February 28, 2012

一年ぶり...

3.11の崩落事故による営業停止からリニューアル・オープンしたCOSTCO多摩境に一年ぶりに行ってきた。時間は4時を過ぎていたが、普段よりやや人が多く駐車を屋上に誘導された程度の混み具合であった。例の崩落した斜路は建替えられ、柱は斜路の両側に設けられにブレースによる補強もされていた。崩落の原因は、設計には無い排水溝を屋内駐車場側に設けたことで強度が弱まったとかで、施主、設計者、ゼネコンの三つ巴で罪のなすり合いをしているようです。まぁ店内の基本レイアウトは同じで売場の移動や冷蔵ケースの新設とか...若干のリニューアルはあるようです。と云うことで買い出しは定番のトマトソースやら何やらでした。

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February 26, 2012

ただのデブなケースに...

自分へのお年玉...として購入した「Mophie Juice Pack Air バッテリーケース for iPhone 」であるが、2ヶ月を待たない内にただのデブなケースに成り果てた。まぁ...最初から付属のUSB-Micro-Bのケーブルが心もとない気がしたが...オス側のケーブルだけの問題でなく、メス側のインターフェースに難ありの様で充電もできない状態となった。一応、代理店のサポートサイトには症状を訴えてあるのだが、今のところ返事はない。アップルストアの製品レビュー欄にも同じような症状で壊れたユーザーもいるようだ。
『・通常は5日営業日以内にご返信さしあげますが状況(要検証など)により、それより時間がかかる場合もございます。』と云うことなので...週明けには返事があるだろう。

経緯
問い合わせ・第1回:2012年 2月 22日 11:33:02 AM JST
問い合わせ・第2回:2012年 2月 25日 3:39:25 PM JST
返答・2012年 2月 27日 11:51:38 AM JST

お問い合わせいただきありがとうございます。
このたびはご不便をおかけし申し訳ございません。
また、たびたびご連絡をいただいた件についても、重ねてお詫びします。
お問い合わせいただいた件ですが、一度弊社にて製品を検証させていただきたく存じます。
つきましては、大変お手数ですがお手元の製品を下記までお送りいただけますでしょうか。

送付・2012年 2月 27日 3:00 PM JST
バッテリーケースをクロネコ宅急便にてフォーカルポイント(株)に送料負担で送る。
4. 弊社にお送りいただく際の送料につきましては、お客様のご負担とさせていただきます
なお、配送業者についてはご自由にお選びいただいて結構です
保証期間内の修理完了品、交換品返送時の送料につきましては、弊社にて負担いたします
保証外の対応をさせていただいた場合、返送時の送料を着払いとさせていただきます

交換・2012年 3月 2日 4:33:56 PM JST
無償にて交換の手続きをとりましたとのこと、故障した現品は製造メーカーで検証するらしい。明日か明後日には交換品が手元に届くと思われます。
到着・2012年 3月 3日 10:10 AM JST
クロネコヤマトの宅急便にて交換品が届く。
検証・2012年 3月 4日 11:30 AM JST
交換品を使用して一日経つが、現在の処、問題なし。
保証期間内のトラブルで助かった。そういえば初代のiPodも保証期間(3ヶ月)内に故障して新品になって戻ってきたことがありました。

Posted by S.Igarashi at 10:55 AM | コメント (1)

February 25, 2012

小さな鉄道 旅日和

小さな鉄道 旅日和 (単行本)
杉崎 行恭 (文/写真)、小野寺 光子 (イラスト)
出版社: JTBパブリッシング
kadoorie-aveさん、こと小野寺光子さんのブログ「ONE DAY」でも「乗り物・駅」のタグで紹介されていた「J-B Style」の連載が一冊になった。
15のローカル私鉄が紹介されているが...どの「小さな鉄道」にも乗ったことがないなぁ...聞いた事のある「小さな鉄道」は「小湊鉄道」と「わたらせ渓谷鉄道」位なもの...これらの鉄道は余程の乗り鉄系の鉄ちゃんでない限り...知る機会も少ない。もしも...この本が写真だけだとしたら『非鉄系』の読者を惹きつけることはないでしょう。そう、この本を魅力的にしているのは、機関車や列車だけでなく、ローカルな「小さな鉄道」を維持し守っているオジサンやオバサンの日常の姿を親しみやすく描いているイラストの力ですね。それにしても「つけナポ」に好奇心と食い意地を発揮する画伯に...☆☆☆。
追記:出放題・阿字ケ浦駅(ひたちなか海浜鉄道)

