と云うことで"iPhone OS 3.0"のリリースから略40日後にようやく"MobileMe iDisk" が静かにリリースされていた。App StoreのTopWindowで告知されるものだと思っていたが、それは無料アプリケーションの中に混ざって密やかに置かれていたのでakiさんに教えてもらうまで気付かなかった。(追記:既にApp StoreのTopWindowに置かれたようです。そして7/31午後に告知のメールが届きました。このタイムラグは...)これで"FileMagnet"や"Air Sharing"等のiPhone向けのファイルブラウザやファイルシェアリング・アプリは必要なくなった。これで、いつでもどこでも自分のiDiskにアクセスできるのだ。
そんなこんなで、雲を掴むような話しで、なんだかその実態が良く分からなかったクラウド・コンピューティングの可能性とやらも22日の日食程度に雲間から...見えるかな...。
と云うことで正月二日に筑波山...の写真を"AutoStitch"で貼り合わせパノラマ写真とした。iPhoneでパノラマ写真と云えば"Pano"を定番としていたが、これからはこの"AutoStitch"を使う機会が増えそうだ。なによりも撮影時に位置合わせに神経を使うことなく撮りだめした写真からパノラマ写真を合成できるのが宜しい。
何だかんだと一年でiPhoneの写真系のアプリケーションがこれだけ増えてしまった。他にもゲットしたけれど、既にiPhoneから削除したものも幾つかある。"AutoStitch"には撮影機能はないので写真アルバムのカメラロールかフォトライブラリから写真を選択し貼り付け、後は自動的に合成されパノラマ写真が作成される。作成されたパノラマ写真のトリミングはユーザーがその範囲を選択し保存すれば完成。
試しにiPhone3GSで撮影した写真でパノラマを作成してみたが、写真の継ぎ目がまったく判らないほど絶妙にブレンドしている。因みに写真の数は「2から20以上のイメージを好きなだけ貼り付け」られるそうである...230円と値段も手頃だし買って損はないアプリだ。
追記:三年前の横田基地で撮影したデータを元に作成したパノラマです。PhotoshopのPhotomergeで作成したパノラマと比較してみてください。
Simplism DockStrap for iPod iPhone である。これは略一年前に自称・私設マック・エバンジェリストの大谷和利氏がWIREDVISIONに発表したコラム「思いつきと勘違いでiPhone用ストラップとスピーカーを作る 」と同じアイデアに基づく製品であるが"Simplism"と大谷氏との関係は不明である。まぁ1000円を割る価格なら自分でパーツを探して作成するより経済的だろう。尚、ストラップは2kgまでの重量に耐えられるそうである。我がJEDiPhoneのラバーコーティングされたエアジャケットは既に角が破れてきているが、いちおう8GBを32GBにアップグレードしてJEDiPhone3G Susumu-kunとしている。ま...それだけなのだが、その言い訳で...どうも顰蹙を買っているようである...。
昨日は午後四時半過ぎGSで給油してからスーパーに買い物へ、久しぶりの晴天なので薄暗い屋内駐車場でなく、空が高い屋上駐車場に車を停める。買い物を終え屋上に戻ると、塔屋の壁面が西日を受け、いつもより白く眩しい。振り返りキューピー山の見える北西の空は写真だけでは同一時刻とは...気付きそうもない。
