と云うことで、一般紙や放送メディアを巻き込んでの7月11日の表参道の行列騒ぎに不快感を覚えたのか、或る筋からのネガティブキャンペーンなのか知らないが、底意地の悪さでは週刊新潮と並ぶ週刊文春(先週号)による「iPhoneを買ってはいけない!」の大合唱である。
その通り『買ってはいけない。』自分専用のPCを持っているか、共有PCなら自分のアカウントでログインできる環境がなければiPhoneを持つ意味がない。iPhoneはケータイではないのである。ケータイと勘違いして買うと31歳の女性や45歳の男性のような目に遇うのである。iPhoneのエバンジェリスト・林信行氏の発言も編集者の御都合に合わせた部分だけ引用しているのだろう。重箱の隅を突いただけ「ヒミツの暴露」でもなんでもなく、書いてあるのは殆ど周知のこと、批判記事を書くなら誰をも震撼させる新事実がなければタイトルが泣く。まぁ何れにせよ賢い人は発売されたばかりのiPhoneなんぞには見向きもしない筈だ。iPhoneを買っても良いのは、危険を承知でこんなものインストールする向こう見ずな人や、バッカ馬鹿しいと言いながら、こんなソフトを面白がれるあたしの様なバカな人だけである。賢い貴方は『買ってはいけない。』のである。
そうか、製図器のコンパスは二本足だから複数形になるのか。
と云うことでakiさんのECOBRA compassのエントリーを見て、口絵か挿し絵に使うつもりでVectorWorksの3Dで作成したコンパスがあったことを思い出した。なんだかんだとCADが主流になっても我々の世代にとって「設計」とか「製図」のアイコンと言えるのはコンパスかT定規だろう。
円の定義とコンパスの仕組み、その原理さえ解ればどんな大きさの円も描ける訳で、そのことに気付いた古代の人たちは得意満面で円を描いたんだろうな。
遠の昔に製図板も片づけてしまったが、スペースにゆとりがあれば...
「からだにおいしい 野菜の便利帳」
板木利隆・監修/高橋書店・刊(1300円+税)
銀行で月末の支払いを済ませて、本屋をのぞいたら店頭に平積みにされていた本書があった。手に取って値段と中身を確認、これは「買い」と即決。
スーパーや八百屋の店先に初めて見るような物珍しい野菜や食べたことのない野菜は、調理法も解らないと、どう食べてよいのやら、敬遠しがちである。もう旬は過ぎたが、今年になって初めて買って食べてみたのは「スナップエンドウ」、これは予想以上に甘くて美味かった。
と云うことで知っているようで、知らない野菜の食べ方から栄養知識、選び方まで載っている、全頁カラーで、まさにこれは台所に一冊の便利帳。
着信音を米語で"Ringtone"と知ったのは着信音を作ったら"iTunes Music"のフォルダー内に"Ringtones"と云うフォルダーが作成されたからである。そうか"dial-tone"は発信音だったのだ。ダイアルトーンにリングトーンと云うと「ダイアル=円形数字盤」に対し「リング=環」と勘違いしそうだが"ring-tone"の"ring"は名詞の"環"ではなく、動詞の"鳴る"である、まことに同音異義はややこしいのである。(えっ、そんな事を知らない、おいらがバカなだけだって...)
