発行政、オスプレイへと連鎖している。3.11以降、各地で反原発抗議行動が起きているが、祝島での島民による反原発抗議行動は毎月曜日、27年間も続いていると云う...私たちが知らなければならない事がこの映画に描かれている。
因みに東京ではその後、下高井戸シネマにて12/1(土)〜12/14(金)の日程で公開されるそうである。

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September 20, 2012

原発反対八王子行動

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先週土曜日の東京新聞朝刊に「八王子から脱原発訴える 金曜デモ 国会前と同調」の見出しが...記事を読むと先月末に拙ブログでエントリーしたハカルワカル広場のボランティアの方々が企画した「原発反対八王子行動」で、「毎週金曜日・八王子」略して「金八デモ」と云うらしい...。

Posted by S.Igarashi at 09:01 AM

August 29, 2012

ハカルワカル広場

hakaruwakaru.jpg
昨日は八王子夢美術館で開催中の「桑沢学園のアート&デザイン展」を見た、そのついでに、八幡町まで足を延ばし八王子市民放射能測定室・ハカルワカル広場を見学、早川マップも戴いてきた。此処は一検体当りの料金も1000円と安く、測定結果も情報公開し、だれでも見られるようにしてある処は...何処かの電力会社とは大違い。
ついでのついでに八幡町まで歩いて来たからには、甲州街道を車で荒物加島屋の前を通り過ぎる度に店先に掛かっていた箒が気になっていたのだが...その念願の箒(別名:元気掃除機)をようやく手に入れる。やっぱり荒物屋でないと...。

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August 20, 2012

Pocket Geiger T4


Pocket Geiger Counter KITのType-1はバッテリーケースの分だけかさばり携帯性がいま一つなので、バッテリー不要で携帯性も良く2分で計測できると云うType-4を注文した。お盆開けに発送と云うことで、昨日...代金引換えで郵便配達された。

と云うことで本日の測定結果であるが、左から2分、10分、20分と云う結果である。まぁ一応、誤差の範囲内と云うことでしょうか...。Type-1でも計測をと...試みたが...昨日使ってからバッテリーケースのスイッチを入れたまま忘れていた。再びスイッチ入れると...電圧不足の所為か異常値を示したのでバッテリーを交換してから試すことにしよう。

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August 16, 2012

原爆の子

先日、宇都宮から那須へと遠征した折り、飲み会で被爆のことが話題になった。そう云えば6年前に東京新聞の記事『「原爆の子」片岡脩の生涯』をエントリーしてあったのを思い出し、更にネット検索してみると、その記事を補足すべく内容の、片岡さんが中学時代に書き残した手記が見つかった。「原爆の子」は駅前の古書店で偶々見つけた時に買ってあったのだが、芸大時代の片岡さんの友達だった嘗ての私のボス・高木さんと同年齢だと思い込んでいた。どうりで終戦当時小学3・4年生だった「原爆の子」の頁を探していても見つからない訳だ、片岡さんは中学一年で被爆していたのだ。と云うことで被爆後間もない中学時代に書かれた脱出手記と被爆から6年後に書かれた「原爆の子」とを改めて読み直してみた。

少年から青年への成長は表現力にも表れている。脱出手記の『...爆音が遠くなりかけた瞬間、パッと朱色の色、セルロイドを燃やしたような光、気味の悪い光がしたと思うと...』が「原爆の子」では『パッと鋭い閃光!巨大なセルロイドの塊に一度に火をつけたとでも言おうか、形容しがたい、きついヴァーミリオンのフラッシュに目を射られた時には...』...と...如何にも芸大受験を志している若者らしい絵画的表現へと変わっている。被爆地の惨状を伝える描写は...丸木位里・俊の「原爆の図」を彷彿とさせる。そして最後に...『私はもうこれ以上書けない。私はここまで書いて、もうペンは握れなくなった。この文を私は二度と再び読み返す気にはなれないだろう。未完のまま...』と結んでいる。没後6年を経て2003年に開催された『片岡修 平和ポスター回顧展』のハガキには

『...以来、被爆による病魔との戦いの人生でありながら、体験を語ることは頑なまでに拒み続けていた。しかし、被爆40周年を機に、何かを吹っ切るように原爆を題材に100枚の平和ポスター製作に挑む。しかし、1997年12月末、残念ながら64枚で命脈尽きる。片岡は制作にあたり、「惨状は鮮明に覚えている。しかし、それをそのまま表現するのではなく、それを乗り越えた表現の中で平和と愛を考えたい」と語っていた。』
と記されている。
リンク:被爆した中学同級生関係のサイト
核のない平和な21世紀を!被爆体験を通じて
被爆者・ ヒロシマからのメッセージ

Posted by S.Igarashi at 10:04 AM | コメント (0) | トラックバック

July 17, 2012

2012.07.16...10万人集会


いやぁ〜昨日の「さようなら原発10万人集会」は暑かった!熱射病にならないようにと電車に乗る前に駅前で買った帽子に、会場内で調達した「福島バッジプロジェクト」のピンバッジを付けてみました。

と云うことで去年の2011.9.19 さよなら原発とは逆の代々木公園から明治公園へのコースを歩きました。例によって一般道への出口がボトルネックになっているので原宿駅前交差点に出るまで一時間以上....待っている時に...参加者17万人のアナウンス...上空のヘリでカウントしているらしいですが、街路樹の木陰で日差しをよけている人はカウントされないとかで...この数値...参加者には納得...

一年前とは違って、一般歩行者から奇異の目を感じることもなく、逆にシンパシーも感じますね。まぁデモ参加者と一般歩行者との差異もありませんからね。
...いわゆる官憲の...工作員らしき...怪しい人物も時折見掛けましたが...何処か所在なげでした...。

解散地では代々木系の人達が号外を配布...

Kai-Wai 散策:さようなら原発10万人集会
追記:コメント欄で「夏はやっぱわら笠」と言ってるDr. Fumanchu は7月6日はベトナム?からこんな格好で...

Posted by S.Igarashi at 10:07 PM | コメント (4)

June 30, 2012

「主権者」は誰か

「主権者」は誰か...原発事故から考える
先頃、亡くなった弁護士でフリージャーナリストの日隅一雄氏の最後の著作物は56頁足らずの小冊子・岩波ブックレットである。この小冊子に書かれていることは民主主義ならば「当たり前の事」である。『なぜ国民はこれほどまでに ないがしろにされたのか 「主権在官」を打破し、私たちのの社会をつくるために』と遺言を国民に託し...彼は50年足らずの人生を終えた。我々が「主権者」として目覚めるには...

「はじめに...」では...終戦後の中学一年生用の教科書に使われた「あたらしい憲法のはなし」から主権とは何かを引用しているように...もう一度...無垢だった少年や少女の頃にリセットして...国民が「主権者として振る舞うために」...問題や障害となる項目を...明らかにしている。
内容
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1- 情報は誰のものか
  政府の情報隠し/二種類の情報入手法/作成されなかった議事録/
  情報公開の「対象外」という問題/情報をどう公表するか/記者会見の開放を/
  東電の姿勢/「私企業」は正当な理由か?/内部告発という手段/内部告発者をどう守るか

2- 誰のための官僚か---「主権在官」の実態
  官僚の仕事/経産省という組織/規制と推進の分離/「天下り」という問題/
  困難な天下り防止/オンブズマン制度の導入を/国会による監視/

3- 司法の限界
  なぜ司法は原発を止められなかったのか/裁判官へのプレッシャー/技術性・専門性/
  判検交流/政治的自由の欠如/裁判官への制約/裁判官へも市民的自由を/
  市民の役目/

