December 31, 2010

2010...今年の一枚...

今年の私的ヒットはオフビートも心地よい...ROXことRoxanne Tataei:ロクサーヌ・タタエイのMemoirsでした。あの、お騒がせなAmy Winehouseほどはアクは強くなく、ジャケット写真に見られるようにキュートな印象ですが、中々どうして本格的なイギリス発のR&Bを聴かせてくれました。今年の猛暑を乗りきれたのもこのアルバムの御蔭かも知れません。ジャマイカとイランのハーフで英国籍と云う異文化の化学反応が9曲目の"Precious Moments"にも現れているようです。
Rox
No Going Back (Acoustic)
と云うことで大晦日のアナログ地上波は退屈なのでAppleTVでYouTubeのビデオクリップを聴いておりますです。皆様、良いお年を...

Posted by S.Igarashi at 03:35 PM | コメント (6)

December 29, 2010

進化続けるiTunesそしてRemote 2.1

iPhone/iPad AppのRemoteが 2.1にアップデートされレンタルビデオにも対応しAirPlayも体感的にスムーズになった。これでMacにあるiTunesのリソースの殆ど全てをiPadからリモートコントロールによりAppleTVや外部スピーカーにストリーミングできるようになった。 思えば2001年初頭の「MacWorld Expo SAN FRANCISCO」でデジタル時代のハブ構想を発表し、iTunesをリリースした時から全てが始まっている。私も無償配布されたiTunesを直ぐにダウンロード、それまでCDの取り込みに使っていたMacMP3はそれから二度と使うことはなかった。 そうしてMacユーザーの音楽環境のデジタル化が整ったその秋に初代iPodがリリースされている。ユーザーはiPodをiTunesに同期して音源を転送すれば直ぐにiPodを楽しむことができた。
iTunesリリース以降のMacOSのユーザーインターフェースはiTunesを指標に改良され統合されてきている。そしてRemote 2.1である。ユーザーがこんな風になって欲しいと思っていたことがそこに実現されている。

と云うことでAppleTV付属のリモコンでTV画面を見ながら一文字づつ文字確定してYouTubeを検索するのは億劫だけどiPadからAppleTVをコントロールしキーボード入力すれば長文でも楽に検索できる。まぁ...なんてたって日本語入力が楽になったことで「六代目三遊亭圓生」なんてぇのも...ぇへへ...どうにも...漢字を書けなくても...変換できて...あり難いね。

そしてiPadはAppleTVをコントロールするトラックパッドに変身する。

もちろんiPhoneからでもAppleTVをコントロールしてYouTubeにあるリソースを居間のTVで自由に見ることができるのである。
只、林伸夫氏の言うように「アップル様、今年も楽しい1年をありがとう。でも、一般人向けのサポートは、もっとがんばってください。」にも同感である。iPadでAppleTVをコントロールするTV-CMがあっても良いんじゃないだろうか。

Posted by S.Igarashi at 01:40 AM | コメント (4)

December 26, 2010

ワンセグチューナー

ちょいテレi DH-ONE/IP
それ程、使うこともないだろうがBUFFALOの iPhone/iPad 用 ワンセグチューナーを試してみた。セットアップは簡単で 前以てAppStoreからちょいテレiをダウンロードしてiPhone/iPad にインストールしておくだけ、最初だけ受信エリアの設定や電波の同期に多少時間が掛かるが、こんな事もなく無事に完了。家にデジタル対応TVはあるものの、アナログ難視聴地域の共同アンテナから受信している為に今の処は地デジは見ることはできないが、ワンセグチューナーがあれば地デジの電波状態をどんなものか知ることが出来そうである。
と云うことで、アナログ難視聴地域だった谷戸地形がパラボラの役割を果たしているのか意外と受信状況が良いことが判明。全く受信できなかったのが京王線の高架から5〜60m離れたカーディラーのショールーム。JR中央線の側もあまり良くない...
それにしてもワンセグの時間差は...酷すぎる。権力を行使する側には都合が良いだろうが...(iPadをクリック)

