July 16, 2018

Champion

と云うことで、サッカー・ワールドカップの勝者はフランスとなりました。残念ながらクロアチアは勝利の女神に見放され、初優勝とはなりませんでした。クロアチアの選手は殆どがクロアチア出身で固められ、僅かにスイス、オーストリア、ボスニア等の周辺諸国の選手がいるだけですが、フランスはピッチ上にいる選手の半数はアフリカ系の選手です。そこで、主要言語がフランス語の国を塗りつぶしてみると、このような結果となりました。

関連
June 17, 2006:ポストコロニアリズム的ワールドカップ観戦
July 10, 2006:ワールドカップとメディアコントロール

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July 12, 2018

The Final

英仏対決とは成らず、仏蘭西の相手はクロアチアに...Mbappé vsModrić の10番対決は..果たして...

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July 08, 2018

Best 4

まるで、欧州選手権の様相を呈して、アフリカ、アジア、中南米、北米、オセアニアは蚊帳の外となりました。高い放映権を買い取ったメディアは頭の痛いところかも...。

Posted by S.Igarashi at 06:47 AM | コメント (0)

July 07, 2018

8-2

中南米は敗退し、残るはヨーロッパ勢のみ...とは云うものの、隠れアフリカ勢も

Posted by S.Igarashi at 06:47 AM | コメント (0)

July 04, 2018

16-8=8

なんだかんだと、8カ国が残りました。手元にある1998年のワールドカップの年に発行された昭文社の世界地図帳には戦争・紛争、ミリタリーバランス、EU、発展と緊張の東アジア、国際航空路線網、高速列車、F-1グランプリ、サッカーワールドカップ、等々の世界地図情報があり、その1998年のワールドカップ当時の日本のFIFA世界ランキングは9位というもので、何かの計算違いではないかと、誰しも思っており、結果は思っていた通りでした。それから20年、随分成長したものと実感してます。
このメルカトル図法では矢鱈とロシアが大きく見えてしまい、なんだかですが、それ以上に日本を中心に置いた世界地図ではワールドカップの背景も捉えられないのでないか考え、日本を極東に置いた世界地図に改めることにしました。

と云うことで改めてBest-8の世界地図を...。
こうして見ると、西アフリカの対岸にあるブラジルに奴隷市場が設けられていたことや、イギリスとアルゼンチンのフォークランド紛争等、位置関係から理解できます。
そして、サッカーワールドカップが汎大西洋の大会でもあり、アジア・オセアニアの国々はお客さんでしかないことが分かります。
ガヤトリ・スピヴァクの言葉を借りれば『ポストコロニアリズムとは強姦から生まれた子どもだ。』と云うことですが、四年に一度のサッカーワールドカップは彼等にとって理不尽な宗主国である「父殺し」の絶好の機会なのでしょう。一方、抜け目ない宗主国は移民を傭兵に組み込み、父の面子を賭けているようにもみえます。

Posted by S.Igarashi at 08:45 AM | コメント (0)

July 03, 2018

16-6

決勝トーナメント三日目は奇しくも、50年前のメキシコオリンピックで3位を争った両国が敗退です。

Posted by S.Igarashi at 05:42 AM | コメント (0)

July 02, 2018

16-4

決勝トーナメント二日目は...両試合ともPK戦で決着が...イベリア半島のチームは消えた。

Posted by S.Igarashi at 06:07 AM | コメント (0)

July 01, 2018

16-2

メッシにC.ロナウドとスーパースターを擁するナショナルチームが消えた。二人に換わって3得点に絡んだ19歳のMbappé に注目が...「エムバペ」は1998年生まれと云うことだが、その1998年のワールドカップに彗星の如く現れたマイケル・オーウェンを思いだした。さて...

Posted by S.Igarashi at 08:36 AM | コメント (0)

June 30, 2018

Best15+1

ガーディアン紙には"Japan sneak through to World Cup last 16 despite Poland defeat"と揶揄されましたが、どうにかBest15にオマケの1に残りました。こうして「Best15+1」を世界地図に落してみると興味深いものがありますね。アフリカのチームは一つも残りませんでしたが、もはや、欧州のチームは身体能力の高いアフリカ系選手を抜いては考えられなくなっているようです。

June 17, 2006「ポストコロニアリズム的ワールドカップ観戦

Posted by S.Igarashi at 11:12 AM | コメント (0)

July 14, 2014

そして残ったのは...


