ここ数日間、スクープ写真が流失したとか、しないとか、噂のiMacG5がリリースされた。
17インチのG5/1.6GBから20インチのG5/1.8GBで値段が157,000円〜230,790円まで。
もちろんと云うか、やっと、電源と周辺機器をのぞいてワイヤレス環境(オプション)が実現。
Apple expo 2004会場速報 写真で見るiMac G5
先のエントリー華氏911で、この映画は彼の著書「アホでマヌケなアメリカ白人」のエピローグが映画制作の動機付けとなっていると書いた。それはムーアが2000年の大統領選で緑の党ラルフ・ネーダー候補の陣営で選挙運動に参加したため、民主党の票がラルフ・ネーダーに流れ、ブッシュを当選させることに繋がったと『全ての責任は自分(ムーア)にある』と述べている。だから、是が非でもブッシュをホワイトハウスから追い出せねばならない、と云う事である。
ムーアとラルフ・ネーダーの関係も複雑である。元々、ムーアはラルフ・ネーダーのオフィスで働いていた。しかし、次第にムーアが映画作りをするようになり、それを快く思わなかったラルフ・ネーダーからオフィスを追われることになる。しかし、2000年の大統領選でラルフ・ネーダーから選挙の応援を頼まれる。そのとき、ムーアはゴアの応援をしようと心に決めていたが、どちらかを選ばなければいけない、そこでムーアはゴアに手紙をしたためたが、ゴアから届いた型通りの返事に落胆し、かっては世話になったことのあるラルフ・ネーダーの応援にまわった。それでも、ムーアはラルフ・ネーダー陣営にいながら、ゴアに投票するよう訴えていた。
民主主義は多様な考え、マイノリティの意見が尊重されてこそ意味がある。米国でも二大政党制に疑問を抱いている人たちは大勢いるが、それらのリベラルな考えを持つ人は民主党の支持層とダブってしまうのである。先の大統領選のように全体得票数ではゴアがブッシュを上回っていたにも関わらず落選するなど、米国の選挙制度も日本と同様に欠陥だらけである。
爆笑問題が斬る!マイケル・ムーアの“アホでマヌケなアメリカ白人(1)”
9月10日(金)2:25〜3:40(9/9の深夜) テレビ東京 Gコード(9683565)
爆笑問題が斬る!マイケル・ムーアの“アホでマヌケなアメリカ白人(2)”
9月11日(土)3:10〜4:30(9/10の深夜) テレビ東京 Gコード(2847904)
木曜洋画劇場【特別企画】
ボウリング・フォー・コロンバイン BOWLING FOR COLUMBINE
テレビ東京 9月16日(木) 午後9:00〜11:24
映画館で観せられる予告編や広告の類い、何故か本編よりも大きな音量で上映されている気がしてならない。観たいと思っている映画ならばまだしも、観たくもない映画の残酷シーンや恐怖シーンを大音量で立て続けに観せられると耳を塞ぎたくなる。
以前、CBSドキュメントの最後のコラムのコーナーで名物キャスターのオジサンも同じようなことを言っていた。そして北米のとある映画館を紹介していた。その映画館では上映前の広告も予告編も一切流さず、本編だけを上映している。支配人曰く「お金を払ってわざわざ映画館まで足を運んでくれるお客さんに、家庭でさんざん観ているモノと同じ広告を見せることはないでしょう。」
シネコンであるならばチケットがなくてもフリーで入れるスペースで常時予告編を流していたほうが余程、宣伝効果があるように思えるのだが。
ハンマー投げ金メダルのアドリアン・アヌシュをめぐるドーピング疑惑、どうやら本人が再検査拒否のまま聴聞会に応じるようだ。灰色疑惑のままで金メダルが剥奪され、そのまま幕が引かれることになると誰も腑に落ちないままになる。
左図(クリックで拡大)の東京新聞記事によれば、ヨーロッパでは検体をすり替えるための器具が出回っているという。