4- 主権者として振る舞うために
  主権者と民主主義/五つの条件/制約された選挙/党議拘束という問題/省令・通達/
  審議会をどうするか/政治への直接関与を/国民投票制度を/デモという手段/
  国家権力による過剰な管理/政治的リテラシーの重要性/メディアリテラシー教育/
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主権者として振る舞うために
最後に、主権者として振る舞うために、「あたらしい憲法のはなし」から示唆に富む文章を引用したい。この小冊子は戦後間もない時期の中学生に、こう呼び掛けていた。
「いまのうちに、よく勉強して、国を治めることや、憲法のことなどを、よく知っておいて下さい。もうすぐみなさんも、おにいさんやおねえさんといっしょに、国のことを、じぶんできめてゆくことができるのです。みなさんの考えとはたらきで国が治まってゆくのです。みんながなかよく、じぶんで、じぶんの国のことをやってゆくくらい、たのしいことはありません。これが民主主義というものです。」
しかし、戦後、私たちは主権者として振る舞うことをわすれ、あまりに多くのことを国会議員、そして官僚に任せすぎた。そして、気付いた時には「国のことを、じぶんできめてゆくこと」も「じぶんで、じぶんの国のことをやってゆく」こともできなくなってしまっている。
「いまのうちに、よく勉強して」という意味を、もう一度考え直さなければならない。
私たちが主権者として振る舞うために、「思慮深さ」を身につけたうえ、積極的に政治に参加していかなければ、この国は変わらず、また取り返しのつかない「何か」が必ず起こるだろう。

Posted by S.Igarashi at 09:55 AM

June 16, 2012

原発汚染地図

群馬大学 早川由紀夫教授による放射能汚染地図(六訂版)を元に作られたiPhone/iPad Appの「原発汚染地図」が先週App Storeからリリースされていた。色の付いたエリアが年間1mSV以上...スクリーンをタップするとその場所の福島第一原発からの距離と汚染状況が表示される。因みに、一昨日の我家の裏庭でのポケットガイガーの測定値は...。

Posted by S.Igarashi at 09:57 AM | コメント (5) | トラックバック

April 08, 2012

4月8日の線量

4月8日の谷戸地形にある自宅裏庭(八王子市)での空間放射線量、左からPocketGeigerによるγ線の室内・屋外の各線量とSoeks-01Mによるγ線+β線の室内・屋外の各線量。平均するとこの値だがPocketGeigerの計測中に時折高い数値が出るのは風で放射性物質が舞い上がっているのだろうか。
八王子市が測定した4月4日付けの大気中の放射線の測定と較べると「落合公園(高尾町)」の結果に近い。
 そういえば...今日は花祭りか...子供のころ、お寺巡りして...甘茶をの飲み較べしたこともあった。(追記:先ほど、散歩がてら郵便を出しに行くついでに高楽寺に立ち寄りましたが、花祭りの行事はやっていませんですね。)

Posted by S.Igarashi at 11:06 AM

March 12, 2012

原発危機と「東大話法」

原発危機と「東大話法」
―傍観者の論理・欺瞞の言語―明石書店・刊
2月25日の東京新聞・こちら特報部の特集記事『原子力ムラでまん延「東大話法」安冨歩・東大教授に聞く』で知って、Amazonから購入したのが本書である。Wikipediaから東大話法の規則一覧を一読すると...何人かの顔が思い浮かび...そういえば...と思い当たる節があるでしょう...。
この話法は悪質なウィルスの如く、東大に限らず、教育者、官僚、政治家、財界人、中間管理職、メディア、広告代理店、等々に広く蔓延しているようで、最終的には『思考停止』に至るようです。

内容
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第1章 事実からの逃走
燃焼と核反応と/魔法のヤカン/名を正す/学者による欺瞞の蔓延--経済学の場合/名を正した学者の系譜/武谷三男の「がまん量」/高木仁三郎・市民科学者/小出裕章と「熊取六人組」/玄海原発プルサーマル計画をめぐる詭弁との戦い

第2章 香山リカ氏の「小出現象」論
香山氏の記事の出現/原発をネットで論じてる人々の像/ニートや引きこもりの「神」/仮面ライダー・小出裕章/小出裕章=「ネオ麦茶」説
「原発問題=新世紀エバンゲリオン」説/インターネットの意味/関所資本主義の終焉/お詫びのフリ/真理の探求へ/真理の探求からの逃避/香山氏はなぜこの文章を書いてしまったのか

第3章「東大文化」と「東大話法」
不誠実・バランス感覚・高速事務処理能力/東大関係者の「東大話法」/東大工学部の『震災後の工学は何を目指すのか』/東大原子力の「我が国は」思想/工学研究の「計画立案」/東大原子力文書の「東大話法規則」による解釈/傍観者/池田信夫氏の原発についての見解
池田信夫の「東大話法」その1〜6/鈴木篤之の「東大話法」/東大話法の一般性

第4章「役」と「立場」の日本社会
「東大話法」を見抜くことの意味/「立場」の歴史/夏目漱石の「立場」
/沖縄戦死者の「立場」/日本版プラトニズムとしての「立場」/職→役→立場/原子力御用学者の「役」と「立場」/天下りのための原子力/福島の人々が逃げない理由

第5章 不条理から解き放たれるために
原発に反対する人がオカルトに惹かれる理由/槌田敦のエントロピー論
/化石燃料と原子力/地球温暖化/出してはならないもの/人間活動の生態系人間の破壊/熱力学第二法則と人類の未来/原子力のオカルト性/「日本ブランド」の回復へ
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そういえば、下記の人は『第4章「役」と「立場」の日本社会』を地で行く人のようで、長崎と福島では言うことが違いすぎますね。
山下俊一・長崎大学教授が『ベラルーシで被ばく時年齢0から15歳未満の甲状腺がん手術数が激増している』と解説

Posted by S.Igarashi at 10:31 AM | コメント (5)

February 22, 2012

Chernobyl Heart


iTunesStoreでレンタルされるようになったチェルノブイリ・ハート(字幕版) を借りて見た。
映画はチェルノブイリ原子力発電所事故から16年経ったベラルーシやウクライナで起きている健康被害について描いた2003年度アカデミー賞ドキュメンタリー部門オスカー受賞作品「チェルノブイリ・ハート」の他に事故から20年後、爆心地から3キロ離れたアパートに住んでいた青年が廃墟となった嘗ての住居を訪れる短編ドキュメンタリー「ホワイトホース」も含まれている。因みに「チェルノブイリ・ハート」とは原発事故後に若年者に多発している心臓疾患を指す。育児放棄された先天性障害児が収容されている遺棄乳児院「ナンバーワン」を取材した映像は10年前のものであるが、果たしてその内、現在でも生存している乳幼児がどれ程いるのだろうか...そう考えると見ていてやりきれない想いが残る。僕が子供の頃、ヒロシマやナガサキ、そしてビキニ環礁での核爆発による先天性障害児の写真はグラフ雑誌で公開されていたが...いつの間にかそうした写真や映像は可視化されなくなり、現実に起きている事に我々の社会は目を向けなくなった。
公式サイト
そういえばチェルノブイリ原発事故から20年目に下記のエントリーをしていた。
1986.Chernobyl nuclear power plant.2006

Posted by S.Igarashi at 01:44 PM | コメント (3)

February 18, 2012

再・更新・100,000年後の安全

映画『100,000年後の安全』

再更新100,000年後の安全(字幕版)がiTunesStoreでもレンタル開始(400円)。未だ観ていな人は是非...
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渋谷・UPLINKでの上映は見逃してしまったが、7月初めから下高井戸シネマで上映されるようだ。今度は見逃さないように...しよう。
池田香代子ブログ:核の文明を問う 映画「100,000万年後の安全」
ん...下高井戸シネマではこの映画も上映するのか...。
追記:東京都写真美術館にて7月16日(土)〜8月12日(金)の間、開催される「アップリンク・アースライフ・シリーズ特集上映」でも上映されます。見逃した方はこちらへ....「レイチェル・カーソンの感性の森」「未来の食卓」「セヴァンの地球のなおし方」 等も上映。(June 22, 2011)

Posted by S.Igarashi at 10:33 AM | コメント (6)

February 01, 2012

今日の線量...