そんな訳で左が私の作った着信音である。"Apple - Hello"は昨年のiPhone発売予告のTVCFの音声を切り取ったもの、幾つか作ってみるとJazzがわかりやすい。Art BlakeyのMoanin'のサビの部分やJohn ColtraneのMy Favorite Thingsのテーマとかも良い。洒落のつもりでバグダッド・カフェのテーマ"Calling You"をHolly Cole TrioとBob Telsonで作ってみたが、いきなりiPhoneが"I am Calling You"と唄い出すのはきつい...と云うことでJEDIの着信音は"Milestones"に決めた。
追記:「iToner体験版による着信音作り」と殻々工房の野澤さんによる「GarageBandで着信音作り」のリンク情報を追加。
と云うことでiPhoneの着信音をiTunesで作成する方法はあちらこちらで紹介され、Googleで検索すれば幾つもリストアップされるのでここでは記さないが、私の場合は安全の為、音楽データの複製を作成してから、QuickTimeProに取込んで着信音にしない部分を削除し時間を40秒以下に調整してからiPhoneに書き出し、拡張子の(.m4v)を(.m4r)に書き換えている。それだけでファイルの種類が着信音に変わる。(.m4r)のファイルをダブルクリックすればiTunesの着信音にリストアップされる。後はiPhoneに同期させるだけである。
因みに、面倒なことをせずに着信音を作りたい場合はiTonerを使えば良いだろう。但し価格は税込1890円也。
と云うことで体験版を試してみました。(下図:クリックで拡大)
作業工程は左から右、iPhoneを接続してiTonerのウインドウに音源ファイルをドラックアンドドロップするだけ、右端はiPhoneに取込まれた着信音。
どうやら、iTonerはiTunes(ややこしい)を使わず直接iPhoneにアクセスして着信音を設定する機能があるようで、従って作成された着信音はTunesのリストには表示されない。但し曲の長さは40秒以下に限定されることはない。以上、体験版なので詳しいことは良く解りませんが...
殻々工房の野澤さんはGarageBandで着信音を作っている。因みに私のGarageBandは一世代?昔なので着信音は作れない。
KARAKARA-FACTORY:GarageBandで着信音作り
ゲリラ・ガーデニングて訳じゃないけれど...向かいの家の石垣と道端の境に上の庭からこぼれ落ちた花が芽を出し、今年も花を咲かせている。こうして奇麗に咲いているのは、お向かいの人がいつも手を入れているから。見習わないと...。
と云うことで、akiさんが着目している映画評論家・町山智浩氏が週1で出演しているTBS RADIO 954kHz「小西克哉 松本ともこ ストリーム」の「コラムの花道」7/14(月)放送分も面白かった。内容は「アメリカ人はどこまでバカか」。最近、日本のTV業界でも「オバカキャラ」が持て囃される変な時代であるが、海の向こうアメリカでも似たり寄ったり。アメリカンアイドルに知性は不要のようだ。「クイズ・貴方は小学5年生よりも頭が良いか」に出演したケリー・ピックラー(American Idol: Kellie Pickler)は「問題:ブダペストはヨーロッパのどの国の首都か?」に対し「ヨーロッパって国だと思っていたわ」と聞き返す。迷った揚げ句に「パリ」。司会者が「答えはハンガリーです。」と言うと、「ハングリー?」「ターキー(七面鳥orトルコ)?」。さてブダペストがどの国の首都か解らなかった貴方は...アメリカンです。やっぱり地理に興味(空間位置情報への理解)がないと海馬も発達しない...と云うことでしょうか。
「日本でも、ある女子大のクラス全員がフェミニズムと云う言葉を知らなかったそうだから、他国のことは...」の町山智浩氏の発言に対し、このPodcastを聴いた内田樹氏からの回答は内田樹の研究室:アメリカ人はどこまでに。80年代以降の日本での「知性」について言及している。
アメリカ人がバカなのは今に始まったことではないと町山智浩氏は50年近く前に書かれた「アメリカの反知性主義」(みすず書房)を紹介し、その根底にあるのはキリスト教原理主義ではないかと看破する。神の存在に疑問を抱く知性を邪悪なモノとする考えが支配する社会は大衆を知性や教養から遠ざけ、そして反知性主義の代表のようなジョージ・W・ブッシュを大統領に選ぶのである。マイケル・ムーアのSiCKO(シッコ)等はその反知性主義に抗う映画であろう。SiCKOでのムーアのモチベーションは「どうなっているのか本当のことを知りたい」であって、彼が思想的にバイアスが掛かっているとは思えないのだが...
ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記:アメリカ人に聞きました。広島と長崎はなんで有名?ケリー・ピックラーの珍解答ビデオ等YouTubeへのリンクがある。
現在、全米で公開されるDisney-Pixerによるアニメ・WALL-Eが面白そうだ。このAppleのサイトには10のビデオクリップがあり、どれを見ても面白い。嬉しいことにiPhoneでも観られるファイル形式の予告編も用意されているのだ。そしてテーマ音楽は何故かあの名曲「ブラジル」なのだ。
WALL-E : Official Site
町山智浩/コラムの花道:映画『WALL・E』のお話
隊長からiPhoneのGPS機能がカー・ナビゲーションに使えそうだ、と云う話を伺い、日曜夕方近くのイトーヨーカドーへ買物に行くついでに、早速試してみると...。
赤丸が駐車場に置いた車の位置、やはり山里の谷戸地形の所為なのか誤差がこれだけ生じている。
谷戸から台地に上ると誤差は少なくなった。
町田街道の信号待ちでスクリーンショット。既に誤差が解消している。
走行中は操作できないので気付いたらiPhoneがスリープしてしまった。イトーヨーカドーの駐車場でiPhoneをスリープから覚めさせピンを立てると、スリープした地点を示した。誤差はない。
電源がスリープする問題を解消すれば、それなりに使えそうだが、私のiPod用車載システムに取り付けてみたのだが、この装置では電源供給は行なえませんのアラートがでてしまった。まぁ、自分は運転しないで助手席で現在位置を確認しながら運転手にナビゲーションをする程度かな...それでも見知らぬ土地なら心強い味方になるかな...。
小中高が夏休みに入った最初の日曜日は朝から町会の町内一斉清掃です。清掃と云っても目立つほどゴミが落ちている訳でもないので、道端の草むしりと川の清掃が主です。
半ばジャングルと化した庭までは手が回らず途中リタイア、夏場の戸外での作業は二時間が限界、残りは今週末に持ち越し。
今年は7月18日から20日まで東京造形大学のオープンキャンパスが開かれます。19日にはアートディレクターの岡本一宣氏を迎え第4回 ZOKEI講座「商業というクリエイション」と云うシンポジウムも開かれますが、なんと言ってもオープンキャンパスの目玉はこの方の指導かも知れません。
授業終了後、iPhoneで撮影した「ちょっとピンボケ」な写真
シンポジウムの行われる桑沢記念ホール
大学院・研究棟を結ぶ廊下(大学院・研究棟を含め、この部分は磯崎新氏の設計ではない。)
と云うことでApp Storeのカスタマレビューではインストール時の問題点を指摘されている物書堂の「ウィズダム英和・和英辞典」だが、向こう見ずを承知で物は試しとインストールした。やはり同期中にiPhoneがフリーズし、iPhoneのリセットが必要となる展開もあったけれど、なんとか無事に終了。まぁMac歴二十年を越え、氷河期も体験してると多少のことでは動じなくなっている。ホーム画面トップに「ウィズダム」のアイコンを配置、これでより実用的なモバイルに...。
ついでにiPodと電話の位置を入れ替え、音楽関係をiPodtouchと共通の位置とした。
追記:1 物書堂:インストールできない問題について
追記:2 ウィズダム英和・和英辞典の販売を停止します
いやぁ〜販売停止の前に買えて良かった。
これは英和辞典、検索セルにどこまでテキストを入力すれば良いか目安になるだろう。単語の発音は音声ボタンをタッチすると聴ける。
iTunes7.7のApp Storeでの説明にあるスクリーンショットは縦位置だが、横向きのスクリーンショットも作成。これは和英辞典、見出し語は一文字から検索、文字を増やす度に検索範囲がピンポイントになってゆく。全文字入力しないでも済むのが有り難い。次回リリースは三省堂の「大辞林」と云うことだ。どちらもegword やegbridgeで慣れている辞書だ。それをいつもポケットに入れておけるのだ。
スクリーンショット:ホームとスリープのボタンを軽く同時押し、一瞬画面が白くなったら撮影完了、但し押し続けるとリセットされるので要注意。スクリーンショットは「写真」に保存され、iPhone等をMacに同期するとiPhotoも起動しiPhotoに転送するかのアラートが表示される。(iPhone、iPodtouch 共通)
あれ、何故か...右端のモノが手元に...。ところが....である....。
Safariを開くと「パケット通信が...」のアラートが、Wi-Fiだけでしかネット接続できないと、iPhoneではなくiPodtouchと変わらない。いや電話はできるから違う。しかし...何故だ。そういえば機種変更した元・ボーダフォンのNokiaはインターネット接続は設定したメールボックスへからのパケット通信だけで、Webへの接続は契約していない。もしかして、この設定がそのまま...?ん〜解らない...。日曜の午前中、取敢ず某家電量販店内のSBSに電話して、直ぐには行けないので、菩提寺で新盆の御施餓鬼が済んでから見てもらうことにした。そして、電話の応対では半信半疑だった販売員も実機を見て「確かにそうですね、ちょっと、本部のサポートに聴いてみます。」....電話が繋がらない.....業を煮やした販売員が、それではとデモ機のSIMカードと交換してハードに異常がないか確認、iPhone本体に問題なし、疑いを残したまま、取敢ず「SIMカード」を元に戻す。あ〜らどういうことでしょう。液晶左上にSoftBank3Gが「パケット」で繋がるではないですか。販売員曰く「トレータイプのSIMカードには偶にあることですが、SIMカードが接触不良のようでした。私の差し方が悪かったようです。」だってさ。....並んだりとか、何の苦労もしないで手に入れて、そのままで済む訳ないか... 。
と、云うことでiPodtouchとの棲み分けを考えないと...