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December 21, 2010

A.Sakata at Takao Station

ekibenkouza201216.jpg
と云うことで16日はJR中央線・高尾駅舎内のIchigendo・群言堂高尾駅店で開かれたジャズミュージシャン坂田明氏による『音楽とミジンコから見えてくる世界...』を聴きに行った。と書くと、わざわざ...そんな遠い処...と思われそうだが山里に棲む私の地元に...はるばる坂田明(以下敬称略)がやって来たのである。はるばる...と云えば、イベントを主催している『Ichigendo・群言堂』も島根は石見の石見銀山生活文化研究所による石見の「アンテナショップのようなもの」なのである。何故...石見銀山が高尾に...と云うと東京進出の際、JRから東京駅と...それに高尾駅にもスペースがあるけれども...と提案され...迷うことなく高尾駅を選んだそうだ。理由は...東京駅は色々と出店の条件やらなにやら...縛りが多いが...高尾駅は...もう少し...面白いことがやれそうに思えたそうで。それでミジンコとフリージャズが高尾で繋がるらしい...。

ミジンコについては氏の『ミジンコ図鑑』を読んでいただくことにして、当日、アルトサックスでソロ演奏した曲目は山下トリオ時代に「ゴースト」の間奏曲に取込み不動の地位を確立したフリージャズ版『赤とんぼ』に始まり、氏の故郷である呉の民謡『音戸の舟歌』、映画音楽から『ひまわり』、最後に季節柄『ホワイトクリスマス』で締めくくった。

折角の機会なので、持参した左の山下洋輔トリオ時代(1976)のLPアルバム(MONTREUX AFTERGLOW)と坂田明のリーダーアルバムのこれこれこのCDにサインして戴いた。
今では山下洋輔トリオのアルバム"MONTREUX AFTERGLOW"を聴いてフリージャズに目覚めたと云うヨーロッパのミュージシャンも多くいて、彼らにとってもこのアルバムは一つのメルクマールになっているようです。レコードジャケットの坂田明の着ているTシャツは演奏旅行の途中、ドイツで購入したもので、今でも持っているとか。因みに"MONTREUX AFTERGLOW"はDVDで発売されるらしく、モニターに34年前のモントルーの映像を映し、孫にレコードジャケットのTシャツを着させて記念写真を撮ったとか言ってました。それを聞いて思わず...私...お孫さんは似てますか...と尋ねると『似てないよ...女の子だよ...』...失礼しました。いやぁ〜クローンの様な男の子だったら...爺ちゃんとジャムセッションする姿を想像すると...可愛いと思った次第です...。

Posted by S.Igarashi at 10:44 AM | コメント (9) | トラックバック

December 16, 2010

門限を過ぎると...。

b-mobile WiFiの6ヶ月使い放題のSIMCard・BM-U300-6MSの有効期限が過ぎた。と云うことで、iPadの環境設定でWi-Fiをb-mobile WiFiに設定すると上の画面が表示される。どうやらモバイルルーターもSIMCardも機能はそのまま、門限が過ぎインターネットの扉が閉められただけである。オンラインチャージを選択してクレジットカードで支払えば継続されるのだが、それよりもAmazonでSIMCardを購入する方が多少は経済的なので、新しいSIMCardを装着して改めてアクティベートすることにした。因みに今月のSoftBankからの「パケットし放題」の請求は1696円、上限の4200円との差額は2504円である。Amazonで購入したBM-U300-6MSが一月当り約2235円なので...iPhoneとiPadが両方使えて3G回線の固定料金も269円安くなったと云うことですが...但し、外出の際には忘れずにb-mobile WiFiをポケットに入れて置かねば...です。

Posted by S.Igarashi at 01:28 AM | コメント (2)

