「戦後腹ぺこ時代のシャッター音」と「復刻版 岩波写真文庫・赤瀬川原平セレクション」は6年前に手を入れたが、岩波写真文庫の全容を見る良い機会なので、昨日午後、岩波写真文庫の写真原版も展示されている「岩波書店創業百年記念展〈岩波写真文庫〉とその時代」を銀座AppleStoreと道路を挟んだ銀座通り並びにある教文館で見てきた。1950年代に刊行された岩波写真文庫の新風土記シリーズ等はNHKの新日本紀行シリーズに影響を与えているなぁ....と思えたりとか。復刻はされていないが海外ロケによる「アメリカ人」と「アメリカ」も...ベトナムや東西冷戦や公民権運動で疲弊する前の...米国の良き一面が見られるが...果たして敗戦国の取材人が自由に動き回れたかは...どうなのだろう。とか...色々と考えさせられる展示でもある。