広報はちおうじ(平成24年2月1日号)7頁・掲載の「公園の空間放射線量測定結果 1月5 ~ 18日実施分」を見ると自分で測定した結果と、さほど差違がなく納得できる数値である。左に示した線量は地上45センチくらいのテーブルの上に置いたポケットガイガーとiPhoneで測定したものである。地上1メートルの高さで手持ちで測定した昨日の線量と比較するとずいぶんと高いが、去年の11月30日の値と同じだ。

Posted by S.Igarashi at 11:41 AM | コメント (2)

January 21, 2012

風が吹くとき

もしやと思い、昨年暮にiTunesStoreで借りていた「風が吹くとき」の有効期限を見ると「あと1時間」...となっていた。
と云う訳で200円のレンタル料金を無駄にしないようiPadからAirPlayストリーミングを用いて居間のTVに繋いだApple TVで見た。内容はプレビューの解説にある通り、東西冷戦下の核戦争を素材にしている。SFの終末モノとは一味違い、年金暮らしの典型的な老夫婦の日常を襲った核戦争の現実を淡々と描いている。
芸能ゴシップ記事には興味はあるが新聞も読まないしラジオニュースも聴かない妻、新聞を読み、ラジオニュースも聴くが、政府の方針に疑いを持たない夫。云わば為政者にとってこれ以上、都合の良い国民はいないだろうと思わせる人物設定、政府を信じ、神に救いを求めても...。
3.11以後...メディア・リテラシーの重要性に気付いた人が...どれだけ増えたか定かではないが...。そういえば...正月、一年ぶりに会った兄は...昨年、新聞をサンケイから東京に換えたと言っていた。

Posted by S.Igarashi at 10:53 AM | コメント (4)

January 19, 2012

ベン・シャーン回顧展-2

NHK・日曜美術館「静かなるプロテスト〜反骨の画家 ベン・シャーン〜」が放送される前に行きたかったのだが、先日、漸く神奈川県立近代美術館・葉山で開催中の「ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト―写真、絵画、グラフィック・アート」を観てきた。足の不便な場所に或る神奈川県立近代美術館・葉山は本来ならば平日は空いているのだが、メディアの影響も或るのだろう..老若男女、国籍問わず、人が多かった。展覧会の企画構想は10年余り前から始められていたようで、その間、9.11から3.11、そして、TPPやらOccupy Wall Streetと多くの難題を私たちの世界は抱えている。そんな時期に、アメリカンドリームの負の側面と不条理な現実を直視したベン・シャーンの眼差しを追体験する機会に恵まれたことは意義深い。葉山での回顧展は後一週間程だが、その後、名古屋、岡山、最後に「ラッキードラゴン」を所蔵している福島県立美術館と巡回する。
追記:福島に出張しているFumanchu氏から福島民報「放射線理由、米の70点展示なし 6月に県立美術館「ベン・シャーン展」」の記事が...

図録に「ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸」を企画編集した元・集英社の山本純司氏のインタビューが掲載されていて興味深い。
・・・絵本だけれど、子どもの本とは思えないですね。・・・の質問に

これは戦略なんです。画集で出すと美術関係の本屋か、棚にしか置いてくれない。読者も限られている。でも、絵本の市場はずっと広い。ずっと長く読まれてゆく。例えば、バージニア・リー・バートンの『ちいさいおうち』は1942年にアメリカで出た絵本だけど、日本では石井桃子さんの翻訳で出て、初版の頃と殆ど変わらず重版を続けている。ベストセラーでロングセラーだ。僕たちは夏目漱石を読むけど、装丁や本の形は、何年かおきに変わっている。でも絵本は、何も変わらない。....中略...自分の考える原爆問題を、子供に伝えてゆきたいという想いがあった。絵本にすれば、多くの人に伝えられる。末長く売れる。だから絵本にしたんだ。
と答えている。納得である。

Posted by S.Igarashi at 11:41 AM | コメント (2)

November 30, 2011

線量測定

左図は広報はちおうじ4〜5頁に掲載されている空間放射線量測定結果である。まぁ大体、今まで自分で計測したこちらの値と大差ないが、やはり雨樋の下とかは高い値が計測されるが、除染の対象となる0.24μSV/hまでは至っていない。因みにこれが本日のポケットガイガーによる値、やはり落ち葉の影響が多少あるのかもしれない。
それにしても、某国営放送発表の線量は...大本営発表のようで...なんだかです。

Posted by S.Igarashi at 11:01 AM

October 20, 2011

unsupported device

と云うことで"iPhone 4S"にPocket Geiger Counter KITを接続して線量を測定すると...とんでもない値(右図)が...."iPod touch"となった"iPhone 3GS"で測定した値(左図)の10倍という結果に...よく画面を見ると"unsupported device"の文字が..."un"が外れて"supported device"になるように...お願いします。

Posted by S.Igarashi at 10:40 AM | コメント (2)

October 09, 2011

Pocket Geiger Counter KIT

と云うことで本日届いたPocket Geiger Counter KITを組立て、早速放射線量を測定した。aki班長から戴いたβ線遮蔽の銅板を入れてあるので、まぁ概ね文科省の放射線モニタリング情報に近い値が測定されている様である。


こちらのSOEKS-01Mによる測定値はβ線も拾いあげているので高めの数値となっている。こちらもβ線を遮蔽するシールドを作成する必要がありそうだ。本格的に作成する前に、取り敢えずはアルミホイルを折り重ねて試してみようかと考えている。

Posted by S.Igarashi at 08:39 PM

October 03, 2011

SOEKS-01M

SOEKS-01M

入手難の「ポケットガイガーKIT」にしびれを切らし、こちらの記事を参考にガイガーミュラー管を用いた本機を購入した。iPhoneに依存しないガイガーカウンター"SOEKS-01M"は共用とし、ポケットガイガーKITは個人使用とすることにした。原発から250km離れているとは云え、やはり里山を背にした谷戸に棲んでいる所為か..."Normal radiation background"と表示され...問題のない線量であるが...決して低くはなく微妙...。そんな訳で市内某所にて...班長御持参のGAS MANTLEを用いて性能をチェック....すると"Dangerous radiation background"と真っ赤...。 因みに班長からポケットガイガーKITの組立に必要なこれシリアル番号-3もいただきましたです。
追記SoeksCTR:SOEKS-01Mの平均測定値をiPhoneに記録する簡易Appですね。(但し手入力で記録は画面保存みたい...)作者のブログに遮蔽板の工作とかあり。

Posted by S.Igarashi at 10:04 AM | コメント (4)

September 22, 2011

内部被爆の真実

内部被曝の真実 (幻冬舎新書)
この新書の腰巻に書かれているように本書は2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会「放射線の健康への影響」参考人説明でのスピーチを完全採録したものである。YouTubeの動画削除もあり、インターネットから衆議院TVにアクセスする手立てを持たない多くの人々にも本書を通じてその内容を知る機会になるだろう。また付録として国会配布資料もあり、既にYouTubeの動画を見た人にも情報価値の高い新書である。

内容
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第一部  7.27 衆議院厚生労働委員会・全発言
 1 私は国に満身の怒りを表明します
   広島原発の20個以上の放射性物質が撒き散らされた
   通達一枚で農家に情報が伝わるわけがない
   もっと高性能の測定器があるのになぜ政府はお金を使わないのか
   内部被爆からがんはどのように起こるのか
   被爆からがん発症まで20〜30年 トロトラスト肝障害の場合
   疫学的に証明されるのを待っていたら遅すぎる
   母乳からのセシウム検出に愕然とした理由
   子どもがわざわざ高線量の地域に通わされている
   緊急避難的除染と恒久的除染をはっきり分けるべき
   民間のノウハウを結集し、国策としての除染を

 2 子どもと妊婦を被爆から守れ-質疑応答
   「放射線は健康にいい」は本当か
   国が線量について議論しても意味がない
   行政が全力で測定し除染するのが、住民の一番の安心
   全国の産地で緊急に食物の測定を
   1回来て帰るだけの支援では問題をひどくするだけ
   放射線取扱者として30年間厳守してきた基準が反故にされている
   多量の農産物を簡単に検査する仕組みは今すぐ可能
   今私たちが行っている除染活動はすべて違法行為
   非難の問題と補償の問題を分けて考えるべき

第二部  疑問と批判に答える
   データが足りないときこそ予測が大事
   線量を議論しても意味がないのはなぜか
   危険を危険だとはっきり言うのが専門家
   低線量セシウム被爆の危険性は国際的に認められたものなのか
   閾(しきい)値論もホルミシス論もおかしい
   セシウムによる長期障害はヨウ素以上に複雑で難しい問題

第三部  チェルノブイリ原発事故から甲状腺がんの発症を学ぶ
     エビデンス探索20年の歴史と教訓
   第三部の要旨
   チェルノブイリ原発事故による健康被害の実態
   小児甲状腺がんの増加の原因をめぐる論争
   因果関係のエビデンスが得られたのは20年後
   エビデンスという名の迷路--増えたのは甲状腺がんだけなのか
   極端な症例こそが最も重要な警報

