October 04, 2012

ニッポンの嘘

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7月29日に三原橋の銀座傳八に行ったとき銀座シネパトスのポスターで知ってツイートしたのは良いが、8月、9月と時が過ぎ、新宿のK's cinemaで明日・午前の回で上映終了となるニッポンの嘘を漸く、滑り込みで見てきた。噂に違わず、無理をしても見て良かったと思えるドキュメンタリー映画であった。福島菊次郎が報道写真家として生きる切っ掛けとなった『ピカドン ある原爆被災者の記録』の撮影に於いて、被写体となる原爆被災者に寄り添い、向き合い、シャッターを切る。フィルムに現実を晒し露にする時、写される方も、写す方も互いに精神的に無傷ではいられない。その現実的な重みを押しても表現しなければいけないもの、まさにそれがニッポンの嘘なのだ...。映画は日本の欺瞞に満ちた戦後史を描いているが、それは現在も原発行政、オスプレイへと連鎖している。3.11以降、各地で反原発抗議行動が起きているが、祝島での島民による反原発抗議行動は毎月曜日、27年間も続いていると云う...私たちが知らなければならない事がこの映画に描かれている。
因みに東京ではその後、下高井戸シネマにて12/1(土)〜12/14(金)の日程で公開されるそうである。

Posted by S.Igarashi at October 4, 2012 03:41 PM | トラックバック
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