….ゲルマンが賞杯を手にし…ラテンは敗れ… 決勝も三位決定戦と同じ構図に…別な見方をするとプロテスタントvsカソリックの闘いでもありましたね。今大会は合理的指向のプロテスタントが勝利し、プレイに美を求めるカソリックが敗れた感もあります。アルゼンチンと云えばバチカンの大司教も試合を見ていたのだろうか…。

Posted by S.Igarashi at 11:32 AM

July 10, 2014

遂に…一対一...

どうやら…決勝戦も「欧州vs南米」の構図は崩れず、当然、三位決定戦も「欧州vs南米」となった。それにしても昨日の試合は、まるで日本対ドイツの試合を見ているかのようだったが、この人が応援するチームが敗れると云う都市伝説もあったようだ。

Posted by S.Igarashi at 08:31 AM

July 06, 2014

そして…二対二


そして…ベスト8からベスト4に勝ち進んでも欧州vs南米の二対二の均衡は崩れないですね。それにしても…ナショナルチームの背番号10を背負い、且つバルセロナのチームメイト同士の戦い、メッシvsネイマールが見られなくなったのは残念だ。

Posted by S.Igarashi at 07:58 AM

July 05, 2014

四対四


こうして、日付変更線を基本とする世界標準の地図で見ると、グループリーグで全て敗退した亜細亜は蚊帳の外の感は免れませんね。そしてベスト8に勝ち残った国は嘗てのインターコンチネンタルカップ のナショナルチーム・バージョンの様で、欧州サッカー連盟vs南米サッカー連盟の体を成しているようです。短期決戦故に何処が勝ってもおかしくないと言われていますが、結局の処は底力のあるチームが勝ち抜けており、アフリカのチームがワールドカップ・チャンピオンになるのは時間の問題でしょうが、亜細亜のチームには遙か遠いゴールのようです。まぁ...広告代理店が望むようには…ねぇ。

Posted by S.Igarashi at 05:01 PM

July 14, 2011

チーム

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今朝方、5時過ぎに目を覚まし、先ずは寝床でiPadのTwitterでフォローしているなでしこジャパンのツイートを見て、試合を逆転していることを知り、寝床を這い出てテレビのスイッチを入れた。既にスコアは3対1でリードしていたが、試合終了まで寝ぼけ眼で観戦、特に後半3分間のアディショナルタイムの戦い方は素晴らしい。本当に良いチームだ。
男子A代表が常に監督の名を冠としたチーム名で呼ばれているのに対し、女子は大和撫子に因んで「なでしこ」をチーム名としている。「なでしこ」というネーミングを好きになれない人も居るようだが、監督の名を冠にしたネーミングにするよりはずっと良いのでは...と思う。
NADESHIKO PARK

Posted by S.Igarashi at 09:54 AM | コメント (3)

July 08, 2010

2/2


決勝に勝ち残ったのは嘗ての海運大国であった和蘭陀西班牙で、奇しくも両国とも現在でも王国(立憲君主制)であります。予選リーグ第一戦で瑞西に敗れ、一度は沈みかけたスペイン艦隊が、開催地南アフリカを支配していた和蘭陀を破り、永遠のThe Flying Duchmanに貶めるのか、果たして和蘭陀は呪いを解くことができるのか...。

ところでCastrol IndexによるベストGKは川島だそうである。
因みに今朝の東京新聞「W杯数値化の舞台裏」に掲載されていたデータスタジアムによる分析によると、日本のパス数は参加32カ国中32位(ビリ)で、ボール支配率(40.2%)は参加32カ国中31位(ブービー)と云うことで、数値が実力を証明...。そういえば1968年メキシコ五輪で銅メダルを獲得したときも...GKだけでなくスイーパーがゴールを守ってました。あの時も釜本の個人技で...銅メダルでしたが...今回も運と個人技で予選リーグ突破と云うことですね。

先日、日本サッカー協会の犬飼基昭会長が示した日本代表後任監督選定条件の6項目とかですが...
(1)「きちっとした哲学がある」
(2)「日本が好き」
(3)「がんこじゃない」
(4)「マスコミとうまくやれる」
(5)「カリスマ性がある」
(6)「五輪世代(現21歳以下)も指導できる」

ん〜、これは... 少なくとも...ここに示された6項目の内、4項目を満たしてなかった...と云うことかな。今更...誰とは云わないけど...(^_^;)

Posted by S.Igarashi at 10:27 AM | コメント (0)

July 04, 2010

4/4...