第四部  "チェルノブイリ膀胱炎" 長期のセシウム137低線量被爆の危険性
     長期のセシウム137低線量被爆の危険性
   第四部の要旨
   深刻化するセシウム137の汚染
   1940年代以前には地球に存在しなかったセシウム137
   前がん状態"チェルノブイリ膀胱炎"の発見
   チェルノブイリ住民に匹敵する福島の母乳のセシウム汚染
   子どもたちの接触・吸入を防ぐために今すぐ除染を
   現行法では低線量・膨大な放射性物質を処理できない
   被災者の立証は不可能である---東電・政府の責任
   成層圏内の核実験禁止に貢献した猿橋博士の志を継いで

おわりに 私はなぜ国会に行ったか
   委員会出席への依頼、そしてためらい
   大津波は本当に「想定外」だったのか
   専門家とは歴史と世界を知り知恵を授ける人
   牛肉からセシウム検出の衝撃---7月9日南相馬にて
   稲わら汚染のようなセシウム濃縮は至るところで起こりうる
   事故の本質と対策を全知全能を傾けて語る決意
   四つの提言---私が伝えたかったこと
   人が汚したものを人がきれいにできないわけがない

   付録 国会配布資料 
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第二部の「危険を危険だとはっきり言うのが専門家」より一つだけ引用すると...

『今までの原子力学会や原子力政策のすべての失敗は、専門家が専門家の矜恃を捨てたことにあります。国民に本当のことを言う前に政治家になってしまった。経済人になってしまった。これらの反省なくしては、われわれの東京大学も再生はありえないし、日本の科学者の再生もありあないと思ってます。』

と云うことですね。
それにしても、日本の日替わり首相はN.Y.Cに何をしに行ったのだか...反省しない政治家...

Posted by S.Igarashi at 08:49 AM

September 20, 2011

9.19 さよなら原発

と云うことで千駄ヶ谷駅に午後1時過ぎに到着、回り道して明治公園へ...本会場の広場には入れず...一段高い日本青年館側の広場で待つこと3時間以上....デモ終点の渋谷のNHK放送センター前の代々木公園に着いた頃は既に真っ暗....打上の焼鳥屋に午後7時....長い一日でした。
そして今朝の東京新聞・こちら特報部には『「さよなら原発」集会・デモ』の「密着ルポ」が、入れなかった本会場の様子が時間軸で掲載...最終集団の一つ前の集団に居た我々にも..先頭集団の様子が...どうやら先頭集団が代々木公園に着いてから...私たちは明治公園を出たようだ。
さようなら原発1000万人アクション
MyPlace:9月19日・さよなら原発+高村薫インタビュー
komachi memo2:9.19明治公園
Kai-Wai 散策:NO NUKES ! ALL ST☆R DEMO 2011.9.19


反原発を明確にした東京新聞は一面と社会面、そして見開きの「こちら特報部」に集会とデモの様子を掲載。

出発を待つ間...農楽を演奏する一団も...そういえばサムルノリも農楽をルーツとする音楽で、昔、山下洋輔ともコラボレーションしていた。こうして身近で聴くと...琉球音楽とも繋がりがあるような気もした。マーチングバンドの一団もいたし、今や音楽がデモに欠かせないアイテムとなっているようだ。

Posted by S.Igarashi at 08:56 AM

September 11, 2011

闇に消される原発労働者

格差社会と差別の表象である原発を永年にわたって追い続けているフリー報道写真家 樋口健二氏へのインタビューである原子力資料情報室・映像アーカイブ:「 原発被ばく労働について」を見て、早速、Amazonに注文し、届いたのが本書である。本書は1981年の「三一書房」版と、2002年の「御茶ノ水書房」版があるが、それらが絶版となり「八月書房」より「増補新版」の発行が進められている段階で「3.11」の大惨事が起こった。
嘗てメタボリズムと云う建築思潮が1960年代から70年代に我国の建築家を中心に起きた。平たく云えば新陳代謝する建築を意匠的に表象する試みである。海外ではアーキグラムがそれに近く、そうした影響を受けて建築された代表がパリのポンピドーセンターであろう。それまで天井裏等に隠されていた建築設備の配管やダクトが外部に露出され表わにされた。それは建築を構成する各エレメントの耐用年数に対応した交換可能なデザインでもある。建築を生業にしていなくても、多くの負荷の掛かる設備機器や配管類の寿命が建築本体に較べて短いことは常識の範疇だろう。
樋口健二氏は発表されている事故の起きた原発建屋内の写真は稼働している原発建屋内と異なり、原子炉を取り巻く冷却装置等の配管類が全て爆発で吹き飛んでおり、通常と異なると云う。原子炉の寿命が35年とも40年とも云うが、原子炉冷却槽から発電用蒸気タービンに送る配管や、冷却等の配管の寿命は更に短く、定期的に交換しないと内圧に耐えられなくなるだろう。それらを点検、補修、交換するには、原発建屋内の被爆する可能性の強い放射線管理区域内に入らなければならない。原発事故を未然に防ぐには必要なルーティンである。それを誰が行うか...闇に消される原発労働者だけとしたら...。

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闇に消される原発労働者(増補新版)目次
・原発大惨事に思う--まえがきにかえて

第1章 原発被爆裁判
    国を相手の孤独な戦い
    科学を無視し、完全犯罪に手をかす判決

第2章 筑豊の原発被爆者
    元炭坑に生きた人の被爆証言

第3章 被爆、そして死
    倦怠感に悩まされる原発被爆者
    開拓集落の被爆者
    被爆死者と遺族の証言

第4章 労組委員長と敦賀原発内部
    原子力時代が必ずくる
    定期検査中の敦賀原発内部へ

第5章 被爆労働者とJCO東海事故
    下請け親方も原発内で被爆す
    高校生が原発内労働のアルバイト
    慢性骨髄性白血病の青年の死
    劣悪な原発労働でも労災認定を勝ち取った故・長尾光明さんと故・喜友名正さん
    「悪性リンパ腫」で絶望的な死をとげた故・喜友名正さん
    「臨界事故」翌日からの東海村

第6章 核燃料輸送と核燃料サイクル基地
    核燃料輸送隊を追って
    巨大原子力半島と化す下北半島
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こちらこちらの二つの社説の違いは...

Posted by S.Igarashi at 09:43 AM | コメント (5)

August 27, 2011

食の安全...

原発による海洋汚染には触れられていないが...食の安全が確保できないまでは...製造中止ということでしょうね。と云うことで...既に店頭からは姿を消したようだ。あたしんちの御御御付けの定番の具材とも...長いお別れとなりそう。

Posted by S.Igarashi at 10:14 AM

August 10, 2011

...賞味期間二週間だから...

kodama.jpg
と云うことで、USTREAM 現代ビジネスインタビュー「児玉龍彦(東大先端研教授)×津田大介(ジャーナリスト)」であるが、画面から受ける印象は先日の厚生労働委員会での熱い児玉教授と違って、穏やかな児玉教授であった。内科医として患者に寄り添うことを旨としている訳だから、それはそうだ。厚生労働委員会での「満身の怒り」は国会議員に向けられたそうである。『...だいたい友人から言わせると賞味期限2週間くらいだから1週間くらいのうちに機会があったらいろいろ言っといたほうがいいよ...』と云うことで、今朝は除染活動で訪れている南相馬市の市長と共同記者会見もあった。
上記USTREAM の対談書き起こし

Posted by S.Igarashi at 10:28 AM

July 29, 2011

誠実で熱い人...

kannshi.jpg
2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会「放射線の健康への影響」参考人説明
国の原発対応に満身の怒り - 児玉龍彦( 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)
昨日(7月28日)の東京新聞こちら特報部は『福島の大学を舞台に親原発勢力が巻き返し?』と山下俊一・長崎大教授の副学長就任の人事を批判。そのデスクメモは『...産学協同にどっぷり漬かった日本の大学はどこまで堕落するのか。原発事故は社会のあらゆる病巣を照らしている。』と結んでいる。そんな産学協同の頂点である東大教授にこんなに誠実で熱い人が居たとは...

