May 30, 2013

歩兵第3連隊・跡地

先週の火曜日、休館日とも知らず無駄足を運んでしまったが、会期も残り数日と僅かとなったので、関東地方が梅雨入りした昨日午前中に「カリフォルニア・デザイン 1930-1965 −モダン・リヴィングの起源−」展を見てきた。この場所が旧日本陸軍・歩兵第3連隊・跡地の遺伝子を引き継いでいる所為なのか、屋外も館内も矢鱈と制服、私服を問わず警備や監視の人間の多さには...なんだか...うんざりさせられる。何となく自民党が目論む憲法改正後の監視社会が前倒しされている様な...印象。

ところで、展覧会場前の受付でキャンパスメンバーズの割引を受けようと教職員証を提示すると...『何か顔を確認できる証明証はありませんか。』と係員が言ってきた。面倒だが運転免許証を見せて、団体割引の料金で入館したが、思わず『随分と疑い深いですね。』と言ってしまった。これまでも西洋美術館等でもキャンパスメンバーズの特典を利用したが...一度も今回の様な事はなかった。やはり、ここは負の遺伝子が...

aki's STOCKTAKING:カリフォルニア・デザイン 1930-1965|展

Posted by S.Igarashi at May 30, 2013 10:15 AM
コメント

隣には怪しい米国人教授のいる政策研究大学院大学、ヘリポートを介して星条旗新聞社と云う名の米国諜報機関もありますし、美術館と大学院大学と青山葬儀所から麻布十番に抜けるトンネルを含む道路の完成時期がシンクロしているのが...妙に気になります。

Posted by: iGa at June 1, 2013 08:47 AM

この写真でどこだ?と考えてしまいました
どこぞの軍関係施設?....
そうか生産技術研究所の跡地か?いやその前は陸軍だったなと
ことほど左様に尖ったデザインで美術に全くそぐわないと思ってました
そこで疑り深い管理者、全体のストーリーは統一されてます

Posted by: shin at June 1, 2013 06:39 AM

どうもです。
僕もこの美術館に行く事を今まで避けていた一人です...
ですが、モダン・リヴィングのルーツを俯瞰し、その中でイームズ等を相対的に捉えるには絶好の機会と...重い腰を上げて行ってきました。が...やはり内部の巨大な吹抜け空間のパブリックスペースも...ヒューマンスケールを逸脱して...寛げるような雰囲気ではありませんでしたね。

Posted by: iGa at May 31, 2013 12:24 AM

設計者のことを思い出すだけでも気分が悪いのに
こういう制服が歩いているんでは不愉快この上ないですね
しかし、それを跳ね返すのがアートだ!
という元気な表現をしてくれるやつがいれば、かえって面白いけど

Posted by: 玉井一匡 at May 30, 2013 11:09 PM