残された検体をDNA鑑定すれば即座にすり替えられたものかは判明すると云うのだが、IOCは既に鑑定結果を握っているのだろうか。
アヌシュのアヌスにピー、、、、、ん〜考えたくもない。
ドーピング検査の手順
競技会でのドーピング検査
アテネ直前ドーピング最新事情
ということで、真相が明かされないまま
アヌシュの金はく奪、室伏が繰り上がりで金
なんだか、腑に落ちないままの決着でした。
1964年10月、東京オリンピックの自転車競技は八王子で行われた。トラック競技は多摩御陵近く南浅川沿いの陵南公園内に作られた仮設スタジアムで開催、ロードレースは甲州街道や高尾街道等の周回コースで競われた。ロードレース当日、中学生は午後の授業がロードレース観戦(動員?)に充てられ、高尾駅前から多摩御陵入り口までの間が自由行動となった。ロードレース観戦と云っても取り立てすることもなく、遊び半分、甲州街道を徘徊していただけである。甲州街道で観ていても、風切り音と共に選手が集団であっという間に通り過ぎてしまい面白くないので、高尾駅前に移動した。ここは元八王子から多摩御陵裏の峠を超え、林業試験場(現・多摩森林科学園)の実験林沿いの高尾街道を一気に下って、高尾駅前で甲州街道を左折するロードレースコースの一二の難所である。そして、僕たちの観ている前でクラッシュシーンが起きた。40年前の記憶によれば、インド人選手を含む数台の自転車がコーナーを曲がりきれずに、次々と落車していった。選手の被っていたターバンが道に落ち転がって行く映像が、未だに目に焼き付いている。
現在の高尾駅前の甲州街道と高尾街道の交差点、正面が多摩森林科学園、高尾街道はこの森林科学園で右に曲がり急勾配の昇りとなる。
選手は高尾駅を正面に見て左折する。
東京オリンピック以後はロードレースコースの交通量も増え、コースの高尾街道や秋川街道はダンプ街道とその機能を変え、危険でとても自転車競技が行える環境ではなくなってしまった。
中央高速が全面開通するまでは、この辺りの甲州街道も大型車両で渋滞していたが、中央高速全面開通と共に交通量は激減、ちょくちょくあった深夜便の大型車両が民家に飛び込むというニュースもなくなった。
しかし、最近になって再び深夜の大型車両の交通量が微増している。高速料金を浮かすために下の道を走る車が増えてきた。
追記
市川崑監督の1964東京オリンピックの記録映画より高尾駅前の落車シーン...
8月26日付け朝刊にクロネコヤマトの意見広告が掲載されていた。
例のローソンからの一方的契約解除に対するものである。その意見広告の見出し部分だけ書き出してみた。
クロネコヤマトは変えません。
宅急便をご利用のみなさまへ。
残念ながら、クロネコヤマトの契約がうち切られました。
みなさんはクロネコヤマトのわがままと思われるかもしれません。しかし。
日本郵政公社は独占事業であげた利益をもとに競争しようとしています。
クロネコヤマトは日本郵政公社との競争に賛成です。ただし、公正ならば。
クロネコヤマトはお客様に支えられてはじめて存在できる民間企業です。
かって、クロネコヤマトは山梨の地を走り回ることを許されていなかった。何故ならば、そこは当時の自民党のドン・金丸信の地元だったから。宅急便というビジネスモデルを開発したクロネコヤマトは運輸省にとって政治家や官僚の言いなりにならない目障りな企業の代表であった。
クロネコヤマトが山梨の地を自由に走れるようになったのは金丸信がクロネコヤマトの競争相手・佐川急便から巨額の資金を不正に受け取っていたことが発覚し議員辞職、数年後には脱税容疑で逮捕される等で、これ以上、クロネコヤマトを不当にいぢめる理由がなくなったからである。
ヤマト運輸、民業圧迫訴え 新聞全面広告で「対決宣言」