追記:上記リンク先のYouTube動画は上図の如く削除されました。こちらの仕業かもしれませんね。何でもこの広告代理店が7000万円で落札したそうですが...情報操作に加担するエージェントそのものですね。
また、こちらにも上記・動画と参考人説明の文字起こしがあります。
児玉龍彦国会発表詳細(PowerPointによる資料?)
Dr.Fumanchu氏御推奨の井野博満・東大名誉教授の本(共同執筆)
福島原発事故はなぜ起きたか
更に追記:削除されていない動画
YouTube:衆議院厚生労働委員会から児玉龍彦氏 2011.7/27
YouTube:H23.7.27 衆院厚労委員会 児玉龍彦参考人 3.21の雨
YouTube:児玉龍彦 20110727_衆議院_厚生労働委員会_質疑
内容:各委員の質疑に対する児玉参考人の回答
東京新聞8月1日朝刊コラム:筆洗
日本弁護士連合会:原子力等に関する不正確な情報又は不適切な情報に対する常時モニタリングに関する会長声明

Posted by S.Igarashi at 04:27 PM

July 11, 2011

格差社会と差別の表象

一言、3.11から、早4ヶ月が経ちました。その間、見たり、聞いたり、読んだ事を総合すると『原発は格差社会と差別の表象』以外の何ものでもないですね。それを推進しようとする人は...多くの犠牲を意に介さない差別主義者と云うことでしょう。

Posted by S.Igarashi at 10:10 AM | コメント (2)

June 26, 2011

浜岡原発の...

25日のTBS報道特集は停止中の浜岡原発をMCの金平茂紀氏がクルーと共に取材し、その映像を見た後藤政志氏がコメントを加えていた。中電側がTBSの取材申し入れに許可を出したのは、再稼働に向けて震災対策を万全に施していることをアピールすることが狙いだったのかも知れない。既存の非常用ディーゼル発電機に加えて、建物屋上にバックアップのキュービクルタイプの発電機を新たに設置しているが、剥き出し状態のまま、耐震対策だろうかステンレスワイヤーのステーで固定されているが、その耐震有効性には...。更にその発電機を使えなくなったときの為に発電機を搭載した軽トラックを常駐させると云う。...これは...もしかすると廃炉になることを想定して...震災対策に金を使うのを惜しんでいるのかとさえ...疑いたくなる。
原子炉建屋内のカメラ取材も許可され、取材クルーも放射線防護服に身を包み最上階の使用済み燃料棒の冷却プール等も撮影された。原子炉建屋最上階に使用済み燃料棒の冷却プールがあるのは、原子炉から最上階に設置されたクレーンで引き抜いた使用済み燃料棒を同じ階にある冷却プールにそのまま水平移動して沈めるのに効率的だからである。事故は絶対に起きないと云う希望的観測で設計されていることが解る。最上階に冷却プールがあるために冷却水の注水や循環には動力が必要となる。動力が経たれたら...冷却に支障を来すことになる。高木仁三郎氏が『原発事故はなぜくりかえすのか』でも不測の事態が起きたときは動力が復旧するまでパッシブな自然エネルギーで原子炉や冷却プールを冷やす対策が講じられていなければならないと語っているが、浜岡原発にはそれらの対策は何もない。これを致命的欠陥と言わずして何というのだろうか...。
追記:報道特集の番組中に最近見なくなったACの広告がポ.ポ.ポ.ポーンと数回流れた。このCF枠のスポンサーが降りていると云うことだろう。何かしらの圧力が番組に掛かっているのかも...。
原発とテレビの危険な関係を直視しなければならない」金平茂紀(「ジャーナリズム」11年6月号掲載)
福島原発GE製マーク1原子炉設計欠陥訴え!設計者ブライデンボー氏

Posted by S.Igarashi at 12:10 PM | コメント (8)

June 15, 2011

Kan...Kan...Kan...

kanfull.jpg
あまりの無策ぶり空き缶に菅直人の似顔絵ラベルを貼り付けて「缶蹴り遊び」でもやりたい気持であったが、マスゴミが一斉に唱える「菅下ろし」と大連立の背景にある「原発推進と東電救済」を考えると、ちょっとまてよと思う。兎も角、原子力からの脱出を図るためにも、震災当日に閣議決定した電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案を今国会で通し、名誉ある退陣をして欲しいものである。
と云うことで日曜日に官邸で行われインターネットでも配信された「総理・有識者オープン懇談会」のビデオも上記サイトに公開されている。懇談会を締めくくる出席者からの最後の一言でサッカー日本代表元監督・岡田武史がこの言葉を紹介していた。サッカー日本代表監督としては好きじゃなかったけど、改めて、ごめんね岡ちゃん。m(_ _)m
追記:現代ビジネス・原発やめますか、続けますか・史上空前の大アンケート
有識者の回答...1

Posted by S.Igarashi at 10:08 AM | コメント (8)

June 11, 2011

6.11脱原発100万人アクション

と云うことで世界各地で行われた「6.11脱原発100万人アクション」の一つ『6.11 新宿・原発やめろデモ!!!!!’』に参加してきました。解散地の新宿東口アルタ前にこれだけ人が集まったのは70年代以来でしょうか。

JEDIはこんなグループの人達(撮影:masa)に混ざって歩いていました。まさに宮沢章夫氏のツイートそのものですね。そういえば思想右翼の大物もデモに参加していたらしく、新宿中央公園・多目的運動広場を出る所で見掛けた人が似ていたような...(追記:やはり本人でした)
因みにリアルタイムで取材していた大手メディアはTBSだけ、土曜夕方の報道特集のトップで放送された様子。TBSも金平氏が戻ってきてから変わりつつあるようですが...


新宿東口アルタ前、フィナーレに備えてか制服やら私服やら暇人やら軟派やら、スケコマシやら、ミーハーや、なんやら待機中の様子。

aki's STOCKTAKING:6.11 新宿・原発やめろデモ!!!!!
Kai-Wai 散策:6.11新宿 原発やめろデモ (前半)
Kai-Wai 散策:6.11新宿 原発やめろデモ (後半)
MyPlace:「6.11新宿 原発いらないデモ」
漂泊のブロガー2:エネルギーシフトパレード@渋谷 (1)
漂泊のブロガー2:エネルギーシフトパレード@渋谷 (2)

Posted by S.Igarashi at 11:05 PM | コメント (2)

June 10, 2011

いのちと放射能

いのちと放射能 (ちくま文庫)
柳澤 桂子 (著)
著者は般若心経の現代詩訳『生きて死ぬ智慧』でも知られた生命科学者であり世界6月号『原子力からの脱出』にも寄稿されています。
本書はチェルノブイリ事故の2年後、1988年11月に地湧社から発行された『放射能はなぜこわい--生命科学の視点から』に「文庫版への長いあとがき」を追加し、タイトルを変えて「ちくま文庫」から2007年9月に発行されたもので、今年の4月に二刷され、手にした文庫版は既に四刷となっていました。3.11以降、人々のいのちに悪影響を与える放射能への関心の高さがうかがえます。

プロローグは、米国に於いて、サリドマイド薬害を未然に防いだケルシー女史の話から始まり、彼女のように正義感強く、勇敢になれるか、著者自ら自問自答し...

....原子力問題においても、この人間の弱さがいちばん問題なのではないでしょうか。大きな組織に組込まれると、個人の意志とは関係なく、不本意な動きをさせられてしまうことがあります。
....中略....
私は放射線がどのように人体に及ぼすをよく知っていました。
放射能廃棄物の捨て場が問題になっていることも知っていました。
けれども、原子力発電のおそろしさについては私はあまりにも無知でした。
....中略....
盛り上がる国民の反原発運動に対して、国や電力会社は感情論であるという見解を振りかざしています。たしかに、自分の目で確認できないことに関して、私たちは何を信じてよいかわからなくなることがあります。
 ただひとつ、私は生命科学を研究してきたものとして、はっきりと言えることがあります。それは『放射能は生き物にとって非常におそろしいものである』ということです。そのことをひとりでも多くの方に理解していただくように努めることが「私のいま、なすべきことである」と思います。

著者も組織に身を置いた人間として、その中で自分の意見を言うことの難しさを実感しています。しかし、企業や組織や経済界の中心にいる人々が思考停止に陥らず、覚醒し自分自身で考えなければこの問題は解決しないでしょう。先ずは国民、いや世界中の人々が覚醒しなければ...人類の未来もないでしょう。

内容
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・はじめに
・私たちは星のかけらでできています。
・DNAはいのちの総司令部
・DNAは親から子へ受けつがれます。
・放射能を浴びるとどうなるのでしょう。
・弱い放射能がガンを引き起こします。
・放射能はおとなより子どもにとっておそろしい。
・お腹の中赤ちゃんと放射線
・少量の放射能でも危険です。
・チェルノブイリの事故がもたらしたもの
・人間は原子力に手を出してはいけません
・これ以上エネルギーが必要ですか
・それはこころの問題です
・ひとりひとりの自覚から
・あとがき(1988/10)
・文庫版への長いあとがき(2007/8)
・解説 永田文夫(三陸の海を放射能から守る岩手の会 世話人)
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内容の一例として『お腹の中赤ちゃんと放射線』の一部を紹介すると...

