昨夜の雷を伴う集中豪雨は烈しいものでした。先日の雷で電話回線に被害を受けたこともあり、昨日は早々にコンピュータの電源を落とし、電話やモデムも回線を切り離しました。その上、大雨と雷の所為か携帯電話も圏外となってしまいました。
と云うことで、ニュースでも伝えている通り、本日は私の居る八王子の西外れ高尾近辺は中央線も京王線も不通となり陸の孤島となりました。JR高尾駅に土砂が流れ込んだ場所はこの24日のエントリー・保線作業を行なっている踏切部分です。この道路に沿って流れる初沢川が氾濫したということですが、写真を見て分かる通り、工事用の仮囲いのパネルがあり、これから道幅を広げ整備する予定地域となっています...が...。
そんな訳で、月末支払いで銀行に行くついでに高尾駅周辺の被害状況を見てきました。
JR中央線・初沢踏切、上が京王・高尾線、この左手トンネル出口付近で京王線車両が脱線。
JR中央線・初沢踏切内から京王・高尾線の脱線現場を見る。上と下、鉄道会社と被害状況は異なるがそれぞれ復旧作業に懸命...如何に烈しい集中豪雨だったかという証ですね。
初沢川の右手は初沢町の住民が避難した八王子市立浅川中学校。この付近も道路が冠水していた模様である。この上流にある高尾霊園の手前の地域で土砂崩れが発生している。
私の住む町内でも土砂崩れがありました。川に蓋をして暗渠化されていたので、流れを堰き止めることもなかったようです。手前の砂利敷き部分(駐車場)は昭和40年代までは田んぼ、崖の上のプレハブは拓大ラグビー部の寮。写真で見ると崖の直ぐ上に見えますが、実はこれだけ離れている。
足元の草の葉に蜆蝶が、どうやらシジミチョウの仲間、ヤマトシジミのようですが、青みがかった一匹はルリシジミのようにも、近づいて良く見るとお取り込み中でした。どうりで遠くから一匹に見えた訳だ。(蝶は動物学的には一匹でなく、一頭と数えるそうですが...。)
シジミチョウの仲間
セセリチョウの仲間
盛り上がったのか、そうでもなかったのか、過ぎたる情報操作の所為か、今一つ良く解らない北京五輪も終ったが...。何でも一番でなくちゃ嫌なアメリカはIOCのメダルランキングの基準なんかは無視します。と云うことでメダル獲得総数で勝負なのだ。「やったね!アメリカが一番!!」斯くして日本はトップ10から陥落。
New York Times:A Map of Olympic Medals:The Diver’s View:お〜怖!
国土と人口比を計算すると韓国は強い...。それなら英国が一番だろうって...ん〜植民地を支配していた宗主国の影が...どーも...ね...。
追記:New York TimesによるA Map of Olympic Medalsには1896から2008までのオリンピック参カ国のメダル獲得数が記録されているが、オリンピックがスポーツを超えた国際的な政治力学によって支配されていることが良く解って面白い。
iPhoneでメールを受け取るようになると困るのはスパム対策である。MacのMailでは受信した全てのメールをフィルター機能がスパムに仕分けしていたが、iPhoneにはその機能がない。前のNokiaの場合もそうだったが、携帯の回線を使うiPhoneの様なモバイル端末の場合は不要なパケット料金が発生しない様にメールのヘッダーだけを読込み、そのリストから必要なメールだけを選び、メールを読むような仕組みになっている。であるからヘッダーを見るとスパムがずらりと並ぶことになる。スパムは読まずに削除することになるのだが、それも面倒くさいし憂鬱である。臭いものは元から絶たねば、と云うことでメールサーバーをどうにかしないと...