昨夜、八王子南大沢のシネコンで「華氏911」を見てきた。3月7日のエントリー「W.ディズニーの遺伝子」で、この映画が配給中止になったことを書いたときは、見る機会ができるか予測できなかった。マイケル・ムーアの前作「ボウリング・フォー・コロンバイン」は単館上映の為、時間の都合がつかず見られなかったし、こうしたドキュメンタリー映画を山里で見るのは難しい。今回はカンヌ映画祭で受賞したことにより、北米でも上映されることになり、話題性もあって日本でも拡大ロードショーとなり山里でもみることができた。内容的にはムーアの著書「アホでマヌケなアメリカ白人」のエピローグが「華氏911」のプロローグであり、ムーアが「華氏911」を作る動機付けとなっている。題名はもちろん華氏451のパクリである。それはイラク戦争に対して、foxテレビを代表とするメディアの報道が偏向していることへの批判も含まれているのだろう。「華氏911」はイラク人も含めて、米兵、米国市民の殺される側の視点で描いた映画である。従って、イラクに爆撃を加え、米国市民にイラク市民を殺すように命令を下す側から見れば明らかに偏向しているだろう。ある米兵の告白、「イラク人を殺す度に(自分の)魂も死んでゆく。」彼が運良く生き延びて、帰還できたとしても、彼の残された人生で、失った魂を蘇生をするのは困難と思われる。
我らが宰相・鈍一郎クンは「偏向しているから観ません。」と言っている。それを受けてか、どこかのテレビのニュースコメンテーターも「偏向しているから、、、、なんたら」と鈍ちゃんに追従し保身を忘れない。
NEWS23でマイケル・ムーアにインタビューした金平茂紀氏は彼の
コラムで[マイケル・ムーアとパンクと『ゆきゆきて神軍』]を書いている。
「過防備都市と超監視社会」と聞くと、なんだか近未来社会を描いたSFの「1984」や「未来世紀ブラジル」のようであるが、国民の知らぬ間に、いま其処に見える現実になるかも知れぬ。
8月23日付け東京新聞朝刊の特報記事『超監視社会』の前夜? 標的は…労組と市民団体はエントリー「情報操作内閣」で紹介した5月14日付けの記事「なぜ ビラ配布で 拘置75日」をもっと合法的に為政者のやりたい放題にできるように法律整備するものではなかろうか。何れにせよ、憲法改正へ向けて反対意見を封じ込めるための手段のように思える。
怪しいアナログ版スパムメールが届いた。リターンアドレスがフィリピンの私書箱、とても怪しいエアメールだ。開封すると例の「海外宝くじ」である。基本的に日本国内で海外の宝くじを売ることも買うことも犯罪に関わることになる。自分の個人情報が売買されて詐欺紛いのDMが届くだけでも腹立たしい。
国民生活センター
国民生活センター・報道発表資料
ダイレクトメールを使った「海外宝くじ」に注意![2004年2月5日:公表]
被害に遭わないための詳しい資料がPDFで用意されてます。以下一部引用。
●実施した理由
国民生活センターのPIO−NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)には、オーストラリア、ドイツ等の外国発行の「宝くじ」「ロト」等(以下、「海外宝くじ」)に関して、「申し込んでもいないのに、海外宝くじに当選したかのようなダイレクトメールが送られてきた」等の相談が近年増加している。DMを使った海外宝くじの勧誘についての相談が多いことから、消費者に注意をよびかけるとともに、関係機関へ情報提供することとした。●相談の現状
主に以下のような内容の相談が寄せられている。
1)海外宝くじを申し込んでいないのに「当選している」、「当選が確実」等と記載されたDMや、業者の連絡先が私書箱のみなど、不審なDMが届く。
2)海外宝くじを申し込んだら、クレジットの引き落しが止まらない。
