昨日の憲法記念日、横浜臨海パークに3万人を集めた「平和といのちと人権を! 戦争・原発・貧困・差別を許さない」をテーマにした集会に、この人も生きていたらきっと参加していただろうと、日付が替わった深夜に日本テレビで放送された『ドキュメンタリー『9条を抱きしめて』〜元米海兵隊員 アレン・ネルソンが語る戦争と平和〜』を見終えて、そう思った。...あの日テレで「9条を守る」番組とは以外であったが、BSとCSでも再放送もされる。どうやら自主製作映画を放送したようで、下記のサイトからDVDも入手可能だ。
アレン・ネルソン平和プロジェクト 2013
関連エントリー:ベトナム戦争:戦後40年
そういえば10年前に初めて人を殺す・老日本兵の戦争論をエントリーしていた。それと日本国憲法も…。
やはり、誰に聞いても僕らの父の世代の戦争体験者は生涯悪夢に魘され苦しめられてますね。戦争による精神的外傷は直るものではないようです。それから3月10日の東京大空襲を体験し精神を病んでしまった母の世代も知ってます。一人は伯母(父の兄の妻)、一人は高校時代の先生のお母さん、二人とも家族に守られ日常生活を過ごしてましたが、話すとちょっと普通ではありませんでした。こうした統計に表れない戦争犠牲者も数多くいたと思います。
アレン・ネルソンも米軍が散布した枯葉剤による後遺症で亡くなったと云うことで、生物化学兵器は敵味方の区別なく殺傷するものだと...それも直ぐには健康への害はないと…自国民を騙す。