February 29, 2008

江戸前から

昨日は太陽電池燃料電地の現況を見てみようと思い付き、山里から遥か江戸湾まで出掛けた。東京ビックサイトまでの往路は新橋から「新交通システムゆりかもめ」に乗ったので、復路は水上バスで日の出桟橋に出て浜松町から帰ることにした。以前は晴海で行われた展示会に行くときは必ず水上バスを使ったもので、ビックサイトに行くときも水上バスを良く利用していた。しかし台場・有明の湾岸エリアも地下鉄や新交通システム等の交通網が整った所為か水上バスの運行回数が減少、一時間に一回だけとなっていた。
それでも偶には船から陸地を眺めるのも良いものである。何しろ目線の高さが陸よりも下にあり視界の半分は水面である。しかし江戸前の海から地面が目に入ることはなく、地上に見えるモノ全てが人の手による建築物や工作物である。明石町や佃島も超高層建築物によって、その位置を知るのみ。

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February 27, 2008

マガジン9条

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格差社会やプレカリアート(precariat)の諸問題を追求する『雨宮処凜がゆく!』に注目。
Blog of magazine 9

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February 26, 2008

意味深い...のか...

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確かに或る意味でアジールかもね...但しアジールはドイツ語でスペルは"Asyl"だから...これは...ん〜...。

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February 24, 2008

メタモルフォーゼするバラック

圏央道・八王子南I.C.の工事現場の先、梅ノ木平で見た規格品の廃材で作られたメタモルフォーゼするバラック小屋。

(←クリックで拡大)
梅ノ木平と云えば中学の時、秋の遠足で学校から徒歩で町田街道を南下し、大戸から山に分け入り、当時工事中の城山湖の本沢ダム(ロックヒルダム)を見学し、峰の薬師で休憩昼食、尾根づたいから谷を下り梅ノ木平に出たことがある。
Google Earthで距離を測ると約14キロ、今この距儀を歩くと途中で道に迷い遭難して行き倒れるかも。考えてみれば中学の遠足でも浅川中の前を流れる初沢川にそって沢を登り、尾根づたいに峰の薬師まで行くことも可能だった訳だが、低山でも山が深くて道に迷ったら危険なので安全なコースを選んだのだろう。

Posted by S.Igarashi at 12:16 PM | コメント (2)

February 23, 2008

Grammy Winners+1

iTunesStoreは"Grammy Winners"の特設ページから一曲買いでコンピレーションアルバムを作ってみた。"Grammy Winners"の8人から9曲を買ったのだが、それではCDジャケットをプリントするのに一コマ空白が生じるので"MacBook Air"のTVCFで唄われている"Yael Naim"の"New Soul"を加えて+1とした。

私が知っているのは"Herbie Hancock"、"Joni Mitchell"、"Chaka Khan"位なもの、後は初めてその名を知ったミュージシャンだ。その中で"Amy Winehouse"はM.NiijimaさんのAcross the Street Soundsのエントリーで紹介されて知ったのだが現在最も話題のミュージシャンである。
Jazzを好む私としては"Grammy Winners"の中から選ぶとどうしてもR&B系が多くなる。先日のCBSドキュメントでも紹介されていた再結成し新しいアルバムをリリースして話題のEAGLESはちょっとパスして、こんな面子と相成った。iTunesで"Grammy Winners"のプレイリストを作成し全体を通して聴いてみると、全く違和感なく聴こえるのである。これも時代の共時性とでも云うのであろうか。

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February 22, 2008

Web application for iPod touch

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いつの間にかiPod touchのためのWeb applicationが続々と生まれつつある。と云うことでゲームメーカーのハドソンから鮫亀をタップしてみた。

一応、ハドソンとマピオンに乗換案内のアイコンをデスクトップに置いてみた。

さっそくの鮫亀である... 反射神経を必要としないゲームならオヤジにもできるのだが... 。
まぁ、iPod touchもAirな端末と云うことで、
AirなiPod touchでWeb applicationと.Macをどう使ってゆくかが鍵ですね。