3)頼んでいないDMが届くので、個人情報が漏れているのではないかと心配
4)当選したというのに入金されない
裏面
注意すべき点は、当社のリストから削除うんぬん、、。
無視するのがいちばんだろう。
一見すると地中海の都市集落のようであるが、都市整備公団、改め、独立行政法人・都市再生機構によって開発された八王子みなみ野シティの住宅地に建てられた民間デベロッパーの建売り住宅。
ハウスメーカーや電鉄系不動産会社の建て売りが多い中、独立系?の不動産会社による建て売り住宅も増えている。他の業者の建て売りとの差別化を計るための手段としてのテーマパーク的デザインなのだろうか。憂鬱なアースカラーの建て売り住宅の中では目立つが、、
遠くから見ると、 かなり密集している。
こちらはパームツリーが植えられているところを見ると、カルフォルニアのリゾートを意識しているのかしら?。こちらはデザイナー住宅風?、ニューハウスの表紙のようだ。他にもスパニッシュ風やら、ハーフティンバー・モドキやら、なんでもあり。
地元、八王子は狭間町の御嶽神社に奉納される獅子舞は16世紀、天正年間から伝えられているもので、八王子の無形文化財に指定されている。二匹の雄と一匹の雌の獅子による舞い、内容は見ての通り。お〜しゃ〜しゃ、お〜しゃ〜しゃ、のメロディーによる御囃子にあわせて舞われる。と、云うことで本日は町内会のお祭りでした。
AirMac Expressを使い始めて3週間ほど経った。始めは仕事場のミニコンポに繋いでAirTunes機能でインターネットラジオを聴くのが第一の目的であったが、やはり持っているCDを活用しない手はないので、数日掛けてCDをiTunesのライブラリーに取り込んだ。
CD350枚で3993曲、演奏時間が12.5日、容量は16.08GBとなった。こうしてハードディスクのライブラリーにしてみて色々と気付くこともあった。紛失しているCDもあれば、一度しか聴いていないCDもあるし、人に貸したまま忘れていたCDもある。
やっぱり、LPは持っているがCDは持っていないアルバムも多いので、逆に買い揃えたいCDが沢山あることに気付かされたのである。
左のライブラリは元祖コンピレーションアルバムの【MIGHTY SIXTIES】であるが、実は昭和30年代、つまり1955から1964年までのアメリカンヒットポップスを集めたもの。アメリカンポップスを1番聴いていたのは小学生の頃で、よくラジオのL盤アワーに耳を傾けていた。
CDをiTunesのライブラリーにしてみると、CDをジャケットから取り出してCDプレイヤーに掛けると云う手間が省かれ、より音楽に親しむ時間が増えた。また、あまり聴いていなかったCDもシャッフル機能で思いかけず掛かることにより聴く機会も増え、新たな発見もありそうだ。とにかく、CDラックの肥やしになりかけていたCDを再び蘇らすことに成功したことは間違いない。
今までiPodをミニコンポに繋いで聴こうとする気が起きなかったのは、手元(PowerMac)で操作することが出来ないことが大きな理由でもあった。仕事中でも気分を切り替えたいときにマウスクリックで直ぐに選曲できるのがAirMac Expressのアドバンテージである。
造成地のフェンスに絡みつく葛。
葛はJR中央線の四谷から市谷にかけての土手にも見られるし、どこにでも自生している植物である。繁殖力も旺盛で、どちらかといえば厄介者にされているが、その姿から名前や用途まで知っている人は案外少ない。食品から薬品、衣類にもできるという、とても優れ物なのであって、雑草ではなく実は資源なのである。
葛から健康食品
葛工房の葛正
熊川くず生産組合 寒晒熊川葛
葛布(くずふ、くずぬの、かっぷ)今でも静岡県掛川市を中心に生産されている。
aki's STOCKTAKINGの浅川・大和田橋からに写っていたキューピー山(中央)。
