April 15, 2006

東京の地理がわかる事典

東京の地理がわかる事典 鈴木 理生 (編著)日本実業出版社
江戸の川・東京の川の著者・鈴木 理生氏による本書は江戸から東京の地理とそれらに纏る都市の歴史について手軽に読めるように見開き2頁に一つのエピソードがまとめられている。内容的には軽めの蘊蓄系雑学大全にシフトしているが、これ一冊で東京の地理がわかる事典と云える。東京の地理に興味を抱いているが10+1 No.42 特集/グラウンディングの内容では敷居が高いと思われる人はこの一冊を手始めに読むと良いかも知れない。

内容
第1章 江戸以前の東京はどんなだったのか
第2章 東京の地形の基礎知識
第3章 現代につながる江戸のインフラ
第4章 江戸の「町」から東京の「街」へ
第5章 急変していく東京の区画と範囲
第6章 近代東京はこうしてできた
第7章 東京の発展を支えた交通網
第8章 雑学でみる江戸・東京の地理

Posted by S.Igarashi at April 15, 2006 01:42 AM
コメント

おくればせながら
私も注文してきました。

Posted by: fuRu at April 19, 2006 06:15 PM

新品同様ですか、それはお買い得ですね。

Posted by: iGa at April 19, 2006 05:22 PM

きました。まったくの新品そのものという感じですよ。
皆様のご紹介通り、勉強になります。

Posted by: AKi at April 19, 2006 07:53 AM

iGaさん、皆さん、こんばんは。
私も早速購入することにします。

Posted by: わきた・けんいち at April 15, 2006 09:12 PM

まいど、どうも。

Posted by: iGa at April 15, 2006 05:55 PM

「体裁が今一つ垢抜けない」そうなので、まぁ、新本でなくてもいいかと思い、こちらから、ユーズド商品290-円也を注文させていただきました。

Posted by: AKi at April 15, 2006 05:04 PM

>体裁が今一つ垢抜けない
同感です。実に、そう思います。

Posted by: masa at April 15, 2006 01:57 PM

masaさん、どうも、
「江戸の川・東京の川」に頂いたコメントでmasaさんの愛読書だと気付いてました。(^_^;)
文章は学者の書いた専門的な内容を編集者が一般向けに分かりやすい表現に手直ししているようですね。一つのトピックを1頁乃至は2頁に要約して書くのは研究者にとっても学術書と違って結構難しい作業だったと思いますね。あまり専門的にならずに、且つ内容は質を落とさず、トリビア的なエンターテイメントも加味していると云うことでしょうか。「地べたで再発見!東京の凸凹地図」と併せてアダイ必読書ですね。
いつもながら日本実業出版社の作る本は体裁が今一つ垢抜けないと云う点で損してるかも。

Posted by: iGa at April 15, 2006 10:32 AM

なんと…宮本常一さんエントリーにつづき、こんどは鈴木理生さんですか〜。この本、実は、内容はけっこう高度だと思いますが、達人が縁台でかみ砕いて語っているような記述で、楽しく読ませてくれますね。発刊されてすぐに入手した本ですが、こいつはこれから先も手放せません。

Posted by: masa at April 15, 2006 04:49 AM