追記:転送設定を追加
Gmailと云う選択肢も考えられるが、新たにアドレスを得る必要のない『.Mac』改め『MobileMe』をスパム対策に使うことにした。これまで『.Mac』はファイルを共有するときしか使ってなく、メール機能を使うのは初めてである。どのくらい効果があるか解らないけれど試してみることにした。先ずはメールを一括して『MobileMe』のアドレスに転送する設定を行なった。『MobileMe』にアクセスしてスパムフィルターをオンにする。それから『MobileMe』で受信したメールをMacのMailで受け取るようにアカウントを追加、これはメールアドレスとパスワードだけを記入するだけでメールサーバー等の設定は自動的に行われる。さて、これで『バイアグラがどーの』とか『ペ○×を大きく』とか『人妻がどーたら』とかのスパムから開放されるのだろうか。
メールの転送テストを行ない問題ないことを確認。
効果てきめん、あれほど大量に送り付けられたスパムが怖いくらいにピタリと止んだ。まぁ兎も角、メールアドレスを変更することなく済んで、ほっとしているのだ。
どういう訳か、iPhoneでMobileMeを読みに行くと、設定の問題なのか、もったりするので@i.softbank.jpのアドレスに転送することに...。これでデスクトップでもモバイルでもスパム対策が整ったことに...。
で、いちおう、電波状況の改善も要求...検討だけで...終らないように...。
【〓SoftBank 3Gエリア改善ご要望フォーム】御礼
いつもソフトバンクモバイルをご利用いただきありがとうございます。
この度は「3Gエリア改善ご要望フォーム」にご協力いただき
誠にありがとうございました。お客様からお寄せいただいた貴重なご意見をもとに電波対策に
つきまして検討しご回答申し上げますので、恐れ入りますが
今しばらくお待ちください。
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ソフトバンクモバイル株式会社
エリアサービスセンター
追記:転送の設定
1:プロバイダのメールサーバー
私の場合はリンククラブのホスティングサービスを使っているので、そのメールサーバーを管理するサイトにアクセスしてメール転送の手続きをする。
転送先のアドレスを入力し、サーバーにメールを残さない設定をする。
2:MobileMeの設定
MobileMeメールのポップアップメニューから環境設定を選ぶ。
環境設定の「一般」から迷惑メールフィルタを有効にする。
環境設定の「その他」から転送先のアドレス(iPhone)を設定する。
3:Mac(PC)の設定
MacのMailのアカウントを追加、MobileMeのアドレスとパスワードを入力。
これまで使っていたアカウントはそのままでメールの送信にだけ使用する。
メールの受信はMobileMeのアカウントを使用する。
Mail(MacOSX)でMobileMeの迷惑メールフォルダ(Junk)を見る。「出自のはっきりしているメール」や「中身もサブジェクトもなくアドレスが意味不明なランダムな文字によるもの」はフィルタリングされずにスルーされる。これらのメールは手作業でJunkに仕分けた。
MobileMeの迷惑メールフォルダ、Mail(MacOSX)で仕分けたメールが反映される。
と云うことでJED-iPhone-07のオーナーとホワイトプランでの通話が終ったら『You Got a mail』が、そうiPhoneでは***@i.softbank.jpのアカウントによるメールを受信したときだけ画面表示されるのである。(※SMSは着信音と画面表示)
追記:と云うことで8月26日から9月9日までの15日間に届いた純正スパム?は21通である。その内、17通が中身もサブジェクトもない空メールであった。一日、100通ものスパムが届いたことを思えば...雲泥の差である。
App Storeの本日付け有料トップアプリケーション9つの内5つも買っていた。因みに私が買ったのは「1」「2」「3」「5」「8」であるが、駄菓子屋と云えない値段は「2」である。先日、akiさんに見せたら「やっぱり、爺むさくない」と言われた「3」は、買った時は遥かにランク外だったが、これは「爺むさい人」が増えたと云うこと...か...。
追記:それにしてもApp Storeのアプリケーションは小まめにアップデートされる。今日(8/26)はクリノメーター(傾斜儀)に水準器が追加されていた。iPhoneを立てればクリノメーターに、寝かせれば水準器になると云う訳だ。
踏切内で止まっているレッカー車は事故でも故障でもなく、レールの上も走れる云わば鉄陸両用レッカー車である。と云うことで運悪く踏切で保線作業に引っ掛かってしまったので、JED-iPhoneを取り出し写真に収めることにした。
レッカー車のシャシーに組込まれている台車を降ろし、レールにセットしてから油圧でレッカー車を持ち上げ、90°回転させる。
切り替え作業が終了したら安全を確認。
バックオーライ!とレッカー車は線路の上を左手に視界から消えていった。やれやれ、お疲れさま。と云うことで保線作業は深夜行なわれるので、コアなマニア以外は鉄陸両用レッカー車を昼間見ても気がつくことはないだろう。
このところGoogleMapの"Street View"にかまけてGoogle Earthのことを忘れていたら、Google Earthもアップデートされ"Street View"が追加されていた。Google Earthで見ると一枚のVR画像がどうなっているのか良く解って面白い。道路に沿って配置されたカメラをクリックすると表示されるスライドマウントの"Show full screen"をクリックすると....。