しかし、地元に住みながら子供の頃はこの山のことは知らなかった。何故なら、山の麓に住んでいると遠くの山は視界には入らないのである。
望遠で近づくと、こう見える。
数年前に地元生まれの友達に「あれがキューピー山!」と言われ、それまで人の横顔に見立てていた山がキューピー山だったと知った。
撮影場所 八王子みなみ野
OLYMPUS C-5060 WZ 広角側27ミリ、望遠側110ミリ(何れも35ミリフィルム換算)
大岳山地図
大岳山再訪「東京の山」
別な場所から見たキューピー山。撮影場所地図
この地図は未だ改訂されていませんが、国立高専前の交差点から交通公園入り口までの道路が撮影地点で真直ぐに繋がっています。目白台方面からは下りになるので視界が開けて景色がパノラマのように広がり気持ちの良い眺めです。手前左側の丘陵が多摩御陵になります。
台東区立病院の基本設計が8366円で落札
落札したのは松田平田設計、既に8月4日に契約。どうしたものか入札参加36社中26社が調査対象となる定額入札だそうだ。基本設計の予定価格は3600万円、基本設計を只にしても実施設計も受注できると見込んでの目論見。事務所の創設者・松田軍平氏が生きていたらどう思うだろう?。役所側も乞食根性まるだし、只より高いものはない。
世界広しと云えども、基本設計を入札にする国は日本くらいではなかろうか。
朝から蝉の鳴き声で賑やか。
蝉の鳴き声が谷岡ヤスジのマンガのようだ。
木陰で涼むタロ
地平線の彼方で畑を耕すタゴ
入道雲
そして蝉
ガシ、ガシ、ガシ
ミーン、ミン、ミン
ツク、ツク、オーシ
谷岡ヤスジの描く、村(ソン)の夏
谷岡ヤスジはオノマトペ(擬音)の天才でもある。
谷岡ヤスジ傑作選・天才の証明
1999年12月5日 初版第1刷発行
実業之日本社
定価 本体1500円+税
ISBN4-408-61206-6
1999年6月14日に亡くなった谷岡ヤスジの追悼出版
装丁は南伸坊
為政者が政治から国民の目を遠ざける手段として、スクリーン、スポーツ、セックスの三つのSを使う。これは高校の倫理社会の教諭の口癖でした。名前も忘れましたが、この教諭は、端から生徒を小馬鹿にした態度が丸見えで嫌な奴でした。
そう云えば、ナベツネのオーナー辞任騒ぎも、オリンピック報道と週刊誌の夏休み休刊中に合わせるようで胡散臭いですね。
この人はまたこんなことを放言、ただ政治的に利用しているだけで、これまた胡散臭い。
靖国 8・15ルポ
鎮魂の夏2004 記憶 20代記者が受け継ぐ戦争
戦前と同じ空気に危機感 元日本兵恩給拒否のワケ
幻の雑誌『兵隊』 60年ぶり復刻
昨夜放送のETV特集戦場から伝えるもの 〜フリー映像ジャーナリストたちの記録〜はオリンピック報道の影に隠れていたが見応えのある内容であった。(残念ながら現時点で再放送の予定なし。)
番組の進行役には東京外国語大学の西谷修氏が起用され、立命館大学国際平和ミュージアムで開催された世界の戦場から・写真展に出展の11人のフォトジャーナリストのうち、豊田直巳、広河隆一、森住卓、亀山亮、古居みずえ(敬称略)、へのインタビューや同行取材を交えて、メディアのあり方、ジャーナリズムの意義を問うものである。
ジャーナリストとして戦場に赴く、彼らの動機づけに共通するものは、「現在、世界で何が起きているのか、真実を知りたいという欲求と、それを伝えねばならないという義務感」である。
戦場で生活する人々にとって、戦争が日常である。日常生活に戦争が入り込んでいる現実を生活感を含めて映像に記録すること、「心を開いて被写体となってくれた人々に対する義務として、その映像をより多くの人々に伝えること」が彼らのジャーナリストとしての自己責任なのだろう。
岩波フォト・ドキュメンタリー/世界の戦場から
