と云うことで今月の東京人は発刊以来初めての特集・江戸吉原である。鳶福の頭が作成した「吉原今昔図」は一葉記念館で買うかどうするか迷ったが、B5版の見開きに縮小され掲載されている。最後の吉原芸者・みな子姐さんの話は「吉原御免状ミニダイブ」でお遇いした、あの御婦人のお話を思いだす。小沢昭一と竹内誠の対談「悪所が生んだ粋と意気」を読んでも、吉原の大門の向きは気になっても私のように都市を俯瞰的に見たり、治水や鬼門からの発想はしないようである。兎も角、図版も豊富で江戸吉原を知るにはお誂え向きの雑誌である。(但し浮世絵は修正が施されているので過度な期待はせぬように。)
追記:昨年12月22日のLOVEGARDEN・酒と女は二合まで !?に写っているのが上記の吉原芸者・みな子姐さんと、yukiりんさんが教えてくれました。
どうも、yukiりん姐さん、いらっしゃいまし。
そうですか「とも」さんで、あの方、みな子姐さんが、
そうそう、みな子姐さん、東京人のインタビューでも「まだまだ先は長いですね。」に答えて。
『でもさ、「美人薄命」って言うでしょ。だから心配してんのよ。(笑)』と仰ってます。
あたしゃ「美人薄命」って「美人穿くめぇ」って思い込んでました。だから、日本橋白木屋の火事で犠牲者が多かったんだとか、、、んなことない、落語のガセネタか、、、(^_^;)
ミニダイブでお遇いした旧浅草東町の御婦人も「芸者と言えるのは吉原芸者だけ、他は芸者衆って言うの。」って言ってましたが、みな子姐さんも吉原芸者は芸一筋で生きるものと、と同じことを言ってますね。
こんにちは!昨日チラリと本屋さんで立ち読みしてしまいましたが真ん中頁、見開き2ページにわたり88歳のお方(お名前はみや子さんだったかな〜)のインタビューがありましたでしょ。「とも」さんで幇間芸の時に地方さんをやってくださったお方はあのお方でしたのですよ!
http://lovegarden.exblog.jp/d2006-12-22
それにしても若い頃のお写真、美しかったですよね。ワタクシは直接お会いしていませんが「今だ売れっ子で忙しい、美人薄命というからいつまで生きられるかわからないわ〜」と言ってらっしゃったとか…。
Posted by: yukiりん at February 5, 2007 12:27 PM