グングンとズームアップされ"Street View"が表示される。GoogleMapとの違いは右上に表示されているVR画像の全体が解ること。
新聞に折込まれていたマンション販売のチラシ、最寄り駅からのアクセスマップと「現地周辺拡大図」を見ると。何かの情報が欠けている。近くで工事中の主要幹線道路がその地図にはない。普通なら道路が完成すれば現地へのアクセスも良くなり、プラス要因となる筈である。それでも広告に掲載しない理由は何だろう。広告のコピーを読むと『...目の前に広がる自然...』とある。その先に高架の道路が完成したら...『...目の前に広がる自然...』はどうなるのか...現地に行けば一目瞭然... 。いや現地に行かなくてもストリートビューで見れば敷地周辺の状況が良く解る。地図にはない工事中のあれは....なんだ...と疑問に思うであろう。善意に解釈すればチラシを引き受けた広告会社は計画道路の存在を知らず事務的に既存の地図からアクセスマップを作ったのであろうが...。まぁ不動産は買うにしても、借りるにしても...現地に出掛ける前にストリートビューで事前にチェックした方が良さそうだ...。
先週の木曜日は午後の三時前、八王子の山里では烈しい雷と雹に見舞われ、数秒間だけだが停電もあった。インターネットに接続している仕事場の電話回線に問題がなかった事もあり、母屋の電話の異常に気付いたのは二日後の土曜日の事、どうやら回線引込部分の保安器のヒューズが飛んだようでNTTに修理を依頼、修理に来た作業員によると普段の落雷被害の五倍の被害があったようで、八王子は柚木(由木)と横川町に被害が集中していたらしい。我家の被害は保安器だけに留まらず、電話機本体にも及んでいた。電話の故障中は迷惑電話もなく静かに過せたのであったのだが...亜熱帯化が進む島国日本、これからどのような気候変動による被害があるのだろうか...。
既存ユーザーに対する「ウィズダム英和・和英辞典」Version1.0.1への無料アップデートが始まりました。iPhoneへのインストールも問題なく終了、と云うことでAppStoreへも本日夕方から再登場(カテゴリ:レファレンス)です。(尚、アプリケーションの容量が大きいのでインストールはiTunesを用いてMacかWinのコンピュータから行なうのが原則です。)因みに「iPhone 2.0.2 Software Update」(248.7MB)もリリースされています。
追記:アップデート情報が物書堂に掲載。
ドトールの"ice café au lait"である。
これをモンベルの蓋付きサーモカップに入れて牛乳を注いで、仕事をしながら、氷が溶けるのに合わせ、ゆっくりと楽しむのである。尤も自分で淹れた珈琲を製氷器で凍らせば良いだけなので、エスプレッソで試してみようと、思っているのですが...。
国立公文書館が所蔵する資料等の一部がインターネットで公開されていたとは知らなかった。言語も英語、中文、ハングルに対応したデジタルアーカイブ・アジア歴史資料センターである。2008年1月現在、約1430万画像、103万件の目録データベースが提供されている。資料を読むにはプラグイン(DjVu)が必要となるが、MacOSXLeopardのSafariにも対応している。ダウンロードし、インストールしてからSafariを再起動すると資料を読む為のブラウザーが組込まれる。回転や拡大もできるのでマイクロフィルムのビュアーで見るより快適である。但し、アーカイブの中から知りたい資料にアクセスするには、検索方法を熟知するなど、それなりの努力も必要だろう。
ちょっと気になるのが他人のiPhoneの中身であろう。と云うことで、略、一ヶ月強使用して落ち着いてきた感のある"JED-iPhone-02"のホーム画面なのだ。(クリックで全体表示)
左がホーム画面のトップページ。中央が2ページ目、右が3ページ目である。
ホーム画面・トップページはディフォルトから必要性の少ないものを2ページ目に移動し、代わって良く使う有償のアプリケーション(ウィズダム英和・和英辞典、FileMagnet、Tuner Internet Radio、iNote)を配置した。私の場合はiPodtouchとの二刀流なのでiPodのホームポジションを左下に配置し電話と入れ替えた。
2ページ目はトップページから移動した使用頻度の少ない標準搭載のアプリケーションとAppStoreからダウンロードしたユティリティ・アプリケーション等を配置してある。
iPhoneをICレコーダーにするVoiceNotesは林伸夫氏が一番実用的と推奨の無料ソフトである。今までiPodをICレコーダーにする為にiTalk等に投資したが、何れも対応するハードウェアが限定され次世代のハードには非対応というものである。機能的な制約はあってもソフトウェアによってICレコーダーになればこれ以上のことはない。
3ページ目は気分転換でエンターテインメント系を配置。「おでんくん」だけがネット接続が必要なハドソンのウェッブアプリ。麻雀牌による積み木崩しゲーム「Shanghai」は有料、「上海」は他にも幾つかものメーカーから出ていたが一番値段の安いものを選んだ。牌が小さいくて見難いのは爺になった所為だけでもなく、積み重ねの三次元的表現と麻雀牌のデザインにもあるだろう。480×320ドットの画面も解像度72dpiのモニタなら問題ないだろうが...iPhoneの画面では、爺には辛い...虫眼鏡が必要...。(クリックで拡大)
最初は無償のコミック等もインストールしてみたが、面白くないので削除。
また半年も経てばホーム画面のメニューも変わっているであろう。この一月で販売中止になったものやら、無償から有償へ格上げ?されたものなど、実に様々である。