岩波書店イベント情報に 世界の戦場から 特別展示「戦火のイラク」が東京都美術館で 8月21日(土)〜30日(月)まで開催される情報が掲載。(なお東京都美術館のサイトには写真展の情報はない。)また広河隆一氏は8月17日(火) 13:20〜13:55放送のテレビ朝日系列「徹子の部屋」に出演予定。
広河隆一通信
DAYS JAPAN
誰のアフォリズムかは忘れたけれど「勝利には偶然性が必要だが、敗北は必然性の結果である。」と云う意味の言葉を読んだことがあるが、今朝方のアテネ男子サッカーの結果はまさにその通りだった、思いである。
試合の始まる前にサッカーオリンピック代表・山本ジャパンをテーマにした(この○○ジャパンと云う表現は止めて欲しいが、、)NHKスペシャルの再放送をちょっとだけ見た。その中で山本監督が頻りに人間力という言葉を口にしていた。それを見て、ちょっとヤバイなぁ〜と感じてしまった。なんとなく自己啓発セミナーとか、愛読書は山岡荘八や司馬遼太郎とか云うような中小企業のオッサンを集めたセミナーでは喜ばれそうな話だが、「人間力」にプロのサッカーコーチとしての限界を見てしまった思いだった。試しに「人間力」でGoogle検索したら、思った通り、JC主催のこんなものがあった。なんだかなぁ、である。
ご存知のように試合は開始五分のDF那須の散漫なプレーで失点、それが試合を決定づけた。サッカーオリンピック代表18人が山本監督が言うように「人間力」を重視した人選であったならば、あのようなプレーはなかったと思うのだが。予選を戦い抜いてきたキャプテンの鈴木を切り捨て、新にキャプテンに据えた那須の失点に繋がるプレーは、僕たちが一番見たくないものだった。明らかに他人に助けを求め、自己判断で瞬時に問題解決しようとしなかったことが事が失点につながるという、山本監督が言うところの「人間力」に掛け離れたものである。
結局のところ、サッカーはコミュニケーションのスポーツである。女子サッカーがスウェーデンに勝ったり、A代表がアジアカップを手に出来たのも、コミュニケーションが試合を重ねる毎に良くなってきたからであろう。A代表に関しては主将・宮本恒靖のネゴシエーターとしての成長が勝利を支えてきた感もある。
サッカーオリンピック代表に関して多くの人が危惧していたコミュニケーションの問題が攻守共マイナス要素として働いてしまった。勝負は時の運であるが、集中力に欠けた覇気のないプレーだけは見たくない。予選リーグ、残り二試合、悔いの残らない試合をして欲しい。
因みに私の予想は1対1の引き分けでしたが、見事に外れました。(^^ゞ
AIGLEのトートバックを南大沢のアウトレットモールで購入。内部が保冷仕様になっていたのが購入の決め手、別にレジ袋うんぬんと言うほどの環境派ではないが、スーパーに買い出しに行くのに使っている。
今週のJapan Design Net は長谷川貴子・「ロンドン 霧の向こう側」ロンドンの建築教育は今 がRCA(王立美術大学)、Bartlett(ロンドン大学バートレット校)、AAスクールの学生作品を紹介していて興味深い。ピーター・クックが指導するバートレット校の学生作品は歩き出しそうなビルディングが多くみられる。
東京新聞8月10日付け朝刊100万人のハートで送る打ち水の涼風
日本水フォーラムの企画による打ち水大作戦2004が8月18日から25日まで作戦実行される。
行水、打ち水、風鈴、縁台、葦簀、昼寝、、、、、zzz
今朝の東京新聞はみやこ新聞欄に【また会いましょう ABC(青山ブックセンター)】の記事がありました。(日が経つと記事に直接アクセスできませんが、バックナンバーからアクセスできます。)
青山ブックセンターの店員はアルバイトも含めて店舗再建に備えて自宅待機中だそうです。ガンバレ!ABC!
