先日、この器具のテストをするためにこちらの土地に出来たビルの1階にある書店で待ち合わせた。何気に東京人3月号を手に取ると表紙に使われた写真が高尾駅の1・2番線ホームと直ぐに分かった。その理由はこの弾痕である。と云うことで東京人3月号の特集は『東京鉄道遺産100』なのであるが、その6/100がJR中央線終着駅の高尾周辺にあった。37番の「湯の花トンネルと慰霊碑」は裏高尾まで散歩したときに写真には撮ったけどブログには載せませんでした、その訳はこんな感じで何がなんだか?でした。そういえば36頁掲載の29番のアーチ橋を潜ったら婆さんに因縁を付けられたことを思いだしたが、掲載されている写真の構図をみると取材者も嫌みを言われたかも。因みに駅の跡に挙げられた92番の東浅川驛の竣工当時の姿が土木学会図書館のアーカイブにあります。
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ここが35頁掲載28番の小下沢橋梁ですが夏草に覆われ東京人の写真とは印象が異なります。
八王子市郷土資料館:特別展「八王子と鉄道」
6日発売の東京人の今月号に合わせてかは知りませんが明日2月7日からこんな企画があるようです。戦前は八王子市内から高尾山口まで路面電車があったそうです。
旅してみたい日本の鉄道遺産
こちらは全国の鉄道遺産が紹介されている本ですが、エントリーしようと準備だけして塩漬けされたままでした。この本に紹介されているタウシュベツ橋梁の朽ち果てて行く姿が圧巻。
いわゆる無差別機銃掃射によるものですね。八王子は大和田橋にも焼夷弾の弾痕が残されています。八王子が空襲による炎に包まれている様は青梅からもはっきりと見えたそうですね。同じことをアフガンやイラクで繰り返す、懲りない米軍には困ったものだが、それを後方支援する金魚の糞も何だかであります。
Posted by: iGa at February 7, 2012 10:01 AMその昔、浜松駅のホームの支柱にも無数の弾痕が残っていました。新幹線開通に続く高架事業でホームは新しくされたのですが、支柱は残しておけば良いものを、スクラップにしてしまった様です。東海道本線袋井駅近くの線路に架かる陸橋には、現在も線路沿いに飛びながら売った様な向きの弾痕が残されています。
Posted by: Fumanchu at February 7, 2012 09:37 AM