Posted by S.Igarashi at 10:30 AM | コメント (11) | トラックバック

February 22, 2012

Chernobyl Heart


iTunesStoreでレンタルされるようになったチェルノブイリ・ハート(字幕版) を借りて見た。
映画はチェルノブイリ原子力発電所事故から16年経ったベラルーシやウクライナで起きている健康被害について描いた2003年度アカデミー賞ドキュメンタリー部門オスカー受賞作品「チェルノブイリ・ハート」の他に事故から20年後、爆心地から3キロ離れたアパートに住んでいた青年が廃墟となった嘗ての住居を訪れる短編ドキュメンタリー「ホワイトホース」も含まれている。因みに「チェルノブイリ・ハート」とは原発事故後に若年者に多発している心臓疾患を指す。育児放棄された先天性障害児が収容されている遺棄乳児院「ナンバーワン」を取材した映像は10年前のものであるが、果たしてその内、現在でも生存している乳幼児がどれ程いるのだろうか...そう考えると見ていてやりきれない想いが残る。僕が子供の頃、ヒロシマやナガサキ、そしてビキニ環礁での核爆発による先天性障害児の写真はグラフ雑誌で公開されていたが...いつの間にかそうした写真や映像は可視化されなくなり、現実に起きている事に我々の社会は目を向けなくなった。
公式サイト
そういえばチェルノブイリ原発事故から20年目に下記のエントリーをしていた。
1986.Chernobyl nuclear power plant.2006

Posted by S.Igarashi at 01:44 PM | コメント (3)

February 18, 2012

再・更新・100,000年後の安全

映画『100,000年後の安全』

再更新100,000年後の安全(字幕版)がiTunesStoreでもレンタル開始(400円)。未だ観ていな人は是非...
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渋谷・UPLINKでの上映は見逃してしまったが、7月初めから下高井戸シネマで上映されるようだ。今度は見逃さないように...しよう。
池田香代子ブログ:核の文明を問う 映画「100,000万年後の安全」
ん...下高井戸シネマではこの映画も上映するのか...。
追記:東京都写真美術館にて7月16日(土)〜8月12日(金)の間、開催される「アップリンク・アースライフ・シリーズ特集上映」でも上映されます。見逃した方はこちらへ....「レイチェル・カーソンの感性の森」「未来の食卓」「セヴァンの地球のなおし方」 等も上映。(June 22, 2011)

Posted by S.Igarashi at 10:33 AM | コメント (6)

Casa BRUTUS 201203

各メディアでのJobsの追悼特集も一段落した頃合いを見計らってだろうか、Casa BRUTUSの3月号がAppleの特集を組んでいる。【「デザイン」で読み解く『スティーブ・ジョブズ』】ではJobsがリスペクトしていたモノやデザインを、目玉はジョナサン・アイブとフロッグ・デザインのH・エスリンガー、現在と過去の二人のデザイナーへのインタビューだろうか。と云うことで「BRUTUSお前もか」であるが、ビジネス本的なアプローチでない処が救われる。

Posted by S.Igarashi at 10:19 AM

February 16, 2012

「鉄学」概論

「鉄学」概論
車窓から眺める日本近現代史:原武史著(新潮文庫)
東京人3月号にも寄稿している原武史氏の著作であるが、2009年にNHKで放送された「鉄道から見える日本...」のテキストを加筆修正しタイトルを改め文庫本に仕立て上げたもので、底本となったNHKのテキストより230円もお得である。
 改めて録画しておいた第1回の放送を見て、本書第1章を読んでみると、つくづくテレビと云うモノは作者の筆力と受け手の想像力が希釈されるメディアだと感じた。もしかすると、放送に於いて原武史氏が終始仏頂面だったのは、鉄ちゃん系のヴァラエティ・タレントの如くスタジオ内の三等旅客車両のセットに座らされ、内心嬉しくて相好を崩したら、巷の鉄道オタクとは一線を画す学究の徒としての面目が潰れると頑なに冷静を装っていたのかも知れない。本書は放送では語り尽くせなかった著者の意図を読むことができる。
追記:どうやら、三等旅客車両のセットは「第7章 新宿駅一九六八・一九七四」に書かれた著者の少年時代の個人的体験を再現した物のらしい。著者は近現代史が専門のようですが...読み終えてみて、近代史の語り部としての説得力は感じるが、現代史の語り部としては...熟成されてない...何かが...あるように感じた。

内容
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    はじめに
第1章 鉄道紀行文学の巨人たち   
第2章 沿線が生んだ思想      
第3章 鉄道に乗る天皇       
第4章 西の阪急、東の東急     
第5章 私鉄沿線に現れた住宅    
第6章 都電が消えた日       
第7章 新宿駅一九六八・一九七四  
第8章 乗客たちの反乱       
    参考文献
解説  宮部みゆき
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1948.09.17の浅川驛