December 15, 2010

iTunesStoreで洲崎パラダイス

iTunesStoreで旧遊廓地帯・州崎を舞台とした『洲崎パラダイス 赤信号』を借りた。1956年(昭和31年)封切りのこの映画は売春防止法施行の二年前...。そういえばKai-Wai 散策の『洲崎の生き残り』はストリートビューで見られるが、『東京紅団・洲崎遊廓跡を歩く』に掲載されている遊廓建築の一つは遊廓様式を表象する装飾が剥がされ、周囲に同化しているのがストリートビューで認められた。恐らくは半世紀を過ぎてもなお好奇の目で見られるのに嫌気が差したのだろう。

iTunes-Cinema01.jpgと云うことで隠れた名画を探すにはiTunesStoreのホーム画面・クィックリンクのブラウズから行なう。
映画からジャンルを選択、アーティストを最優先させると監督別にリストアップされる。


そんな訳で川島雄三監督作品の『洲崎パラダイス 赤信号』を見つけ、予告編の昭和31年の勝鬨橋のシーンを見て...これは借りるべし...と思ったのである。邦画旧作のレンタル料金200円なら...迷うことなく気楽に借りられるので、ついこれも借りてしまった。

Posted by S.Igarashi at 01:34 AM | コメント (2)

December 09, 2010

分解できること...


分解掃除できることが購入の決め手となったポーレックス コーヒーミルである。分解できても組み立てにマニュアルを必要とするのでは意味ないが、パーツはそれなりにアフォードされており、迷うとしたら調節ネジの向きだけだろう。因みにポーレックスのサイトには交換パーツも用意され、直接通販で購入できる。こうしたことは当たり前なのだが、逆に分解掃除できない家電や道具の類いが多すぎる方が問題...。

Posted by S.Igarashi at 10:39 AM | コメント (0)

December 06, 2010

魚の便利帳

からだにおいしい魚の便利帳
藤原昌高・著/高橋書店・刊(1400円+税)
二年前にエントリーした「からだにおいしい野菜の便利帳」の続編である。前回同様に郵便局と銀行に行ったついでに、本屋に立ち寄ると平積みにされている「からだにおいしい 野菜の便利帳」と並んで置いてあった。今まで気付かなかったけれど、どうやら今年五月末に刊行されていたようだ。
そういえば、いつだったかスーパーに珍しく鰰(ハタハタ)が置いてあり、買ったは良いが調理法が分からず、生憎と魚醤も無く適当に鍋物にして誤魔化して食べたけど、本書でもやっぱり「しょっつる鍋」が鰰の王道のようだ。
それにしても日本は海産物に恵まれている。そんな国に住んでいるのだから、切り身ではなく、やっぱり魚は一尾丸ごと料理するのが本当だろうな...と頁をめくりながら思う今日この頃である。

Posted by S.Igarashi at 04:17 PM | コメント (4)

December 03, 2010

Vectorworks2011...


昨日、来年早々にリリースされる日本語版"Vectorworks2011"のプレビューを兼ねた"Vectorworks Solution Days '10 "に行って参りました。
と云うことで社名を改めNemetschek Vectorworks, Inc.のCEO・Sean Flahertyのスピーチから始まった講演ですが、Vectorworksは米国よりも日本の方が売れていると云うことで、こうして毎年来日してユーザー向けのスピーチを欠かさない理由も解りますね。昨年、一昨年と同様にBIMをセールスポイントにしていることには変わりませんが、微妙にそのトーンに変化が生じているのが感じられました。大風呂敷を広げすぎた所為か.....VectorworksがBIMソフトと誤解するコンシューマが多くいることへの反省でしょう。まぁ..それでもBIMはオープン化の方向性に動いていることは確かでVectorworksもそのツールの一つとしてIFC ( Industry Foundation Classes )に対応することで他のツールとのコラボレーションを可能としています。海外のコンペの新たな潮流として、提出物はPDFとIFCだけと云う動きもあるようで...これも時代の変化ですね。
"Vectorworks2011"には170の新機能があるらしいですが、その中でも2Dと3Dの双方向性と云うか親和性が高まり、テキスト編集機能もそれに対応している様です。BIM/IFC対応としてはオブジェクトの属性データの管理機能の充実とかでしょうか...最も大きな変更点はレンダリングエンジンがCINEMA 4Dの64ビットレンダリングエンジンに変わったことでしょうか...確かに数倍の処理能力が得られるようです...。因みに"Vectorworks2011"の出荷は来年1月14日だそうです。まぁ...一番悩ましいのはアップデートに掛かる費用の捻出でしょうか...。
関連エントリー
VectorWorks2008
Vectorworks2009
VectorworksではじめるCAD/2010/2009/2008対応

