iTunesStoreでレンタルされるようになったチェルノブイリ・ハート(字幕版) を借りて見た。
映画はチェルノブイリ原子力発電所事故から16年経ったベラルーシやウクライナで起きている健康被害について描いた2003年度アカデミー賞ドキュメンタリー部門オスカー受賞作品「チェルノブイリ・ハート」の他に事故から20年後、爆心地から3キロ離れたアパートに住んでいた青年が廃墟となった嘗ての住居を訪れる短編ドキュメンタリー「ホワイトホース」も含まれている。因みに「チェルノブイリ・ハート」とは原発事故後に若年者に多発している心臓疾患を指す。育児放棄された先天性障害児が収容されている遺棄乳児院「ナンバーワン」を取材した映像は10年前のものであるが、果たしてその内、現在でも生存している乳幼児がどれ程いるのだろうか...そう考えると見ていてやりきれない想いが残る。僕が子供の頃、ヒロシマやナガサキ、そしてビキニ環礁での核爆発による先天性障害児の写真はグラフ雑誌で公開されていたが...いつの間にかそうした写真や映像は可視化されなくなり、現実に起きている事に我々の社会は目を向けなくなった。
公式サイト
そういえばチェルノブイリ原発事故から20年目に下記のエントリーをしていた。
1986.Chernobyl nuclear power plant.2006
そういえば、iTunesStoreの否定的なカスタマー評価とかネットでのチェルノブイリを否定する発言も「東大話法規則」に則るもので...その中のサイトを辿ると...どうやら...何処かの広報の代理店系列の協力会社のような...印象。
Posted by: iGa at February 26, 2012 04:26 PMはい、何もかも正力さんの御蔭です。
Posted by: iGa at February 24, 2012 11:00 AM「現実に目を向けなくなった」のはテレビと新聞の「自粛」のおかげです。
Posted by: Fumanchu at February 23, 2012 11:37 PM