2007年4月14日、法政大学市ヶ谷キャンパスで行われた「デザイン工学部設立記念シンポジウム・デジタルアトラスの可能性を探る」で初めて耳にしたのが、スピーカーとして演壇に立った国土地理院の人による、地理情報を統合した電子国土なる言葉だった。それから既に9年が経ち、地理院地図(電子国土Web)もアップデートを繰り返し、「国土変遷アーカイブ 空中写真閲覧システム」も二年半前に地理院地図に統合され、年代別な空中写真がシームレスに見られるようになった。また「平成28年熊本地震に関する情報」等、自然災害への対応も、地理院地図に反映され、それらはiPad上のFieldAccess2(上記画面)でも見られる。因みにFieldAccessは電子国土功績賞も受賞しているそうで、閲覧できる地図も地理院地図に限らず、産業技術総合研究所 地質図総合センターの配信するシームレス地質図、独立行政法人農業環境技術研究所の配信する歴史的農業環境閲覧システムの迅速測図および東京測量図、gridscapes.netの配信する川だけ地図および川だけ地形地図、株式会社エコリスの配信するエコリス地図タイル植生図、等々、時間軸を加え国土に刻まれた情報を読み取る道具となっている。
地形図を扱うAppとしては、この四月にカシミール3Dに対応した「スーパー地形」もリリースされたが、どちらかと云えば「スーパー地形」はトレッキングや登山にフォーカスしている様に思える。
ちょっと裏山まで散歩、新緑に山桜の花と葉が彩りを添えてます。夏場は緑一色となる雑木林のもこの季節は水彩画の様に微妙な色彩の重なりが愉しめます。
やんごとなき方の墓所から下々の墓所、心を病んでしまった方々の医療施設から、罪を犯してしまった人々の医療施設、ターミナルケアの施設に、老人ホームに介護施設、等々...八王子には他所では快く受入れて戴けない施設が…数多くあります。
此処は市内の桜の名所の中でも近くまで車でアプローチが出来る為か、介護施設のワゴン車に分乗してお年寄りも数多く訪れていました。そんな中、車椅子の後期高齢者の御婦人に『綺麗に咲いているわね、よーく見ておいて下さいね。』と話しかける介護士。