先程、漸く「iPod touch 2.0ソフトウェアアップデート」がリリース、米国での10ドル弱は1200円となりました。これで...
無事、インストール終了、右端にアプリケーションのタグが増えた。
AppStoreからダウンロードしたアプリケーションをiPodtouchで使うには「iPod touch 2.0ソフトウェアアップデート」を10ドル弱で買わなくてはいけない、らしいのだが...
もう、そろそろ...とiTunesにiPodtouchに接続すると「iPod software2.0」が...喜んでクリックすると...糠喜び...iTunesStoreからはエラーメッセージ、そして元に戻ってしまうのである...。iTunes7.7に問題があると云う情報もあるが...どっちにしろ最初のドタバタ...で、iPod touch UserがiPhoneG3の御相伴を受けるのは暫くは無理のようだ...
「.Mac」から「MobileMe」への移行もスムーズではない。
と云うことで、蚊帳の外。まぁ、気を長くして...待ちましょう。
明日はiPhoneの発売日と云うことでiTunesも7.7にアップデートされiTunesStoreにApp Storeが追加されました。早速、何があるか見てみるとエルゴソフトから独立したスタッフによる物書堂の「ウィズダム英和・和英辞典」がありました。続いて三省堂の「大辞林」もリリースするそうで、何れもEG-bridgeにバンドルされていた辞書ですね。私がiPhoneを手にするのは暫く先になると思いますが、楽しみな展開になりそうです。
そう云う話があることは聞いていたが7月8日付けの朝刊に上のような記事見出しを見た。ナイキ側が区に提案しているということだが、宮下公園はデモ活動の集合や解散に使われている場所でもあり、市民運動等の言論を封印するといった隠れた目的があるとする穿った見方もあるようだ。一企業の営利活動や建設される施設の規模によっては都市公園法にも抵触することも考えられるのだが...ブランド力にものを言わせて無理が通るのか...果たして...。
喉が渇いても...熱中症で倒れても...我々の知ったことではない。と云うことね。
ゴダールさん、40年を経てマルクスの申し子は日本では絶滅品種と成り果てましたが、コカコーラの申し子は健在です。
相変わらず大量に送り続けられるスパムメールであるが、最近増えているのがロシア語のスパムメール、例えFrom Russia with Loveと書かれていたとしても...ロシア文字とかキリル文字の類いはまるで珍紛漢紛....解読不能。
今日は七夕ですが、22年前の1986年7月7日は父が亡くなった日、つまり命日、と云うことで昨日は身内で二十三回忌を済ませました。22年前の7月6日は七夕選挙と云われた衆参同日選挙の投票日、喘息で国立相模原病院に入院していた父は律義にも病院内で不在者投票を済ませ、その翌日、選挙結果も知らず亡くなったと云う訳です。22年前の七夕も確か梅雨空で、告別式まで梅雨寒が続いていました。来週は母の新盆、盆があける頃には梅雨もあけるでしょう。
ところで、国鉄民営化の信任投票でもあった1986年の七夕選挙で大勝した中曽根内閣は、勢いに乗り翌年1987年に「総合保養地域整備法(リゾート法)」を成立させ、バブル経済を更に加速させたのである。1986年春は都庁コンペの当選案が発表された年でもあり、都庁がバブルの塔と呼ばれる所以でもある。あの頃、某・清○建設の営業は「うちでは坪200万以下の仕事はやらない」等と鼻息が荒かった...ですね。