追記:KoiPondもアップデートされ設定画面で環境音や太陽光等の設定が行なえるようになり鯉に餌をあげることも、水草を移動することも可能。
指導者に恵まれていない国民ほど惨めなものはありませんね。ところで、一昨日、佐和子さんのお父さんも推奨しているこの本を買いました。この本は未だ読んでませんが、指導者の政治力が試されるのは『負け方』にあるのではないかと思います。維新の混乱に乗じて日本の植民地化を狙っていた英仏の軍事援助をたち切り、日本の独立性が守られたのは、江戸の無血開城に尽力した海舟がいてこそ成り得たものです。1945年に海舟のような指導者が現れたら、東京大空襲も広島・長崎の悲劇も北方四島を失うことも無かったでしょう。逆に、8月15日以降も東条英機が引き続き権勢を振るっていたら、想像するだけ恐ろしいことです。
と云うことで遠州の"Doctor Fumanchu"こと古山先生の『出放題』である。遠の昔に自身のサイトで「出放題」なるコラムを好き勝手に書いていたのであるが、満を期してのブログ・デビューである。博覧強記の健筆に乞う御期待。
追記:未だ五日目だと言うのに本当に出放題である。(8/18)
『...iNoteの横向きのキーボードは使いやすい。日本語入力もサクサク打てるし、幅が広がった分、打ち間違いも少なくなり....』なのである。
しかし、キーボードが横向きになるのは『iNote』だけではない。どうやらOSレベルでサポートしている機能の様である。つまりアプリケーションが横向きをサポートしていれば、画面の向きに合わせてキーボードも向きを変え、幅も1.5倍に広がるのである。従って標準で搭載されているアプリケーションの『メール』や『メモ』が横向きをサポートしてくれれば問題はないのであるが...。
そうなのである。Safariは横向き画面をサポートしているのである。これならコメントの入力も楽である。入力セルの移動はキーボード左上の「前へ」「次へ」で行なえる。と云うことでコメントが投稿されたのだ。
再登場が待ち遠しい「ウィズダム英和・和英辞典」もサポートしている。
と云うことでテキスト入力を必要とするアプリケーションで横向き画面をサポートすれば450円の投資は必要なかったかも知れないが、まぁメールの下書きに使えるから良としよう。
追記:akiさんの残暑見舞い /2008を見て、115円を握りしめ駄菓子屋(AppStore)に駆け込みKoiPondを買いました。
フォーカルポイントコンピュータのFocal Storeで7月24日に予約注文したSmart Backup Battery Pack for iPhone & iPod(商品名:dexim BluePack for iPhone)が8月8日に届いたので、遅ればせながら報告を...。
と云うことでパッケージによれば連続通話時間を3時間30分延ばすことが可能になる。(因みにiPhoneのみで最大5時間)まぁ個人にもよるが私の場合は出先でのバックアップとしては充分な容量である。dexim BluePackへの充電は付属のUSBケーブルを用いてiPhoneに付属のUSB電源アダプタを用いれば良い。もちろんdexim BluePackをiPhoneに取り付けたままでも、両方に充電可能なので寝ている間に充電すれば、朝、目が覚めた頃にはどちらもフル充電となる。問題はdexim BluePackからiPhoneへの充電時間(条件によるが1時間30分程度)であるが、ちょっと邪魔になるのを我慢すれば充電中も使えるので特に支障はない。iPodやiPhoneに特化した商品なので使い勝手などiPhoneとの親和性は高く、シリコンジャケットを装着したままでも使えるのは有り難い。
(注:このようにシリコンジャケットを装着したまま充電すると放熱しにくく、バッテリーに悪影響を与える場合もあるということです。つまりマッパでチャージですね。)
Apple:リチウムイオンバッテリー
Apple:バッテリーの交換
追記:akiさんはSANYO/eneloopのリチウムイオンバッテリーを購入された。SANYO KBC-L2S /for iPhone
Macintoshと同じ1984年生まれの"Frederika Stahl"(フレドリカ・スタール)の2nd-Album"Tributaries"が先月の初めにiTunesStoreでリリースされた。BMGの輸入盤 は HMV 等で既に発売されているようであるが、上記のOfficial Siteによると国内盤CDの発売は11月21日となっているが、Amazonでは10月8日となっている。先ずは輸入盤とネット販売でプロモーションということだが、生憎とiTunesStoreのジャズ部門では今のところランク外である。iTunesStoreのベスト100には女性ジャズシンガーや女性ジャズプレイヤーが多数ランクインしているのだが、日本人の好む「可愛い子ちゃん系」とちょっと気の強そうな小悪魔的に見えるフレドリカ・スタールとは微妙なズレがあるようで、ファーストアルバムはオリジナル盤と国内盤ではジャケットに使われている写真も異なる。今回のアルバム"Tributaries"は音楽のスタイルもビッグバンドジャズ、キャバレーミュージックやクルトワイルを意識したようなミュージカル仕立てにクラブジャズと幅が広い。それを受入れるジャズファンが日本にどれ位いるのだろうか...楽曲がコマーシャルやテレビドラマとかコラボレーションで使われない限り日本でこうした洋楽がヒットすることは残念ながら難しそうだ。
AppleStore Ginzaでのストアライブもあるようです。
FRENCH JAZZ QUARTER 2008
