東京都の発行する"Hazard Map"地域の危険度を500mメッシュで表している。都庁に所用で出掛けたときに3階にある都民情報ルームで購入したもの。現在は「地震に関する地域危険度測定調査(第5回)地域危険度図」が最新版のようだ。
新潟中越地震で問題になった地表最大速度と地盤のボーリングデータ(40区分)からなる図から一次災害の危険度を判定している「地盤と地表最大速度図」。他に建物危険度、火災危険度、人的危険度、非難危険度の地図があり、更にそれらを総合した危険度地図が作られている。
イミダス付録の活断層マップより。
新潟中越地震が信濃川断層帯で起きたことが分かる。
新潟中越地震 活断層調査ルポ
多摩地域では立川断層が5000年周期でマグニチュード7の地震を繰り返すとされている。立川断層で最近起きた地震は1800年前、後3200年は大丈夫と云う予測で、この立川断層の真上の米軍立川基地跡地に国や東京都は大規模な防災基地を作っている。
私の住む場所の地盤は中古生層となっていて、関東東部の地震は殆ど伝わらず、新潟中越地震も気付かなかったが、神奈川県西部や山梨県東部を震源とする地震は揺れではなく衝撃波として感じる。まぁ、旧日本軍大本営の疎開先として浅川地下壕を作った場所だから、地盤は安定しているだろうが、大本営発表だけに鵜呑みにしてはいけない。