1990年頃、電力中央研究所の人と、日立の研究員にチェルノブイリの事を訊ねたら、急に顔色が変わって「それは風評だ！」と逆ギレされたことがあります。組織に隷属していると思考停止に陥るのか解りませんが...キレると云うことは、自身の思考が分裂していることの証でもあります。

今日の午後2時からUstream iwakamiyasumi channel[2]でこんな中継があります。

『【IWJ・UST】7月12日14時から、Ch2にて、蓮池透氏インタビューを中継します。蓮池さんは長年東電に勤務し、福島第一原発でも働いていた経験があります。その体験をお聞きします。』
http://iwakamiyasumi.com/ustream-schedule/ustream2

日常的に原発では新入社員や下請け従業員にたいするパワーハラスメントが行なわれていたと云うことのようです。

原発の事を知った時（３０年くらい前ですね）　その恐ろしさとともに、だからこそ起きる差別の問題に愕然としました。
それ以来ずっとしこりに成っていました。

今回のような大きな事故が起きると　その差別問題がおおっぴらに大手を振って　目の前で起こっている、なのに、そのようには報道されないし、保証もきっと大変曖昧なままなのでしょう。

差別の問題は　結局そのような　人の切り捨てとか見殺しとかに成って行くと言う事が　良くわかったし、その事に対して　何もなす術が無いのだろうかと　歯噛みしている所です。

何が有効なのでしょう？