甲州街道の旧道との分岐点に立つ、この彫像は東京オリンピック記念として地元の中学生が制作したそうです。その当時、地元の中学生だった私から一言『聞いてない!』。まぁよくある話で、ほとんどが美術教師の指導という名の自作自演(て言うか、誰もやらないから、自分でするしかないのだろうが...)、骨組みに白セメントを塗ったり、彫像を設置する際に報道向けに手伝わされた生徒はいた...と思うが...。
ところで、昨日、女子柔道52キロ級で銅メダルの中村選手のお爺ちゃんの家も柔道を憶えた高尾警察署もここからそう遠くないが、幼かった中村選手がこの彫像をみて「オリンピック選手になりたいと思った」なんて事はないでしょう。
と云うことでこちらの画像の矢印をクリックしたら、いきなり暗転して上の画像となった。そしてもう一度くりっくするとこの画像となった。この場所が何処で、この画面に何が写っていたのか、その様なことを詮索しないのが大人...でございます。
Wikipediaで"Google Street View"を調べてみると各国でのストリートビューへの対応状況が記載されていた。既に8月4日から始まった日本での対応状況と都市も含まれている。ヨーロッパでは7月2日からフランスとイタリアの一部の都市でストリートビューがスタートしている。イタリアから選ばれた唯一の都市・クネオ(Cuneo)の名を生憎と知らなかったが、名産品がピエモンテのワインとポルチニ茸、更に高級なトリュフと知ると、思わず生唾を飲み込んでしまう。日本では情報も少なく、あまり知られていないクネオはジェノヴァの西約110キロ、サンレモの北約60キロに位置する。どうもフランスとの国境近くの峠がストリートビューに選ばれた理由のようであるが...
と云うことで、どうやら"2008 Tour de France"のステージの様である。ヨーロッパに於けるGoogleStreetViewの第一歩はTour de Franceの追体験にフォーカスしたものだった。そうです、位置を示すアイコンも自転車に乗っているのである。
残念ながら「2008 Tour de France」のストリートビューはあっても、昨日から始まった「2008 北京オリンピック」のストリートビューはない。
北京市内を上空から眺めてみると。ん〜天安門前広場や紫禁城(故宮)が大気汚染で霞んでいるのが良く解りますね。(注:レイアウトの都合上、地図を90度回転。左が北、右が南)
彼の国ではGoogleの勢いをしても、オリンピック開催を記念して北京市内のストリービューと云う訳には行かない様ですね。
それにしても、40年前のメキシコオリンピックの時もプラハに侵攻したソ連は、国名も政治体制が代わった今日でも、北京オリンピックの開幕に合わせてグルジアに軍事介入し戦闘モードに入るとは...開会式にプーチンの姿だけでメドベージェフ大統領がいなかったのも...改めて「ロシア 闇と魂の国家」を思い起こした。
先日、江戸城外濠牛込見附・神楽坂界隈に行く用事があり、そのついでにAppleStore Ginzaで"Shure Music Phone Adapter for iPhone"を買い求めた。AppleStoreを出て、ふと松屋銀座のファサードを見上げると...
文字盤に五輪を図案化したΩの広告に割り込むように二つの林檎が...うーむ。
と云うことで建物が歪んで見えるのは設計意図でも手抜き工事でも特殊レンズを使っている訳でもなくWIRED VISIONの「『iPhone』カメラの欠点を利用して「ゆがんだ写真」を撮る方法」による『時差ボケ"iPhone"』の試し撮りである。スナップを効かせて"iPhone"を動かしながらシャッターにタッチするのは意外と難しい。コツは左右に振るよりもシャッタボタンを押す運動方向と同じ、前後に振ることであるが、そんな風に"iPhone"を構えている人がいたら、やはり変に見えるだろう。
いわゆるレーベルを越えたコンピレーション・アルバムの先魁となったMighty Sixtiesのシリーズであるが、全十枚を曲名で並べてみたら皮肉にも"Sweet Little Sixteen"と"Surfin' U.S.A."が並んでしまった。巷間伝え聞くところによればChuck Berryの"Sweet Little Sixteen"をそのまんまパクって(善意に解釈するとアレンジしてだが...)出来たのがThe Beach Boysの"Surfin' U.S.A."と云われている。まぁChuck Berryの肌の色が白くて、プロモーターやレコード会社に騙されずに正当な報酬を受け取っていたら間違いなく億万長者になっていた...かも...。
『ノラ・ジョーンズにつづく新星プリシラ・アーン、名門ブルーノートからデビュー!』と云うキャッチコピーで、この8月20日に国内盤のアルバムがリリースされるPriscilla Ahnであるが、映画・ディスタービアのサウンドトラックに使用された"A Dream"がそのアルバム"A Good Day"の巻頭を飾っている。「第二のノラ・ジョーンズと呼ぶに相応しい...云々」は如何か、と思う。モダン・フォークとかモダン・カントリーとか、ポップスやロック、そしてジャズとか、そうした括りに拘らないと云う処はノラ・ジョーンズと共通しているだろう。さて、iPodに入れて何処で聴こうか。
追記:iTunesStoreでも8月6日から特価900円で先行発売。
iTunesで900円スペシャル価格で独占先行発売開始! (2008/08/07 UP)
8月20日にアルバム『グッド・デイ / A GOOD DAY』の日本盤が発売となるプリシラですが、なんとその発売に先駆け、iTunes Music Storeにて破格の900円での独占先行発売がはじまりました!