AirMac Expressを買ったので仕事場のBGMはAirTunesでインターネットラジオかiTunesのCDライブラリを聴くことにした。それで仕事中にも関わらず、WindowsXPでは執筆中のVectorWorks11のスクリーンショットを撮り続け、バックグランドではPowerMacG4でCDをせっせとiTunesのライブラリに取り込んでいる。
CDをライブラリに取り込むときインターネット経由でデータベースから「CDトラック名を取得」するのだが、そのデータベースがどう云うものなのか調べて見た。
GracenoteCDDBはワールドワイドの音楽情報データベースということでCDで2,511,477タイトルの情報が蓄積されている。データベースはUni-code対応なので世界各国の言語に対応、日本語入力では変換できない漢字も表示する。
と、云うことでとても便利な【GracenoteCDDBサービス】なのだが、音楽のジャンル分けに関しては、「Bluesかよ!」とか「なんで、そうなるの?」と納得できない場合もでてくるのである。
60年代から70年代にかけてクロスオーバーとかフュージョンという言葉が聞かれたが【GracenoteCDDB】にはそうした分類はされてないようである。いつの間にか15ジャンルになってしまっているが、後で整理の必要がありそうだ。山は越えたが取り込みには後、数日掛かりそうだ。
追記:時折、データベースにデータのないCDもある。どちらかといえば80年代のマイナーレーベルであるが、、
【GracenoteCDDB】のCDのジャンル分けの謎が解けたような気がする。データベースには一般ユーザーからのデータのアップロードも含まれているのだ。従って主観的にジャンルを分類している場合もあり得る。
[Be-h@usの本]にも紹介されていたD.A.ノーマンによる「誰のためのデザイン」の翻訳者である野島久雄氏が認知科学の立場から不適切なユーザーインターフェースを補う目的の貼り紙(或いはテプラ)に着目した研究、「貼り紙プロジェクト」を公開している。
追記:上記のサイトは閉鎖されてます。代わりに「誰のためのデザイン? 誰のための貼り紙?」をご覧下さい。
昔、南青山にいたとき、事務所のマンションの1階にアパレルメーカーが入居した。或る朝、出勤したとき建物の管理をしていたHさんが、アパレルメーカーのドアを指さしてため息をついていた。近くによって見ると、レバーハンドルが手前に曲げられ捩れていた。アパレルメーカーの社員がレバーハンドルの操作が解らず、無理矢理力ずくで引いてしまったのだろう。たぶん、その社員は自動車のドアノブか何かと同じだと思ったのだろう。認知科学的に見ればレバーハンドルの形状がドアの開閉に適切なアフォーダンス(affordance)を伝えていなかったと云うことなのだろうが。
昨日、Sanspo.comにB・スプリングスティーン、ブッシュ政権を批判の記事が掲載された。記事には【スプリングスティーンの代表作「ボーン・イン・ザ・USA」は愛国的な“米国賛歌”として知られ、、】とあるが、この記者は「ボーン・イン・ザ・USA」をよく聴いたことがないのだろう。先ごろ亡くなったレーガン元大統領も「ボーン・イン・ザ・USA」のサビのリフレインだけ聴いて“米国賛歌”と勘違いして、ロック界からお笑い者にされた。米国で一番汗臭いロックシンガーの一人である、B・スプリングスティーンは米国の繁栄から取り残された人々をテーマにした曲が多い。「ボーン・イン・ザ・USA」もその中の一つだ。米国の繁栄から取り残された町に生まれた男が、罪を犯し、刑務所に入るかわりに、ベトナムに行き黄色人種を殺してくれば、罪を許される。国家の命令に従い、任期(刑期)を終え帰還しても、働く場も何もない、出口も見つからない、そんな男を唄った歌だ。
「ボーン・イン・ザ・USA」はアメリカンドリームを夢見て自由の国アメリカに移民した人々を祖先に持つ人々を唄っている。しかし彼らはアメリカに生まれてしまった為に新天地を求めて移住することも許されていない、彼らは祖先と違い予め選択肢を奪われてアメリカに生まれたのである。そう単純に“米国賛歌”とは言えない内容がある。
1985年のコンサートで戦争批判の曲【WAR】を唄う前にスプリングスティーンは若者に向かって「よく考えて、行動しろ、指導者の言いなりになるな、殺されるぞ!」と言っている。
日刊スポーツの記事がサンスポよりもスプリングスティーンを理解しているようだ。
スプリングスティーンも打倒ブッシュ
朝日新聞
B・スプリングスティーン、米政権交代求めるコンサートに参加ヘ
