地震発生から一週間、168時間が経とうとしてます。その間、ブログを更新していませんでした。地震発生前に下書きしていたテーマは『都合の良い日本人』『48億の妄想』『オール電化生活を巡る東電と東京ガスの確執』と云った内容で...この機に及んで...今更と思い...エントリーするのを取り止めました。しかし改めて東日本大震災への政府対応やメディアのドタバタした混乱は...1960年代に書かれた筒井康隆のSF世界『48億の妄想』や『霊長類南へ』そのものでありました...。
と...ここまで書いたところで初めての計画停電が実行されました。.....中断.....3時間の計画停電が終了して再起動...そして黙祷....
私の居場所から半径2キロ圏にある病院の総ベット数を調べてみると合計2557床もあります。最も大きいのが600床を超える八王子医療センターと永生病院、500床を超えているのが駒木野病院、他は300床から80床規模の病院で、総合病院から精神科専門病院に老人医療専門病院と多種多様の病院があるので、恐らく計画停電した際の病院側のバックアップ体制のシュミレーションが整うまで延期していたのではと推測しましたが...さてさてその実態は。
3/12付けのメール
JEDIの皆様
私も秋山さんと同様に江戸市中にもコストコにも出掛けず山里の自宅仕事場に引篭りしてましたので帰宅難民にならずに済みました。
地震3日前の8日は江戸湾塵芥埋立地のビック・ダ・サイトに出掛け、帰りは豊洲の築地市場移転地(液状化が怖い)の傍を通り東京駅までシャトルバスで帰りましたが、あの場所で地震に遭遇していたら確実に帰宅難民になっていたと思うと、ぞっとします。私の所は薄皮程度の表土とローム、直ぐに礫層、次に砂岩と粘板岩の層と続いているので、地盤は良い方で、都内で震度4くらいですと、ほとんど感じることもなく、神奈川西部地域や山梨東部地域の直下で起こる地震も衝撃波を感じますが、揺れは少ない地域です。それでも、今回の地震は揺れが中々収まらず只事ではないと表に出て外の様子をうかがい、近所の人と「こんな地震初めてですね。」と立ち話、揺れが収まり主屋に戻ると本棚も食器棚も何事もなく無事、テレビをつけると何処のチャンネルも地震報道だけなのに、自分が住んでいる地域の情報が何もない状態。インターネットのウェザーニュースの地震情報も更新が途絶えたまま...ツイッターも善意の中に悪意が混じり、悪意が自己増殖したりとか...これもネット・リテラシーの問題性かとも...
道路事情は中央高速閉鎖で甲州街道に大型車が流れ...一般道には大型車の休憩施設が無いためか...不法駐車する大型車が二車線の一車線を塞ぎ...渋滞を誘発...
これまでエントリーした中で、原発、津波、地震に関するものをピックアップしました。
原子力発電関連
April 25, 2006:1986.Chernobyl nuclear power plant.2006
津波関連
December 30, 2004:Tsunami
January 08, 2005:Tsunami-2
January 11, 2005:Tsunami-3
January 17, 2005:忘れてはいけないこと
March 02, 2010:TSUNAMI 20100228
地震関連
October 23, 2004:NHKとメディアコントロール
October 27, 2004:Hazard Map
November 16, 2004:ネットとマス・メディア
February 13, 2008:「名所江戸百景」と江戸地震
February 16, 2008:謎解き広重「江戸百」
January 20, 2010:NASA on Twitter
November 23, 2005:セルフビルド・ビルヂング
計画停電にしても政府と東電によるスピン・コントロールではないかと云う疑いもあります。
福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ2007/7/24
ロイター通信:日本、原子力発電不足分補う石油火力発電の余剰ある=IEA
日本地図センター:地震・津波に関わる地図