と云うことで、サッカー・ワールドカップの勝者はフランスとなりました。残念ながらクロアチアは勝利の女神に見放され、初優勝とはなりませんでした。クロアチアの選手は殆どがクロアチア出身で固められ、僅かにスイス、オーストリア、ボスニア等の周辺諸国の選手がいるだけですが、フランスはピッチ上にいる選手の半数はアフリカ系の選手です。そこで、主要言語がフランス語の国を塗りつぶしてみると、このような結果となりました。
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なんだかんだと、8カ国が残りました。手元にある1998年のワールドカップの年に発行された昭文社の世界地図帳には戦争・紛争、ミリタリーバランス、EU、発展と緊張の東アジア、国際航空路線網、高速列車、F-1グランプリ、サッカーワールドカップ、等々の世界地図情報があり、その1998年のワールドカップ当時の日本のFIFA世界ランキングは9位というもので、何かの計算違いではないかと、誰しも思っており、結果は思っていた通りでした。それから20年、随分成長したものと実感してます。
このメルカトル図法では矢鱈とロシアが大きく見えてしまい、なんだかですが、それ以上に日本を中心に置いた世界地図ではワールドカップの背景も捉えられないのでないか考え、日本を極東に置いた世界地図に改めることにしました。
と云うことで改めてBest-8の世界地図を...。
こうして見ると、西アフリカの対岸にあるブラジルに奴隷市場が設けられていたことや、イギリスとアルゼンチンのフォークランド紛争等、位置関係から理解できます。
そして、サッカーワールドカップが汎大西洋の大会でもあり、アジア・オセアニアの国々はお客さんでしかないことが分かります。
ガヤトリ・スピヴァクの言葉を借りれば『ポストコロニアリズムとは強姦から生まれた子どもだ。』と云うことですが、四年に一度のサッカーワールドカップは彼等にとって理不尽な宗主国である「父殺し」の絶好の機会なのでしょう。一方、抜け目ない宗主国は移民を傭兵に組み込み、父の面子を賭けているようにもみえます。
VISAのポイントで交換した4000mAh のモバイルバッテリー「スリムパワーバンク4000」だ。「日経 xTECH」の記事では「容量:5000mAh以上」がお奨めのようだが、自分の日常的な使い方でバッテリー切れを起こしたことはないので、この程度でもiPhoneにもiPadにも使えるから邪魔には成らないだろう。一応、juice-pack-ultraもあるのだが、これはBOSE QuietComfort20iのジャックがそのままでは届かず、付属の延長ジャックもあるのだが...使い勝手が今一つ...。
因みに、届いた外箱には景品番号があるだけのシンプルなもの、どうやら高島屋の外商部が扱っているらしい。以前はVISAのポイントをiTunesCardとポイント交換していたが、何故か景品のリストから消えていた。