900円のスペシャル価格で購入できるのは、8月19日までのわずか2週間だけ。
(8月20日よりPCダウンロード商品は1,500円)
意外と早かった"iPhone Software 2.0.1"のアップデートです。もちろん同時にiPodtouchの"iPod Software 2.0.1"もアップデートされています。
と云うことで、予想していたよりも早かった"iPhone Software 2.0.1"のアップデートも無事完了。Tuner Internet Radioも1.4にアップデートされていた。
iPhoneには簡単な"iPhone Finger Tips Guide"と文字が細かすぎて読み難い"Phone 3G Important Product Information Guide J"が付いているだけで分厚いマニュアルが付属してません。どうしてもマニュアルが必要ならばこちらからダウンロードできる。
Apple・Support・Manual
本日からiPhoneの予約販売も行われ、パケット料金システムも二段階の価格設定がされるなど購入しやすくなったようである。
クリノメーター(clinometer)である。前述の水準器はゲームのセッティング画面であったが、これはそのままiPhone/iPod touchをクリノメーター(傾斜儀)とするソフトである。僕の持っているアナログの本物は日本橋・丸善で買った簡易測量ができる玉屋のクリノメーターだ。(因みに写真のコンパスのEとWが左右反転しているのはこちらの理由から。)昭和の昔、測量機器や製図機器を扱っていた玉屋は銀座松屋の前、今のAppleStoreの隣りにあったのだが、ビルにその名を残しタマヤ計測システム株式会社は品川区南大井に移転しているようだ。その玉屋は1675年に玉屋眼鏡店として開業していると云う、あの伊能忠敬が用いた測量機器も玉屋が扱っていたと地図測量史に詳しい。と云うことで三者揃い踏みであるが、本物はアルミの削り出しの梨子地仕上げで実に堅牢なのだ。
これは加速度センサーの付いたiPhoneを水準器に変身させる無償のソフトである。もちろんiPod touch でも使える。いや、水準器として使うなら背面がフラットなiPod touch の方に分があるだろう。尤も水準器として使おうなんて考えるのは、ほんの少数の者と云うよりも例外であろう。何故ならばこれはゲームだからである。Labyrinth LEは無償のソフトウェアであるが、より上級向けに対応した有償の製品版へのアップグレードも考えられている。
Labyrinth(迷宮)と名付けられたゲームは玉をゴールまで転がして遊ぶと云う極くシンプルな仕組みであるが、障害物を避け玉を井戸に落ちないようにしてゴールまで転がすのは意外と難しい。と云うことで水準器である。これで水平を保つ訓練を積めば上級者への道が開かれるかも知れない....。
いつの間にかGoogleMapがアップデートされ国内でもStreetviewに対応するようになっていた。と云うことで中継は銀座通りのAppleStore前からでした。尚、対応している地域は本州と北海道の一部の都市だけ。のんびりと夏休みは取れそうにもないから、これで小樽でも散策して我慢するのココロ...なのだ。
追記:あれぇ〜ビックリした。銀座だけかと思ったら、あたしの家まで、言ってくれれば洗濯物片づけておいたのに...玄関前に生ゴミのポリバケツが出ているから今年の冬の火曜日か金曜日、駐車場には車も置いてあるから....ん〜。ふふふ、隊長の家も.....、おやおや、LOVEGARDENは店を開いて営業中ですね、ふむふむ...ベビーバギーが置いてあるから、来客中かな...。
こんなの見つけました、直進するつもりだったけど、ゴミ収集車が...いいや左折しよう。結構、適当かも...
