July 11, 2009
鉄道から見える日本...
第一回目は見逃したが第二回目以降は見逃さないようにしている『鉄道から見える日本』であるが、何か毎回物足りない思いが残る。もしかすると、仏頂面で進行役を務める原武史氏の方が、私よりもそう思っているのかも知れない。『鉄道を通して、時代や社会、都市や郊外を見ることで、知られざる日本の姿に迫る。』と言ってるが、何か触れてはいけないアンタッチャブルなものがありそうである。次回は『新宿駅一九六八・一九七四』であるが、それを取上げるならば1949年に続けて三件も起きた鉄道を舞台にした事件を、今年は60年と云う節目にも関わらず無視するのは解せない。下山事件、三鷹事件、松川事件、この三つの事件は未だ日本が米国の占領下の時代に起きた謎だらけの事件であり、冤罪の疑いも色濃い事件である。1949年は中華人民共和国が成立した年、その年に政治工作の手段として鉄道が使われた。翌年の1950年には朝鮮戦争が勃発、占領軍総司令官マッカーサーによってレッドパージと云える指令が下されている。何か奥歯に物が挟まったような『鉄道を通して.....知られざる日本の姿に迫る。』では...なんだか...残念である。そういえば満州事変も...鉄道が...
Posted by S.Igarashi at July 11, 2009 10:25 PM昨日（7/13）、サーバーが消失、本日（7/14）午後に復旧しましたが、肝腎のMOVABLE TYPE が壊れているようで編集も新規エントリーも出来ない状態です。取りあえず仮店舗をTypePadに置いて仮営業をしています。
http://spaceshop.typepad.jp/madconnection/
シリーズ「日本鉄道旅行地図帳」の別巻「日本鉄道歴史地図帳／朝鮮・台湾・樺太・満州」が10月発売予定ですね。
これで、戦後の父が八路軍にいた頃の写真にある満鉄「浩良河」なる駅の位置なぞ確認できるのが楽しみです。
インドシナ半島にも旧日本軍が作った鉄道があちこちに...『戦場にかける橋』とかね...こうした例があるから...日本はシベリアに抑留された捕虜の人権問題に...沈黙...。ここからも『鉄道を通して.....知られざる日本の姿に迫る。』ことができますね。
Posted by: iGa at July 13, 2009 07:39 AM朝鮮、台湾の鉄道も日本が作ったので、そっちからも日本が見えるのではありますが、国際共同映像と日本のコクミンノミナサマとの受けは微妙に違うかもしれません。
Posted by: Fumanchu at July 12, 2009 10:35 PM