残念ながら東京地方は予報通り雨後曇りの天気であった。と云うことで昨日は杉並方面の前期最後の出講日、助手は顔を会わせるなり『...今日の日食は駄目みたいですね...残念...。』そうだ先週、課題提出と講評が済んだ学生は日食観測しても良いと決めてあったのだ。1限と2限の間の休み時間、校庭にでると雨は止んだが、空には厚い雲が...。そして、2限が半ば過ぎた頃...助手が大きな声で『センセー、見えます!..日食です。』その声で学生はクモの子を散らすように教室から居なくなった。
雲の切れ間というよりも、少し薄くなった雲を通し、裸眼で見える程度に太陽が...試しに赤外線を遮断する「太陽が見えるしたじき」で見たが...この程度の可視光線は遮断するようで全く見えなかった。念の為"iステラ"で太陽位置を確認すると蟹座のお尻に...月と太陽の文字が重なって...。そんなことで、ほんの束の間の天体観測ショーでした、イェィ!。...結局、日食だけに授業も昼休み時間まで食われましたと...さ。
追記:講評中、幾度かポケットの中でJEDiPhoneがブルブルと震えていたが、研究室に戻ってメールを確認すると、名古屋に行ってるakiさんと那須のkarakara-factoryさんから日食写真が....JEDIの皆さん、好きですねぇ...。
「宇宙から見た日食:地球に落ちる月の影を動画で」なんて記事がWIRED にありました。
私らの様な零細個人事業主にとって祭日も夏休みもあまり関係ないのであるが、大学の夏季休暇がここ毎年夏痩せが酷くなっている。都内の公立小中高は先週から夏休みに入ったと云うことだが、大学によって差異はあるだろうが、今年は前期授業修了が7月29日、後期授業開始が9月7日となり、小中高並み或いはそれ以下の夏季休暇期間となってしまった。それもこれもハッピーマンデー制度によって時間割に支障をきたし、授業日数を確保できない為なのであるが...総務省は矢鱈と祝日を増やし...文科省は授業日数は確保せよ...と...まぁ矛盾だらけなのである。
まぁ一時的にせよ、2〜3日の間サーバーが消えてしまったのでブログのデータもバックアップを考えなければいけないと思っている訳である。そこで、今までも、たまにエントリー等の下書き整理に使っていたCalendarMemoをブログのバックアップに使おうかと考えている。左図の様にエントリーした記事をコピー・ペーストするとリンク先も有効なリッチテキストファイルとして保存される。それと併せてタグ付テキストも保存しておけば時間軸で管理ができ、ローカルディスク内の日記としての機能も充たされるのではと考えている。問題は小まめにバックアップするだけのこと...なのであるが...。
まぁ、保存されるデータはこのように独立形式のファイルなのでアプリケーションに依存しなくても良いのが...後々...問題が派生したときに...宜しいのではと...考えているのだ。
相変わらず手入れを怠っている我家の木槿であるが、健気にも今年も花を咲かせ、夏の間中、道行く人の目も楽しませてくれるようである。しかし何故か、木槿と同じ仲間の葵や芙蓉の名は頭に浮かぶのだが、記憶の引出が見つからないのかムクゲの名前は思い出すまでに時間が掛かるのである。まぁ、単純に加齢による記憶力の低下と云えるのだが...
明日から始まる東京造形大学のオープンキャンパス2009のテーマはドラクエならぬ"ZOKEI QUEST"、里山の中、雑木林に囲まれたキャンパスで何を探しあてるか...。その様子...