追記:ストリートビュー撮影車と全方位カメラの情報がありました。
Google Streetview Camera Car Fleet Set to Invade America
The Google Maps Street View Camera
Riding Shotgun With Google Street View’s Revolutionary Camera
WIRED VISION:読者が選んだ、『ストリートビュー』驚きの画像
1975年に「話の特集」から発行された「赤塚不二夫1000ページ」を遺影に見立て合掌のココロ。「赤塚不二夫1000ページ」は、そのご1998年に扶桑社から復刻されたが、現在は絶版になっている。と云うことで今夜は赤塚不二夫@おコトバを噛みしめ、故人を偲び、「赤塚不二夫1000ページ」を読んで大いにバカ笑いするのだ。お言葉-1 お言葉-2
下落合タイムズ
8月7日の告別式に於けるタモリ(森田一義)による弔辞が故・赤塚不二夫の人となりを良く表しているのでここに引用。(弔辞を読んでいるように見えたが、実は白紙であったと云う説があるようで....)
『8月2日にあなたの訃報に接しました。6年間の長きにわたる闘病生活の中で、ほんのわずかですが、回復に向かっていましたのに残念です。
10代の終わりから我々の青春は赤塚不二夫一色でした。
何年かのちに私がお笑いの世界をめざして、九州から上京して、新宿・歌舞伎町の裏のバーでライブみたいなことをやっていたとき、あなたは突然目の前に表れました。その時のことは今でもはっきり覚えています。
赤塚不二夫が来た。あれが赤塚不二夫だ。私を見ている。この突然のできごとで、私は、あがることさえできませんでした。終わってやってきたあなたは、君はおもしろい。お笑いの世界に入れ。8月末にある僕の番組に出ろ。それまでは住むところがないから私のマンションにいろ。
自分の人生や他人の人生にも影響を及ぼすような大きな決断をこの場でしたのです。それにも度肝を抜かれました。
それから長いつきあいが始まりました。しばらくは新宿の寿司(すし)屋で夕方に集まっては深夜までどんちゃん騒ぎをし、いろんなねたをつくりながら教えを受けました。
いろんなことを語ってくれました。お笑いのこと、映画のこと、絵画のこと。あなたが言ってくれたことは金言として心の中に残っています。そして仕事に生かしています。
赤塚先生は本当に優しい方です。シャイな方です。麻雀(マージャン)をする時も、相手の機嫌を悪くするのを恐れて、ツモでしかあがりませんでした。あなたが麻雀に勝ったところを見たことがありません。
しかし、その裏には強烈な反骨精神もありました。あなたはすべての人を快く受け入れました。そのために、だまされたことも数々あります。金銭的にも大きな打撃を受けたことがあります。しかし、後悔の言葉や相手を恨む言葉をきいたことがありません。
あなたは父のようであり、兄のようであり、時折見せるあの底抜けに無邪気な笑顔は年の離れた弟のようでもありました。
あなたは生活すべてがギャグでした。ギャグによってものごとを無化していったのです。あなたの考えは、すべてのできごとを前向きに肯定し受け入れることです。それによって、人間は重苦しい陰(いん)の世界から解放され、軽やかになり、また、時間は前後の関係を断ち放たれて、そのとき、その場が異様に明るく感じられます。それをあなたは見事にひとことで言い表しました。すなわち「これでいいのだ」と。
いまふたりで過ごしたいろいろなできごとを思い浮かべています。一緒に過ごした正月。そして海外へのあの珍道中。どれもがこんな楽しいことがあっていいのかとおもうばかりのすばらしい時間でした。
最後に会ったのは京都・五山の送り火です。あのときのあなたの柔和な笑顔はお互いに労をねぎらっているようで、一生忘れることができません。
あなたは会場のどこか片隅で、ちょっと高いところから、あぐらをかいて、肘(ひじ)をつき、にこにこと眺めていることでしょう。そして、おまえもお笑いやってるなら弔辞で笑わせてみせろと言っているにちがいありません。あなたにとって死もひとつのギャグなのかもしれません。
人生で初めて読む弔辞が、あなたのものになるとは夢想だにしませんでした。私はあなたに生前お世話になりながらひとこともお礼をいったことがありません。肉親以上の関係であるあなたとの間に、お礼をいうときにただよう、他人行儀のような雰囲気がたまらなかったからです。他の人から、あなたも同じ気持ちだったと聞きました。しかし、いまお礼を言わせていただきます。赤塚先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。私もあなたの数多くの作品の一つです。合掌。』
iPhone/iPod touchをインターネットラジオにするTuner Internet Radioである。選べるラジオ局はiTunesのラジオにリストアップされる局と略同じ。お気に入りのラジオ局をブックマークに入れたり、プレイ中の曲名も確認できる。何も操作していないとバッテリーを持たせる為に自動的にスリープするが、スリープしてもiPodと同じようにそのまま音楽を聴ける。インターネットラジオの面白さは、好みのジャンルのみならず普段耳にする機会の少ないイランのペルシャ音楽が聴けたり、アフリカのポピュラー音楽も聴けることだ。つまりはローカルルールに基づいた閉じられた系ではなく世界に開かれていることが肝心である。それがiPhoneなのだ。
