November 28, 2014

ストックホルムでワルツを

waltz-at-Stockholm.jpg

WALTZ FOR DEBBY(Monica Zetterlund / Bill Evans)で極く一部のJazz-Maniaには知られているモニカ・ゼタールンド(Monica Zetterlund )の伝記映画が明日から公開されるらしいですよ。それにしても、なんとなく1960年代を意識しているような映画タイトルのロゴであります。因みに再版されたアルバム(ワルツ・フォー・デビー+6)はオリジナルに6曲追加されたものです。

Posted by S.Igarashi at 11:01 AM | コメント (3)

November 26, 2014

夢の旅

夢の旅
たむらしげるくんの新刊は大人向けの絵本だ。それと云うのもJALの機内誌に連載された「夢の旅」を一冊の本に再編集したものだからだ。旅に向かう機内でもう一つの空想の旅と云う訳だ。ブックデザインは岡本一宜氏、ブックカバーを外して表れるハードカバーの表紙の意外性が新鮮で素敵だ。(手に取って確かめて下さい。)作家とデザイナーのコラボレーションが生み出した一冊、机の上に置いてあるだけで心が和む。

Posted by S.Igarashi at 09:18 PM

Hamburg '72

Hamburg '72
42年前のラジオ放送の音源がECMよりアルバムとしてリリースされた。ECMのプロデューサーであるマンフレート・アイヒャーが録音に関与していない音源がリリースされるとは希有なことだろう。今年、7月11日に息を引き取ったCharlie Hadenへの追悼の意味が含まれているのか、アルバムの為のリミックスは翌日の7月12日、オスロのレインボー・スタジオで行なわれている。チャーリー・ヘイデン(b)とポール・モチアン(ds)によるKeith Jarrett Trioでは"Life Between the Exit Signs"(1967)と"Somewhere Before"(1968)が残されているが、それらのアルバムと本アルバムとの四年の間、キースはマイルス・デイビス・グループ への参加やGary BurtonとのコラボレーションやJack DeJohnette とのデュオやソロ・アルバムFacing You (1971, ECM)等を残し、ジャズのイディオムに拘泥されないマルチ・プレイヤーな活動をしている。そして、本アルバムのピアノトリオにオーネット・コールマン・スクールのデューイ・レッドマン(ts)を加えた「アメリカン・カルテット」による活動も開始している。私がその「アメリカン・カルテット」を生で聴いたのは、このアルバムの二年後、40年前のことである。う〜む。

Posted by S.Igarashi at 11:15 AM

November 20, 2014

599→634

10月14日の台風一過...の時に比較すると大気中の塵が多いようですが、599mから634mを撮影してみました。

と云うことで我家の檀那寺の本山に...御挨拶。平日なので空いていると...思いしやケーブルは45分待ち…六号路で山頂に…一号路で下山、京王線高尾駅からの所要時間は往復で3時間47分でした。

Posted by S.Igarashi at 10:57 AM

November 14, 2014

秋の...

明日と明後日の八王子恒例のイヴェントに合わせるように甲州街道の銀杏並木も色づき、若干ですが昨年よりも紅葉が進んでいるように思えます。

と云うことで、この展覧会ですが、卒業生が冨山に戻り...何やら冨山のおすそ分けの品々を持って明日明後日とミニ・マルシェを開催するようです。因みにギャラリーなので、上記イラストに描かれている様な鮮魚等のナマモノはありません...とのことです.。

Posted by S.Igarashi at 04:12 PM

November 09, 2014

取り敢えず…駐車場に...

今年四月にエントリーした「そして...一棟だけ残った...」沖電気の八王子事業所跡地は買収先が決まったようだ。開発を伴う事業計画になるようだから…その間、取り敢えず…駐車場にでもしておくようだが...駅から遠いのでこの値段...。月極め駐車の募集もしているようで…(但し車庫証明は発行不可)と抜け目ないところは流石に関西資本...

D-Park2.jpg

整地に金の掛からないと云うことで、地域交流等の盆踊り会場にも使われていたグランド跡が駐車場に転用されている。


Posted by S.Igarashi at 09:39 AM | コメント (3) | トラックバック

November 01, 2014

金阜山人…庵跡??

関東大震災から一年目、此の地で「淫文一篇...金阜山人あざぶにて識す。」と云うことらしいが…自然災害の震災を免れた偏奇館も人為的な空襲で焼失…その跡地も近年の人為的な再開発事業で…なにがなんだか原形を留めておらず…この辺りに墓標のやうなものを建てれば良かろうでお茶を濁しているようだ。まぁ…荷風先生...そんなもの望んでないでしょうね。
と云うことで、今日はホテルオークラ東京に用があり、地下鉄・六本木一丁目で降り…途中、石碑に立ち寄ったのである。


偏奇館の住所は麻布・市兵衛町一丁目六番地とあるので東京時層地図で昭和戦前期地形図の此の辺りであろう。すると…偏奇館跡地は再開発で新たに造られた道路に…と云うことだろう。
まぁ...ヨーロッパの様に400年前の建物に誰それの生家と記された標識がさりげなく貼ってあるのとは大違い。まぁ…1970年代に造られた超高層ビルが…いつの間にか取り壊されている国ですから…人為的に風景を消し去るなんてことも...躊躇いもなく行なわれます。

Posted by S.Igarashi at 07:13 PM | コメント (0)