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February 21, 2008

南浅川町

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写真は車載カメラでなくタクシーの助手席で手持ちで撮影。母の四十九日法要の壇払いでうかい竹亭に向かう途中の甲州街道である。以前この辺りの甲州街道を通ったのは6年前、父の十七回忌の法事でうかい鳥山に行った時である。それ以来、南浅川町や大垂水峠の先には用事もなく、圏央道の八王子南インターチェンジの工事の進捗状況等を知る由もなかった。と云うことで、どうせなら高尾山の冬そばを食べに高橋屋に行こう、そしてついでに南浅川町まで足をのばしてみようと、思い立ったのである。(南浅川町とは八王子市の西端、高尾山の南側、この圏央道の八王子南I.C.から神奈川との県境の大垂水峠までの一帯、面積の殆どを山林が占める。)

と云うことで先ずは圏央道八王子南インターチェンジ模型(この模型は現場に隣接する相武国道事務所の圏央道インフォメーションルームに置いてある。)とGoogle Earthの3Dモデルを並列し比較してみると、甲州街道を跨いで架橋工事中の高架橋は津久井方面から甲州街道に降りるランプウェイである。山の中腹に穿かれたトンネルから谷間の甲州街道まで下りるには、その高低差と狭い谷間故に逆S字を描いて甲州街道を三度跨いで下りてくることになる。

人間の欲望がコンクリートの塊に込められているからだろうか、工事中にも関わらず、こうしたものを見ると近代産業遺跡に見えてしまうのである。何れにせよ、こうして既成事実を積み重ね、道理でなく無理を通すのが道路行政なのだろう。圏央道八王子南I.C.に繋がる八王子南バイパスの工事決定までの紆余曲折も机上で事の計画を進める行政の支離滅裂ぶりと、その利権に群がるハイエナ達が見え隠れしていた。元々は東八道路とめじろ台の南側を東西に走る椚田通りの八王子斎場東・交差点が結ばれ、椚田通りと町田街道の狭間町・交差点から西行きを延長して圏央道八王子南I.C.に繋げる予定であったのだが、このルートは高楽寺、御嶽神社、御衣公園、浅川中学、高尾霊園をブルトーザーで潰さない限り道路は出来ないことから断念、それでもルート上の浅川中学を廃校にすると云う風説が数年おきに聴こえてくるのだが、これも利権絡みの邪悪な輩の仕業なのか。(何しろ浅川中学は隣接する栗山を学校林として保有しているのである。)更に不可解なのは道路予定地となる八王子斎場東の土地を押さえていた某法人が計画道路の変更が決定されると、法人名の記された工事用の仮囲いを取り払い、元の農地に戻したことである。そんな人間の欲望を知ってか知らぬか、件の農地では牧草の上で乳牛がのんびりと草を食んでいる姿が見られるようになり、ここだけ昭和の風景が復活している。

参考:相武国道事務所

蛇足:観光地の食堂は不味いと云うのが定説だが、高尾山ケーブルカーの清滝駅の広場に面した高橋屋はそんな定説を覆す店で、美味い蕎麦を食べさせてくれる。今回は高尾山の定番、トロロ蕎麦を高橋屋で食したが、次は地元の人も奨める竹之家支店で天ざるでも食べてみよう。

Posted by S.Igarashi at 10:44 AM

February 17, 2008

建築の記憶-写真と建築の近現代-

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東京都庭園美術館で開催中の『建築の記憶-写真と建築の近現代-』期間は3月31日まで、ドレスコードによる割引があるらしい。と云うことで見逃さないように備忘録。

Posted by S.Igarashi at 02:32 AM

February 16, 2008

謎解き広重「江戸百」

謎解き広重「江戸百」 (集英社新書 ビジュアル版 )
と云うことで前のエントリー『「名所江戸百景」と江戸地震』で紹介したサイトの解説を担当した原信田実氏による著作である。本書は電脳「くろにか」に2005年末まで連載していた江戸百を元に詳細な論証と図版を加え新書として上梓したもので著者の遺作となっている。表紙は安政二年の十月二日に起きた安政江戸地震九輪が折れ曲がった浅草寺五重塔が翌年安政三年五月に修復され、それを記念しその年の七月(辰七)に出版された版画である。しかし修復されたのが五月にも関わらず季節が冬に見立てられているのである。著者は『名所江戸百景・浅草金龍寺』を雪景色の中に置いて一新の雪に戦災復興を祝う広重や江戸市民の想いが込められているのでは...と考える。

