December 22, 2011

黒い車...


嘗て「黒い車」と云えば霊柩車、公用車、タクシーにハイヤーと決まっていた。自家用で「黒い車」に乗っているとしたら...その筋の人が通り相場であった。それがどうだろう最近矢鱈と「黒い車」を街中で見掛けるようになった。気になり始めると、信号待ちの時や対向車のボディカラーをチェックするようになり、「黒い車」が三台四台と続くと「なんじゃ、これは」と思う。まさか3.11で亡くなられた人々に哀悼の意を表わし、喪に服している訳ではなかろう。セダンからワンボックス、SUVに軽、それに二輪までと車種に係わらず「黒い車」が増殖している。
しかし「闇夜の烏」の喩えにあるように「黒い車」は視認性が悪い。「黒い車」と黒ずくめの服装で無灯火のチャリの出合い頭の事故なんて...嗤えない噺だが...起きても不思議でない。
ん...ここにも...一台...
追記California May Ban Black Cars(黒い車が流行るのは日本だけ...?)

Posted by S.Igarashi at 01:36 PM | コメント (6)

December 20, 2011

二寸五分


遅ればせながら会期を一週間と残した先日の土曜日に目黒美術館でDOMA秋岡芳夫展観てきた。私の知っている秋岡芳夫は32年前に読んだ『暮らしのためのデザイン』の暮らしに根差した伝統工芸への再評価であるが、其処にはディスカバー・ジャパン的な民芸礼賛とは一線を画した工業デザイナーとしての立ち位置があったことが、今回の展覧会で理解できた。因みに会場にはKawaさんの家でジーメンスのオイロダインの傍らに置かれていたモペット(図録表紙の下中央)も展示されていた。
ところで、タイトルの"二寸五分"ですが...『暮らしのためのデザイン』を読んでから...私の脳内・不揮発性メモリに刻まれた数値です。...メートル法では75ミリ、これは19頁の『握ってピタリ』に書かれていた...伊万里の三合徳利とビール瓶の径が同じ75ミリと云うもの...古今東西、手で握るモノを測ると人体寸法から決められた...握りやすい"二寸五分"と云うエッセー。私も32年前に身の回りのモノを測ってみて...成程と合点した記憶があります。
aki's STOCKTAKING:DOMA秋岡芳夫展/図録


今なら個人情報云々で考えられないが『暮らしのためのデザイン』の著者紹介に秋岡氏の目黒区中町の住所があったのでGoogleMapのStreetviewで見ると...展示会には写真があったが図録には掲載されていない現在の様子が...
因みに私が着目した展示品はで作った碗(これも図録にはない)と1946年の日本童画会での「蟻の巣見つけたよ」の童画...図録では唯の点にしか見えない蟻だが、一匹づつ、実に丁寧に描かれている...恐らく墨を御自身で磨ってペンで描いたのだろうか...漆黒の蟻が...活き活きとしている。

Posted by S.Igarashi at 10:41 AM | コメント (4)

December 13, 2011

逆さ富士...

なんちゃって「逆さ富士」の様な街路灯のある場所は南浅川町の圏央道八王子南インターチェンジまで接続する八王子南バイパス側道部分にあたります。写真の八王子みなみ野周辺の用地整備は順調の様ですが...八王子みなみ野の外れ寺田から館町までは...一部トンネルになるだろうし...工事着手にはまだまだ...ですね。

Posted by S.Igarashi at 11:21 AM | コメント (3) | トラックバック

December 08, 2011

現実歪曲空間・1969


由紀さおりのアルバムが瞬間的に米国iTunesStoreのジャズアルバムのトップを取ったそうである。何故、彼女の歌唱でジャズ部門なのか訝しく思ったのだが、アルバムそのものは米国のエンターテインメント系ラテン・ジャズ・バンドであるPink Martiniにゲスト・ヴォーカリストとしてレコーディング参加していると云うことで納得。因みに日本ではヴォーカリストのカテゴリーが優先されポップス部門に分類されている。1969と云えば童謡歌手・安田章子から再デビューした由紀さおりの出世曲となった「夜明けのスキャット」であるが、その当時、ジャズ愛好家から、これはスキャットではなく、強いて云えばハミングだろうと問題にされた曲名である。やはり「夜明けのスキャット」をそのまま英訳したのではサラやエラのファンから顰蹙を買うと判断したのか英語のタイトルは「Melody for a New Dawn」と極めて曲想に素直である。(おまけにYoake...No Scatと断っているし。) そういえば私が務めていた設計事務所の先輩のお姉さん方二人の一人は岩下志麻の同級生で、もう一人は確か由紀さおりの中学の同級生だと言っていたけど...ん〜Wikipediaのバイオグラフィーと辻褄が合わない。まぁ...流行り歌そのものが歌詞の意味からして摩訶不思議な現実歪曲空間だからそれも仕方ないかな...。

Posted by S.Igarashi at 10:05 AM | コメント (6)

December 07, 2011

もしも...Apple Campus 2が...

もしも...Apple Campus 2の計画段階の案(半円形が3つ連なり、全体は曲がりくねったレース場の様なイメージのデザインらしい...)を見たジョブズの息子・リード君に『空から見たビルが○○○に似ている。』と笑われなかったら(黒本380頁)...同じ宇宙船でもFlash Gordonのパロディ版・Flesh Gordonに登場する宇宙船図面)みたいになっていたかも知れない。そういえばApple Campus 2の建築家ノーマン・フォスター卿がデザインした倫敦の30 St Mary AxeもCrystal Phallusと揶揄されているし...う〜む。そういえば、新宿の似たようなビルも口に出来ない言葉で揶揄されているようですし...。
まぁ...Apple Campus 2が何やかやとそのデザインが揶揄されることもなく...計画が推進されるのはリード君の功績でしょうね。

Posted by S.Igarashi at 10:28 AM | コメント (2) | トラックバック

December 06, 2011

喋るiPhone、喋るiPad

正直、iOS 5.0のテキスト読上げ機能が此れ程まで実用レベルに達しているとは思わなかった。これなら執事の"Siri"が独語、仏語、英語(米国・英国・豪州)以外の日本語を理解する日も...

Posted by S.Igarashi at 04:26 PM | コメント (2)

December 02, 2011

荒ぶる川の絵葉書


2週に亘ってブラタモリで特集された荒川(放水路)であるが土木学会図書館/戦前絵葉書のアーカイブに「新荒川通水記念」の絵葉書が何葉かあるので参考までに...。
荒ぶる川の関連エントリー
March 25, 2009:岩淵・水辺と崖線...『JEDI・春だから荒ぶる川の桜と水門...』
March 29, 2009:JEDI・春だから荒ぶる川の桜と水門...
May 01, 2009:浮間の水塚
追記
そういえば、昨年11月にこのようなシンポジウムがありましたが、他の行事と重なって行けなかったことを思いだした。ブラタモリの内容に...不満を感じた方は...こちらをどうぞ。
荒川放水路建設から100年シンポジウム事務局

こちらは風水害 この明治43年8月の東京大洪水が荒川放水路建設を決定的なものにしたのでしょうね。

Posted by S.Igarashi at 11:08 AM | コメント (4)