Posted by S.Igarashi at 09:47 AM | コメント (4)

December 01, 2010

Che...

iTunesStoreで昨年公開された映画『チェ 28歳の革命』と『チェ 39歳 別れの手紙』のレンタルが開始された。もう一度、Che...の足跡を辿り映画を観てみよう。そういえば、今日、12月1日は映画の日だった。

Posted by S.Igarashi at 07:30 PM

WDSの謎...

仕事場に引き込んだ光フレッツからAirMac(第二世代)でWi-Fi環境を構築しているのであるが、主屋の隅々までに電波を行き渡らせるには些か非力である。まぁeMac程度でもdesktopならそこそこの受信感度があり問題ないのだが、iPhoneやiPadでは受信感度が弱くInternetに接続できないという不都合があり、専ら"b-mobile WiFi"を用いていたのだが...。
"Apple TV"も導入して、AirPlayの機能を有効に使う為にも無線環境を再構築しようと思い立ち、Wi-Fiを拡張する WDS(wireless distribution system)を再度試みた。Appleのサイトにある『AirMac 管理ユーティリティを使って複数のベースステーションから成る WDS ネットワークを作成する』を参考、しかしこれだけでは情報は不足...。それでも闇雲にトライ...なんとかWDS ネットワークを構築できたが...


と云うことで既に構築してあるWi-Fiの変更なので全て手動設定することに、先ずはフレッツ光に繋げてあるベースステーションの設定を変更。ワイヤレスのモードを「WDSネットワークに接続」とする。(フレッツ光とのインターネット接続はPPPoEを使用。)


次に「WDSのモード」を「WDSメイン」として、クライアントになるAirMacのIDを設定。


次にクライアント側のAirMacを設定する。同じくワイヤレスのモードを「WDSネットワークに接続」とする。


次に「WDSのモード」を「WDSリモート」として、光フレッツに繋げてあるベースステーションである「WDSメイン」のAirMacのIDを設定してアップデート。

問題なくアップデートされた表示の後、AirMacが再起動すると...あれぇ〜「WDSメイン」のAirMac Extremeと外部スピーカーに繋いだAirMac Expressが検出されない。その上...AirMacに接続しているのに...インターネットに接続されていない。う〜ん、MacBook ProでAirMacユーティリティを起動すると...問題なく検出される。システム環境設定のネットワーク環境からAirMacを再設定...インターネットへの接続設定を光フレッツで用いられている「PPPoE」にしても...その先に進めず...アウト。取りあえずiMacは光フレッツのルーターからEthernetでワイヤードで誤魔化す。夫々の機器の購入時期がバラバラで無線モードの規格も異なっているのが...いけないのとか...あれこれ悩んでみたが...始まらない。
と云うことで今日の午後、取りあえず...Ethernetを外して再チャレンジ...再び「PPPoE」で躓いたので、「PPPoE」を無視してもう一つの選択肢(DHCP...?)にすると...すんなりとワイヤレスでインターネットに接続し『無問題』...やれやれ。

Posted by S.Igarashi at 01:36 PM | コメント (4)