小まめにアップグレードでされているようで既にVersion1.3である。このフットワークの良さにハナマルを贈呈。
ジャズ専門局のradioioJazzは"BIG BAND"、"Smooth Jazz"、"Standaeds"、"Vocal Jazz"、"Real Jazz"とカテゴリーを細分化、ビットレートも夫々三種類用意しリスナーの好みと通信環境に対応している。
一番にコメントを寄せてくれたわきたさんからは、昨日こんなSMSが届いていたのだ。
と云うことで待望のiPhoneやiPodtouchでPDFを見るソフトのファイル・マグネット(FileMagnet)である。7月29日付けの『林 伸夫「Long and Winding Mac」』の記事では、未だ横向き表示ができなかったが、翌々日のiTunes7.7.1のアップデートに合わせるようにFileMagnetもアップデートされ横向き表示にも対応するようになった。今、話題の蟹工船は青空文庫からテキストファイルをダウンロードして、egword Universalに読み込み用紙設定をハガキサイズの縦書きでPDFに出力したものである。一行20文字程度が読みやすかろうと、フォントはヒラギノ明朝の16ポイントを指定した。MacOSの場合はシステムレベルでPDFをサポートしており、プリントするようにPDFを作成できる。つまり、CADの図面でもなんでもPDFにして持ち運べるのである。
追記:因みにiPhone/iPod touch用の青空文庫ビューワのサイトもあります。もちろんネット接続されていることが読書の条件です。(実はこのサイトから青空文庫のPDF版をダウンロードできるのですが、このFileMagnetに対応してないPDFのフォーマットの様で残念ながらiPhoneで読むことは叶いません。オフラインでもPDFを読めるiPhone専用リーダーがリリースされることを願います。)
追記2:もしや...と思い、ダウンロードした青空文庫のPDF版をMac OSのプレビューで開いてから「別名で保存」したところFileMagnetでも表示するようになった。但しファイルサイズは増える。
Version1.0 のリリースが2008年7月6日、そして2008年7月30日にVersion1.0 .1のリリースである。AppStoreに寄せられたUserからの不満も徐々に解決されるようだ。但し動作環境はOSレベルでPDFをサポートしているMacOSX のLeopardでのみである。この他にiPhoneにファイルをアップロードするUploaderも必要で、これはMagnetism Studiosのサイトから無償でダウンロードできる。
上左図がMacのデスクトップに置かれたFileMagnet Uploaderである。iPhoneで見たいファイルをここにドラッグ&ドロップする。上中図がMacと接続している状態、接続解除は左上のアイコンをクリックするとPCと接続解除するか尋ねられる。上右図は接続解除されている状態、FileMagnet Uploaderを起動しておきMacと接続し左上のアイコンをクリックすれば接続されMacのデスクトップにもファイルのリストが現れる。追加ファイルをFileMagnet Uploaderに放り込めば、iPhoneにアップロードされる。
上図:PDFによるCAD図面を見る。FileMagnet Version1.0
上図:メールに添付したPDFによるCAD図面を見る。Wi-Fi環境か3Gによるパケット通信の何れかが必要。添付されたPDFを保存したりできない。保存できるのはJEPG等の画像データだけ。
MacOSX Leopardのシステム環境からegwordでPDFに出力する。FileMagnet ver.1.0 .1から横向き表示が可能となった。上左図:egwordによる編集画面、用紙サイズ・ハガキ、上中図:横書きで出力、上右図:縦書きで出力。
iPhoneスタートガイド (SOFTBANK MOOK)
と云うことで『週刊文春によれば悪評フンプンのiPhone』であるが、本書はそのガイドブックである。それもSoftBankからの出版である。だったら、iPhone購入者に只で配れと云うブーイングも聴こえてきそうでもある。まぁSoftBankの『孫の商法』はシナジー効果でなんとやらでしょうから、出版部門からガイドブックをだして売り上げを狙うのは当然であろう。しかしながら、前のエントリー・買ってはいけない...でも触れたように、iPhoneはパーソナルなPC環境があって成立するモバイル・ギアである。それについての解説が最終章「パソコンを使って徹底カスタマイズ」にさらりと書かれているだけなのは感心しない。「購入前後の注意点まで解説」とするなら、それはトップに持ってくるべきで、最低限、iPhone契約時に渡される注意事項に書いてあるようなiPhoneと同期可能なPCとOSのバージョン、必要なソフトウェア、インターネット接続環境についてまで解説するのが筋であろう。