因みに女子美オープンキャンパスは今週末の土日です。
消滅したと思った当ブログのサーバーですが二日ぶりに復旧したようです。レンタルサーバー・SHIFTWEBへの問い合わせのメールも戻ってくるような状況で最悪の結果を考慮してTypePadの10日間の試用を申込み、MADCONNECTIONの移転を覚悟していました...が。
そして、本日午後...復旧したという連絡メールを...京王線の車内で受け取りました。
シフトウェブです。 いつもご利用誠にありがとうございます。アクセスできない件申し訳ございません。
7月13日午後0時30分頃から緊急のメンテナンスを行わさせていただきました。メンテナンス内容はハードディスクの故障によりハードディスク交換とそれに伴いOS再インストール、またお客様データのバックアップおよびコピーを行いました。
長時間のメンテナンスになった事ですが、お客様データのバックアップおよび新ディスクへのコピーに大変時間がかかってしまいました。 それにより復旧が遅れてしまいました。
突然のメンテナンスとなり、またメンテナンスが長時間になってしまったことお客様ならびに関係者には大変ご迷惑をおかけいたしましたこと深くお詫びいたします。
なお7月14日午後3時過ぎに復旧といたしました。
また今回のOS再インストールの際にPHP(mod_php)のバージョンを4から5.2と変更させていただきました。後ほどウェブ上でも今回の件に関して掲載いたします。
お詫びといたしましてご利用者の皆様の利用期間に1ヶ月分期間延長させていただきます。
なお現在コントロールパネルが正しく動作していない状態ですが、復旧までもう少しお待ちいただければと思います。(予定は15日中または16日に復旧予定)
大変ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんでした。
今後ともシフトウェブを何卒よろしくお願い申し上げます。
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みんなのレンタルサーバ シフトウェブ
まぁ、当節の世界的経済状況による破綻やら、サイバーテロによるダメージ等、連絡がつかない状況で何があったのか疑心暗鬼となりましたが、一先ずこれで、一件落着と行きたいものです。怪我の功名は過去のデータをローカルディスクに保存したことでしょうか。
皆様には御心配をいただき、誠にお騒がせ様でした。m(__)m
第一回目は見逃したが第二回目以降は見逃さないようにしている『鉄道から見える日本』であるが、何か毎回物足りない思いが残る。もしかすると、仏頂面で進行役を務める原武史氏の方が、私よりもそう思っているのかも知れない。『鉄道を通して、時代や社会、都市や郊外を見ることで、知られざる日本の姿に迫る。』と言ってるが、何か触れてはいけないアンタッチャブルなものがありそうである。次回は『新宿駅一九六八・一九七四』であるが、それを取上げるならば1949年に続けて三件も起きた鉄道を舞台にした事件を、今年は60年と云う節目にも関わらず無視するのは解せない。下山事件、三鷹事件、松川事件、この三つの事件は未だ日本が米国の占領下の時代に起きた謎だらけの事件であり、冤罪の疑いも色濃い事件である。1949年は中華人民共和国が成立した年、その年に政治工作の手段として鉄道が使われた。翌年の1950年には朝鮮戦争が勃発、占領軍総司令官マッカーサーによってレッドパージと云える指令が下されている。何か奥歯に物が挟まったような『鉄道を通して.....知られざる日本の姿に迫る。』では...なんだか...残念である。そういえば満州事変も...鉄道が...
と云うことで世界遺産の認定は見送られましたが「ル・コルビュジエと国立西洋美術館」を開催中の西洋美術館です。今週末の「ファン・デー2009」では無料開放されます。建築ツアー等もあるようで、忍耐強く、且つ運のよい方(20名×2回×2日)は整理券のゲットを...
と云うことでiPhone3Gでも使える"GPS-Compass"がないかAppStoreを探してみたら"Travelling Companion"があった。まぁ値段も115円だから駄目元で試してみた。場所にも依るのだろう、"Nearest Intersection"の検出に手間取っているのかCompassはグルグルと廻り方位を決めかねている様子、標高(altitude)もかなりアバウトな結果が示された。逆にこの誤差の数値の方にリアリティがあるように思える。さてTrue Compass (3GS)と表記されているが...3GSで使った場合のその精度は...多くを期待しない...のが宜しいようで...
やっぱり、ゼンリン「いつもNAVI 地図+ルート」に比較するとGPS機能の精度はかなり低いようで、標高の誤差は少なくなったが、高尾町じゃないし、方位は真逆だし...3GSでは...どうなんだろうか...