胚や胎児に対する放射線の影響は、受精後どの段階で放射線を受けるかによって大きくちがってきます。
細胞が分裂して球状のかたまりをつくっている時期に放射線を浴びると、胚は死んで流産してしまいます。
からだのいろいろな部分をつくっている時期に放射能にさらされると、奇形児が生まれます。
かたちができてしまってから放射線を浴びると、生まれてからガンになります。
....中略....
放射線はDNAに傷をつけたり、切断したりして、突然変異を引き起こします。その結果、細胞がガン化したり、奇形児が生まれます。また表面にあらわれないDNAの傷が子孫に伝えられますので、長い間に、生物の中にDNAの損傷が蓄積してゆく可能性があります。

昨年秋、私の兄が柏崎刈羽原子力発電所に見学に行った際、案内係に誰かがウランの半減期を質問した処、想定外の質問だったようで案内係は即答できず。後から『45億年...です。』と聴いた時、その場の誰もが『やっちまったぜ、パンドラの蓋を開けちまったぜ...』と思ったようですが、その半年後にFkushima3.11が起こるとまでは考えてもいなかったようです。
とにかく、こう云うことです。原発は無免許でブレーキの利かない自動車を運転している様なものです。事故が起きてから仕方ないでは済まされません。
『6.11脱原発100万人アクション』
追記 aki's STOCKTAKING:いのちと放射能

Posted by S.Igarashi at 09:34 AM | コメント (4)

June 09, 2011

組織と個人

嘗ての強硬な印象しかなかった蓮池 氏も企業組織を離れると...違ってくるようですが...。
「私も、被ばくした」――蓮池透が語る、原発労働の実態(前編)
「原発に未来? ない」――蓮池透が語る、原発労働の実態(後編)

Posted by S.Igarashi at 10:19 AM

June 07, 2011

圧力...


やはりこの映像は削除されたようです。その国がどのようなメディアを持っているかで、その国の民度を計る物差しになりますが...。しかし、圧力を掛けたこの二社の面子、これほど解りやすい例はありませんですね。こんなメディアはいらない。

Posted by S.Igarashi at 10:29 AM | コメント (4)

May 26, 2011

ヒューマンエラー

昨日出掛けに駅コンコースの啓文堂で買った朝日ジャーナル「原発と人間」、真っ先に読んだのは「原発事故はなぜくりかえすのか」を書いた故・高木仁三郎の『原発の暴走』であったが、夕方帰りの電車内でTwitterをチェックしていると、こんなツイートが...なるほど...単位の間違いだが1000倍の開きは大きすぎる。単純な制作側のヒューマンエラーと校正のケアレスミスが重なったもので...ありがちな間違い。先日の参議院行政監視委員会で確か後藤政志氏だと思うけど「人間は間違いを犯すもの」と言っていた。そうだよね...「絶対間違えない」ことも在り得ないし、「絶対安全もない」だから...原発は止めようよ。

Posted by S.Igarashi at 09:45 AM

May 22, 2011

原発事故はなぜくりかえすのか

takagiji36.jpg原発事故はなぜくりかえすのか
高木仁三郎著:(岩波新書)
3.11の後、確かどこかにある筈だと未整理の書棚に隠れていた本書を引っ張り出してきた。本書を読むきっかけはTBS News23に何度か氏が出演され、2000年10月8日に氏が亡くなられた翌日の多事争論で「市民科学者」としてその死を取上げられ、本書が出版される二週間前にTBS News23の特集「高木仁三郎という生き方」を見たからだと思う。略10年前に購入した本なので私の脳内の揮発性メモリから記憶は蒸発していたので読み直すことに...。改めて年譜を読むと氏が亡くなられた年齢は今の私の年齢と同じ...う〜む....。遺言となった「最後のメッセージ」に無念さを感じると同時に...この10年間...私は何をしていたのだろうか...。

友へ 高木仁三郎からの最後のメッセージ

皆さん、ほんとうに長いことありがとうございました。体制内のごく標準的な一科学者として一生を終っても何の不思議もない人間を、多くの方たちが暖かい手を差し伸べて鍛え直してくれました。それによって、とにかくも、「反原発の市民科学者」としての一生を貫徹することができました。

 反原発に生きることは、苦しいこともありましたが、全国・全世界に真摯に生きる人々と共にあることと、歴史の大道に沿って歩んでいることの確信からくる喜びは、小さな困難などをはるかに超えるものとして、いつも私を前に向かって進めてくれました。幸いにして私は「ライト・ライブリフッド賞」をはじめ、いくつかの賞にめぐまれることになりましたが、それらは繰り返し言って来たように、多くの志を共にする人たちと分かち合うべきものとしての受賞でした。

 残念ながら、原子力最後の日は見ることができず、私の方が先に逝かねばならななりましたが、せめて「プルトニウム最後の日」くらいは、目にしたかったです。
でも、それはもう時間の問題でしょう。すでにあらゆる事実が、私たちの主張が正しかったことを示しています。なお、楽観できないのは、この末期症状の中で、巨大な事故や不正が原子力の世界を襲う危険でしょう。JCO事故からロシア原潜事故までのこの一年間を考えるとき、原子力時代の末期症状による大事故の危険と結局は放射性廃棄物がたれ流しになっていくのではないかということに対する危惧の念は、今、先に逝ってしまう人間の心を最も悩ますものです。

 後に残る人々が、歴史を見通す透徹した知力と、大胆に現実に立ち向かう活発な行動力をもって、一刻も早く原子力の時代にピリオドをつけ、その賢明な終局に英知を結集されることを願ってやみません。私はどこかで、必ず、その皆さまの活動を見守っていることでしょう。
   いつまでも皆さんとともに  高木仁三郎

最後まで氏が抱いていた危惧は現実となってしまいました。
最終章の『技術の向かうべきところ』ではこう述べています。

...原発が本当に深刻な事故に至った場合は、人為的な判断で、外からダイナミックな装置を介入させてシステムを止めるとか、緊急冷却水を送り込んで原子炉を冷やすというようなことでなくて、本来的に備わった安全性--パッシブ・セーフィティと言われています--によって暴走を止めるようなあり方のほうが望ましいのではないかということです。...

