2月17日までの週末のみ高尾の小さなアートスペース・goto.Room 18%で開かれている【the Margin 森へ 冬】の様子です。(iPhone-CameraのPanoramaで撮影)
こちらの3D- imageとは若干異なりますが御了承を...と云うことで私が微力ながら改修に協力した次第です。
昨年8月から始まった東京新聞の【特集・連載】「日米同盟と原発」の第5回は「毒をもって毒を制す」これは正力松太郎の懐刀と言われた柴田秀利の言葉だ。この人物と、この言葉を私が知ったのはYouTubeにアップされていた1994年にNHKが放送した「現代史スクープドキュメント・原発導入のシナリオ 〜冷戦下の対日原子力戦略」からである。私が見たYouTubeの映像はこの二社の申し出によって削除されているが、内容を文字起こししたサイトもあるようだ。この映像は監視人によって直ぐに消されるようだが、こまめに検索すれば見つかるだろう。
東京新聞の特集記事も内容的には特に目新しい情報はないが、きちんと整理されていて貴重な資料であり、ネット上にアーカイブとして誰でも読める状態に公開していることが大切だろう。何れにせよ、大手町や汐留、お台場にあるメディアからは発信されることのない情報である。
柴田秀利の著書・電子版「戦後マスコミ回遊記」より当該部分を引用...まぁ自慢話の類いであるが...如何にメディアを用いて情報操作したかを...延々と綴った文章には...ウンザリさせられる。偉そうな自慢話も戦前は大本営に戦後はGHQとCIAに都合の良いなポチと云うだけで...何だかなと思うのだが。
電子書籍版『戦後マスコミ回遊記』誕生秘話
「ソニー、NYの米本社ビルを売却」だそうだが、マント姿でAT&T bldg.の模型を抱えるフィリップ・ジョンソン氏がNewsweekかThe Timesだかの表紙を飾ったのは既に30年以上昔のことだろうか...それにしてもWikipediaには「ゲイの人物」にカテゴリーされ、もはやフィリップ・ジョンソンがゲイであったことは建築系やアート系に限らず一般にも周知のこととされているようだ。ふーむ、時代は変わるのだ。
14日の積雪で庭のハナミズキの枝が折れてしまった。常緑樹の椿や月桂樹は雪が積もり始めた段階で、枝が折れないよう雪落としをしたが、まさか落葉樹のハナミズキの枝が折れるとは思わなかった。まぁ、それだけ湿って重たい雪だったようだ。そんな、こんなで14日は雨が雪に変わる前に買い物を済ませ、雪から小雨に変わった夕方6時すぎに家の前の道路と駐車場の雪掻きをざっと済ませたが、昨日は昼過ぎに谷戸地形で日陰で人家に面してないアイスバーンと化した道路をアバウトに除雪(前のエントリーの写真から想像してください。)...今朝の体重は前日よりも0.6kg減...御蔭でメタボ予備軍脱出か...。
...と云うことで、年が明けまして、今年も宜しくお願いします。
3Dで竹製の蛇の玩具を作ろうかなと思っていましたが...適当な資料が見つからず...さりとて玩具屋に探しに行く時間もなく、既存の絵を拝借して手抜きの年賀状を作ろうと、思いついたのがこの絵...昨年暮にEテレでサン=テグジュペリの此の本が取上げられていましたが、「絆」と「自己犠牲」に着地点を見出そうとする番組編集に???を感じたからです。3.11以降、矢鱈と声高に「絆」が連呼され...その上、「自己犠牲」ときて、憲法改正を目論む政党への政権交代ですから...心穏やかでは居られません。
さて著作権が切れたサン=テグジュペリの「星の王子様」は大久保ゆうによる新訳がCreative Commons License.に基づきパブリックドメインとして青空文庫に「あのときの王子くん」のタイトルで公開されていますので。著名な岩波書店版の内藤濯氏の翻訳と比べてみるのも一興かとも思います。私も2005年に著作権が切れた時、池澤夏樹の新訳を買った憶えがある筈なのですが、乱雑にしたままの書棚を探さないと...です。兎も角、誰かの感想を鵜呑みにして「思考停止」に陥らないように...気をつけたいものです。それはサン=テグジュペリが望んだこととは真逆でしょうね。