November 10, 2007

a spider


台所の窓先に巣を張るジョロウグモが産卵に備えてか、ここ数週間で見る見る大きくなってきた。蜘蛛と云う奴はやたらと庭に巣を張り巡らせ迷惑な存在なのであるが、小学二年生の時に芥川龍之介の蜘蛛の糸の話を聴かされて以来、ちょっと殺生するのを躊躇う存在でもある。しかし、庭で顔面を蜘蛛の巣の餌食にされた日には仏心も何処へやら、殺虫剤を片手に大魔王に変身する私なのである。

因みにジョロウグモは雌雄で体の大きさがこんなに違います。俗に女房の方が大きい夫婦を「蚤の夫婦」と言いますけれど、実際に「蚤のつがい」を見た事はありませんが、女郎蜘蛛は「蚤の夫婦」に匹敵する生物でしょう。『雌は最大25ミリメートル、雄は約7ミリメートル。歩脚は黒地で、腿・脛に黄輪を有する。腹背は黄地に3本の緑青色の横帯があり、側面後方に紅斑を有する。(広辞苑第五版)』


Posted by S.Igarashi at November 10, 2007 10:30 AM | トラックバック
コメント

ひえ〜^^、「実録版蜘蛛の糸・女郎蜘蛛の復讐」なんて夢でうなされそうだ。(・・;)
脅かさないで、 yukiりん。
恐ろしゅうて恐ろしゅうて、寝るのが怖いわ、饅頭怖いわ、お茶も怖いわ、、、。

Posted by: iGa at November 13, 2007 01:26 AM

ひぃ〜。蜘蛛は大の苦手で、怖くて殺すこともできません。
この女郎蜘蛛さん、黒と黄色がキレイに入っていて工事現場が似合いそうですね。
今晩あたり工事現場の明かりを灯してiGaさんの枕元に化けて出てくると思いますわよ。ひえ〜^^

Posted by: yukiりん at November 12, 2007 03:39 PM

neonさん、どうもです。
(`_´)こんな顔になってるのか、それとも表情を変えずにクールにプシューと、、、してるのか、どうなんでしょう。
父は家の中に入ってきた虫や蝿でも窓を開けて逃がしてあげる人でした。
母はそんな父を「まったく、男のくせに虫も殺せずだらしないんだから。」と言ってました。
私は、そんな父母の両方の遺伝子を持っているようです。

Posted by: iGa at November 12, 2007 12:17 AM

おやさしいiGaさまが復讐に燃える大魔王に変身する様を、この目で見とうございます〜(笑)。

Posted by: neon at November 11, 2007 07:48 PM