真乳山山谷堀夜景の構図も興味深いですね。教科書的には、いけない構図ですが、其処に謎が有りそうで...考え始めると...う〜む。
ネットの情報だけでは腑に落ちない、と云う向きには打って付けの新書。

『名所江戸百景』を研究しているサイトは他にもあります。
森川和夫:廣重の風景版画の研究(1)古写真で読み解く広重の江戸名所
森川和夫:廣重の風景版画の研究(2)広重と「江戸名所図会」

Posted by S.Igarashi at 01:46 AM

February 13, 2008

「名所江戸百景」と江戸地震

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神奈川大学21世紀COEプログラムによる研究成果の一つ『「名所江戸百景」と江戸地震』がネット上に公開されている。
幕末の安政2年(1855)10月2日に起きた安政江戸地震の翌年、安政3年から5年(1856 - 1858)に掛けて浮世絵師・歌川広重によって制作された「名所江戸百景」に被害状況や復興状況等を関連付け解説を加えている。「名所江戸百景」は震災復興と安政の大獄で揺れていた時代に描かれたものである。吉原を描いた「廓中東雲」の、どこか物寂しげな情景も時代背景を知ると納得させられる。

Posted by S.Igarashi at 02:35 PM

February 12, 2008

工作少年の日々

工作少年の日々 (集英社文庫 )  森博嗣・著
昨年の秋に森達也と森巣博による『ご臨終メディア』を読んだ所為か似たような著者の名が目に留まった。普段ならそのまま見過ごすのであるがタイトルの『工作少年の日々』に釣られて文庫本を手に取りページを捲った。最初の散らかしの法則を読んで、そのままレジに向かった。嘘か真か、氏が小説を書き始めた動機付けは工作室の或る家を手に入れるためだそうである。何故ならとりあえず資金(道具)が少なくて済むからである。そんな氏も現在は14台のMacを所有し、それらを駆使して小説を書いていると云う。Macの台数はエッセーを書いた時点で尚且つ上位機種が未だG4であるから、想像するに今では20台を超えているのではないだろうか。昨年秋には夫人がiMacを自身はiPodtouchを手に入れたらしいし、「MacBook Air」もとりあえず1台は買うらしい。と云うことで定期的に読むブログにMORI LOG ACADEMYがまた一つ増えてしまった。やれやれ。
もしやと思い栗田さんのブログを検索すると単行本で紹介していました。
2006-08-08CHRONOFILE: 工作少年の日々
追記:aki's STOCKTAKING・工作少年の日々

Posted by S.Igarashi at 11:00 AM | コメント (4) | トラックバック

February 05, 2008

なげださない

なげださない 鎌田實・著
あまり、この手の類いの本は僕の購入予定リストには入っていないのだが、2月1日の【大竹まこと ゴールデンラジオ】でゲストの鎌田實さんが紹介していた著書「なげださない」を読んでみた。まぁ、ガキの頃、学校から家に帰ってくるなりランドセルをなげだして遊び呆けたり、夏休みの宿題を最後までやらずになげだした自分としては、耳の痛いタイトルでもある。そんな、しょうもないガキだった自分も、考えてみたらもう12年も非常勤として学生に接している。そしてこの季節は後期の採点表を提出する一番苦手な時期でもある。採点が恣意的にならぬよう項目別に分類して学生が提出したデータを分析して採点し集計するのであるが、レンダリングのリドロウやら何やらでそれなりに時間を要する作業でもある。いつだったか、高名な解剖学者のセンセーが小論文を一瞥するなり65点と略流れ作業的に採点していたのをテレビで見ていて、実に羨ましくもあった。全ての学生が問題なく合格点に達していれば良いのだが、そう首尾よく運ばないのは世の常、出席不足等でボーダーラインから落っこちそうな場合も、切り捨てたりせずに、何らかの救済措置が求められるのだが、昨今は微妙な問題を抱えた学生もおり、無闇矢鱈と「がんばりなさい」と言えないのが現状でもある。

前文

ちょっとしんどいと、親が子どもをなげだし
子どもは老いた親をなげだし
メーカーも商社も信用をなげだしてしまう。
ちょっとつらいと、勤め人は会社をなげだし、
国のリーダーまでもが、この国をなげだした。

困難の中、なげださずに、ていねいに
生き抜く人たちを書きたいと思った。
いのちの底力を、伝えたい。


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内容
第1章:どうせダメなら、どん底まで行っていい。必ず飛べる
依存症から立ち直ったヒロさん