氏は原発という自然界を制御するアクティビズムの極致の技術から...パッシブで平和的で、大きな破綻や事故を招かないで済むようなシステムを取り入れて行く方向に科学技術がシフトしていかないと、人間の未来も危ういものとなってしまうと...言っているように思えます。

『原発事故はなぜくりかえすのか』 内容
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はじめに....
 臨界事故/青い閃光/峠三吉/饒舌な報告書
1 議論なし、批判なし、思想なし
  安全神話の崩壊/安全文化/原子力文化/安全第一/自己検証のなさ/原子力産業の状況/さまざまな用途の研究/相互批判なし/議論なし、思想なし/原子力導入の歴史/原子力村の形成/奇妙なブーム/ある体験

2 押し付けられた運命共同体
  国家まかせ/大事故の評価/トップダウン型の開発/サッカーにたとえると/「三ない主義」/「我が国」という発想/マイ・カントリー

3 放射能を知らない原子力屋さん
  バケツにウランの衝撃/物理屋さんと化学屋さん/放射化学屋の感覚/物理屋さんの感覚/自分の手で扱う/放射能は計算したより漏れやすい/事故調査委員会も化学抜き

4 個人の中に見る「公」のなさ
  パブリックな「私」/普遍性と没主体性/公益性と普遍性/仏師の公共性/技術の基本/原子力は特殊?/科学技術庁のいう公益性

5 自己検証のなさ
  自己検証のない原子力産業/自己に対する甘さ/自己検証型と防衛型/委員会への誘われ方/結論を内包した委員会/アカンタビリティー/寄せ集め技術の危険性

6 隠蔽から改ざんへ
  隠蔽の時代/質的転換/技術にあってはならない改ざん/技術者なし

7 技術者の変貌
  物の確かな感触/ヴァーチャルな世界/論理的なバリアの欠如/新しい時代の技術者倫理綱領

8 技術の向かうべきところ
  トーンを変えた政府/JOCの事故の意味/技術の極致/現代技術の非武装化
あとがきにかえて
  友へ 高木仁三郎からの最後のメッセージ/高木さんを送る
  高木仁三郎・年譜
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Posted by S.Igarashi at 09:28 AM | コメント (2)

May 14, 2011

ひまわり

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今日の夕刊一面に『土壌浄化へ咲いて・避難地域にヒマワリ、菜種』の記事があった。ヒマワリ、菜種はセシウムを取込む性質があり、チェルノブイリ周辺地域でも土壌浄化の目的で数多く栽培されていると云う。ヒマワリのそうした性質と旧ソヴィエト連邦を舞台とした映画「ひまわり」のどこまでも続くヒマワリ畑とヘンリー・マンシーニ作曲の映画音楽からインスパイアされ医師の鎌田實氏らが主宰するJCF(日本チェルノブイリ連帯基金)ではJazz演奏家の坂田明氏と協力してCDアルバム:ひまわりをリリースしている。そう云えば坂田明氏は昨年末に行なわれた『音楽とミジンコから見えてくる世界...』の時もひまわりを演奏していた。鎌田實氏がYouTubeに投稿した坂田明氏の演奏がバックのチェルノブイリのスライドもある。

Posted by S.Igarashi at 03:45 PM | コメント (4)

May 10, 2011

原子力からの脱出

世界6月号は5月号の生きよう!に続いて「原子力からの脱出」だ。中でも3.11以降、脱原発派として評価の上がっている河野太郎の『エネルギー政策は転換するしかない』は判りやすく良く纏まった正論だが、原発推進派が蠢く自民党の中で次期衆院選で党公認が取れるかが心配だ。
神保太郎の『メディア批評』を読むと脱原発にシフトした毎日新聞のコラム『風知草』執筆者の編集委員に対して四月中旬に政府関係者から「浜岡原発は止めなくちゃ駄目だ。」と書いてくれないかと声を掛けられていたそうである。世界6月号の発行日が連休明けの5月7日だから、その前日である5月6日夜の首相の浜岡原発停止要請は...唐突に行なわれた訳ではない様である。
世界6月号・執筆者からのメッセージ:小出裕章
追記河野太郎 × 岩上安身 インタビュー

sekai1106zosatu.jpg
世界6月号が珍しく売りきれたようで緊急増刷とか、原子力行政はこのままでは行けないと思っている人が増えているようだ。
毎日jp:浜岡原発:首相と、原発推進維持図る経産省の同床異夢
平成23年3月11日(金)定例閣議案件
経済産業省:電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案について

Posted by S.Igarashi at 08:57 AM | コメント (4)

May 09, 2011

メディアの役割...

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今日の東京新聞朝刊一面は『「浜岡以外も見直しを」 元地震予知連会長が警鐘』の記事。一方見開きの「こちら特報部」<新日本原発紀行>「志賀(石川)編 過去には臨界隠し、不具合で停止続発」はネットではサマリーだけで全文は読めないが、原発に併設されたテーマパークもどきのPR施設「アリス館志賀」ではプルト君ではなく不思議の国のアリスが安全神話のプロパガンダ教育に駆り出されているとか...う〜ん、ドジソン先生が生きていたら...なんと思うだろう。...と云うことで浜岡原発だけを期間限定で停止させる政府の意向を批判し、メディアの役割を果たそうとしている東京新聞は駅のキオスクやコンビニでも完売しているそうだ。
出放題:三稜石は昨日の浜岡原発の遠景...

Posted by S.Igarashi at 10:29 AM | コメント (2)

April 18, 2011

都合良い日本人の作られ方

『都合良い日本人の作られ方』と云う視点で1994年に制作されたこのドキュメンタリー番組を見ると実に良くできている。YouTubeやGoogleに置かれたこのビデオも...こんなことを要請する政府の元、いつ削除されても...おかしくないかも、なので見るなら今のうちです。
YouTube:原発導入のシナリオ 〜冷戦下の対日原子力戦略〜NHK 1
YouTube:原発導入のシナリオ 〜冷戦下の対日原子力戦略〜NHK 2
YouTube:原発導入のシナリオ 〜冷戦下の対日原子力戦略〜NHK 3
以上の動画へのコメント機能は無効に設定されています。
GoogleVideo「原発導入のシナリオ 〜冷戦下の対日原子力戦略〜」(連続再生可能)
この動画は、2011 年 4 月 29 日に削除されます

ここからは今年の2月9日に書き留めておいたものだが、エントリーするまえに3.11の未曾有の災害が起きてしまいそのままにしてあった文章である。

第二次世界大戦後の読売グループを率いた正力松太郎が米国CIAのパシリだったことは、米国で公開されたCIAの資料によって明らかにされており、それらに関する本も多く出版されている。
国民を『都合の良い日本人』に育成するためにメディア・コントロールは不可欠だ。中でも権力者がメディアを使って国民を懐柔する為の手段として、Sport・Sex・Screenの3つのSは有効である。それを民間企業としてテレビの放送免許を取得した読売グループに当て嵌めると、実に明解である。Sportは戦後街頭テレビの花形となったプロレス、放送時間帯は金曜のゴールデンタイムの金曜日午後8時、隔週毎にプロレスとディズニー・アワー(邦題:ディズニー・ランド)を放送、これは家族向けのScreenである。そして残るSexであるが、深夜の時間帯に「11PM」が放送されたのが僕が高校生の時、何かが見えたの見えなかったのと都市伝説も広まりクラスでは親の目を盗んで「11PM」をどう見るかが話題にもなった。そう、僕らは餓鬼の頃から「都合良い日本人」になるようメディアコントロールされていたのだ。

その後70年安保を万博ですり替えるのに成功した広告代理店は70年代以降、権力構造と共に肥大化して、新聞、TVを傘下に治め、実質的に此の国を支配するまでに至っている。

そういえば動力炉・核燃料開発事業団」の作成したプロパガンダ・アニメ頼れる仲間プルト君――プルトニウム物語も...理論が破綻していて、酷いですねぇ。

Posted by S.Igarashi at 10:14 AM | コメント (3)

April 13, 2011

サクリファイス

津波によって全てを失われ荒涼とした風景の写真を見ていると遠い記憶のイメージが蘇ってきた。それはチェルノブイリ原子力発電所事故の二週間後、スウェーデンで一般公開されたアンドレイ・タルコフスキーの遺作となった映画『サクリファイス(犠牲)』である。その黙示録的なテーマとイメージは、現在、我々の置かれた状況と重なり合う。それはパンドラの箱を開けてしまった人類への警鐘である。
ピーター・グリーンの著作『アンドレイ・タルコフスキー―映像の探求』の第八章『サクリファイス』の書き出しはこう始まる。

ギュンター・グラスによる寓話『鼠』が出版され、アンドレイ・タルコフスキー最後の作品『サクリファイス』がカンヌで初公開されたのは、どちらも1986年の春、その時期は、数週間と違っていない。小説の中でグラスは、核惨事ののちに終焉を迎えた世界を描いている。水と嵐に焼かれて灰となった地球は、泥にまみれ、水浸しとなった瓦礫の山、地割れでずたずたになった風景を見せる。タルコフスキーの映画の中心となる大惨事は、第三次世界大戦の勃発である。その最後の大破壊には、勝者もなければ敗者もない。町も村も、草も木も、春のせせらぎも空の鳥もすべてが消えるのである。そして1986年春、チェルノブイリ原発事故のニュースが世界中を不安におとしいれた。その年の暮れに、タルコフスキーは逝くのである。

