C-5060 WZが退院しました。修理個所はモードダイアルの交換、接触不良で機能スィッチが設定出来なくなっていたものです。修理ランクは軽修理と云うことで費用は税込6300円でした。C-5060 WZは広角19ミリのワイドコンバージョンレンズもあり、現役で働いてもらわないと困るので、このくらいの値段で済んでほっとしています。
まだ購入して二年目のオリンパス・CAMEDIA C-5060Wide-Zoomが故障した。撮影はできるが肝腎要の設定が一切できなくなってしまった。ネットで調べると修理代が16800円も掛かるらしい。恐らくは基盤を交換しないと直らないと云うことだろう。気休めにファームウェアーを再インストールしてみてから修理に出すか考えることにする。しかし二年間、使用してみて人様にお勧めできるカメラではないことがよく解った。購入の目的は広角が使えることだったが、広角のアドバンテージはレンズの歪みによって相殺されてしまった。写真はいわゆる紡錘形の歪みがかなり目立つ仕上がりとなる。最悪なのはマシンインターフェースであろう。ダイレクト設定ボタン(これも故障)の数が多く、カメラをホールドする際に誤って触れてしまうことが多い。とにかく改善の余地が多いデジタルカメラであるが、デジタルカメラの方向性が一眼レフと薄型軽量コンパクトに分かれている現在では、この種の中途半端なサイズの多機能カメラが生き延びる可能性は少なくなっているだろう。
ようやく 昨日、出版社にゲラを届ける前にiPod Photo に触れた。先ずはiTunesのライブラリから音楽の転送、366アルバム、4142曲、16.75GBを転送するのに小一時間程掛かった。取り敢ず、物は試しでiPhotoから写真も転送、これはiPod Photoを接続しているとiTunesにアイコンボタンが出る仕組みなので、iPod Photoを接続してみて初めて転送方法が判った。昨日はここまで行い、江戸・飯田橋に上京。
と云う事で、今朝初めて、TVに接続してスライドショーを試した。iPod Photoによるスライドショーは考えていた予想を遥かに上回る出来だった。なんと言ってもiPodだからスライドだけでなく好きな音楽も選べる。新しいテレビの楽しみかたを教えてもらった。これは音楽や写真を趣味にしている人は買いである。好きな音楽と写真を同時に楽しめる環境ビデオが簡単につくれてしまうのだ。
Dockに納まったiPod Photo、本体のヘッドフォン端子にもiPod Photo AVケーブルは接続できる。iPod Photo一つだけでプレゼンテーションが可能。ノートブックPCもプロジェクターもいらない。
この間、Final Cut Proで制作したというカナダ人の結婚式のスライドショーをiBookで見せてもらったが、選曲もよく写真はモノクロとカラーを効果的に使い分けて、良くできていた。
たぶんジョブズも余分なカットが多い退屈でつまらないビデオを見せられることにうんざりしていた一人なのだろう。
いつの間にか紫陽花の背丈が軒下位まで伸びてしまっていた。花が終わったら根元からバッサリ剪定しないといけない。物臭な住人の元にある庭木は構われないせいか、グレてしまう傾向があるようだ。庭にある落葉松は幼い頃、オヤジに頭を刈られて以来、グレはじめた。私はいまその落葉松を「無法松」とよんでいる。或いは見方によってはキュビズムの影響を受けていた頃のモンドリアンの絵にも似ているので「モンドリアンの松」ともよんでいる。「無法松」或いは「モンドリアンの松」は、とても人様に見せられるものではないので写真は掲載しません。
ジャングルと化した庭に【ほたるぶくろ】が咲いていた。傍らにはドクダミの可憐な白い花も咲いている。後ろに見える大きな葉は葛、この蔦の部分を晒した繊維で織ったものが葛布、建築では和風の内装クロスとして用いられている。根っ子は葛根湯になると云うことだけど、試したことはない。
と云うことで【C5060WZ】にワイドコンバージョンレンズ【WCON-07C】(35ミリフィルム換算で広角19ミリ)を取り付けることにした。
【C5060WZ】のカタログによる本体重量は430gとなっているが、それにバッテリー等を加えると大体540gとなる。さらにワイドコンバージョンレンズとコンバージョンレンズアダプタを加えると850gになる。流石に1kgを超えることはないが、それなりに重量級である
屋外での試し撮り【C5060WZ+WCON-07C/Wide19mm】
私の仕事机(狭いので通称:Cockpit)MacとWindowsの二系統入力できる液晶モニタに交換し、二つあったCRTを片付け多少は作業スペースができた。
【C5060WZ+WCON-07C/Wide19mm】
尚、露出調整等はしていないプログラムシフトのままである。ワイドコンバージョンレンズは口径が大きく内蔵フラッシュではレンズの影が被写体に投影されてしまう。その為、フラッシュをオフモードにして自然光と室内照明だけで撮影、なるべく一点透視になるようなアングルがレンズの特性を見るに相応しいだろうと、写真を入れ替えた。19ミリワイドコンバージョンレンズの特性として中心が膨らむ紡錘形(或いはエンタシス)になるようである。
可動式の液晶ファインダーは二眼レフや大判一眼レフのように上から見て構図を決めることができ、また身体に密着してホールドできるので手振れしにくい。可動式液晶ファインダーは誠に具合が良い。
追記:その後C-5060-WZは故障しました。(2005.10.31)
オリンパスのCAMEDIA C-5060Wide-Zoomを買った。決め手は27ミリ広角レンズだ。本命対抗としてパナソニックのLUMIX FZ10も最終候補に残っていた。LUMIX FZ10は光学12倍ズーム、手振れ補正、ライカのレンズと魅力的なのだが、オプションで定価33,000円のワイドコンバージョンレンズを付けても28ミリ広角レンズにしかならないのが残念。
C-5060Wide-Zoomはワイドコンバージョンレンズを付けると19ミリ広角レンズまで視野角が広がる。それも魅力的だった。ボディはマグネシウム合金製でしっかりして、ホールド感も良い。これで手振れ補正があれば云うことない。液晶モニタが可動式となっていて、ローアングルやセルフポートレートにも対応、格納時は液晶面を保護するように裏返せるのも良い。
画素数は5.1メガピクセル、ディフォルトの画質モードはHQ、サイズは2592×1944、JEPG高圧縮で約1.3MB のデータ容量となる。32MBのxDピクチャーカードでは25枚撮影可能。同サイズを非圧縮のTIFFで撮影すると約15MBとなり、32MBのxDピクチャーカードでは2枚しか撮影できない。非圧縮でもRAWデータなら約半分の約7.7MBとなるがPhotoshopで読み込むにはプラグインが必要となる。
128MBのxDピクチャーカードでも8480円、256MBで16800円、こうなるとメディアリーダーを取り付けられる新しいiPodが欲しくなるが、このBelkin Media Reader for iPodはxDピクチャーカードには対応していない。しかし、C-5060WZはもう一つコンパクトフラッシュ・カードも使える仕様となっているので心配はない。
サンプルは画像サイズ1280×960の非圧縮TIFFで撮影し、PhotoshopでJEPG高解像モードに変換したもの。
広角27ミリによる撮影(クリックすると拡大)
補正前の画像(クリックすると拡大)
補正後の画像(クリックすると拡大)
広角撮影で画質がよければPhotoshop上で遠近法による変形でアオリ補正しても問題ないことが確認できた。貯まったポイントを利用してワイドコンバージョンレンズを試したいと思う。
追記:その後C-5060-WZは故障しました。(2005.10.31)