8月26日付け朝刊にクロネコヤマトの意見広告が掲載されていた。
例のローソンからの一方的契約解除に対するものである。その意見広告の見出し部分だけ書き出してみた。
クロネコヤマトは変えません。
宅急便をご利用のみなさまへ。
残念ながら、クロネコヤマトの契約がうち切られました。
みなさんはクロネコヤマトのわがままと思われるかもしれません。しかし。
日本郵政公社は独占事業であげた利益をもとに競争しようとしています。
クロネコヤマトは日本郵政公社との競争に賛成です。ただし、公正ならば。
クロネコヤマトはお客様に支えられてはじめて存在できる民間企業です。
かって、クロネコヤマトは山梨の地を走り回ることを許されていなかった。何故ならば、そこは当時の自民党のドン・金丸信の地元だったから。宅急便というビジネスモデルを開発したクロネコヤマトは運輸省にとって政治家や官僚の言いなりにならない目障りな企業の代表であった。
クロネコヤマトが山梨の地を自由に走れるようになったのは金丸信がクロネコヤマトの競争相手・佐川急便から巨額の資金を不正に受け取っていたことが発覚し議員辞職、数年後には脱税容疑で逮捕される等で、これ以上、クロネコヤマトを不当にいぢめる理由がなくなったからである。
ヤマト運輸、民業圧迫訴え 新聞全面広告で「対決宣言」
Laws、、の社長はたしかM商事出身だったような。
Posted by: yas at August 28, 2004 08:18 AM裏に見え隠れする商社と郵政との関係とか、いろいろ、コンビニもいろいろ、宅配業者もいろいろ。
郵政民営化を急ぐ理由が、いろいろ、あるんでしょうね。
誰が「ネコイラズ」をばらまいたのか。
クロネコヤマトの意見広告「クロネコヤマトは変えません」の1節「日本郵政公社は独占事業で....」に「....その一方、みなさんは驚かれるかもしれませんが、日本郵政公社は民間と競合する冊子小包(民間でいうメール便)で、大口のお客様に大幅な料金割引制度を適用しています。...」とあったが、最近、ちょっと不思議なことがあった。
「Be-h@usの本」を送るのに佐川のメール便を使おうとしたら、郵便の方が安いというのだ。とにかく佐川がまとめて郵便にもっていった。
料金は格安だったが、これも同じようなカラクリがあるのだろう。