核の悲劇はギリシャ悲劇のカタルシスと違い、運命を受入れ生きようとする人々さえも受入れず、拒絶する。我々に残された最後の選択は全ての核と原発を廃棄することである。

Posted by S.Igarashi at 10:47 AM | コメント (2)

April 10, 2011

いのち

sekai1105.jpg生きる』は黒澤明の映画ですが、4月8日発売の雑誌『世界』5月号・東日本大震災・原発災害 特別編集は読者へと題された編集部からのメッセージにあるように「がんばる」ではありません。このタイトルは考えるに、生きとし生けるものの命に向き合い、共に「生きよう!」それが犠牲者への供養になるとの想いではないでしょうか。一瞬私は字面を見て「生きよう!」を「さまよう!」と読み間違いしそうになりましたが、兎も角、自分の脳で考えながら「さまよい」ながらも能動的に「生きよう!」と云うことかも知れません。間違っても口先だけの為政者に全権を委ね、自由から逃避して思考停止に陥ってはいけないと思います。
この様な事態だからこそ地震・原発関連記事のPDF無料公開に踏み切った岩波書店に続き、丸善出版も関連PDFの一部無料公開を開始しました。何処かの公共図書館の様に節電に乗じて休館にするのとは大違い、出版人の有り様も問われているのかも知れません。

丸善出版:地震・津波、放射線、心理学分野の書籍・本文無償公開
講談社:『日本の原子力施設全データ』一部公開
科学雑誌ニュートン:【放射線】どんな種類がある?人体への影響は?
化学同人:放射線の性質と生体への影響
岩波書店:雑誌『世界』『科学』の一部を無料公開

Posted by S.Igarashi at 10:00 AM | コメント (0) | トラックバック

April 04, 2011

ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸

ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸
1954年3月1日ビキニ環礁で行われた水爆実験によって被爆した第五福竜丸のルポルタージュの雑誌挿絵をベン・シャーンが描いたのは1957〜8年に掛けての事、その後ベン・シャーンは同一テーマでタブローの連作"Lucky Dragon Series"を制作していた。本書はそれから半世紀以上を経た2006年にアーサー・ビナードによって一冊の絵本にされたものである。ベン・シャーンにこのようなテーマの連作があった事も知らなかったし、それが絵本になっていたことも知らなかった。
巻末の「石に刻む線」と題されたアーサー・ビナードによるベン・シャーンの伝記を読むと「サッコとヴァンゼッティ事件」をテーマにした連作も描いていた。(この事件をテーマにした伊・仏合作の「死刑台のメロディ」は40年程前に私も見たが米国が国家の元にリンチを正当化した典型的な冤罪事件であった。)ベン・シャーンは"Lucky Dragon Series"の連作を、無線長・久保山愛吉を主人公に描いている。

『放射能病で死亡した無線長は、あなたや私と同じ、ひとりの人間だった。第五福竜丸のシリーズで、彼を描くというよりも、私たちみなを描こうとした。久保山さんが息を引き取り、彼の奥さんの悲しみを慰めている人は、夫を失った妻の悲しみそのものと向き合っている。亡くなる前、幼い娘を抱き上げた久保山さんは、わが子を抱き上げるすべての父親だ。』
その想いが、孫以上に年齢差のあるアーサー・ビナードを動かし絵本へと結実したのだろう。それは人の死を統計上の数値としか見ない為政者とは対極にあるだろう。
思えば東日本大震災の前日の2011年3月10日にどれだけのメディアが1945年の同日に起きたことを伝えたのだろうか。私たちの記憶は風化することを肝に銘じなければいけないと思う。
追記:奇しくも原爆の図丸木美術館で4月30日(土)まで「第五福竜丸事件展 ベン・シャーンと丸木夫妻」が開催されています。
asahi.com2011年3月6日「人類は第五福竜丸に乗っている」米詩人と元乗組員対談
関連:MyPlace・ここが家だ/ベン・シャーン画/アーサー・ビナード構成・文

Art as Activism: The Compelling Paintings of Ben Shahn

映像開始から7分位の処で"Lucky Dragon Series"が紹介される。

The Lucky Dragon Incident

第五福竜丸の事件当時、私は五歳、大人たちが「ビキニマグロ」や「死の灰」や「放射能の雨」と口にしていたのは憶えている。映画館で見たニュース映画による映像の記憶はもう少し後の記憶かもしれないが、それでも足立区に住んでいた七歳までの記憶だ。その当時、町の医院や歯医者の待合室にあった世界画報等のグラフ誌には子供に見せたくない様な残酷な写真で溢れていたが、私は親に咎められることなくそれらを見ることができた。戦争を知らずに生まれてきた子供であったが、戦争や核の悲惨さは、戦後次第に明らかにされてきた惨たらしいそうした写真によって知ることができた。しかし、現在はどうだろう。自主規制により子供の目はおろか成人の目にも触れないようにされている。
1994年に制作されたこのドキュメントを見ると、そうした情報操作を如何にメディアは成し遂げてきたかが良く解る。そしてCIAのエージェントであり、プロ野球の父、テレビ放送の父、原子力の父とされた正力松太郎の役割も分かる。果たしてこの番組を再放送する気概が現在のNHKにあるだろうか。大手メディアが「永田町の犬」と化し「官僚保護団体:ナガタチョー・シェパード」となっている現況では難しいだろう。

GoogleVideo「原発導入のシナリオ 〜冷戦下の対日原子力戦略〜」(連続再生可能)
植草一秀の『知られざる真実』原発政策を誘導した米国核政策必見ドキュメント
東京都立第五福竜丸展示館
第五福竜丸元乗組員・大石又七さん (1/2)
第五福竜丸元乗組員・大石又七さん (2/2)
2008年9月23日(故・久保山愛吉・命日)大石さんから①
2008年9月23日(故・久保山愛吉・命日)大石さんから②
余談:....『じゃぁ、ビキニ環礁は?』『えっビキニ鑑賞って...』 昨日、研究室の歓送迎会で期待通りのリアクションをしてくれた教え子の助手...彼女が知らないのも無理もないでしょうね。風化される反核運動(3/24のツイート)

Posted by S.Igarashi at 10:00 AM | コメント (5)

March 28, 2011

岩波書店の英断!世界1月号PDF公開。

岩波書店の英断!世界1月号『特 集 原子力復興という危険な夢』をPDFで公開。

 これまで経験したことのない巨大地震と巨大津波、被害はなお続いています。
 かつてない規模の被災者にとって、いま緊急に必要なのは支援、救援体制の整備と静かな喪の時間の確保です。しかし、救援と喪の時間を妨げ、不吉な影を落としているのが、いうまでもなく、福島原発の深刻な事故です。
 本誌は、原子力発電について、その安全性、経済性、エネルギー政策の面などから、疑問を呈し、批判的な論陣を長く張ってきました。
 その直近の号が2011年1月号の特集「原子力復興という危険な夢」でした。
 事故以後、この号を読みたいという要望が多く寄せられました。本屋さんを通じて注文をいただくことも可能ですが、被災地に近いところではそのようなことは不可能です。そこで、著者の方々の了解を得て、特集の一部をPDFとし、当面の間、無料でダウンロードすることができるようにしました。
 2011年3月28日
「世界」編集長 岡本厚
PDFダウンロードは下記のリンクから
岩波書店「世界 2011年1月号」
ん〜、平凡社も現在入手困難な佐藤 栄佐久の"知事抹殺 つくられた福島県汚職事件"を電子書籍化してくれないかな。
追記:岩上安身オフィシャルサイト
2011年3月20日、佐藤栄佐久元福島県知事に緊急インタビューをしました。
3月30日の東京新聞朝刊にも佐藤栄佐久氏の記事が...
『原子力開発に地元の声は届かず、国会議員すら触れない。事故は起こるべくして起きた。原子力関係者は地元の人たちを今どんな状況に置いていると思っているのか。』
とインタビューは結んであります。「世界 2011年1月号」のPDF版『原発頼みは一炊の夢か』と併せて読むと、地方の現実が伝わってきます。
ところで、心労とかで入院され顔を見せなくなった御方の元気な頃のインタビューがあります。
ブレジデントロイター:安定志向はノー。チェンジ、チャレンジ|東京電力社長
やはり「安定志向はノー」か....

Posted by S.Igarashi at 06:42 PM | コメント (3)