Posted by S.Igarashi at 10:09 AM | コメント (0) | トラックバック

February 08, 2012

八王子と鉄道

と云うことで八王子市郷土資料館で開催中の『特別展「八王子と鉄道」』に行き、図録を購入してきた。
考えてみると八王子は政令指定都市を除いた地方都市の中で最も駅の数が多い市の一つだろう。市内に在る駅の数はJRが中央線で3駅(八王子、西八王子、高尾)、横浜線と八高線は八王子駅を除いて2駅ずつ(北八王子、小宮、そして片倉、みなみ野)の4駅で合計7駅、私鉄は京王線が3駅(長沼、北野、京王八王子)、京王高尾線は高尾駅を除いて5駅(京王片倉、山田、めじろ台、狭間、高尾山口)、京王相模原線が2駅(京王堀之内、南大沢)、そして多摩モノレールが3駅(松が谷、大塚・帝京大学、中央大学・明星大学)と全部で20駅、それに日本一急勾配の高尾登山電鉄の2駅(清滝、高尾山)を加えれば22駅となる。現存する駅だけでなく廃線や廃駅で消えた駅も八王子には在ったのである。昭和20年に廃線となった京王御陵線や昭和戦前期の10年間だけ営業された武蔵中央電気鉄道等の資料も興味深い。(但し私鉄関係の展示は4月から)様々なメディアで語り継がれていた甲武鉄道から中央線への変遷等も多くの資料によって、今まで抱いていた疑問を補填してくれる。八王子市郷土資料館の展示内容は地味であるが、入場料も無料、駐車場も無料、図録も400円なので、これ以上多くを期待しない方が良いだろう。
aki's STOCKTAKING:特別展「八王子と鉄道」

追記:鉄道関連のエントリーを...
September 13, 2004:かなりピンぼけ 父の遺した写真
December 09, 2003:「JR中央線の復古神道的解釈」に思う
January 08, 2004:中央線の魔力
August 28, 2004:1964 Takao
November 03, 2006:東京人 12. 2006
January 09, 2007:中央線新型車両
August 21, 2009:弾痕
August 23, 2009:中央線で行く東京横断・ホッピーマラソン
September 17, 2009:1948.09.17

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February 05, 2012

東京人201203

先日、この器具のテストをするためにこちらの土地に出来たビルの1階にある書店で待ち合わせた。何気に東京人3月号を手に取ると表紙に使われた写真が高尾駅の1・2番線ホームと直ぐに分かった。その理由はこの弾痕である。と云うことで東京人3月号の特集は『東京鉄道遺産100』なのであるが、その6/100がJR中央線終着駅の高尾周辺にあった。37番の「湯の花トンネルと慰霊碑」は裏高尾まで散歩したときに写真には撮ったけどブログには載せませんでした、その訳はこんな感じで何がなんだか?でした。そういえば36頁掲載の29番のアーチ橋を潜ったら婆さんに因縁を付けられたことを思いだしたが、掲載されている写真の構図をみると取材者も嫌みを言われたかも。因みに駅の跡に挙げられた92番の東浅川驛の竣工当時の姿が土木学会図書館のアーカイブにあります。


大きな地図で見る
ここが35頁掲載28番の小下沢橋梁ですが夏草に覆われ東京人の写真とは印象が異なります。
八王子市郷土資料館:特別展「八王子と鉄道」
6日発売の東京人の今月号に合わせてかは知りませんが明日2月7日からこんな企画があるようです。戦前は八王子市内から高尾山口まで路面電車があったそうです。


旅してみたい日本の鉄道遺産
こちらは全国の鉄道遺産が紹介されている本ですが、エントリーしようと準備だけして塩漬けされたままでした。この本に紹介されているタウシュベツ橋梁の朽ち果てて行く姿が圧巻。


Posted by S.Igarashi at 10:43 AM | コメント (2)

February 04, 2012

失われた記憶...


撮影:2006年2月22日

この地には「サザンスカイタワー八王子」が建ち、ここに何が在ったのか人々の記憶も失われつつあるが...再開発を免れた向かい側の区域は...再開発ビルに対抗するかの様に見事なまでに場末感を漂わせているのである。

Posted by S.Igarashi at 12:16 PM | コメント (4)

February 01, 2012

たて書きコラム

たて書きコラム
全国紙から地方紙まで、いわゆる朝刊一面の名物コラムを読むための無料アプリである。各紙のサイトからテキストデータだけをダウンロードするが、コラムだけに長文ではないので通信回線への負担も、読むのにも負担が少なく、電車内での暇つぶしには手頃かも知れない。品質劣化の酷い全国紙のコラムだけなら読む意味もないが、地方紙のコラムを読める処にこのアプリの価値がある。
追記:上記の1/31付け東京新聞・筆洗で扱われた内容について天木直人のブログでは「メディアが騒がない土肥信雄元三鷹高校校長の敗訴

Posted by S.Igarashi at 11:25 PM | コメント (6)

今日の線量...

広報はちおうじ(平成24年2月1日号)7頁・掲載の「公園の空間放射線量測定結果 1月5 ~ 18日実施分」を見ると自分で測定した結果と、さほど差違がなく納得できる数値である。左に示した線量は地上45センチくらいのテーブルの上に置いたポケットガイガーとiPhoneで測定したものである。地上1メートルの高さで手持ちで測定した昨日の線量と比較するとずいぶんと高いが、去年の11月30日の値と同じだ。

Posted by S.Igarashi at 11:41 AM | コメント (2)