第2章:転移しても再発しても、なげださない。がんが治った
支えあい、笑いあって、病を乗り越えたふたり

第3章:自分の夢をなげだすときもある。人のために
放射能汚染で地図から消された村にいきる、飛行機おじさん

第4章:かつての敵を許す。憎しみの連鎖を断ち切れ
アメリカで生き、平和のために被爆体験を語り続ける笹森さん

第5章:心の目で見てみよう。大切なものが見えてくる
盲導犬とともに福祉活動にいそしむキミエさん

第6章:明日を信じているからできる。遥かな夢への小さな一歩
故郷アフガンへ森を贈る「ドイツ国際平和村」のマスードさん

第7章:いのちは輝かせられる。ラストの一ページまで
死を背負い歌い続けたシンガーmicoさん

第8章:人の悲しみを癒すとき、自分も癒される
震災を越えてつないだ「いのちのバトン」

第9章:自分の悲しみは横に置いて、人の悲しみを支える
病気の子どもたちに希望と薬を届ける、イラクのイブラヒム先生

第10章:みんな違って、みんないい。不揃いのカボチャたち
北の大地で、ともに生きる「共働学舎」の25人
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と云うことで、アルコール依存症、若年がん患者、チェルノブイリの被爆者、広島被爆者、視覚障害者、アフガニスタン難民、スキルス性胃癌のシンガー、神戸淡路震災被害者、イラク難民、自立農業施設主宰者、等々の10のエピソードの内、幾つかのエピソードは他のメディアによって既に紹介されているものもあるが、本書ではどのエピソードの主も鎌田先生と人間的な信頼関係によって文章化されている。そしてエピソードは個人の心の内側に迫ったミクロの視点と、社会情勢・世界情勢との関係性を保ち俯瞰なマクロの視点によって構成されている。そして悪戯に感情に流されることなく客観性も保ち、ユーモアを交え解りやすく読みやすく書かれている。ここ最近の様々な世相の動きを見ていると、この国の方向性が民主主義からどんどん懸け離れてゆくように思えてならないが、それでもそんな逆境の中、日常をひた向きに生きている人たちの存在に勇気づけられる。あきらめずに、がんばりすぎず、そしてなげださないで...。

日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)

Posted by S.Igarashi at 05:03 PM | コメント (0) | トラックバック

February 04, 2008

立春

と云うことで今日は二十四節気の一つの立春なのだ。昨日の節分は朝から雪かき、夜中になって道路に再びうっすらと積もった雪を寝る前にもう一度雪かき、凍りついた道も昼前には解けるだろう。やれやれ。

Posted by S.Igarashi at 09:13 AM

February 01, 2008

東京慕情

東京慕情―昭和30年代の風景 東京新聞出版局・定価1200円(税込)
昨年一年間、東京新聞・日曜朝刊に連載されていた特集記事を一冊に纏めたものである。単に昭和30年代の懐かしい写真を集めて昔話に終始したものではなく、被写体となった風景や人物を探し求め、関係者へ当時の状況等の追跡取材を加え、エピソードを交えて東京新聞編集委員・田中哲男氏が執筆したものである。そこには半世紀に亘る都市で生活する庶民の様々な想いや物語が隠されている。

幾つかのエピソードの中で工事中の東京タワー最上部近くの鉄骨に立つ三人の塗装工とその写真を撮った写真館店主の話はとても興味深いものの一つだ。しかし僕にとって自分の記憶を確認できた写真として昭和34年の渋谷駅界隈を現在のセルリアンタワー東急ホテル方向から撮影したものがある。写真に写っているビルは東横デパートと東急文化会館くらいで、現在の三井住友銀行が入っている東急プラザは未だ建っていない。僕が校外授業として東急文化会館最上階の五島プラネタリウムに見学に来たのは、その写真と同じ昭和34年である。山里の小学校から観光バスに小一時間ゆられて渋谷に着き、プラネタリウムを見学して屋上でお昼の弁当を食べて、再びバスで山里に帰った訳だが、その間、僕たちを乗せてきたバスは路駐して待っていたのである。今では信じられないような話しであるが、70頁の写真を見れば納得するであろう。

Posted by S.Igarashi at 09:33 AM | コメント (2)