台所で洗い物をしながら窓の外に目をやると、件の女郎蜘蛛が、罠に掛かった獲物にスルスルと近寄り捕捉した。ん、コリアンダー!とよく見ると女郎蜘蛛に捕食される生贄はカメムシであった。『蓼食う虫も好き好き』とは言うけど、カメムシを食べるとは相当な悪食である。
女郎蜘蛛の真上では、雄がおこぼれを頂戴しようと物欲しそうにしている様に見えるのが、なんとも...情けない。
そして、数時間後に様子を見るとカメムシは既に干からび縮んでいた。女郎蜘蛛はカメムシの体液を吸い取っていたのだ。ん〜む 、恐ろしや。
確かに、W.W.W.がそのものズバリですね。
日本の蜘蛛の陣十郎は盗人、アメリカのスパイダーマンはヒーロー、陰と陽の違いで、子供受けするのはスパイダーマンに軍配ですね。
それにしてもその表紙(写真or絵)を言葉にすると如何にもソムリエがワインを語る様な表現になりますね。
そういえば、日本画の堀文子が庭の蜘蛛の巣にスプレーで霧を吹いて、絵に描いてました。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2007/0916/index.html
蜘蛛や蜘蛛の巣に、あまり良いイメージを持っていない私ですが、場合によってはとくに蜘蛛の巣を「繊細な構造体」の隠喩としていたりしますね。文化圏によるのかなぁ。
むかしC言語のアルゴリズム入門の本の表紙が、「ラベンダー畑の、朝露に濡れた蜘蛛の巣」でした。
やるなぁ。
と思いました。
Posted by: まさぽん at November 17, 2007 01:16 PM