バブルもベルリンの壁崩壊もソヴィエト連邦崩壊も知らずに亡くなった父は、正しく大正と昭和の前世紀を生きた人でした。
東京オペラシティ メールニュースから、5月に公演された『スティーヴ・ライヒの音楽』の[ On Air 情報]が届いた。
番組名:NHK教育テレビ「芸術劇場」(毎週金曜日 22:30〜24:45)
放送日時:2008年7月4日[金]22:30〜24:45
・情報コーナー 22:30〜22:48 「スティーヴ・ライヒの世界・その魅力」
・公演コーナー 22:48〜24:45 「コンポージアム2008」スティーヴ・ライヒの音楽情報コーナーではライヒ氏のインタビューを交えて、ライヒについて、お送りする作品の魅力について紹介いたします。
22:48からの公演コーナーは、第1部(22:48〜24:17)が「コンポージアム2008」から《ダニエル・ヴァリエーションズ》と《18人の音楽家のための音楽》をフルサイズで放送。
第2部(24:17〜24:45)は2月にNHKのスタジオで収録したストリング・クヮルテット・アルコの演奏による《ディファレント・トレインズ》を放送します。
追記:放送当日、旧約聖書の黙示録『ダニエル書』にテーマを求めたと云う《ダニエル・ヴァリエーションズ》を聴いていると、いつの間にか睡魔に襲われ、夢うつつの中にデジャブが現れ、そして消えていった。目が覚め記憶を巻き戻すとPhilip Glassが音楽を担当した映画・コヤニスカッツィ(Koyaanisqats)のイメージと重なっていた。9.11以降、あの黙示録の世界が正に現実味を帯びてきたと云うことか...。
Yahoo Mapに駅出口の3DVRが見られるというので試してみた。3DVRのデータとなった写真は2006年の4月撮影、地下鉄日比谷線・東銀座A1出口からの3DVRを見ると傳八の向こうに未だ親和銀行東京支店が見える。二年前の写真では変貌する東京を正確に伝えることは難しいが、逆に二年の時間差から記憶を呼戻すことも可能か...。白井晟一による親和銀行東京支店は既に取り壊され跡地は仮囲いのままとなっているが...この場所に何が建っていたのか直ぐに答えられる人は極く少数だろう。
そういえば三越裏にある洋食の『みかわや』も閉店休業、『みかわや』や親和銀行東京支店跡地を含めた一街区を王子製紙本社だけを残し再開発し銀座三越の新館となるそうだ。
う〜ん、益々、傳八がテナント入居している昭和モダニズムの面影を伝える土浦亀城設計による三原橋センタービルの建築が貴重となるのだ。
来週から自称G8各国の史上稀に見る低支持政府首脳が集まる2008北海道洞爺湖サミットが始まると云うことで、北海道から遥か離れた都内でも物々しい警備体制に入っている。ターミナル駅は各改札口に機動隊員が張り付いているのだが、利用者も少ない知る人ゾ知ると云った小さな改札口にも機動隊員一人張り付いていたが、ぼーっとして、こいつ大丈夫かな、というヤルキのないオーラを出していたのは、きっと敵を欺くカモフラージュに違いない。それにしても見馴れた男性の機動隊員よりも女性の機動隊員が凛々しく見えるのは、きっと私の偏見なのだろう。何れにせよ、来週までは都心から離れた山里にいる方が良さそうだ。
と云うことで警備体制の異常ぶりは既に昨年から始まっているのである。
改正入管法指紋提供義務に抗議
市民記者、入管に16時間
普通に生活していたのでは見えにくい部分であるが、9.11以降、何から何まで米国に追従しているようだ。
ところで「国境なき記者団」による2007年・世界報道自由ランキングによれば日本は世界169カ国中37位なんだそうで、米国の48位よりも自由があるらしい...うーむ。