October 15, 2017

一票の行方...

今回の衆院選を表現する言葉を考えていたら、この二冊の本のタイトルが頭に浮かんだ。何一つ説明責任を果たさない現政権の「平気でうそをつく人たち」に投票する有権者は自ら憲法に保障された国民主権を放棄、奴隷となることを志願して「自由からの逃走 」をするようなものであろう。彼等・為政者は憲法から国民主権・基本的人権・平和主義を無くすことをを考えている。もう一度、人間として守るべきものは何かを自分自身で考えなければいけない瀬戸際に我々は置かれている。

先日、日米地位協定の下、棄民に等しい扱いをされている沖縄の人たちの先頭に立ち続けている沖縄平和運動センター議長の山城博治さんの話を聴いた。DAYS JAPANのサイトにも、数カ月前の6月22日の山城博治さんらの二時間ほどの講演のMovieがカットされずにそのまま収録されています。是非...
--------------------------------------関連--------------------------------------
February 23, 2017:標的の島 風かたか
May 03, 2016:2016 憲法記念日
October 08, 2015:いまここに在ることの恥
August 31, 2015:2015年8月30日
May 04, 2015:元米海兵隊員 アレン・ネルソン
July 02, 2014:日本国憲法 第十章 最高法規
December 07, 2013:Free Free Free Nelson Mandela
December 06, 2013:12.05 国会正門前
May 30, 2013:歩兵第3連隊・跡地
May 03, 2013:日米地位協定入門
January 01, 2013:謹賀新年
June 30, 2012:「主権者」は誰か
May 04, 2011:哀しい...憲法記念日
August 30, 2009:Change 1909〜2009
August 29, 2009:国民審査
August 01, 2009:売国者たちの末路
February 15, 2009:Che...「他者の痛みを感じられるか」
December 17, 2008:i文庫
September 13, 2007:官邸崩壊
May 03, 2007:日本国憲法
August 16, 2006:8月15日と南原繁を語る会
May 19, 2006:転載・"WORLD PEACE NOW"
May 13, 2006:エドワード・サイード OUT OF PLACE
April 27, 2006:別件逮捕と共謀罪
March 20, 2006:戦争と建築家
November 19, 2005:モラル崩壊
November 12, 2005:憲法25条と建築基準法
October 15, 2005:21世紀の治安維持法か
September 17, 2005:裏表構造改革
September 06, 2005:問われるメディアリテラシー
August 12, 2005:憲法九条
June 23, 2005:靖国問題
June 06, 2005:冤罪を生むもの
January 27, 2005:アメリカが死んだ日
August 25, 2004:超監視社会
July 28, 2004:2大政党制
June 14, 2004:乱用される土地収用・病める米国

Posted by S.Igarashi at 10:11 AM | コメント (0)

October 04, 2017

フィンランド・デザイン展


 昨日は専門学校の出講日で、その帰り府中で途中下車して府中市美術館で開催中のフィンランド独立100周年記念・フィンランド・デザイン展を見て来た。5年前の2012年に宇都宮美術館等で開催された「フィンランドのくらしとデザイン」と比べるとフィンランド・デザインの源流である絵画や風土に関する展示等は割愛され、独立以前の装飾芸術から現在までのフィンランド・デザインを6つのセクションに分け、家具、工芸、テキスタイル、平面表現等が展示されている。今回の展示会の図録とは別に宇都宮美術館・主任学芸員の橋本さんによる「フィンランド・デザインの原点 ―くらしによりそう芸術」もミュージアムショップで販売されいるが、展覧会では説明出来ないフィンランド・デザインの原点を補填・解説する資料として貴重だが、それでも2012年の展覧会の図録に比べると半分の頁数しかないダイジェスト版である。それだけ2012年の「フィンランドのくらしとデザイン」展は総合的に学術的にも纏まっていた訳だが、今回のそれは肩肘張らずに身近にフィンランド・デザインを感じる展覧会として親しみ易さを第一に企画されているようだ。

1階のエントランスホールに置かれているアールトの家具も自由に腰掛けることができる。

右が、今回の展覧会の図録。

Posted by S.Igarashi at 11:31 AM | コメント (6)

October 02, 2017

競馬場跡

ブラタモリ「#85 高知」で案内人の名刺にプリントされた高知・長浜競馬場の痕跡写真から話しが脱線しタモリが最近、目黒競馬場の痕跡を歩いたばかりだと話しが弾んでいたのを聞いて、そういえば10年前、aki's STOCKTAKING:八王子 /1964年冬にakiさんの御父さんが撮影したパノラマ写真に八王子競馬場の跡が写っていたことを思いだし今昔マップでその位置を確かめてみると、大和田町1丁目13番地辺りの道路のカーブがその痕跡のようにも思えるが等高線とも重なっているようで定かではない。都立八王子東高と市立高倉小や首都大学東京の日野キャンパスが八王子競馬場の跡地の一画を利用しているようだ。
因みに八王子市の市制100周年と八王子市郷土資料館50周年の記念特別展の図録を調べると八王子競馬場と八王子遊廓の記録は抹殺されていました。俗に云う「飲む打つ買う」は負の歴史として市制100周年には相応しくないのでしょう。それにしては八王子芸者と黒塀を町づくりのシンボルとしているのは解せませんです。

1964/05/16(昭39)の空撮写真(地理院地図より)国道20号線の日野バイパスは完成している。

Posted by S.Igarashi at 09:24 AM | コメント (0)