July 07, 2008

二十三回忌

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今日は七夕ですが、22年前の1986年7月7日は父が亡くなった日、つまり命日、と云うことで昨日は身内で二十三回忌を済ませました。22年前の7月6日は七夕選挙と云われた衆参同日選挙の投票日、喘息で国立相模原病院に入院していた父は律義にも病院内で不在者投票を済ませ、その翌日、選挙結果も知らず亡くなったと云う訳です。22年前の七夕も確か梅雨空で、告別式まで梅雨寒が続いていました。来週は母の新盆、盆があける頃には梅雨もあけるでしょう。

ところで、国鉄民営化の信任投票でもあった1986年の七夕選挙で大勝した中曽根内閣は、勢いに乗り翌年1987年に「総合保養地域整備法(リゾート法)」を成立させ、バブル経済を更に加速させたのである。1986年春は都庁コンペの当選案が発表された年でもあり、都庁がバブルの塔と呼ばれる所以でもある。あの頃、某・清○建設の営業は「うちでは坪200万以下の仕事はやらない」等と鼻息が荒かった...ですね。

バブルもベルリンの壁崩壊もソヴィエト連邦崩壊も知らずに亡くなった父は、正しく大正と昭和の前世紀を生きた人でした。

Posted by S.Igarashi at July 7, 2008 07:53 AM
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