雄山閣出版の生活史叢書は全34巻発行されているらしいが、出版社に残っているのは第34巻と第11巻だけの様だ。と云うことで両国の旧国技館跡に『パイノパイ 添田知道を演歌する』を聴いてから、もう少し演歌師について詳しく知りたいと思いAmazonで古書の『演歌師の生活 (生活史叢書14)』を買ったのであるが、巻末の出版案内に並んでいる『生活史叢書』シリーズの「歴史の表面に現れない庶民の生活を主体に人間生活の実態を浮彫りとし歴史研究の隙間を埋める。」と云う主旨と「武士、忍者、てきや、やくざ、御目付、遊女、大奥、幕末志士、与力・同心・目明し、下級武士、町人、御家人、浅草オペラ、演歌師、廓、刀鍛冶、足軽、砲術家、行商人、流人、非人、落語家、包丁人、部落民、旅芝居、無宿人、金銀細工師、浪曲家、兵法者、たいこもち(幇間)、禅僧、江戸っ子」等々にフォーカスしたタイトルが興味深く、取り敢えず上記の古書も手に入れたのである。
Posted by S.Igarashi at August 16, 2014 10:37 AM