June 03, 2007

Tokyo Mid"down"town

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昨日は中浦和で風信子荘の見学会を済ませてから六本木ヒルズにル・コルビュジエ展を見に行った。六本木まで来たついでに昨年は工事中の為アースダイビング@江戸東京地下水脈の際、立ち寄ることが出来なかった最終目的地の桧町公園がどうなったのか確認すべく"Tokyo Midtown"まで足を伸ばした。桧町公園は嘗ての面影は残されておらず、自然を模倣した日本庭園風に生まれ変わっていた。後、数十年もすれば自然の恢復力で風景も落ち着くだろう、、、が。

ミッドタウンガーデンに面したT.A.氏設計によるミュージアムの裏側に抜けると、防衛庁があった頃は高い塀に囲われ、人目に晒されることのなかった隣接地の谷戸の風景が広がる。ミュージアムは谷戸の風景を人目から遠ざける衝立の役目をしていたのだ。それにしてもサカクラハウスの奥にこんな風景があるとは気付かなかった。江戸東京の複雑な微地形が上流と下流を隣人にしてしまうのである。外苑東通りから、サカクラハウスに向かう路地の途中には元祖カメラ小僧のアトリエが、設計者はオリンピック開催地を東京都と争った福岡のオリンピック施設を計画したA.I氏である。A.I氏はアトリエをここに構えている訳だが、その目と鼻の先にT.A.氏設計の建物が、うーむ、何か因縁めいて複雑、、。

Posted by S.Igarashi at June 3, 2007 02:39 AM
コメント

ル・コルビュジエ展はどうでしたか、三個の実物大のモデルに興味がありますです。

Posted by: AKi at June 4, 2007 08:13 AM