岩波書店の英断!世界1月号『特 集 原子力復興という危険な夢』をPDFで公開。
これまで経験したことのない巨大地震と巨大津波、被害はなお続いています。PDFダウンロードは下記のリンクから
かつてない規模の被災者にとって、いま緊急に必要なのは支援、救援体制の整備と静かな喪の時間の確保です。しかし、救援と喪の時間を妨げ、不吉な影を落としているのが、いうまでもなく、福島原発の深刻な事故です。
本誌は、原子力発電について、その安全性、経済性、エネルギー政策の面などから、疑問を呈し、批判的な論陣を長く張ってきました。
その直近の号が2011年1月号の特集「原子力復興という危険な夢」でした。
事故以後、この号を読みたいという要望が多く寄せられました。本屋さんを通じて注文をいただくことも可能ですが、被災地に近いところではそのようなことは不可能です。そこで、著者の方々の了解を得て、特集の一部をPDFとし、当面の間、無料でダウンロードすることができるようにしました。
2011年3月28日
「世界」編集長 岡本厚
『原子力開発に地元の声は届かず、国会議員すら触れない。事故は起こるべくして起きた。原子力関係者は地元の人たちを今どんな状況に置いていると思っているのか。』とインタビューは結んであります。「世界 2011年1月号」のPDF版『原発頼みは一炊の夢か』と併せて読むと、地方の現実が伝わってきます。
玉井さん、M.Niijimaさん、どうもです。
3月19日に『これも一つの情報操作ではないだろうか、知へのアクセスを遮断する八王子市。図書館全館臨時休館。』とツイートしたように、八王子の図書館は休館という有り様です。
Amazonにも頼んでありますが...入荷未定ですね...。
昨日の東京新聞朝刊に佐藤 栄佐久のインタビュー記事がありました。見出しは『全体主義の政策』『事故は人災』
わたしも佐藤栄佐久氏の本を(千代田区になかったため)文京区に予約しました(2冊あり、22番目)。古書店ポータル・サイトでは見つからなかったので、今度ブックオフでも覗いてみようかと思います(ときどき、こういうのが安値でころがっていたりしますので)。
Posted by: M.Niijima at March 31, 2011 12:12 AM「知事抹殺 つくられた福島県汚職事件」は、中野区立図書館にはありませんでしたが、新宿区立図書館に1冊だけあったのだが10人待ちでした。読む本がまだいろいろあるので、予約しておきました。
2ヶ月先くらいかな。そのころに福島原発はどうなっていることでしょうね。
やつらは、福島第一だけを生け贄にするだけで、ほかの原発は残そうと画策することでしょうが、冗談じゃない!という雰囲気をつくらねければならないですね。