南米のサッカー大国が消えました。残るはウルグアイのみ...モンテビデオは燃えてるか...

Posted by S.Igarashi at 07:40 AM | コメント (2)

July 01, 2010

7/8...


2010W杯も決勝トーナメント第一戦が終わりベスト8が出揃いました。その面子を見ると8チーム中7チームが予選リーグ一位通過と云う実力を反映した順当な結果ですね。こうして標準的世界地図に落としてみると汎大西洋地域にベスト8が集中していることが解ります。
戦略的根拠も無い「ベスト4」をスローガンにベスト8に挑んだ日本代表AチームはDF中沢にDF闘莉王、そしてGK川島が身を挺して、自軍のミスをリカバリーしてゴールマウスを死守しましたが、スコアレスのまま、神風も吹かず、攻撃の女神は微笑まず、延長戦も終わりPK戦で敗れましたですね。やはり実力の差が歴然とした試合内容でした。日本代表Aチームが延長戦までもつれ込んで、PK負けは現在の実力からすればベストでしょう。さて、これからが2010W杯の本番ですね。アナログ地上波から、サッカー中継が途絶えている現況からすると、BSもCSも地デジもなく良質なサッカー中継に飢えている者には、明日、明後日も、見逃せない好カードが目白押しです。(^_^;)

Posted by S.Igarashi at 01:10 AM | コメント (4)

June 13, 2010

もやもや岡ちゃんのマイナス経済効果

と云うことで、ToshoCalcioもなく、一向に盛り上がらないまま...2010ワールドカップ南アフリカ大会が始まりましたですね。昨夜は「アルゼンチンVSナイジェリア」までは見ましたが、未明に放送された「イングランドVS米国」は見ずに寝ました。それにしても韓国は強い、点を取るべき人が点を取っているのが韓国国民には心強いでしょうね。その韓国チームに...レベルが落ちていると指摘された「もやもや岡ちゃん」率いる日本に勝ち目があるとしたら、ピッチ上の監督を誰にするか「もやもや岡ちゃん」抜きで選手同士で意思の疎通を図るしかないでしょうね。残念ながらドゥンガに匹敵する選手はいませんが...闘莉王も「もやもや岡ちゃん」と喧嘩する覚悟で臨まないと...
 それにして「ももやもや岡ちゃん」のマイナス経済効果はどの位か分かりませんが...数...億円...或いは数...兆円の単位でしょうか...サッカー協会はサポーターからのレッドカード云々よりも...広告代理店からの...レッドカードが怖いでしょうね。まぁ...サッカー協会が派閥争いによる情実人事で監督を決めている限り...一万人、二十万人と....サポーターは去って行くでしょう。

Posted by S.Igarashi at 11:19 AM

July 10, 2006

ワールドカップとメディアコントロール

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1カ月間続いたワールドカップもイタリア優勝で幕を閉じましたが、日本がグループリーグ敗退してからと云うものワールドカップの報道姿勢が一層内向きの様相を強めました。そこには川淵・自称キャプテンのオシムの名を口にした計算付くの失言や中田引退宣言の時を弁えない言動が作用していることは否めません。どちらも、ワールドカップが修了してから発言すれば良いことです。それとも、日本国民が決勝トーナメントに関心が向かい、サッカーを見る目が養われるのが拙いのでしょうか。尤も、国内のワールドカップの俄・人気がFIFAと代理店契約している電通によってメディアコントロールされていることも確かで。そうした視点で考えると、人生ゲームのセカンド・ステージに挑戦する(らしい)中田引退宣言も良くも悪くも彼らしい、自分の市場価値を保持するメディアコントロールであることが明確でしょう。それに直ぐに便乗するメディアも一蓮托生と云うことで、ジャーナリズム不在が嘆かわしい。マーケティングが先行するスポーツビジネスとしてのワールドカップであっても、ゲームは予断を許さない試合結果の連続で、そこが面白いのであるが、、、。