iBookも初代iPodもバッテリーが勤続疲労を起こしている。iBookは連続使用50分が限界、iPodも同様であるがこちらはバッテリーチェック機能がないので、どのくらいバッテリーが持つか事前に確かめることが敵わず、音楽を聴く為に持ちあるくことがなくなった。iPodは専らデータの持ち歩きと車載専用で電源供給に心配ないときだけである。(バッテリーが12時間持つ第四世代のiPodは魅力的ですが、、)
Appleサイトのリチウムイオンバッテリーについて。
ん〜、ノートブックタイプは予備バッテリーも用意して、ACアダブターで継続使用するときは、バッテリーを外しておくのがベターなんでしょうが、そうは解っていてもねぇ。
昨日のNHKニュース10でNASAの水星探査機打ち上げの報道中に女子アナウンサーが「探査機は太陽から200Kmまでの距離に近づき、、、、」
思わず耳を疑った。おいおい200Kmまで近づく前に蒸発するだろうに。
科学者へのインタービュービデオを挟んで、件の女子アナ「水星に200Km近づき、、」とか誤魔化していたが、お詫びや訂正の言葉は一つもなかった。偶々、サッカーの結果を知りたくてビデオ録画していた者がいて、ビデオで検証の結果、間違いない。
言い間違えたり、ミスは人間だもの仕方ないにしても、対処の方法がとてもNHK的でしたね。いぢわるオジサンの久米宏だったら、クックック、と笑いながら、突っ込みを入れるだろうに、、、
LANDshipの秋山東一氏とGEODESICの栗田伸一氏のコラボレーションによる「Be-h@usの本」が届いた。発行人は九天社の沖山克弘氏、カバーデザインは高橋貴子さんである。皆さん、ソフトバンクから出したCD-WORKSHOPシリーズの拙著MiniCad篇でお世話になった方々である。僕にとって行間から作り手の顔の見える本でもある。
「Be-h@usの本」
秋山東一 著
ジオデシック 監修
株式会社 九天社 発行
ISBN4-86167-008-X
定価(本体3000円+税)
「Be-h@usの本」には僕と秋山さんとのMacintoshを通じての出会いについても触れられている。初めて下北沢の事務所を訪れお会いしたのは1990年の3月頃であるが、それ以前に秋山さんとは何度かニアミスをしている。1975年、まだ僕が高木滋生建築設計事務所に務めていた頃、山中湖は賛美が丘の別荘を担当していた。その時、丸格建築の羽田社長から、唐突に「秋山さんを知っている?高木さんの後輩だって、」と言われ、差し出された秋山さんの図面を見て、「お会いしたことはないけれど、東孝光さんの事務所にいた人ですね。」と、脳内リンクが繋がった。当時の高木事務所の所員が行く居酒屋の定番は新宿の傳八であった。その傳八で、高木さんの芸大時代の同級生の曽根幸一氏の事務所に務めていた平瀬氏に偶然お会いしたとき名刺を頂いていた。曽根幸一氏は山中湖のアトリエ(施工丸格建築)を雑誌に発表したばかり、平瀬氏はその担当であった。平瀬氏も高木事務所に一時在籍していたことがあり、僕が頂いた名刺で高木さんが平瀬氏に電話をして丸格建築を紹介するように要請して業者が決まったのであった。平瀬氏はaki's STOCKTAKINGのエントリーにある「東アジア世紀末研究会」のメンバーでもあった。その後、新宿の傳八は青山、銀座へと進出、店の内装設計は秋山さんによるもの、工事は高木事務所にも出入りしていた簗田氏と、どこかで人間関係の間接的な繋がりがあった。従って、秋山さんと初めてあったときも、既に共通のコンテクストがあったので昔から知っているような感じであった。
軽井沢の主役は森であろう。古代より日本人は森から出て生活を始め文明を築いてきた。森は畏敬の念を覚えるものであり、信仰の対象であり、修験者の修業の場でもあった。人里近くの里山は薪炭林としてリサイクル可能な循環型の生活を支える場でもあった。軽井沢の森を避暑地としたのが英国人であったように、森の中で生活することは明治の日本人には考え及ばぬことであったであろう。
それは現代人も同様で、軽井沢を訪れる人々の最大関心事は消費生活であり、目的は旧軽井沢のショッピングモールや軽井沢駅前のショッピングモールであり、森の中に立ち入ることはしないようである。
週末、旧軽井沢の女子美の軽井沢寮を訪れた。軽井沢寮の設計は僕が務めていた高木滋生建築設計事務所によるもので、僕が退職した翌年の作品である。自然から森の一部を借りて自生する木々の邪魔にならないように建てられている。高木さんは脇田邸を設計した吉村順三先生の教え子であり、師から多くの薫陶を受けている。
自生の藤蔓が光を求め地を這い樹木に絡み空に向かう。