東京人8月号
特集『踏切、鉄橋、ガード下 なつかしい鉄道風景』
執筆陣も鉄道系、地図系、街歩き系、建築系、廃墟系、等々でお馴染の顔ぶれ、内容も充実している。
今尾恵介氏による『大踏切が街にあった頃』は大正・昭和の1/10000地形図を元に渋谷/新宿 /池袋 /王子を語る。現在建替え中の東急文化会館が渋谷小学校の跡地だったとは知らなかった。駅前再開発とはいえ、民間企業がどうやって公有地を手に入れたのか....その経緯も知りたいものである。
ガードなる言葉が気になり辞書を調べてみると"Girder"から派生した和製英語であるとは知らなかった。大梁を意味する"Girder"であるが、アーチ構造の高架下でもなんでもガード下と言い切ってしまう、その語源に拘らない、いい加減さが...実に日本的だ。
と云うことで、iPhone3G用カーナビ・アプリのゼンリン「いつもNAVI 地図+ルート」である。iPhone OS 3.0リリース記念とか、3GSの発売を記念して、もしかして割引セールがあるかと期待したのだが、その気配もないのでコストコで2割引でゲットした"iTunesCard"を活用した。そんな訳で家から学校までのナビゲーションを試してみたのだ。単純に出発地と目的地からルート検索すると、町田街道をひたすら直進し横浜線の踏み切りを越えてから相原駅方向に左折するルートを選んだ。一方、iPhoneに付属するGoogleMapでルート検索すると、私がいつも通るルートを示し、車での曲がり角も順番に示す。ドライブの事前にシュミレーションするのならGoogleMapで充分、使い勝手も上である。とは云うもの、実際に車を走らせてみなければ、何ともなので...いつものルートを選ぶように経由地を指定することにした。経由地の検索は住所でなくフリーワードで地名を入力してみた。すると幾つかのスポットが示されたので道順に面したコンビニを経由地(右上)に指定して再度ルート検索すると、いつものルートを示した。現在地を表示させトラッキング開始して出発。目的地までの距離と到着時刻が示される。信号待ちで停止したときにiPhoneのスクリーンショットを撮る。今日だけは信号待ちが有り難い。
北野街道の山王坂交差点で右折の為、信号待ちしていると、右折方向にスクリーンが回転、やっぱりカーナビである。
横浜線のガード下を潜って、兵衛川の橋を右折、後は道なりに真直ぐ、非常勤用の駐車場に到着、所要時間は18分。しかし目的地を地番で指定した所為なのか、ルート指示は里山の中に分け入ろうとしたままだ。『...あのう..エントランスは80mくらい先を右なんですけど...(^_^;)』
基本的なGPSによる位置と方位の検出精度は高く、道を踏み外すこともないが、時折、地図のダウンロードに手間取り、一瞬白紙となる場面もあった。朝刊の家電量販店のチラシではポータブル・カーナビがワンセグ抜きで36000円程度だった。まぁ1800円なら...いいか...な
それにコストコで買った"iTunesCard"のお蔭で実質1440円なので...
と云うことでデビューアルバム(2004年)・Sophie Milmanが"iTMS"のJazzChart一位(2006年)を記録したソフィー・ミルマンの3枚目のアルバム"Take Love Easy"である。因みに国内版の「テイク・ラヴ・イージー」はおまけが2曲付いて1ヶ月先の発売だそうだ。デビューアルバムを聴いたとき女性だけに与えられた天性の演技力と云うか表現力を持ったシンガーと云う印象であったが。このアルバムで「おやっ!」と思ったのはジョン・コルトレーンとジョニー・ハートマンがインパルスに残したアルバムでも知られた"My One And Only Love"である。この曲はF・シナトラが元々唄っていたように男の唄である。女性ではカーメン・マクレエ等が唄っている。そのカーメン・マクレエのフレージングに影響された笠井紀美子もアルバムタイトルにしてCDを残している。そんな"My One And Only Love"をどう演じたのか気になった。ギターのイントロにソフィーのちょっとハスキーな低い声が被さるのだが、ここでは女優というよりハードボイルドな男役を演じているように聴こえる。他にジョニ・ミッチェル、ブルース・スプリングスティーン、ポール・サイモンと云った個性的なシンガーの曲にもトライしている。3分間夫々の役を演じているのだが、ソフィーは意識下で既に女優になり切っているのだろう。演じてはいても素である。
それにしても、このジャケット写真からアルバムの曲想全体...それに地声も...想像するのは...難しい...。
更新:iTunesStore Japan で先行発売されました。