決勝戦をテレビ観戦した粗方の日本人は引退試合となるジダン率いるフランスを応援していたようですが、臍曲がりの私はイタリアを応援してました。どうも、選手個人は別としてポストコロニアリズム的ワールドカップ観戦で書いたように、旧植民地から精鋭を集めた外人部隊のようなフランス・ナショナル・チームが好きになれません。フランスの新移民法も、優秀なスキルをもつ人材の移民は受け入れるらしく、サッカー・ナショナル・チームを弱体化させないための御都合主義に見えます。ジダンのレッドカード退場もその深層心理にはマテラッツィの挑発だけでなく、フランスの歪んだ移民政策があるような気がしてなりません。
それにしても今大会で西欧系選手に腕の入れ墨が多いことに違和感を憶えました。何か西欧の階級社会を表象するモノのように見え、グローバル・レベルで格差社会が侵攻しているように思えます。

Posted by S.Igarashi at 10:46 AM | コメント (2)

July 02, 2006

View Inside TVCM

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バロンドールの呪い」なのでしょうか、欧州年間最優秀選手に選ばれた選手は翌年のワールドカップで優勝できないジンクスがあります。もっとも悲惨で印象に残るのは1993年受賞のロベルト・バッジョで、94年米国大会決勝でPKを外してしまいました。2005年受賞のロナウジーニョもFKのチャンスで悉く失敗、優勝候補ブラジルは姿を消しました。
と云うことでベスト4に残ったポルトガルのC.ロナウドが今大会の注目株の一人です。あのFUJI XEROXのTVCMに出ているサッカー選手といえば判るでしょう。FUJI XEROXのサイトには例のTVCM製作風景が公開されています。僕はC.ロナウドの一人二役かなと思ってましたが違いました。

Posted by S.Igarashi at 10:17 AM | コメント (3)

June 17, 2006

ポストコロニアリズム的ワールドカップ観戦

ポストコロニアリズムとは強姦から生まれた子どもだ。』これはガヤトリ・スピヴァクの言葉だそうだが、ガヤトリ・スピヴァクを紹介している岩波新書のポストコロニアリズム(本橋哲也・著)には出ていない。この言葉は角川新書・ケンカの作法―批判しなければ、日本は滅ぶ収録の辛淑玉、佐高信、上野千鶴子による鼎談で上野千鶴子が紹介したものだが、一言でポストコロニアリズムを表現している。折しもワールドカップ開催中の16日、フランス議会上院で新移民法が可決されたと云う。旧植民地からの不法移民を制限し国内の雇用安定を狙う意味があるかも知れぬが、これでフランスは二度とワールドカップで優勝する可能性を失ったような気もする。ワールドカップとは旧植民地と旧宗主国とのプライドを掛けた戦いでもあり、旧植民地にとって存在理由を世界に誇示する場でもある。その状況に変化が起きたのは、旧宗主国が旧植民地出身の選手を取り囲み始めたことにある。1998年のフランス優勝はアルジェリア移民二世のジダンが齎したものである。
イングランド対トリニダード・トバゴの試合は正に旧宗主国と旧植民地との戦いであった。やっとの思いで勝利したイングランド選手を支配する焦燥感と悲愴感は何なのだろうか、そこには歓喜の表情を伺い知ることはなかった。

Posted by S.Igarashi at 10:44 AM | コメント (2)

June 13, 2006

執念深い人

最終キャンプ地に於ける自称キャプテン・川淵氏の代表チームへの激励?の言葉が、暗にトルシェを批判しジーコを礼賛する内容が幼稚で可笑しかった。四年前にそれなりの結果を残して終わった事なのに、余程、執念深い人と見えます。
と云う事で、前々日のイングランドの試合を観ていて、これなら日本もかなりいけるかなと思ったのは唯の妄想でした。それにしても目覚めの悪い朝です。相変わらず戦略の見えない試合を見せられ、川淵氏が描いたような結果にはなりませんでしたね。

Posted by S.Igarashi at 09:20 AM | コメント (8) | トラックバック